Majang のヴェフメット信仰のガーゴイルの魔術師の日誌 Majang's Gargoyle Wizard of Vehumet Diary
英語版 CrawlWiki の記事「Majang's Gargoyle Wizard of Vehumet Diary」(0.14 向け、2014-05-30 版)の翻訳です。原文の著者は編集履歴をご覧ください。
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ケルン大聖堂の正面から外されてしまい(あそこではなかなかの人気者だったのだが)、地上の世界で名を上げる機会はなくなった。そこで下へ行って運を試すことにした。迷宮の暮らしには、私はとりわけ向いていると思う。強く殴れる(そして殴り返されても、もっと強い一撃をびくともせずに受け止められる)し、頭もそこそこ切れる。毒はまるで効かないし、電線に触っても大して動じないし、闇の力も人より効きにくい。足りないのは経験だけで、それも長く生き延びさえすれば、ここで道を切り開いて成功できるはずだ。迷宮に入る者には、言い尽くせないほどの富が待っているという話もあれば、言い尽くせないほどの危険と恐怖が待っているという話もある。それなら、下に住みついているモンスターたちにとっての究極の恐怖に、私がなってやろう。やつらの命もそう長くはない!
目次
迷宮:1
この最初の階がいちばんの難所かもしれない。なにしろ今の私は情けないほど弱い。早いところ武器を手に入れなければ。それに、まずどのスキルを鍛えるかも決める必要がある。魔法のスキルはほんの初歩だけ身についているが、これではここで長くは生き延びられない。全力を注ぐのは呪文詠唱と、お粗末きわまりない妖術のスキルだ。
気がつくと、扉の閉まった小さな部屋にいた。扉を開けると、ゴブリンと武器を持ったコボルドが出迎えてくれた。ゴブリンは魔法の矢を 3 発当てたところでひっくり返ったが、コボルドはダガーを手に追ってくるし、こちらの矢はろくに効いていないようだ。さいわいほかのモンスターに邪魔されることもなく、柱回りで魔力を回復させながら片づけた。倒れた勇者のナイフはもらっておくが、できれば別の武器がほしい。すると、木の棍棒を持ったゴブリンが見つかった。私と出会ったあと、彼にはもう棍棒は要らなくなったらしい。「大きな棍棒を携え、穏やかに話せ」というやつだ。
この最初の階はかなり広く、ゴブリンやコボルドを倒す機会はいくらでもあった。結局 XL 3 で、XL 4 まで半分近く来ている。出だしとしては上々だ。1 階下りる時点で、すでに火柱の幻出(CF)、悪臭の雲(MC)、飛び道具反発(RM)を覚えている。魔法の矢の威力は ## まで上がったが、まだまだぱっとしない。
迷宮:2〜3
迷宮:2 でイレデレンヌルの祭壇を見つけたが、私の好みの神ではない。ああいう闇の力をいじくり回すのはほかの連中に任せよう! この階はあちこち水たまりだらけで、モンスターはほんの少しだけ。XL は 5 にすら届かない。迷宮:3 ではせめてもの収穫として手袋と六尺棒が手に入った。六尺棒は、深みへ乗り込むにあたって鍛えるつもりの武器の系統だ。ただし、その訓練を始めるのは魔法の矢が 4# に届いてからで、そこまではまだ長い道のりだ。 トログの祭壇もあった。オーク 2 体とコボルド 1 体、それに輪をかけて厄介な掠奪の巨大眼球 2 体が守っている。この眼球から手下どもを引き離さないと、とても倒せそうにない。少なくともコボルドは私に気づいていて、すぐに死んだ。ところが角を曲がった先にいた次の相手は、眼球の片方だった。ここは敬意を表して退散する。また今度。
またしても祭壇、今度はディスメノスだ。高位の呪文使いに授けるものは何も持っていない神なので、闇の営みはご自由に、と放っておく。だがこの階では +4 の知性の指輪も見つかった。これは大歓迎だ。魔法の矢は 3# に跳ね上がったが、ここで安心していられるほどではまだない。エリヴィロンもこの階に店を構えているが、善の神を選ぶつもりはない(少なくとも今回は)。そしてとうとうマクレブの祭壇まで出てきた。ここはまるで諸宗派の寺院のようだが、いつものとおり、私の探している神だけがいない。もう一度トログのあたりへ行ってみると、今度はオーク 2 体だけが眼球抜きで出てきた。そいつらを片づけたので、眼球に心置きなく私の杖の威力を味わわせてやる。眼球どもは、永遠に吹き消された眼球が行くべきところへ旅立っていった。
迷宮:4〜5
迷宮:4 に着いたときにはひどい栄養失調で、よそで拾っておいたハヤトウリに手をつけるしかなかった。名前は美味そうだが味はそうでもない。それでもガーゴイルの胃袋を、しばらくのあいだはどうにか取り繕ってくれた。下り階段を降りるとすぐ装身具の店だったが、品揃えはぱっとしないし、どのみち金もない。信仰の護符なんて誰が要るんだ? 少なくとも私は要らない。たいてい手間に見合わない代物だ。
地図の巻物が混じっていないかと期待して手持ちの巻物を片っ端から試すが、出てきたのはテレポート、瞬間移動、防具強化、恐慌だった。寺院は地道に面倒な方法で探すしかなさそうだ。ところが運がよかったらしく、入り口はすぐ次の角を曲がったところにあった! オーガ、コウモリ、アリ、骸骨を蹴散らして進むだけでいい。勝った。運がいいと言ったっけ? 寺院には残りの神々のほとんどの祭壇があったが、ヴェフメットのものだけがない! いや、シフ・ムーナを崇めるつもりはない。ヴェフメットをよこせ! まあ、まだ迷宮:4 だし、もう少し気長に構えてもいいだろう。
