バージョン 0.29 0.29
英語版 CrawlWiki の記事「0.29」(対象の版の記載なし、2023-11-26 版)の翻訳です。原文の著者は編集履歴をご覧ください。
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この記事は Crawl の過去のリリースについてのものだ。最新版を含むほかのバージョンについては、Stone Soup のバージョンの一覧を参照。
0.29 は Dungeon Crawl Stone Soup のバージョンの一つで、2022年8月25日にリリースされた。
主な変更
- 新しい種族メテオラン。強いが、時間に厳しく追い立てられる。
- 射撃武器が大きく作り直され、すっきりした。
- 死霊術とキクバークッグァが全面的に見直され、強くなった。
- 多くの職業が、序盤の厄介な場面を切り抜けるための消耗品を余分に持って始まるようになった。
- アビスが深くなり、見返りも大きくなった。
分岐・環境
- アビスが作り直された。
- アビスでも再び信仰心と経験値が得られるようになった。
- 深淵のルーンが生成されると、そのことが告げられ、マップにも表示されるようになった。
- 飾りの地形「ルーンの灯」が新しく加わり、ルーンが近くにあることを示すようになった。
- アビスは7階まであるようになった。アビス:5 より深いところでは、危険な敵が絶え間なく押し寄せてくる。
- どんな手段でアビスに入っても、それまでに到達したアビスのいちばん深い階以上の深さに送られるようになった。
- 迷宮の縦穴は、なるべくプレイヤーをモンスターの視界の中に直接落とさないようになった。
- 初めて下りる階段とハッチは、1階につき1つだけでなく、すべて素早く下りられるようになった。
- 獣の棲み処は5階になった(以前は6階)。
- 迷宮の通常の出現からゾンビとスケルトンが外された。
- 諸宗派の寺院の祭壇の数は6〜21になった。ごくまれに、寺院の神の祭壇が0、1、22個という珍しい寺院が出ることもある。
- ゾットの時計がプレイヤーを即死させるのは、極端にひどく衰弱しているときだけになった。それ以外のときは、とても重い衰弱を与えて時計を戻す。
- 「地獄の効果」のイベントは、時間ごとではなく、階に入ったときに起きるようになった。
キャラクター
- 新しい種族: メテオラン。人の姿をとって地上に落ちてきた星。特徴は次のとおり。
- 能力値が高く、スキルの適性もとても高い。
- 探索による回復。まだ見ていない場所を目にすると HP と MP が回復する。
- 周りの迷宮のマップがひとりでにわかる。
- 闇に追われている。ゾットに捕まるまでの猶予は、1階につき(通常の6,000ターンではなく)600ターンしかない。
- 多くの職業が、新しい消耗品を持って始まるようになった。
- 魔術師系の職業はどれも、魔力の薬を1本持って始まるようになった。
- 闘士は、初期装備に投擲武器(ジャベリン、大岩、ブーメランのどれか)が1つ加わった。
- 修行僧はアンブロシアの薬を持って始まる。
- 狩人は焼き討ちの巻物をもらえる。
- 山賊は、毒のダーツとクラーレ毒のダーツを1本ずつ余分にもらえる。
- 混沌の騎士は、ゾムのチェス盤の駒を1つ持って始まる。
- 発動術師は、チェス盤の駒の代わりに吹雪のワンドを充填5回分持つ。
- 放浪者は、ランダムな薬か巻物を1つ余分にもらえる。
- 深淵の騎士は、信仰心が高い状態で、アビスの出口の上に立って始まるようになった。
- 変成術師は樹木化の薬を持って始まる。
- 転位術師は離散のブーメランが2本増えた(全部で7本)。
- 呪術師は、透明化の薬を2本目として持って始まる。
- 射撃武器のスキルと、それを使う職業の始め方がすっきりした(下の「アイテム」も参照)。
