DZKane's Storm Dwarf
英語版 CrawlWiki の記事「DZKane's Storm Dwarf」(0.34 向け、2026-10-10 版)の翻訳です。原文の著者は編集履歴をご覧ください。
DCSS クァズラルを信仰する山ドワーフの戦士
| 「我こそは迫り来る嵐なり」 |
目次
はじめに
このガイドは、DCSS で勝利を目指すプレイヤーのための指針だ。筆者は DZKane。自分の戦略と、プレイ中になぜそう判断するのかを説明していく。このビルドはエクステンデッドでも通用し、まともに立ち回ればゾットの領域:5もその先も楽にこなせる。いつものことだが、Crawl で一番の脅威は自分の油断だ。それでも、このガイドが自力で勝ち切るための知識と見通しを与えられればと思う。筆者が実際にこれで勝った証拠がこちら。
開始時
まず種族は山ドワーフ(以下 MD)、職業は戦士(以下 Fi)を選ぶ。戦士にするのは、MD がもともと近接戦向きで、戦闘・武器・甲冑・盾のスキル適性が高いからだ。初期武器は斧にする。序盤の近接キャラにとって、斧がいちばん安定して働くと思う。これで迷宮の1階 D1 から、ウォーアックス、バックラー、スケイルメイル、怪力の薬2本を持ってスタートする。 何よりも先に、スキルの訓練を手動にしておく。m を押してから / を押せばいい。次に = でスキル目標を設定する。スキルの上で Enter を押し、目標のスキルレベルを入力する。今回は斧を18、甲冑を18、盾を15にする。これはあとで効いてくるが、当面は斧の上でもう一度 Enter を押して優先度を上げ、画面の + を * に変えておく。甲冑と盾の訓練は切り、戦闘と斧だけを入れておく。こんな感じになるはずだ。
序盤に生き残るうえで一番大事なのは、敵をすばやく倒して、殴られる時間をできるだけ減らすことだ。斧スキルを高く、戦闘スキルをそこそこ上げておけば命中もダメージも十分に伸び、獣の棲み処より手前の敵はたいていあっという間に倒れる。少なくとも序盤は、攻撃こそ最大の防御だ。D1 はかなり楽に抜けられるはずだ。o を押して、敵が出たら Tab を押すだけでいい。まず死なないし、死んだとしてもすぐやり直せる。 ウォーアックスは、迷宮で拾える武器のほとんどより優秀だ。強化値のついた別のウォーアックスかブロードアックス以外とは持ち替えないこと。ハンドアックスは見た目以上に弱い。初期のウォーアックスを上回るには +5 以上の強化値が要る。ブランドつきのハンドアックスを早めに拾えば D1〜D7 では役に立つが、その先ではすぐに力不足になる。個人的には、ブロードアックスを見つけてもスキルが12くらいになるまでは持ち替えないほうがいいと思う。ブロードアックスはとても強いが、スキルが足りないうちはいくらか命中が悪い。 もう一つ、\ で自動拾いの設定を開いて、ダーツを拾うようにしておく。ダーツは序盤から中盤にかけて役に立ち、投擲スキルがなくても気軽に使える。投擲を2にしておけば命中率と状態異常が入る確率が上がるが、必須ではない。 一方で、迷宮で見つけた重い防具や盾は、スキルに関係なく身に着けるべきだ。鎖かたびらは初期の防具より上だし、プレートアーマーならなおいい。プレートアーマーが着られるなら着よう。強化値が十分に高ければ、+0 のプレートアーマーや鎖かたびらより良い防具もある。AC の値を見て、上がるなら良品だ。耐性目当てでレザーアーマーやローブを着てはいけない。AC が下がるのに見合わないし、序盤の弱点は拾った指輪や薬で補うほうがいい。盾は見つかった中で一番良いものを着ける。序盤に良い盾が出ることはめったにないが、早めにカイトシールドやタワーシールドが手に入れば守りがぐっと固くなる。甲冑と盾の訓練を早くから始めたくなっても我慢すること。攻撃力が十分になってから上げる。躱し身は訓練しない。このビルドにとっては経験値の無駄でしかない。重い鎧を着るうえ、躱し身の適性は -3 だ。守りはすべて AC と SH でまかなう。回避は躱し身の指輪やアーティファクトについてくることはあっても、狙って伸ばすものではない。隠密も関係ない。いずれクァズラルを信仰するが、その常時効果がとんでもない騒音を立てるので、ほぼすべての生き物にこちらの居場所がばれる。それでかまわない。最終的には、よほどの強敵でなければ脅威にならないほど強くなる。