いくつか荷物を置いて迷宮に戻る。そこではオークが炎のワンドを持って待ち構えていて、危うく殺されかけた。先にそいつを倒したが、ジャッカルの群れに追い回される。戻ってみると、別のオークがそのワンドを拾っていて、またひどい目にあわされた。上の階へ逃げたが、ワンドはまだ野放しだ。気に入らない。また戻り、今度は撃たれる前にオークを混乱させることができた。ワンドを拾う。6 回使われていて(身をもって味わった)、もうかなり中身が減っているに違いない。残念だ。ゲームのこんな序盤で猛火の矢が使えたら最高なのに。別のワンドも見つけたので、ちょうどそのあたりをうろついていたゴブリンに試す。ゴブリンは混乱し、ほどなく「透けたローブ」を着ていることが判明して、私はよだれを垂らした。もちろん呪われていて、強化値は -4、効果は器用+4 だけ。こんながらくたのために解呪の巻物を 1 枚無駄にするはめになった。
またディスメノスの祭壇だ。ヴェフメットはどこだ??? こうなったら望みは迷宮:5 にかかっている。倒したオークから護りのモーニングスターを拾った。AC がまだかなり低いので、しばらくはこれで十分役に立つ。階段を降りると、初めてのオークの司祭に出くわした。こいつにはかなり痛い目にあわされかねないので、まわりをいかしたオーク仲間に囲まれてはいるが、手早く MC を当ててやろうとする。司祭はまんまと引っかかって混乱し、何度か狙いすました攻撃を当てて倒した。こちらもいくらか傷を負ったので、しばらく階段を上って休む。魔法の矢が 4# になった。スキルを広げる頃合いだ。戦闘、棒術、甲冑、躱し身、発動を選び、呪文詠唱(集中)、妖術、炎の魔術、風の魔術も選んだままにする。ずいぶん薄く広げすぎのように聞こえるだろう。今はどのスキルにも 10% ずつ割り振られ、呪文詠唱だけがその倍だ。とはいえ、ほとんどのスキルは適性がよく、いくつかは短いあいだしか伸ばさないつもりだ。棒術を鍛えてはいるが、護りのモーニングスターは使い続ける。棒術を鍛えるのに、いつも杖を構えている必要はない。荷物に入れておくだけでいいのだ。
迷宮:5 に戻って置き去りにしたモンスターを片づけていると、その騒ぎでエドマンドがやってきた。私が心から一目置いている相手だ。これまで何度もこいつに殺されてきたが、今度はこちらが借りを返す番だ。エドマンドは私の MC に踏み込み、混乱しているあいだに、たっぷり時間をかけて殴り倒してやった。この 1 勝だけで、新しく選んだスキルが全部 0.4 まで上がった! まあ、巻き添えで死んだ運の悪いオークが 1 体いて、その分だけ数字が少し水増しされてはいるけれど。
ここは広々とした階で、オークがうようよしていて、薬と巻物もたっぷりある。それをせっせと拾い集める。今度はケイブリアドスの祭壇だ。心が揺れる。驚くほど能力値を上げてくれるので、呪文使いにも戦士にもすばらしい神だ。だがもちろん欠点もあるし、今回はどうしてもヴェフメットがいい。いた! 祭壇は溶岩にも炎の罠にも邪魔されていない。神はすぐに私を熱心な信者として迎え入れてくれた。迷宮:5 で見つかったのなら、実際そう悪くない。もっとずっと早く見つけてしまうと、こちらがどの呪文系統を好むのか、神のほうでまだ分からないことがあるのだ。私は長い祈りで信仰を始めた。「地と冷気と毒の呪文はどうか勘弁してください。旋風の一撃、焼夷の炎、ファイアボール、猛火の矢、炎の嵐、荒れ狂う嵐をください。ほかは要りません。あ、破壊の爆裂球もいただけるとありがたいです!」 聞こえただろうか? ヴェフメットは、私のような信心深い手合いにはあまり心を動かされないらしい。
迷宮:6〜10
最初の目的を果たしたので、次の何階かはひたすら突き進み、お宝を拾いつつ獣の棲み処の入り口が現れるのを待つことにする。MP は 20 になった。たいていの場面ではこれで足りるはずだ。XL は 8、知力は 25(指輪のおかげ)、AC は 15(護りのメイスのおかげ)。MC はまだ失敗率 12% だが、ほかの呪文は、ヴェフメットの助けがなくてもすでに 10 % を切っている。
敵を片づけるお気に入りのやり方はこうだ。通路に火柱を立て、その向こうにいるモンスターに悪臭の雲をぶつける。必ず何体かがまっすぐ火の中に歩いて入ってくるので、焼かれているあいだに、だめ押しにいつも頭を一発殴ってやる。生きている相手なら何にでも効く。アンデッドは混乱させなくても炎の中に入ってくるので、なおさら楽だ。この手が通じないのは悪魔だけ(この段階ではインプの類だけだが)。やつらには魔法の矢とモーニングスターを惜しみなくお見舞いする。
ヴェフメットの最初の贈り物は毒針だった。炎の舌先がほしかったのに。また今度に期待しよう。だがこれからは、敵を倒すと魔力が回復するヴェフメットの恩恵が受けられる。これはうれしい!
迷宮:7 では、たいそうな歓迎委員会が私を待っていた。殺人蜂 3 匹、オーガ、イグアナ、ノール 4 体、セントール、オーク数体、それにヤクの骸骨まで。獣の棲み処が近づいているに違いない。上の階へ退いたが、倒せたのはオーク 1 体だけ。別の階段を試したほうがよさそうだ。こちらはずっとうまくいった。階にしっかり足場を築き、そこから慎重に探索する。抵抗はかなり激しく、一掃するにはしばらくかかった。
ヴェフメットはどうやら私の祈りを聞いていなかったらしい。次の贈り物は砂の突風だ。ええ、地の魔術の適性がとても高いのは分かっていますとも。ただ今はそっちへ行く気分じゃないんです、いいですか?
まだ迷宮:7 にいるうちに、狂人ヰゥフが挑んできた。ゲームのこの段階まで来ると勝ち目はなく、私の炎の罠で燃え尽きた。おかげで +4,+2 のすばらしい混沌の六尺棒が手に入った。AC は 11 まで下がるが、モーニングスターは捨てる頃合いだ。残念ながらヰゥフのクロークはたいした品ではなく、ただの普通のクロークだった。
迷宮:8 では納骨堂があると告げられた。未鑑定の巻物がいくつかあって、そのうちの 1 枚がまさに魔法の地図だった。納骨堂に入るときはいつも少しびくびくする。思い出したくないほど何度もそこで死んでいるのだ。だが行こう、経験値が必要だ! その途中でヴェフメットの次の贈り物をもらう。冷気の投射。もしもし?