- 弓、クロスボウ、スリングのスキルが、一つの射撃武器(RangedCombat)スキルにまとめられた。ほとんどの種族で、適性は以前の射撃系の適性のうちいちばん良いものと同じになっている。
- 狩人は必ずショートボウを持って始まり、ショートソードは持たなくなった。器用が高くなり、腕力と知力は低くなった。
- 秘術の射手は必ず +1 のスリングを持って始まる。
- 死人使いは、スケルトンの造成と苦痛の代わりに、新しい呪文の壊死を覚えて始まるようになった。
- いくつかの種族が調整された。
- 水棲の民の長柄武器の適性が +3 に下がり、長剣の適性が +2 に上がった。
- ミイラが死霊術の強化を得るのは XL 3 と 13 になった。
- 悪魔の血族の悪魔の接触のダメージが2倍になった。
- フォーミシッドの基本の器用が3上がった。
- フォーミシッドが再び巨大棍棒(と釘つき巨大棍棒)を構えられるようになった。
- パレントンガの基本の腕力が2上がり、転がり攻撃の騒音が3分の1に減った。
- スプリガンはトリプルクロスボウを構えられなくなった。
- いくつかの変異が調整された。
- 能力値を上げる変異は、主な能力値を +2 するだけではなく、主な能力値を +4、残りの二つを -1 するようになった。
- 巻物×と薬×の変異は、悪い変異の候補に入る通常の2段階の変異になった。ルーの犠牲は2段階目にあたる。
- 不随意瞬間移動と発作的バーサークは2段階の変異に減らされた。
- 闇ドワーフが削除された。
神
- キクバークッグァが全面的に見直された。
- 死体の配達(Corpse Delivery)が削除され、亡者の掘り起こしに置き換えられた。こちらは、麻痺していて HP 1、意志力 0 で、数ターンで死ぬモンスターを呼び出す。死霊術の餌というわけだ。
- 拷問に死体の生贄が要らなくなった。
- 苦痛のブランドを射撃武器にもつけられるようになった。
- ルゴヌの空間の歪曲が調整された。ダメージを与えなくなり、モンスターを行き先から引き離すように瞬間移動させるのがうまくなった。
- ウスカヤーは、敵の召喚物にダメージを与えたときにも信仰心をくれるようになった。
- ルーの経験の犠牲で失う XL が1つになった(以前は2つ)。
- ルーのいろいろな犠牲(経験の犠牲も含む)で得られる信仰心の量が調整された。
インターフェースとオプション
- メニューのよく使う操作は `CMD_MENU_...` のコマンドに割り当てられ、`bindkey` のオプションで割り当て直せるようになった(ローカルのタイル版とコンソール版のみ)。
- キーを割り当て直すときのキーコードが、どのビルドでも同じになった。
- キーの割り当て、マクロ、キーマップで、多くの特殊キーを人が読める名前で指定できるようになった(例: "F1"、テンキーの `.` なら "NP." など)。
- どのビルドでも、テンキーのキーを別に割り当てられるようになった。
- 個々のメニューが改良された。
- `F`(射撃)のメニューで、狙いをつけて使うアイテムなら何でも選べるようになった。恐慌の巻物のように、デフォルトでは照準が出ないものの、照準があると役に立つアイテムも含まれる。
- アイテムを装備したり使ったりするメニューで、アイテムの種類を切り替えられるようになった。
- アイテムを並べるメニューや、項目の説明を見られるメニューの多くで、`'` キーか右クリック(タイル版のみ)を使えば、メニューのモードを変えずに項目の説明を見られるようになった。
- 所持品の画面でアイテムの種類のホットキーを押すと、選択ではなくスクロールするようになった。
- 射撃の `*` メニューは、投げ捨てるアイテムを選ぶのに使うようになった。