序盤
ここでは獣の棲み処に入る前までを序盤と呼ぶ。諸宗派の寺院に着いて神を決めるまでを序盤とする人が多いだろうが、目当ての神が迷宮の D3〜D10 のどこかに単独の祭壇として現れることもある。狙うのは嵐を呼ぶ者『クァズラル』だ。代わりはない。寂れた祭壇(faded altar)に惹かれるかもしれないが、あれはランダムな神が出るので、候補にクァズラルがいたとしても賭ける価値はない。クァズラルはこの戦略の要で、ゲーム全体を通して頼りになる。魔力の武器の巻物と武器強化の巻物は、あとで手に入るブロードアックスのために取っておきたい。防具強化の巻物は必要に応じて補助防具に使ってかまわないが、それ以外はあとで手に入るタワーシールドとアーティファクトの胴鎧のために取っておくといい。
攻略順
おすすめの攻略順は、D1〜D11、獣の棲み処、D12、オークの坑道、D13〜D15、S 分岐(浅瀬・沼・蜘蛛の穴ぐら・蛇穴)の片方を3層まで、もう片方の S 分岐を3層まで、それぞれの S 分岐の4層、rElec と rF があればエルフの大広間を2層まで(3層には行かない)、宝物庫1〜4層だ。深層を終えたら、その時点で耐性と強さが十分かを見て、3つ目のルーンを宝物庫:5 で取るかスライムの穴ぐらで取るかを決める。このビルドならどちらでも楽にこなせるはずだ。
戦術
迷宮の進め方の全体像がつかめたところで、ここからは D1〜D11 について具体的に話す。プレイヤーの死の多くは、ここで乱数の巡りの悪さによって起きる。もっと先での死は、たいてい判断ミスが原因だ。この段階では薬も巻物も未鑑定で、スキルも低く、戦闘を切り抜ける手段も全体に乏しい。だからこそ、まずい戦い(敵が多い、赤く縁取られた敵がいる、あるいはその両方)からは離れたほうがいいことが多い。そうなったら次の階へ行こう。たいていそちらのほうが楽な戦いになる。戦えると思ったなら、消耗品は早めに使う。怪力の薬があれば、敵の群れを切り伏せたり、強敵を数回振るだけで倒したりできる。これは最初から鑑定済みだ。ほかに役立つ薬は、スピードの薬、狂戦士の薬、治療の薬、怪我の治療の薬、耐性の薬、悟りの薬だ。それぞれ得意な場面が違う。スピードは逃げるにも戦うにも使える。狂戦士は HP が満タンで、敵が近接の間合いか1歩手前にいるときに使う。治療の薬は混乱と毒を消すので、序盤は命拾いにつながる。怪我の治療は HP を約25回復する。序盤はとても強力だが、すぐに見劣りするようになる。耐性の薬は、危険な元素系の呪文使いや大量の幻像と戦うとき、あるいは火山や氷の洞穴といった寄り道に入るときのために取っておく。悟りの薬は飛行と意志力の上昇をもたらす。通れない地形の上から敵を引き撃ちしたいときや、アビスへの追放を避けたいときに便利だ。名前つきの敵や見慣れない敵は、何を唱えてくるか必ず調べておくこと。
巻物もかなり役に立つ。鑑定の巻物を使えば、それぞれの効果が分かる。まずは薬に使おう。突然変異の薬と密造酒の薬を見つけるまでは、薬を未鑑定のまま飲まないこと。この2つが「ハズレ」の薬だ。それ以外は、ピンチのときに試し飲みしても何とかなるし、命拾いにつながることもある。恐慌、瞬間移動、テレポートの巻物は、序盤の逃げ手段として優秀だ。テレポートは、飛んだ先が悪くても死なずに済むよう、早めに読むこと。焼き討ちの巻物はとても強く、rF があれば大量の敵を一掃できる。毒の巻物を使えば、たいていの敵からは歩いて離れられる。よほど強い敵かアンデッドでもない限り、毒の雲の中には入ってこないからだ。しかもクァズラルの信徒なら雲は効かない。煙幕の巻物はクァズラルの信徒にとってきわめて価値が高い。視界をさえぎるだけでなく、クァズラルの2つ目の能力、精霊召喚と組み合わせれば、強力な大気の精霊を確実に呼び出せる。騒音と拷問の巻物はまったくの役立たずだ。脆弱の巻物は、良い発動アイテムが手に入ったときのために取っておく。金縛りのワンドと脆弱の巻物があれば、序盤に出るほとんどの敵を片付けられる。ただし相手が自前で行動を封じる呪文を持っている場合は気をつけること!