この納骨堂は、退屈だが危なくない間取りだった。吹き矢針とダーツの罠だらけの部屋がつながっていて、マップをぐるりと回り、入り口のすぐ隣に見えている宝物部屋へ続いている。針なんかちっとも気にならないし、部屋にいる数体のゾンビもたいした問題にはならない。半分ほど回ったところで、ヴェフメットが空電放射を授けてくれた。神も少しずつ分かってきたようだが、この呪文も手をつけずにおくことにする。宝のヴォールトはミイラ 2 体が守っていて、厄介なのはもっぱら死に際の呪いだ。宝物は巻物と薬で、まだ鑑定していないものもあった。
実のところ、ここまでに鑑定できている薬はほんのわずかで、鑑定の巻物は 9 枚ある。何枚か使う頃合いだ。1 枚目でいきなり 3 つ鑑定できた。すばらしい。スピード、知性、怪力の薬だった。続く 2 枚で混乱と能力低下が判明し、その次の 1 枚で透明化と狂戦士の薬が分かった。狂戦士の薬なんて一生飲まずに済むといいのだが。新しく分かった巻物のうち 2 種類で、ヰゥフの六尺棒が +5,+3 にまで強化された! しかも鑑定の巻物はまだ 4 枚残っている。先へ進もう。
魔道具の店は以前の版より品揃えがよくなっているが、まだ懐が寂しいのでそっとしておく。隣で初めての魔法書を見つけた。案の定、氷結の魔法書だ。まだ腹の虫がおさまらないまま、リビット王子とエウスタキオを 10 手もかからずに粉々にしてやった。間の悪いときに間の悪い場所へ出てきたのが運の尽きだ。だがこれでヴェフメットの星が 3 つ目になり、妖術の失敗率は軒並み 1% まで下がった。もう少しパンチの効いた呪文に手を伸ばしてもいい頃だ! 受け入れる準備はできている。
迷宮:9 で大気の魔法書を見つけた。稲妻の矢を覚えたくなるが、ヴェフメットが何を差し出してくるか見てからにしたほうがいい。神の授ける呪文は少しずつ高レベルになってきているので、本当においしいものが来たときに備えておきたい。怪我の治療の薬も 2 本鑑定できて、ずいぶん気が楽になった。
同族のガーゴイルが現れた。こいつの石錐の矢がかなり痛い。ガーゴイルは地の魔術が得意なのだ。分かってはいる。炎のワンドに残っている分を確かめると、こいつを倒すのに足りるだけはまだ撃てた。さらに 1、2 体倒したところで、ヴェフメットがついにファイアボールを授けてくれた! まだ失敗率 5% で、威力もわずか 5# だ。スキルを広く鍛えている代償なのだろうが、それもじきに変わる。戦闘と甲冑はもう 4 を超えていて、6 になったら訓練を止める。
迷宮:10 では濠城があると告げられ、魔法の地図の巻物で、この階に獣の棲み処への入り口があることも分かった。濠城は左右対称の砦で、ほんの少しだけつながった 4 つの大部屋があり、帰還のトマホークや電撃のハルバードで重武装したゴブリン、コボルド、ノールがひしめいている。MC を撃てば連中は陽気に殺し合ってくれる。私はところどころに炎の罠を放り込むだけでいい。ところがオークの騎士も 1 体ひそんでいて、こいつは悪臭の雲にもたいして動じず、私がわざわざ立ててやった火柱の中に立っていても平気な顔をしている。だがそいつも、避けられない運命の前には頭を垂れた。戦利品(薬がいくつか)を拾い集め、後片づけはほかの誰かに任せて立ち去る。
その薬は実のところなかなかの当たりだった。魔力の薬が 2 本と、有益な変異の薬が 2 本。有益な変異の薬はその場で飲み干し、毒を吐く能力と、器用+2、それに隠密の上昇を得た。明晰のような、もっと面白いものを期待していたのだが、何もないよりはましだ。
迷宮:10 に戻ると、手強い相手を次々と退けるはめになって冷や汗をかいた。エロルカ、ソーニャ、またガーゴイル、ワイトの群れ、生きのいいヤクの群れ、そして初めての丘の巨人まで。しばらく上の階へ引き上げる。スキルを広く鍛えすぎた影響を実感する。ファイアボールが本来の威力を出せていないのだ。甲冑の訓練は 5.5 で止めることにした。そのうちまだらドラゴンの鎧が見つかれば、それで十分なはずだ。まだ最初に着ていた +0 のローブのまま走り回っている。これよりましなものが、とにかくまだ出てこなかったのだ。+3 の知性の指輪をもう 1 つ手に入れて、ファイアボールの空腹の消費と失敗率は下がったが、呪文の威力は 5# に貼りついたままだ。それでも初めての魔法の杖、活力の杖が手に入った。ときどき役に立つかもしれないし、初めてのバックラーを手に入れたら、片手で振るえる弱い棒になってくれる。階の探索は終わったが、あの丘の巨人はまだ野放しだ。まあいい、待たせておこう。獣の棲み処から戻ってくるときには、もっと準備が整っているはずだ。
獣の棲み処
荷物がそろそろ重くなってきたので、ここへ来たのはちょうどいい頃合いだ。ところが階段を降りたとたん、かなりたちの悪い連中が現れた。コモドドラゴン(さいわい、ほかのキャラクターにとってほど私には脅威ではない)、緑ネズミの大群、それにミミック。また上の階へ退くしかない。あの丘の巨人が今ここで出てこないことを祈る。出てこなかった。だが次に降りたときは危うく殺されかけた。ミミックとコモドドラゴンがまだそこにいて、上の階までついてきて、二人がかりで私の体力をほとんどゼロまで削ったのだ。回復の薬を飲んで瞬間移動で逃げる。あのミミックを倒すのはひと苦労だった。次に降りて上ったときには、ヰゥフの杖の奇妙な一面が明らかになった。カエルを杖で殴ったら、私が立っていた獣の棲み処の階段ごと場所が入れ替わって、階段がカエルの下に来てしまったのだ。切羽詰まった場面なら、これで逃げ道を失いかねない。
獣の棲み処に降りると、+2,+2 のラジャタンが見つかった。ヰゥフの杖よりわずかに強く、副作用もまったくない。ただし、ヒドラには近づけないようにしないと! ヴェフメットの次の贈り物は遅延式ファイアボールで、これは大歓迎だ。すぐに覚えたが、失敗率 82 % では実際に唱えるまでしばらくかかりそうだ。獣の棲み処:1 は意外なほど狭いが、下り階段は 3 つとも揃っている。どこかにまだ見えていない区画があるのだろうか? 地図の巻物を無駄にしない限り、確かめようがない。
獣の棲み処:2 で死人使いのねぐらを見つけた。幻像を専門にしているらしい。そいつらはみなファイアボールを食らって、それで片がついた。呪文は 6# になり、違いがはっきり分かる。戦闘は 6 に達したので訓練を止め、もっと多くの経験値を、肝心の詠唱系スキルに注ぎ込むことにする。
バジリスクが出てきて、私を石化させようとむなしく頑張っている。このゲームをガーゴイルで遊ぶ理由がまたひとつ増えた。
獣の棲み処:2 に物置きを作り、寺院に置いてきたわずかな荷物をそこへ運ぶ。鑑定の巻物は切らしてしまったし、鑑定しないまま着ける勇気のない護符を 1 つ持っている。
獣の棲み処:3 には大きな蟻塚がある。だがこの虫どもは毒が効くので、MC のかっこうの標的だ。