- 分岐の概観のメニューに、ゾットの時計の残りが少ないときはその値が出るようになった。
- `tile_sidebar_pixels` オプション: ローカルのタイル版で、サイドバーのアイコンの大きさを変えられる。
アイテム
- 射撃武器がすっきりした(上の「キャラクター」も参照)。
- 射撃武器は矢弾を使わなくなった。
- 射撃武器の攻撃のディレイが、防具のペナルティで増えるようになった。
- 棒スリングが削除された。狩猟用スリングはスリングに改名された。
- 射撃武器の性能が全体的に調整された。特に、ハンドクロスボウはずっと出にくく、ずっと強くなった。
- 射撃武器はすべて射撃武器(Ranged Combat)スキルを使う。
- 射撃武器、長剣、短剣のダメージは、腕力ではなく器用に応じて増えるようになった。
- 新しい仕組み: 「代替アイテム」。いくつかのアイテムの種類が「組」にまとめられ、1回のゲームでは各組から1種類しか生成されない。職業の初期アイテムはこの制限を受けない。
- 新しいアイテム: 蝶の巻物。蝶の大群を呼び出す。煙幕の巻物と入れ替わりで出る。
- 新しいワンド: 光のワンド。目をくらませる光の矢を放ってダメージを与え、当たった相手を盲目にする。強酸のワンド、水銀のワンドと入れ替わりで出る。
- 新しいワンド: 水銀のワンド。水銀の矢を放ち、当たった相手にかかっている魔法の効果を打ち消す。強酸のワンド、光のワンドと入れ替わりで出る。
- 新しいワンド: 根縛りのワンド。3x3 の範囲に根を放ち、範囲内の敵を締めつける。吹雪のワンドと入れ替わりで出る。
- 金縛りのワンドは、魅了のワンドと入れ替わりで出るようになった。
- 新しいアイテム: 毒の巻物。読むと、画面の中の空いているマスすべてが10〜20ターンのあいだ毒の雲で満たされる。
- 新しい固定アーティファクト:
- +8 のトリシューラ『断罪』 {holy, Anguish Fly rN+}。当たった相手に4〜8ターンの苦悩を与え、ダメージを与えるたびに自分もダメージを受けるようにする。
- +3 の山岳のブーツ {steadfast, rC+}。物理的な手段(踏みつけ、縦穴、銛など)でプレイヤーが意に反して動かされるのを防ぐ。
- 新しい固定アーティファクト: +5 のロッホアバーアックス。届く範囲にいる敵すべてをまとめて薙ぎ払う。プレイヤーの長柄武器と斧のスキルのうち、高いほうを使う。
- アイテムの見た目を、ヴォールトごとに定義し直せるようになった。ユイフは再びハンマー(名前を変えたメイス)を持つようになった。シグムンドと切り裂きの悪魔の大鎌は、名前を変えたハルバードになった。
- MP を増やすアイテムは、外したときに MP を減らすようになった。
- 石は投げると必ず壊れるようになった。
- 固定アーティファクトの調整:
- 番人のグレイブが +5 に下がった。
- アーバレスト『地獄の鉄槌』の爆発のダメージが 2d14 になった(以前は 3d14)。
- ジャイルとギンブルが +12 に上がった。
- 木こりの斧がバトルアックスになった。
- 生命力の護符が Regen と RegenMP を2つずつ与えるようになり、邪悪なアイテムになった。
- 聖なる御言葉の巻物が削除された。
モンスター
- 新しいユニーク:
- 悪魔的なる毒殺者アマイモン。毒を操る悪魔の血族のユニークで、オレンジデーモンの群れを連れて迷宮の中ほど、獣の棲み処の浅い階、オークの坑道:1 に出る。
- 雷鳴のロドゥル。宝物庫の外を見回るために送り込まれた鉄縛の雷巨人。迷宮の深い階に、仲間のオーガの群れを連れて出る。
- シェザを求める者ゼナータ。宙を舞う武器を呼び出し、共振の一撃を唱える。この呪文は、目標の隣に構造物がいると余分にダメージを与える。値打ちのある武器を構えている。宝物庫:1〜4、エルフの大広間、地下墓地を探し回っている。