敵は通路に引き込んで1体ずつ相手にする。近づいてくるあいだにダーツを投げて弱らせ、近接でとどめを刺す。階段まで下がって数体ずつ戦い、何体かを上の階に連れていって少しずつ片付ける。これが「階段ダンス」で、序盤には欠かせない戦法だ。いずれは斧特有の薙払いで大群をまとめて切り倒すほうが効率的になるが、序盤は守りが弱すぎて安全にはできない。
序盤に赤い敵を相手にするときのお気に入りは、クラーレ毒のダーツと投げ網の組み合わせだ。両方を当ててから近づいてとどめを刺す。序盤のユニーク、オーガ、双頭のオーガには、おそらくこれが一番安全なやり方だ。金縛りのワンドも、うまく効けば同じことができる。変化のワンドなら敵から危険な武器を取り上げて、戦いやすくできる。ここまでに挙げた戦術を組み合わせて、序盤を生き延びよう。
神
いずれ嵐を呼ぶ者『クァズラル』の祭壇が見つかる。祭壇はこんな見た目だ。
クァズラルを信仰しよう! この神は、こちらの戦い方と相性の良い強力なボーナスや能力をいくつも授けてくれる。あわせて祈祷の訓練を入れ、目標を17にする。神の能力、つまり自然の怒り、精霊召喚、天よりの災禍を使いこなすためにこれが大事だ。自然の怒りは、直接狙った地点に半径1の爆発を起こし、ランダムな属性のダメージと効果を与える。オークの司祭、ヒドラ、ヘリオンのような危険な敵を倒すのに使う。ゲームを通してずっと役に立ち、祈祷が16.7を超えると、より広い範囲に効果が及ぶことがある。ただし使いどころは考えること。クァズラルの能力はかなり信仰心を食うし、ほとんどの敵は斧で倒したほうが効率がいい! 精霊召喚は、周りの雲をもとに精霊をまとめて呼び出す。雲はクァズラルの嵐の盾(storm shield)が勝手に作ってくれるし、煙幕の巻物の煙も数に入る。天よりの災禍は、周囲の敵に自然の怒りをまとめて何発も浴びせる。いわば緊急用の範囲攻撃だ。敵が多い厳しい戦いで使う。嵐の盾こそクァズラルの真骨頂で、このビルドがずっと盾を使う理由でもある。信仰心に応じて SH にボーナスがつき、最大で8になる。盾の +8 強化に匹敵する、かなりのボーナスだ。信仰心が高くなると、クァズラルは飛び道具反発と元素耐性も授けてくれる。このおかげでクァズラルはこのビルドの守りとして非常に優秀で、火・冷気・電撃・物理のどれかの耐性を1段階分浮かせてくれるうえ、飛び道具反発もほぼタダで手に入る。信仰心を高く保つことだけは気をつけよう。能力は本当に必要なときまで取っておき、ほとんどの敵は叩き切って倒すこと。
中盤への移行
ここまでの助言に従って獣の棲み処までたどり着いたなら、おめでとう! ゲームでも指折りの死にやすい区間を抜けたので、ここからは一気に勢いに乗れる。斧スキルが12になり、ウォーアックスの攻撃間隔が 1 aut まで縮んだら、甲冑と盾の訓練を入れる。ここから守りを底上げしていく。重い防具、カイトシールドとタワーシールド、そして花崗岩のタリスマンと死のタリスマンを探しておこう。後ろの2つはあとで重要になる。良い指輪を見つけたら着ける。このビルドでは AC>EV で、序盤の耐性では rPois と rF が一番大事だ。護符は見つけたら次の優先順位で着ける: 反射>再生>守護霊>軽業師>信仰>その他。耐性の良いアーティファクトの護符なら、ただの反射の護符より上かもしれない。そこは自分で判断してほしい。もっと良いものがなければ腕力の指輪でもかまわない。指輪は何でも、着けないよりは着けたほうがいい。災厄(Bane)や ^Contam、^Drain つきの指輪は、よほど良いものでない限り着けないよう気をつけること。マイナスの耐性はできるだけ作らないようにしよう。
上に挙げた順番に従って、獣の棲み処、残りの迷宮、オークの坑道を慎重に戦い抜いていく。注意すべき危険な敵は、オークの魔道士、オーガの魔術師、オークの大司祭のような呪文使いだ。それから、斧に火炎のブランドがついていない限りヒドラとは戦わないこと。ヒドラは神の能力やワンドなどの発動アイテムで倒す。ヒドラさえ死ねば、あとはいつもどおり叩き切ればいい。こういう敵はすばやく片付けないと、行動を封じられたり、召喚された手下に押しつぶされたりする。当然、名前つきの敵や赤く縁取られた敵にも注意を払う。1体ずつ調べて、神の能力や消耗品といった奥の手が必要かどうか判断しよう。ブロードアックスを探しておき、見つけたら強化し、ブランドがなければつけておくこと。