獣の棲み処:4 では、鼻を鳴らす音がラビリンスの入り口があることを告げた。地図の巻物は切らしているので、閉じてしまう前に見つけられるかは運任せだ。うまくいった。走ると決めた方向の、すぐ角を曲がったところに入り口があったのだ。入ったはいいが、出口は見つかるだろうか? しばらく滋養の指輪を着けておいたほうがよさそうだ。いつもより落ちている品が多い気がするが、モンスターも少し多い。トタテグモを何匹か片づけたと思ったら、這いずりキノコが 2 体現れ、シャドウが視界の外へ消えていった。未鑑定の指輪を試しに着けてみると、あら不思議、シャドウがまた見えるようになった。霊視の指輪だったのだ! だがこの場所は生き物でごった返している。大地の精霊が 2 体現れ、私にはこいつらを倒せそうなものが何もない。つまり振り切るしかないのだが、ラビリンスの中ではそれが言うほど簡単ではない。ミノタウロスと出口を見つけたときに、やつらがあまり近くにいないことを祈ろう。さらに飢えた幽霊まで出てきた。ラビリンスの中でいちばん会いたくない相手だ。そいつを片づけたあと、パンを 1 つ平らげるはめになった。さて、出口も宝も見つけたが、ミノはどこだ? どこにも姿がない。少なくとも、守っているはずの宝のそばにはいない。ラビリンスでこんなことは初めてだ。あいつの経験値はぜひいただきたい。と思ったら、角の向こうにひそんでいて、私の立てた火柱越しに強化されたハルバードで殴りかかってきた。だが私の敵ではなく、戦利品を手にラビリンスをあとにする。
ラビリンスでいちばん役に立った拾い物は、猛火の魔法書だ。召喚の杖もあったが、これは一度も使ったことがないし、このゲームでも使うつもりはない。下では器用さの指輪と、初めてのブーツ(普通の品)も見つかった。盾もあったが、まずはバックラーから始める必要がある。というわけで猛火の矢を覚えた。失敗率はもう 9% まで下がっている。
獣の棲み処:4 には魔力の杖も転がっていた。これまた役に立つ拾い物で、MP が 45 まで上がった。それ以外は、ひたすら殴っては燃やし、獣の死体の山を残していくだけだ。「大物」のワンドがどんどん手に入るようになってきたので、自動で拾う設定を変えて、魔法の矢、混乱、火炎、霜のようなちっぽけなワンドは無視させることにした。いざとなれば結局炎のワンドを使うのだから、そんなものを持ち歩く意味がない。次に見つけた魔法書は悪戯の魔法書だが、ヴェフメットが次に何を差し出すかはっきりするまで、呪文の枠をこんなものに使うつもりはない。今のところ神は衰弱の矢で私を誘惑しようとしているが、興味はない。信仰心について言えば、もうかなり前からヴェフメットの星は 5 つほどで、神の権能はすべて使えるし、二度と失うこともない。
鑑定の巻物をもう 1 枚使うと、未鑑定の護符は守護霊の護符だと分かった。ほしいものでも必要なものでもない。信仰の護符をなんとか鑑定できていたらよかったのに。そうすれば、ほかの護符は全部着けて試すだけで鑑定できるのだが。
獣の棲み処:5 では、こちらの魔力が乏しいときに、ファンナールが私に気づかないまま姿を現した。退いて薬を置き、少し休む。再び見つけたときには、オゾクブの瞬間凍結を使う暇すら与えなかった。冷気耐性がまったくないのでありがたい。だがそれも今日までだ。最初の 1 分から着続けてすっかりくたびれ、継ぎはぎだらけになったローブを、ついにファンナールの rC++ のローブに着替えられる。ファンナールは冷気の六尺棒も落とした。いざとなったらヒドラ相手に使うかもしれない。動きを鈍らせられると思う。
着けてみて一部しか鑑定できなかったアーティファクトの指輪を、ずいぶん前から持ち歩いていた。巻物で鑑定すると、N+、知力+2、AC-3 だと分かった。この AC の低下を気にしなくていい場面もあるだろうから、そういうときには暗い場所で使えるいい指輪になるかもしれない。同じくそのへんに落ちていた守護の護符と合わせれば、必要なときには N+++ まで上げられる。初めての遅延式ファイアボールを溜めるのにもいい頃合いだ。失敗率 45% だったが、1 回目でうまくいった。次からはずっと危なげなくなるだろう。
獣の棲み処の分岐の入り口は、蜘蛛の穴ぐらも沼も両方とも獣の棲み処:6 にあった。沼の入り口は実体のない霧の群れが守っている。こいつらは実体がないくせに、とても実のある一撃を持っていて、火の精霊使いにとってはなかなか焼きにくい相手だ。ラジャタンを持ち出して少しずつ削るしかない。旋風の一撃があればいいのに! そのあと、ヤクの大群と殺人蜂の群れに同時に襲われた。だがファイアボールと猛火の矢に、ヴェフメットの魔力回復も加わって、汗ひとつかかずにこの猛攻を片づけた。蜂がやってきたもとの蜂の巣も見つけたが、まだたっぷり蜂が残っていた。殺人蜂が MC にどう反応するかは、なかなか見ものだ。この階での掘り出し物は魔術の杖で、高位の呪文をいつもより何階か早く使えるようにしてくれるだろう。だが、いちばん欲しい杖、火炎の杖もそろそろ見つけたいところだ。今なら(炎の魔術は 8、発動は 7、棒術は 8)、最良の呪文を強めてくれるうえに、恐ろしい武器にもなるだろう。ちなみに躱し身が 6 に達したので、しばらく訓練を止め、その経験値を魔法のスキルに回すことにする。棒術も今のところ満足だ。あとで何レベルか上げることにしよう。そうなると、鍛えているのは呪文詠唱(集中、今は 10)、妖術(9 近く)、炎の魔術、風の魔術(6)、発動だけになる。発動は 10 まで上げてから、長いあいだ止めておくつもりだ。こうして訓練を絞り込めば、もっと面白い呪文に早く手が届くと期待している。
読んで鑑定してみると、焼き討ちの巻物だった。遠距離から戦う呪文使いにはとても便利なので、すぐに自動で拾う設定に加えた。以前のゲームでは、オークの坑道や、宝物庫:5 でさえ、これを使ってめざましい効果を上げたことがある。対応する内なる炎の呪文よりずっと役に立つ。あちらは一度に 1 体(とその周りの者)にしか効かないのだ。
獣の棲み処:7 では人食いヤクの群れが出迎えてくれた。3 頭を倒したところで、また逃げ出すことになった。別の下り階段を探したほうがよさそうだ。ヴェフメットが今度は球雷を差し出してきた。この呪文は知らないが、ガーゴイルなら(もうすぐ大きな翼が生えて、ずっと飛んでいられるようになる)使ってもそれほど危なくないだろう。試しに覚えてみる。あの人食いヤクにどれだけ効くか見てやろう! 実際に使うと、ほとんど毎回自分にも球雷が当たるのだが、私にはまったく効かない。ただ、群れから引き離した人食いヤクのほうもよく持ちこたえる。結局は猛火の矢でとどめを刺した。5 つ首のヒドラにもう一度試してみると、こちらは球雷を 1 回使っただけで崩れ落ちた。この呪文が気に入ってきた! こつは開けた場所にいることらしい。
獣の棲み処:7 を片づけたところで、ずっと飛べるようになるまであと 1、2 体倒すだけになったが、用を足しに獣の棲み処:2 まで上がらなければならない。真新しい翼で獣の棲み処:8 に乗り込めたら素敵だろう! 実際、8 階へ階段を降りた直後、スノーグが襲ってきて、私に翼をもたらすというありがたくない栄誉にあずかった。わくわくしながら翼をはためかせ、空を飛ぶ私をこころよく思わないほかの獣たちへの攻撃に戻る。この獣の棲み処の最下層は、犬の囲いがある型だった。スライムの穴ぐらへの入り口もあるが、それ以外にはたいしたことは起きない。まだらドラゴンの皮が手に入るかもしれないドラゴンの最下層を期待していたが、そうはいかなかった。とはいえ文句は言うまい。熊と犬が霊視の兜を守っていたのだ。これでばかばかしい役立たずの帽子(どうして最初にさっさと捨てなかったんだろう?)を捨てられるうえに、指輪の枠を知力を上げるものだけに使えるようになる。今は合計で +7 あり、XL 14 で知力 30 になった。この先まだまだいろいろ手に入るはずだ!