- 強大なるパーギット。パルギの「別の時間軸」版で、再生がきわめて速く、魔法のかかったゴールドドラゴンの鱗一式を着ている。深層の深い階とゾットの領域に出る。
- 氷のリッチ、ジョセフィーナ。ジョセフィーヌの「別の時間軸」版で、鬼火の火球に加えて氷塔の崩落を使い、幻像の群れを連れている。深層、ゾットの領域、地下墓地に出る。
- 罰せられしグルン。グルムの「別の時間軸」版のアンデッドで、忘却の猟犬の群れを連れている。深層、地下墓地、ゾットの領域に出る。
- 追放者 Vv。這い寄る霜、噴火、火砕流を使う炎と氷の呪文の使い手。深層、地下墓地、ゾットの領域に出る。
- モンスターの移動のエネルギーにランダムな揺らぎがなくなった。
- 離れていこうとするプレイヤーに、モンスターが 1/3 の確率でただで攻撃できるようになった。ウー・ジアンの武技と猛進ではこれを受けない。また、ついて来られるほど速く動けないモンスターは攻撃できない。
- 新しいモンスター: 星の花。動かない植物で、銛の射撃と、歪曲の効果をもつ間合いの長い近接攻撃を使う。アビスの値打ちのある場所を守っている。
- ノールのシャーマンはノールのブーダに改名され、呪文の組み合わせが新しくなった。
- 動く鎧(animated armour)が飛ぶようになった。
- モンスターが使うワンドの威力が下がった。
呪文
- 死霊術が作り直された。
- 新しい呪文: 壊死(レベル1の死霊術)。以前の苦痛の呪文とまったく同じダメージを与えるうえ、モンスターに短いあいだ続く状態をかける。この状態のモンスターは、死ぬと(骨格があれば)スケルトンとして動き出す。
- 死霊の蘇生が作り直された。唱えてからしばらくのあいだ、死んだ者が威力に応じた確率で味方のゾンビとして起き上がる。ゾンビは、プレイヤーがその階を離れるか、もう一度死霊の蘇生を唱えるまで消えない。
- 幻像は打擲型の呪文になり、抵抗できない状態を与えるようになった。この状態で死んだモンスターからは、威力に応じた数の幻像が生まれる。
- 死体の腐食はレベル4の死霊術/毒/風の呪文になった。唱えてからしばらくのあいだ、死んだモンスターから命取りの瘴気が出ることがある。
- 死の霊媒術は、効いているあいだは唱え直せなくなった。
- 砂の突風は石を弾として使わなくなった。その代わり、唱えるのに普通の呪文の1.5倍の時間がかかる。射程と命中率は上がった。
- 旋風の一撃の、目標の周りの空きマスによるダメージのボーナスが2倍になった。
- 放射の光は、3〜4回唱えると危険な魔力汚染を起こすようになった(以前は4〜5回)。
- 炎の波と焼夷の炎のダメージがおよそ25%増えた。
- オゾクブの瞬間凍結と凍てつく城壁は AC で軽減されるようになったが、ダメージは増えた。瞬間凍結は、ほかの生き物と隣り合っている相手へのダメージが減るようにもなったが、術者に薬×をかけなくなった。
- 呪術の呪文失敗は、効果を打ち消すことはなくなり、プレイヤーを減速させるだけになった。
- 削除された呪文: スケルトンの造成、苦痛、苦痛の傷痕。
タイル
- 一部の変異に絵がついた。
- もっと多くの状態異常(眩暈、rF- など)にアイコンがついた。
- (盾などによって)反射を持つモンスターにアイコンが出るようになった。
- すべての種族に、石像の新しいタイルができた。
- ジンニーとナーガに、新しい別の見た目のタイルがたくさん加わった。
- レルネーのヒドラは、スケルトンにされたときの専用のタイルを持つようになった。
- ボーグンジョルの霊廟とツキマーの工房に、新しい背景の絵がついた。
- ルーンで封印された扉のタイルが、見分けやすいように描き直された。