中盤
ここではゾットの領域に入るのに必要なルーンを集め始めるあたりを中盤とする。入るにはルーンが3つ要る。大きな分かれ目は、3つ目のルーンをどこで取るかと、エクステンデッドに進めるキャラかどうかだ。このガイドに従ってきたなら、どちらを選んでもいい。当然、まずは生成されている2つの S 分岐から始める。浅瀬か沼のどちらかと、蜘蛛の穴ぐらか蛇穴のどちらかだ。それぞれの組から1つずつ、ゲームごとにランダムに選ばれて生成される。入口は獣の棲み処のどこかにある。分岐ごとに必要な耐性が違い、それがないとずっと厳しくなる。とはいえ、クァズラルの強力な防御効果、直接狙える爆発、召喚のおかげでどの分岐も楽になる。両方の分岐を3層まで終えるまでは4層に行かないこと。
沼
沼には rPois、rC、rF を持っていこう。ほとんどの生き物が毒を持っているうえ、沼に巣くう湿地の屍骸は冷気の破片を撃ってくる。飛行の指輪があれば、着けておくと水の中にいるときのペナルティがなくなる。ブランドつきのブロードアックスがあれば十分に戦えるはずだ。火炎が望ましいが、ブランドは何でもいい。例外はヒドラで、獣の棲み処ですでに相手をしたかもしれない。幻影の鏡が見つかったら、沼に27本首の『レルネーのヒドラ』がいたときのために取っておき、鏡を使って倒そう。鏡がなければ、手持ちのあらゆるものを使って倒す。火炎のついていない斧で殴るのだけはだめだ。減速させられたらスピードの薬を飲もう。
浅瀬
ここは大量の投擲武器が飛んでくるので、普通はたいていのキャラにとってかなり厳しい場所だ。しかしクァズラルは信仰心さえあれば飛び道具反発を確実に授けてくれるので、飛んでくる物はほぼ無視して敵を切り伏せていける。いろいろな呪文使いがいるので rElec と rC があると良いが、飛び道具反発と高い AC・SH があれば攻略できるはずだ。飛行があれば水のペナルティを避けやすく、マップも歩き回りやすい。
蜘蛛の穴ぐら
蜘蛛の穴ぐらは rCorr、rPois、霊視があると楽になる。蜘蛛の大半は AC と SH を抜いて攻撃を当てることすらできないはずだし、クァズラルの嵐が弱い蜘蛛はほとんど倒してくれる。透明が見えないなら幽体蛾の攻撃に注意して、その場で武器を振ろう。蛾が殴りかかってくるうちに、いずれ倒せる。手に負えなくなったら天よりの災禍を使う。蜘蛛の穴ぐらの敵は HP が低くて EV が高いことが多いので、画面内の敵はほぼ確実に全滅する。
蛇穴
蛇穴は毒を持つ蛇や火を吐く蛇だらけの危険な場所だ。rPois と rF を持っていこう。ここの攻撃は、蛇の毒にしても、蛇がよく持っているトライデントにしても盾で防げるので、ほとんどは防げる。アナコンダに締めつけられて動けなくなるのには注意。一番良いのは、何もかも叩き切るか、画面が敵で埋まっているなら天よりの災禍を使うことだ。煙幕の巻物を読んで精霊召喚を2回使うのも手だ。こちらの騒音のせいで蛇が行列をなしてやって来るので、ときどき上の階に戻って休む必要があるかもしれない。クァズラルはほぼずっと敵をおびき寄せているようなものだが、慎重に戦えば蛇穴は楽に突破できるはずだ。
変身について
さて、さっき気になったかもしれないアイテムを2つ挙げておいた。花崗岩のタリスマンと死のタリスマンだ。これらは変身術スキルを使って変身するアイテムで、能力が強化される代わりに、たいてい装備が体に融合して効果がなくなる。変身術は、訓練していても変身しないうちは生き残る役に立たない。だから生き残るために、まず攻撃、次に守りを鍛える。花崗岩には17、死には26のスキルが要る。花崗岩のタリスマンが早く見つかったら、斧が18になるまで待ってから、ほかのスキルの訓練をすべて切って一気に17まで上げる。それくらい花崗岩は強い。唯一の例外は、すでに優れた鎧が手に入っている場合だ。強化値の高いプレートアーマー、水晶の鎧、ゴールドドラゴンの鱗一式なら、花崗岩より使う価値がある。