獣の棲み処:2 の物置きに戻って在庫を確かめる。回復以外の重要なワンドは全部揃った。炎、ファイアボール、冷気、分解、テレポート。回復の薬と治療の薬が何本か、役に立つ巻物もいろいろかなりの数があり、そのほとんどは物置きに置いておく。防具の面ではまだいくらか見劣りするが、AC はもう 20 まで上がっている。盾の訓練を始めたいのでバックラーがどうしても欲しいし、大気か火炎の杖もまだ待っている。オークの坑道で誰か売ってくれないだろうか? 坑道を見つけて一掃する頃合いだ! ところで面白いことに、飛び道具反発の呪文の様子が、うれしい方向におかしい。最後に唱えたのは、たしか初めて獣の棲み処に入る前の迷宮でのことだったはずだ。獣の棲み処はもう片づいたのに、RM がまだ続いている! ソフトにバグがあるのか、それともこの呪文の仕組みが大きく変わって、たとえば攻撃を受けた回数で切れるようになったのかもしれない。
迷宮:11〜12
獣の棲み処から出るときに、迷宮:10 にまだひそんでいる丘の巨人を見に行くのを忘れていた。かまわない。迷宮:11 で別のを見つけたが、この段階ではまったく問題にならない。モーリスも片づけ、おかげでクロークが +2 のものになった。ブランドは付いていないが、それでもありがたい。それ以外はぱっとしない階だったが、まだらドラゴンを倒すことができ、そいつが皮を残していった! ひったくって物置きに戻り、念願の鎧に仕立てる。2 枚目の防具強化の巻物で +1 にしたが、酸を吐くそこらの浮浪者に台無しにされないよう、この巻物はもっと必要だ。AC は 26、GDR は 42% になった! 気をつけろ、オークども、今行くぞ!
もちろん、まずは迷宮:12 を片づけなければならない。このあたりから難しさが本格的に上がってくるのが分かる。かまうものか。予想どおりオークの坑道の入り口が見つかった。ヴェフメットが猛毒の雲を差し出してくるが、いや、けっこうです。神はもう私に感心していて、星は 6 つになった。
獣の棲み処:7 のテレポートの罠の上に、未鑑定の巻物が載っているのに気がついた。もしかして獲得の巻物では? 収拾を覚える頃合いだ。手に入れてみると、本当に獲得の巻物だった! もちろん杖を注文する。で、何が出てきたかって? 2 本目の魔術の杖だ! このソフトは、私がすでに物置きに 1 本持っていることぐらい分かる賢さがあると思っていたのに。ユニークが要るときにかぎって出てこない。今ならウィーグラフを叩きのめしたらさぞ気分がいいだろうに、どこにも見当たらない。正直、まだ私に相手が務まるかは怪しいけれど。
まあいい。損害を数え、耐火の指輪、突然変異の薬、樹木化の薬を鑑定し、うんざりしながらオークのもとへ向かう。今度こそ本当に。
オークの坑道
さて、入り口ではオークのブロークが待ち構えていたが、私とやり合うには時期が悪かった。もっとずっと早く来るべきだったのだ。オークの魔術師に混乱させられたが、そういう事態に備えて治療の薬がある。ほかではあまり使わない薬だ。
坑道の 1 階と 2 階には、どちらも上り階段と下り階段が 1 つずつしかないので、全部片づけるにはさんざん階を行き来しなければならない。もっとも、それより下の階へはすべて 3 階から行けるので、オークの坑道:4 に入る前に全部の階を終えられる。ヴェフメットの魔力回復がすばらしくよく効く。魔力の杖のおかげで MP は 50 を超えているので、戦いの合間に休む必要がまったくない。3 階にはエルフの大広間への入り口もあった。あとで。
ヴェフメットの最後の贈り物は、炎の嵐、凍てつく嵐、荒れ狂う嵐だった。よし! あとはこの呪文が使えるレベルまで上がって、暴れ回るだけだ。ただ、新しく来た凍てつく嵐は、たぶん試す機会はないだろう。どうなるか見てみよう。
坑道のオークにとっては厄日だ。上の階で殺戮の限りを尽くしてから、オークの坑道:4 に入る。坑道ではすでに 1000 枚近い金貨を拾い込んだが、この階にはきっともっとたくさん蓄えられているはずだ。いただきに参上した! 追いつめられたオークどもはありったけをぶつけてくるが、私のファイアボールが隊列を引き裂いていく。この階の 4 つの店はほとんどが装身具の店で、変異耐性、能力値維持、保存のような、いい品まである。必要になったときにここで買えると分かっているのは心強いが、できれば金は節約して、宝物庫に入るまでにどこかで拾いたいものだ。ひとつだけはすぐに買った。Wiz、MR++、知力+3 の付いたアーティファクト、賢者の指輪だ。今着けている普通の知力+3 の指輪の代わりにちょうどいい。いい買い物だった。おかげで炎の嵐の失敗率がたちまち 97% まで下がった。希望が見えてきた。上々の滑り出しだ! だが何よりうれしいのは MR++ だ。これまではかなり無防備だったのだから。
せっかくここまで降りてきたし、かなり腹も減っているし、荷物もまだそれほど重くないので、エルフたちを訪ねてみることにする。迷惑でなければいいのだが。
エルフの大広間:1〜2
もちろん、エルフの最下層には今のところ入らない。自殺志願者ではないのだ! だが上の階の連中なら、何かいい戦利品を転がしているかもしれない。少なくともバックラーぐらいは見つかるはずだ! まあ、少なくとも 1 階にはなかった。宝の埋蔵庫は見つけたが、鑑定の巻物を 18 枚差し出せと言う。今持っているのは 2 枚なので、まだまだ先の話だ。
2 階にも 1 階と同じくバックラーがひとつもない。こんなことは初めてだ。普通ならこのあたりの階ではバックラーでフリスビーができるほどなのに、今回は 1 枚もない? ルパートが説明しようとしてくれるが、わめき声が何を言っているのかよく分からないので、球雷を一斉に浴びせて黙らせた。うまくいった。ドナルドはもっと親切で、+0 の反射の盾を寄付してくれた。試しに着けてみると、呪文への影響はそれほど壊滅的ではない。ファイアボールは 1% のまま、猛火の矢は 4%、球雷は 6% に上がる。これなら許せる範囲なので、盾を着けたままにして訓練を始める! 発動がちょうど 10 の大台を超えて止められるようになったところなので、ちょうどいいタイミングだ。またも運よく獲得の巻物が見つかったが、使うのは物置きに持って帰ってからにする。オークとエルフとの用事はひとまず済んだ。獣の棲み処へ戻ろう!
沼:1〜4
今回は巻物を読む前に、持っている杖を全部拾い上げておいた。それなのにまたしてやられた。杖はまったく出ず、出てきたのは破壊のロッドだった。厳密に言えばこれは杖ではなく、メイスやフレイルの仲間だ。だまされた気分だ。まあ +7 のロッドではあるが、充填はたったの 10 回で、発動させても何が出てくるか自分でも分からない。たぶん炎の巨人に猛火の矢を撃ち込むはめになるのだろう。まったく結構なことだ。誰かノリスをこっちへよこしてくれないか? もうひとつ頭をかち割りたい気分なんだ。
今あいつを見つけられる見込みがいちばん高いのは、獣の棲み処の分岐のどこかだ。まずは沼から始めるが、その前に毒の燃焼を覚える。沼では役に立つかもしれない。変成術は鍛えないつもりなので失敗率はまだ 13% だが、盾のスキルが何レベルか上がれば成功率はかなり上がるはずだ。
沼の最初の 2 階は簡単に片づいたが、実体のない霧の相手はあいかわらず苦手だ。盾を持っているのでラジャタンはもう使えず、霧を殴ることができない。1 体倒すのにファイアボールが 2、3 発要る。盾のスキルは 3 になり、それだけで毒の燃焼も含めた全部の呪文の失敗率が 5% を切った。少し前から、炎と妖術の呪文の威力もまた 1 段上がって、7# になっている。
次の 2 階も、沼のいつもの退屈な作業から大きく変わるところはなかった。今回、沼ではユニークに 1 体も会わなかった。もちろん、最下層をやりに戻ってきたときには変わるかもしれない。
蜘蛛の穴ぐら:1〜4
少なくとも荷物はいっぱいにして帰ってこられた。ワンドに薬に巻物がたっぷり、それに天災の魔法書も。鑑定の巻物は 7 枚まで増えたが、新しい薬 2 種類と護符 1 つを鑑定しなければならない。おっと、運がいい。1 枚で全部鑑定できて、器用さの薬、飛行の薬(この段階の私にはあまり役に立たない)、停滞の護符だと分かった。
よし、ポケットを空にして蜘蛛のところへ急ぐ。ここでいちばん心配なのはムカデの悪魔だ。火炎への耐性がとても高く、ねじ伏せるにはおそろしくたくさんの毒の燃焼が要る。一方、蜘蛛はみなすぐに隅で丸まって、次にそっちへ歩いてくる間抜けな虫けらのための、いい炎の罠になってくれる。
ドラゴンの鎧は +3 まで強化され、AC の合計は 30 を超えた。いい気分だ! そこに SH 18 も加わって、守りは万全だ。ところがここで、知力と腕力がそれぞれ +3 の、+4 のアーティファクトのリングメイルを見つけた。心が揺れる……。不利を消すには甲冑をあと何レベルか上げる必要があるし、焼夷の炎への耐性もなかなか気に入っている。うーん、とりあえず荷物に入れて、あとで決めよう。
階の一掃は順調に進む。3 階をほぼ終えたところで、マーラにばったり出くわした。手持ちの選択肢を見渡しても、こいつを素早く倒せそうなものが見当たらない。猛火の矢を試すが、マーラはあっという間に自分の分身を何体も作り、さらに私の分身まで作った。今の私には手に余る。敬意を表して、安全な場所へテレポートする。転ばぬ先の杖だ。ひとまず物置きに戻り、腐食阻止の護符と拷問の巻物を鑑定し、余分な荷物を置いて、マーラのいる階へ戻る。ただ、あいつは避けて、まっすぐ 4 階へ向かいたい。蜘蛛の穴ぐらの造りなら、それでうまく逃げおおせるはずだ。だが、破壊の爆裂球を手に入れるまでは、マーラとまともに向き合うことはできない。それなのに、魔法書もヴェフメットも、今のところあの呪文をくれていない。
よし、マーラは避けられたが、今度は同じ階でアステリオンにぶつかった。こいつに会うのは初めてだが、危なそうなやつだ。球雷を何発か当てれば倒せるかもしれないが、確信はない。またも引き下がって別の階段を試す。なかなか骨が折れる! それを裏づけるように、階段へ向かう途中で(霊視の兜のおかげで!)幽体蛾が見えた。球雷はたしかにいくらか効き、ファイアボールでとどめを刺した。先へ!
さて、蜘蛛の穴ぐら:4 へ降りてみると、わざわざ書き残すようなものは何もなかった。一掃して 3 階を通って戻る。またあの 2 体のユニークは避けた。近づきすぎたら殺されると思う。だが、それまで生きていられたら、また来てやる!
よし、物置きに戻って在庫を確かめる。呪文詠唱は 15、妖術は 13、炎の魔術は 12 になった。風の魔術まで 2 桁に乗ったが、こちらで成果を出すにはもう少し道のりが長いのは明らかだ。盾のスキルはまだ 7 未満で、そのせいで炎の嵐は 98 % という絶望的な失敗率のままだ。知性の薬を飲めばいくらか下げられるだろうが、殲滅者としての出番はまだ来ていないと受け入れるしかない。
迷宮:13〜15
というわけで、通常の迷宮という日々の糧に戻らなければならない。霊視があり、AC は高く、SH もそこそこで、いざとなれば逃げることもできるので、たいていの脅威にはもう対処できるはずだ。だが、まともな近接武器がまだないのは、かなりいただけない。
迷宮:13 では、氷の洞穴があると告げられた。冷気耐性のローブを獣の棲み処に置いてきたのが悔やまれる。取りに走る勇気もないので、なしでやりくりするしかない。入り口を探しているとネルガレに出くわし、ファイアボールを山ほど無駄にしてから、こいつが死のとば口を唱えていたことに気づいた。間抜けだ。効果が切れるのを待っている暇はないので、地図の巻物を読んでテレポートで逃げる。悪くない。氷の区画からそう遠くない場所に出た。そこは白インプの部隊が守っているが、きれいに一列に並んでくれるので、ファイアボール 1 発で 6 体まとめて当てられる。ところがコボルドの援軍もいて、その中には悪魔術師もいる。連中はすぐに死んだが、ネルガレに嗅ぎつけられる前に急がなければ。中に入る前に、薬をすべて置いていく。賢い手ではないかもしれないが、貴重な薬が寒さでぱんぱん割れていくのを見るのは我慢ならない。そのかわり、少しでも危なそうな気配がしたら必ず上に戻ると固く決めておく必要がある。よし、降りるぞ。癒しのワンドがあればいいのに。
出迎えてくれたのはヤク、狼、熊の群れだ。連中に勝ち目はないが、援軍が際限なく湧いてくるようだ! 魔力が尽きる前に止まってくれるといいのだが。止まった。そして角を曲がると、氷の像があった。ファイアボールを撃つと、凍気の雲で返してきた。勝ちはしたが、薬を上に置いてきたのはこういうわけだ。さらに動物たちが出てきて、とうとう動物でいっぱいの部屋に出た。率いているのは霜の巨人だ。面白くなりそうだ。この相手を私がさばけるかどうか分からない。出口はもうはるか遠くだ。猛火の矢を何発か撃ち込むと、巨人は何も投げつけてこないうちに倒れた。ふう! 巨人が守っていたのは、冷気のブランドが付いた武器と金貨がいくらか詰まった宝のヴォールトだった。道は階をぐるりと回って川を渡る。川を上から下まで調べたが何も見つからなかった。道が入り口の区画に近づいてきたところで、有益な変異の薬が私を出迎えてくれた。手招きしているが、さらに動物や何だか分からないものが守っている。それを片づけてから慎重に近づく。なんと有益な変異の薬は 2 本あった。誰かに割られる前に、その場で飲み干す。溶岩状の鱗の 1 段階目(AC+1)と、暴走する魔力の変異が付いた。これはなかなか気に入った。呪文の威力を上げる品なしで、炎の妖術がいきなり 8# まで跳ね上がったのだ。ただ、炎の嵐が唱えられるようになるまでには、そのぶんかなり長く待たなければならなくなった。回復の薬と耐性の薬も 1 本ずつ見つけたので、生きてここを出る助けになるはずだ。さて、もう抵抗はなく、入り口兼出口の区画に反対側からたどり着いた。