とはいえ、耐性がまだ穴だらけなら、花崗岩で埋められる。それに、エクステンデッドに行くつもりならどのみちあとで死霊化のために訓練することになるので、花崗岩を使える状態にしておく手間は惜しくない。ついでに言うと、花崗岩の変身(石像)なら S 分岐はさらに楽になる。毒が効かず、rElec がつき、HP と AC が上がり、近接ダメージが +50% される。たいていは斧を一振りするたびに周りの敵が一撃で全滅する。欠点は、移動も含めたすべての行動が約50%遅くなることだ。変身術が17になったら訓練を止め、戦闘、盾、祈祷を入れ直し、発動を5にする。発動はあとで訓練したくなるし、ドワーフは適性が +1 なので投資する意味がある。変身術はあとでさらに上げるが、それは主要なスキルが仕上がってから、つまり戦闘20、甲冑18、盾15、祈祷23になってからだ。
終盤への移行
S 分岐のルーンを2つとも集めたら、いくつか選択肢がある。エルフの大広間1〜2層(3層はあとに回す)と、宝物庫1〜4層(5層もあとに回す)をやっておくのもいい。突然の大ダメージでゲームが終わらないよう耐性はすべて埋めるようにし、rCorr や霊視の指輪を何個か持ち歩いて、必要に応じて付け替えよう。いろいろな分岐やオークの坑道の店で、終盤まで困らないだけの装身具は集まっているはずだ。3つ目のルーンを取りに行く前に、地下墓地と深層を終わらせておく。名前つきでない敵なら、ほぼ o と Tab だけで倒せるくらい強くなっているはずだ。必要なら階段ダンスをする。クァズラルの嵐のせいで、敵はいつもこちらの位置に引き寄せられてくる。
終盤
ここはゲームの最後の区間か、エクステンデッドの始まりのどちらかだ。3つ目と4つ目のルーンを取って、ゾットの領域に備える。このビルドなら宝物庫:5 もスライムの穴ぐらも十分にこなせるはずだ。この頃にはほとんどのスキルがかなり高くなっているはずなので、どれを最初に27まで上げるか決めよう。たぶん戦闘か祈祷になる。どちらも強いし、エクステンデッドに行くならいずれどちらも最大まで上がる。発動を10、15、あるいはそれ以上にするのも考えるといい。水晶の鎧かゴールドドラゴンの鱗一式があるなら、甲冑を23まで上げる。変身術の訓練を再開して26まで上げるが、それ以上は上げない。死霊化は26を超えても何の得もない。「衰弱」の呪文を見つけていたら、呪術を入れてスキルレベル22を目標にする。この呪文は1対1で最も危険な敵を無力化できるので、パンデモニウムの君主、地獄の君主、炎の球体といったいちばん手ごわい相手にとても役立つ。引き続き頭を使い、手持ちの資源を有効に使おう。敵の群れは切り抜けられるが、運の良い敵に何度も当てられたときは、テレポートや瞬間移動が必要になることもある。画面に敵が多すぎて HP が減り始めたら天よりの災禍だ。敵が数体だけになれば、タワーシールドで1ターンに4回防げるので、たいていこちらの守りを破れない。
スライムの穴ぐら
準備ができていれば、このルーンは宝物庫:5 よりやや楽だ。rCorr と rPois があると良いが、花崗岩の変身が使えるなら rCorr だけでいい。スライムの穴ぐらの1層には安全に入れるが、2〜4層は階段がスライムまみれで、『ロイヤルジェリー』が死ぬまで前の階に戻れない。最下層までたどり着けるかよく考えること。1〜4層にはアイテムがないので、どの階も一気に駆け下りる。輝く眼球には注意。魔力汚染をあっという間に危険な水準まで上げて、変異させてくる。自然の怒りで倒すのにちょうどいい標的だ。スライムの穴ぐらの主な敵は『ロイヤルジェリー』で、ダメージを受けるとスライムを生み出す、きわめて危険なボスだ。幸い、クァズラルと巻物を何枚か使えばとても簡単に倒せる。近づいてくるあいだに『ロイヤルジェリー』(TRJ)に自然の怒りを何度か撃ってスライムを生ませ、焼き討ちの巻物を読んでから天よりの災禍を使う。うまくいけば、TRJ を含めて画面内の敵のほとんどが炎の爆発で消し飛ぶ。残りを片付けて、スライムの穴ぐら5層を漁ろう。別の手として、煙幕の巻物を読んで精霊召喚を2回使ってもいい。出てくる10〜20体の大気の精霊が、TRJ も、TRJ が生み出すスライムも、周りにいるものも数ターンで全滅させてくれる。大気の精霊の電撃ダメージでスライムが麻痺することさえある。帰る前に、ルーンとその階の財宝を回収しよう。