迷宮に戻ったら、ネルガレを探し続けなければならない。だが、この部屋だらけの迷路の中ではなかなか見つからない。醜きものの群れと戦っているうちに、レベルが 18 に上がった。成人を迎えたような気分だ! いた! 今度はネルガレにまず MC を当てたので、混乱して何も唱えられない。火の玉(強化済み!)を 2 発撃ち込んで、本人も黒魔術も永遠に黙らせた。
迷宮:14 でもまた歓迎委員会が待っていた。ワイトがわんさか、おまけに胞子が 1 つ。この胞子は私がちょっと後押ししてやると爆発し、ワイトはみな巻き添えで倒れた。安上がりな勝利だ! ところがそのすぐあと、脳髄ワームにまともに狙われて、知力 33 のうち 3 をかじり取られた。たっぷり思い知らせてやったが、被害はもう出てしまった! この階には宝物庫の入り口があり、中央には大きなヴォールトがある。内側の輪に近づくほど敵は手強くなる。たとえばまた霜の巨人! だがもっとまずいのは、そのあとに続いてきた炎の巨人だ。炎の巨人を倒せる手札はあまりなく、球雷を次々に撃ち込むしかない。ダメージはほとんど自分のほうに来ているようで、生き延びるために回復の薬を何本か飲むはめになった。だが少しずつ巨人は傷に屈していった。エルフの不届き者が焼夷の炎を投げつけてきたが、まだらドラゴンの鎧(今は +4 まで強化済み)がはね返した。ここの宝物は、反生命の魔法書と死霊術の魔法書だった。どちらも私の専門外だ。それをほかの荷物と一緒に獣の棲み処の物置きに降ろし(ただし、新しく見つけたアーティファクトの明晰の護符はとっておく。付いている電撃耐性は私には無用だが)、仕事に戻る。
迷宮:15 のテーマは死霊術と冷気で、つまり食べ物がほとんど見つからない。気づけばかなり危ないことをしていた。骸骨の戦士とマンティコアのゾンビに両側から殴られながら、オークの死体をさばいて食べたのだ。保存食の蓄えを減らしたくないばかりに。守りが堅いからこんなことができるのだろう。影のインプは大嫌いだ。美味しそうな北極熊を倒して、さばこうとする前に、こいつらが食べられないゾンビに変えてしまう。そのゾンビをもう一度倒さ(倒す?)なければならないうえに、その骨折りからは何の栄養も得られない。
さて、やり遂げた。迷宮全体、獣の棲み処とオークの坑道の全階、エルフの大広間の上の 2 階と、2 つの小さな分岐を、最下層を除いて(それと、えー、蜘蛛の穴ぐら:3 の一部の厄介な区画を除いて)すべて終えた。そこにラビリンス、納骨堂、濠城、氷の洞穴も加えれば、戦利品を見つけて最高の武器と最高の防具で身を固める機会はいくらでもあったように思えるだろう。だが、合計 39 階を一掃したあげく、私が見せられるものといったら何だろう? いまだにみすぼらしい普通のブーツ(+1 に強化)、普通の手袋(これも +1。最初の防具強化の巻物を鑑定したときに強化された)、それにまったく面白みのないクローク(これは少なくとも +2)で走り回っている。普通ならこの頃には、ブランド付きやアーティファクトのブーツや手袋が何足もあって、どれにするか迷うところなのに、今回はまったく何もない。これよりましな防具は、+0 の霊視の兜、+4 のまだらドラゴンの鎧、+0 の反射の盾だけだ。あとの 2 つは戦って勝ち取ったもので、この反射の盾はここまでのゲームを象徴している。危なくないエルフの大広間の 2 つの階を一掃してもバックラーが 1 つも見つからず、盾のスキルの訓練を始めるために、あの重い盾にせざるを得なかったのだ。呪文使いにとって理想的な状況ではない。ついでに言うと、蜘蛛の穴ぐら:4 で「光るバックラー」を見つけたのだが、ふたを開けてみれば呪われた +0 の普通の品だった。このけちくさい代物が、このゲームでこれまでに生成された唯一のバックラーだ。不利ももうそれほど大きくないので、反射の盾を使い続けることにした。それに信じられるだろうか? オークの坑道を一掃したのに、強化されたレザーアーマーが 1 着も見つからなかったのだ。ほかの品目も同じだ。物置きには魔法書が 10 冊あるが、これまでにゲームが出してくれたのはそれで全部で、危険なユニークに効く呪文は心もとないほど少ない。普通ならこの頃には破壊の爆裂球を覚えられる本が少なくとも 3 冊はあるし、炎の魔法書なんて、古くなった呪文を忘れるために燃やしきれないほど手に入るのに。焼夷の炎はまだなく、今見つけてもたぶん覚えようとは思わないだろう。だがいちばんの不満は武器だ。私の作戦はすべて、火炎の杖か大気の杖のどちらかを見つけることを軸にしていた。どちらも、たいていの相手に対してとてもいい近接の選択肢になってくれるはずだった。普通なら獣の棲み処を片づける頃には転がっているのに、今回はなかった。これを補おうと獲得の巻物を 2 回使い、2 回ともだまされた。盾を着けているので、最初の六尺棒とラジャタンという選択肢はもう使えず、+5,+5 の武器で、ちっともパンチの効かない攻撃をむなしく振り回している。
さて、選択肢は 2 つ。深層へもっと深く潜るか、分岐の最下層を片づけるかだ。どちらにも準備ができているかは分からない。深層は過酷で、もっといい呪文と装備がなければ長くは生き延びられないだろう。そういうものが分岐の最下層で見つかるかもしれないので、そちらで運を試すしかない。ルーンがあれば宝物庫にも入れるし、少なくとも宝物庫の最初の数階は、深層が投げつけてくるどんなものより生き延びやすい。これまでより運がよければ、鑑定の巻物ももう何枚か見つかるかもしれない。これまでに物置きに 10 枚ため、さらに 3 枚は買えるが、宝の埋蔵庫に入るには 18 枚必要なのだ。
沼:5
というわけで、まずは沼だ。降り立った場所がヴォールトのすぐそばだったに違いない。状況を把握する前に、ヒドラ、沼ドラゴン、棘の狩人、そのほかいろいろな連中に、次から次へと波のように襲われた。球雷の轟音がますます客を呼び寄せるが、この呪文は今や、群れで襲ってくる敵を倒すのにすばらしく効率がいい。生まれつきの耐性があって飛べるのに、その途中で私がこれほどひどく傷つきさえしなければ! 最良の呪文は今や 8# の威力になっているのが分かる。たとえばファイアボールは、手強い敵相手でも 1 発で仕留めることが多い。スプリガンのドルイドが指輪を落としていったが、鑑定できないし、たぶん毒耐性が付いているだけのものに巻物を無駄にしたくはない。茂みに穴が開いていて、そこから悪党どもが次々とこちらへすり抜けてくるのが見える。ヴォールトはそのすぐ裏にあるに違いない。ひとまずほかの方向を探索して、ヴォールトは最後に取っておこう。ところが言うは易く行うは難し、私がいるのは行き止まりで、出口はヴォールトがふさいでいる。別の階段から降り直したほうがよさそうだ。