宝物庫:5
この階が危険なのは、最下層で待ち伏せしている宝物庫の監視者に閉じ込められかねないことと、階全体に危険な敵がやたら多いことだ。まずは監視者を片付けて、残りを階段ダンスで掃除できるようにする。怪力、スピード、悟り、知性の薬があれば飲んでから階段を下りる。最初の行動をした時点で監視者に閉じ込められる可能性が高いので、戦えるか退くべきかをすぐに判断する。『メナス』が出てきたら、近くにいれば上の階に逃げるか、さもなくば全力で倒す。静寂を唱えてくるし、静寂状態で宝物庫:5 に閉じ込められるのはあまりにも馬鹿らしい死に方だ。焼き討ちの巻物を読んで天よりの災禍を使う。衛兵はみな死ぬか、深手を負うはずだ。もう一度天よりの災禍を使うか、精霊召喚でとどめを刺す。監視者が全滅すれば、階段を使って敵を数体ずつ安全に片付けられる。敵が散らばっていれば煙幕の巻物と精霊召喚を、固まっていれば天よりの災禍を使う。ここで信仰心を使うのをためらう必要はない。このために貯めてきたのだ。すべて倒して敵が中央に向かって来なくなったら、歩き回って残党を片付ける。別のやり方として、最初の衛兵の一団を倒したあとにテレポートの巻物を読み、四隅のどれかに移って少しずつ敵と戦う手もある。階段を上り下りしているあいだは、こちらが動く前にモンスターに殴られることがあるので、階段ダンスより少し安全だと思う。戦利品を楽しんで、ルーンを手に入れよう。それだけの働きはしたのだから。
ゾットの領域
まだ深層を終えていないなら、ここで終わらせてゾットの領域への入口まで行く。3つか4つのルーンで終えるなら、ゾットの1〜5層が実質的に最後の難関になる。そうでなければ、ゾットの領域:5はエクステンデッドのあとに回す。各層には職業つきのドラコニアン、上位のドラゴン、憤怒せる蛾(ほかの敵をバーサークさせる)、さらには「お誂え向きの球体(Orbs of Appropriateness)」がいくつか待ち構えている。どの球体がゲームに出るかは、ctrl-o でダンジョンの概要を開けば分かる。諸宗派の寺院の外にある像で示されているのだ。ほとんどの敵はここまでの戦術で対処できるが、大きな群れは早めに精霊召喚か天よりの災禍で弱らせること。炎の球体とは全力で戦う。強化を使い、「衰弱」を唱え、できるだけ早く倒すこと。rF+++ が推奨で、最低でも rF++ は欲しい。変異は気にせず、とにかく速く倒すことだけに集中する。炎の球体がいなくなったら、突然変異の薬を飲んで、マイナスの元素耐性、不随意瞬間移動、発作的バーサークを消すのを試してもいい。炎の球体が全滅する前に消す価値のある変異はほかにない。冬の球体とエントロピーの球体は 0.34 で追加され、必要な耐性が違う。冬の球体には rC+++、エントロピーの球体には rN+++ と rCorr だ。炎の球体と同じく全力で倒そう。ゾットの領域:5のもう一つの大きな問題は果てなきテッセラクトだ。ゾットの領域:5の肺のような形の左右に1つずつ、計2つある。オーブの守護者を倒すと目を覚まし、敵を延々と送り込んでくるので、最優先で倒す。敵をすばやく突破してテッセラクトを倒せば、画面内のすべての敵が眩暈状態になる。1つ倒せば2つとも死ぬ。エクステンデッドに行くつもりで、死霊化が使えるなら、薬で悪い変異をできるだけ消し、以後は変異しないように最後までずっと変身したままでいる。オーブを持っての脱出ができるだけ楽になるよう、ここはすべて片付けておく。エクステンデッドに行くつもりならゾットの領域:5には行かないこと。そうでなければゾットの領域:5からの逃げ道を確保して、オーブを取る。地上まで走って勝利だ! 地上へ走るあいだ、こちらを傷つけられる敵はほとんどいないはずだ。石像に変身していないことだけは確かめておこう。このガイドで勝てたならおめでとう。少なくとも一度勝てたら、続きを読んで、このビルドを15ルーンのエクステンデッドに持っていく方法を見ていこう!
エクステンデッド
エクステンデッドとは、ゲームに勝つための条件を超えて先へ進むことだ。いちばん楽な悪魔の領域であるパンデモニウムに行けるほど強いと感じるなら、たぶんそのまま勝ちに行くこともできる。死のタリスマンが見つかっていないなら、素直に勝ちに行ったほうが楽かもしれない。とはいえ、ここまで来ていて、すでに1勝しているなら、行けるところまで行ってみればいい。 エクステンデッドのおすすめの順番は、パンデモニウム、アビス、ゲヘナ、コキュートス、タルタロス、ディース、最後に太古の霊廟だ。パンデモニウムはランダム性が強いものの、ほかの場所よりは少し楽だ。地獄の中ではディースが群を抜いて難しい。タルタロスは拷問とアンデッドの解呪(遠隔)を使えるモンスターが多いので、慎重にプレイしないとかなり怖い。太古の霊廟は、注意深いプレイと冷静な実行が求められる完全な死の罠だ。とはいえ、ここまで来られたなら、どの場所もおそらく攻略できる。
パンデモニウム
パンデモニウムには、無限に生成される次元のあちこちに5つのルーンが隠れている。そのうち4つは特別な領域にあり、ルーンがあることをはっきり知らせてくれる。そこを離れると、ルーンは永遠に失われる。これらのルーンは、それぞれテーマを持った名前つきのパンデモニウムの君主4体が守っている。その名は『セレボブ』、『ムノレグ』、『ロム・ロボン』、『グロオルクス・ヴロック』だ。最後の悪魔のルーンは、何種類かある固定の領域のどれかにランダムに置かれる。悪魔のルーンは、ある階で取り損ねても別の場所に生成されるので、また見つけられる。パンデモニウムの戦略は、パンデモニウムの君主を見つけ、どんな呪文を持っているか調べて、殺すことだ。死霊化した状態で、相手に「衰弱」をかけていれば、単独でこちらを倒せる悪魔の君主はいないはずだ。呪術を鍛えて「衰弱」を覚えるのはこのためだ。最も危険な敵を事実上骨抜きにして、近接でとどめを刺せるようになる。安全第一で、行動する前によく考えること。クァズラルが勝手に敵をおびき寄せるので、先に進む前に少し待って、ほかに誰も迷い込んでこないことを確かめよう。形勢が悪くなってきたと思ったらテレポートの巻物を使う。天よりの災禍は固まった悪魔に恐ろしいダメージを与えるし、精霊を呼べば一息つける。とはいえ、最も効果的な攻撃は、周囲8体の敵をまとめて斧で薙ぎ払うことだ。この時点で AC は最低40、SH は30以上あるはずだ。そうなればとても打たれ強いし、耐性も最大まで揃っているか、少なくとも火と冷気が2段階はある。死霊化なら rN と rPois がつき、拷問と変異も効かない。残りの耐性は指輪で埋める。装備にまだ穴があれば、パンデモニウムのランダムな装備で埋められる。訓練は必要だと思うものを好きに選べばいい。筆者のおすすめは、戦闘、甲冑と盾、祈祷、発動を27まで上げることだ。この時点なら躱し身も上げる価値があるかもしれない。精神不和の呪文を見つけたら、唱えられるように呪術をさらに上げるのも役に立つが、15ルーンで勝つのにそれ以上必要なものはない。ここで5つのルーンを全部集めたら、迷宮かアビスに通じるポータルを見つけてパンデモニウムを出よう。
地獄
地獄は5つの区域からなる。地獄の入り口、ゲヘナ、コキュートス、タルタロス、ディースだ。地獄の入り口は1階だけで、さまざまな悪魔と、必ずここにいる名前つきの NPC『ゲリュオン』が出る。この時点なら入り口を片付けるのは何の問題もないはずだ。ヘリオンや地獄の番人のように天罰(damnation)を使う敵が出てくるのだけは気をつけよう。入り口を片付けると、それぞれの地獄に通じる門が4つ見つかるはずだ。どの地獄も小さな階が6つ続き、7階目は大きな固定の階で、要塞の中心に悪魔の君主がいる。どの階でも衰弱状態にされることがあるので、小さな階を1つずつ片付けて衰弱を回復していくのがおすすめだ。いざというときは駆け抜けて出てもいいが、地獄の入り口に戻されるうえ、また降りるときに衰弱させられるかもしれない。おすすめは、ゲヘナかコキュートスを先に、次にもう一方、それからタルタロス、最後にディースだ。ゲヘナとコキュートスはとても素直な場所だ。ゲヘナには最低でも rF++、コキュートスには rC++ を用意しておくこと。最後の1段階は、たいていクァズラルの元素耐性が補ってくれる。地獄にはそれぞれ、難しくするための特有の仕組みもある。ゲヘナでは巻物が、コキュートスでは薬が使えず、タルタロスでは意志力が半分になり、ディースでは -8 の腐食を受ける。このため、一般にディースがいちばん危険だ。タルタロスではツィツィミトルを優先して倒そう。死霊化した状態でもそうでなくてもきわめて危険な敵で、強力なアンデッドの解呪(遠隔)の呪文を持つ、数少ない本物の脅威の一つだ。「衰弱」をかけるか、開けた場所で何体にも捕まったら撤退できるようにしておく。アンデッドの解呪を当てるには射線が要るので、煙幕の巻物を読んで精霊を呼んで対処するのも手だ。ディースでは慎重に片付け、地獄の番人の天罰を浴びすぎないようにしよう。-8 の腐食があっても、ほとんどの敵はこちらの守りを抜けない。ほかの耐性をあまり手放さずに済むなら、殺戮や AC を上げる指輪を着けるのも役に立つ。各地獄のユニークのボスは、パンデモニウムの君主と同じやり方で倒す。クァズラルの嵐の騒音で護衛をおびき出し、「衰弱」をかけ、投げ網があれば使い、頭をかち割る。手下をたくさん召喚してくるなら、天よりの災禍で片付けるといい。階を片付け終えていて、ゲヘナでなければ、戦いが悪い方向に転んだときはテレポートの巻物で仕切り直せる。普通は楽に勝てるはずだが、Crawl はときどき別のことを考えている。
太古の霊廟
太古の霊廟は、大きくて厄介な死の罠だ。啓示の巻物を最低1枚、できれば霊廟の各階に1枚ずつ使えるよう3枚は持っておきたい。3枚あるなら、霊廟に入ったらすぐ1枚読み、別の階に入るたびにまた読む。そうでなければ、最後の階のために取っておく。1階では意志力をできるだけ上げておこう。正面を守るスフィンクスにやられずに済む。その後は好みの指輪に付け替えればいい。霊廟には一方通行の階段がいくつもあって、それぞれ別の区域につながっている。ここでは階段ダンスができない。啓示の巻物をこの区間のために取っておくようすすめるのはそのためだ。まず階段を見つけることを優先し、その上でミイラと戦い、押されてきたら上の階に退く。一番近い階段は必ず前の階に戻るもので、遠くにある階段が霊廟の次の区域に通じている。順番は、1階、2階、ピラミッドの壁の中の1階、2階の外壁、そして最後に3階だ。ウシャブティには注意。アンデッドの解呪(遠隔)を使えるので、弱い呪文とはいえ、じわじわ削られる。ただし HP は低いので、祈祷が高ければ自然の怒りで、数が多ければ天よりの災禍で倒せるはずだ。3階まで戦い進んだら、そこで啓示の巻物を読み、近くに転送の罠やゾットの罠がない一番近い階段を探す。ここでミイラの波を迎え撃つ。出し惜しみはなしだ。煙幕の巻物と精霊召喚がここではとても強い。ミイラがなだれ込んでくるあいだ、召喚が続くかぎり精霊が敵を倒し続けてくれる。天よりの災禍は緊急の一掃に使い、押されてきたら上の階に退く。やがてミイラが途切れたら、霊廟をゆっくり漁って最後のルーンを手に入れよう!
ゾットの領域:5
最後の難関はゾットの領域:5だ。地獄とパンデモニウムの君主たちを倒してきたのだから、オーブを持っての脱出でこちらを傷つけられるものはほとんどない。だからこそ、ゴール目前でつまずかないようゾットの領域:5を片付けておく。ここで本当に危険なのは、悪名高い炎の球体か、そのゲームで出た何かの球体くらいだ。「衰弱」をかけ、1体ずつ相手にするようにしよう。とても強いので自然の怒りや天よりの災禍では倒しにくく、直線状の呪文を撃ってきて精霊や召喚した手下をあっさり消し飛ばす。例外は、お誂え向きの球体が5〜6体固まって出てきたときだ。すぐにテレポートの巻物を読んで、1体ずつ「衰弱」をかけるか、運に任せて天よりの災禍を何度か使い、何体か消し飛ぶのを祈る。掘り進むなり、ゾットの領域:5で戦い始めた場所の都合なりで1体ずつ戦えるなら、斧で殴るのがいちばん効果的だ。衰弱状態にされても気にしなくていい。球体を倒せば経験値で取り戻せる。ゾットの領域:5の敵を全部倒したら、オーブを取って地上へ走ろう。G を押し、迷宮を選び、0階を指定すれば、地上まで自動移動できる。邪魔するものは倒す。のんびり地上に戻って勝利だ!