このよろめき歩くマングローブというのが、なかなか意地が悪い。もっとよく燃えてもいいはずなのに燃えないし、片づけたあとも、また翼をはためかせるのを忘れてはいけない。根っこのような何かで地面にしっかり縫いとめられてしまうのだ。さて、ヴォールトの外の部分には宝物らしいものはあまりなく、魔法書が 1 冊、獣の魔法書があっただけだ。うげっ。この本から呪文を覚えたことなんて一度もないと思う。今回も覚えない。
では、ヴォールトの中をのぞいてみよう。最初に私を狙って這い出てきた連中のあとでは、そう多くのモンスターは残っていないはずだ。そう、みんないなくなって死んでいる。で、戦利品は? もちろんルーン(1 つ目。残りはあと 14)、金貨がしめて 28 枚、それに普通のバトルアックス。この階では鑑定の巻物は 1 枚も見つからなかった。
蜘蛛の穴ぐら:5
これで正式に宝物庫への立ち入りを許されたが、その前に、蜘蛛のヴォールトに役に立つ宝物があるかもしれないので先に取っておきたい。その前に、頼れるドラゴンの鎧を、知力と腕力が 3 ずつ上がるアーティファクトのリングメイルに着替える。蜘蛛の穴ぐらで焼夷の炎を投げつけてくる者がいるとは思えないので、能力値の上昇がありがたい。さて、アステリオンとマーラの脇をこっそり抜けて、虫けらどもの最下層へ向かう。
蜘蛛の穴ぐら:5 は、うっかり危ない場所に迷い込まないよう、地図の巻物を 1 枚つぎ込むのにいい場所だ。降り立ったのは外周の端なので、ヴォールトにゆっくり近づきながら探索できる。ヴォールトはマップの南東にある巨大な円形の区画らしい。きっと幽体蛾や皇帝サソリやムカデの悪魔があふれ返っているはずだ。ここでのこつは、強い敵を孤立させて 1 体ずつねじ伏せることだ。それにアラクネにまだ会っていないので、この階で麗しいお姿を拝むことになるだろう。殺さなければならないのが残念だ。
さて、ここで驚きの拾い物があった。鈍器の虎の巻だ。棒術からの相互訓練のボーナスと合わせて、もとからなかなかの +1 という適性に、なんと +8 のボーナスが加わる。まともな近接武器がまったくない今、この機会を使わない手はない。あの破壊のロッドをまだ持ち歩いているので、すぐに訓練を始められる。獣の棲み処に戻ったら、護りのモーニングスターに持ち替えてもいいかもしれない。今使っている魔力の杖よりずっと大きなダメージを与えられるはずだ。それに、アステリオンと、もしかするとマーラも、悪魔の鞭を持っていたのを見た気がする。だからあいつらを片づければ、私のようなキャラクターにふさわしい武器が手に入るはずだ。その代わり、もちろん、大技の呪文が使えるようになるのはそのぶん遅くなる。炎の嵐は今の失敗率が 89% で、ここからぐんと下げなければならない。
ヴォールトの外の区画はすぐに探索し終えた。さあ、中に入るぞ。蜘蛛の穴ぐら:5 で殺されたことはたぶん一度もないが、今回が初体験というのも勘弁してほしい。どの入り口も蜘蛛の巣の罠でふさがれている。少し時間をかけてそれを取り払い、いざとなったら(そしてたぶんそうなる)いちばん近い階段まで邪魔されずに逃げられる道を確保しておく。ここには水場もたくさんあるが、私は飛べるので、この水は味方だ。まずは中央の円形の構造物の南側を回る。出てくるのはほとんど蜘蛛で、球体の蜘蛛もいる。どれも何か投げつけてくるほど長くは生きていない。半周ほど回ったところで、最初の幽体蛾が見えた。2 発目のファイアボールで倒したが、魔力を少し吸い取られた。毒の燃焼がここでは役に立つ。見える範囲の毒持ちを全部殺してくれるし、ファイアボールのせいで蜘蛛が何匹か騒ぎ出していたからだ。ところが魔力が満タンに戻る前に、皇帝サソリに見つかった。逃げ道の出番だ! 階段の下で待ち構えていたそいつを、毒の燃焼を 6 回唱えて、ようやく内側から焼き尽くした! 上へ逃げたときにはその 30 MP がなかったので、あそこで休めたのは本当に大きかった。角を曲がったすぐ先で、別の皇帝サソリが現れた。こいつのために退く必要はなかったが、後ろに小さな虫けらがぞろぞろついてきたので、魔力を使い果たしてしまった。また上でひと休み。
最初の幽体蛾を倒した場所に戻るまでには、かなり時間がかかった。途中で皇帝サソリにさらに 4 匹、巨大黄色蜂と巨大赤色蜂がいろいろ、穴掘りの甲虫が 1 匹、憤怒せる蛾が 1 匹、それに小さな蜘蛛がたくさん出てきた。みんな、あの幽体蛾に撃ったファイアボール 2 発で騒ぎ出したのだ。内側のヴォールトの入り口が見えてきたが、引き返して北側からの道を先に片づけることにする。ヴォールトに入るときに背後から敵が現れるのはごめんだ。その途中で、まず未鑑定の巻物(魔力の武器か、武器強化の巻物 III か、召喚のどれか)を拾い、それから別の幽体蛾を倒すはめになった。今度はファイアボールが 4 発要った。さっき倒した穴掘りの甲虫の仕事ぶりも拝ませてもらった。2 匹目の蛾には 1 匹目ほど取り巻きがいなかったので、ヴォールトの入り口への北側の道は片づいた。中には幽体蛾があと 1 匹いるだけだった。そいつに魔力をすっからかんにされ、しかもまだ HP をたっぷり削らないといけない。炎のワンドで片づけるしかなかったが、これがなかなかよく効いた。宝物は、アンブロシアが 3 つ、普通のスケイルメイル、回復の薬が 1 本、大水の小瓶。蜘蛛というのはけちん坊だ。
2 つ目のルーンを手に入れた結果、鈍器のスキルは 6 近くまで上がったが、炎の嵐はまだ失敗率 85% だ。帰り道でアステリオンに挑んでみようか? あいつの鞭が欲しい! 球雷で倒してみるのもいいかもしれない。やってみよう!
いた。前回マーラを見かけた場所のすぐ近くで昼寝をしている。控えめに言っても少し危ない。球雷はひどくうるさいのだ。だが、上り階段への帰り道はふさがっていないので、賭けてみてもいいだろう。目覚ましのファイアボールの射程に入れるために 1 歩近づかなければならないが、撃つ前にあいつは目を覚ました。痛っ、焼夷の炎を使ってくる。なのに私はドラゴンの鎧を着ていない! 間抜けだ! 急いで未鑑定の巻物を床に置き、ファイアボールを当てる。かなり効いているので、望みはある。球雷を解き放つが、ムカデの悪魔が割り込んできて、暴れ回る 6 発の球が、主に私に当たる羽目になった。猛火の矢でそのムカデを倒さなければならない。この戦いはうまくいっていない。アスティは今度は幽体の武器を出してきた。これはむしろ好都合かもしれない。2 回目の球雷の一斉射撃は、本人と武器の両方に当たるからだ。うまくいった。まだ 3 発の球が宙を舞っているうちに、あいつは崩れ落ちた。運がいい。アスティの焼夷の炎で燃えたのは、解呪の巻物 1 枚だけだった。
収拾であいつの鞭を引き寄せる。+3,+2 の衰弱の悪魔の鞭だった。強化値はいいが、衰弱は好きではない。この未鑑定の巻物が魔力の武器の巻物なら、もっと役に立つブランドに変えられるかもしれない。だが、その巻物は今どこだ? 見えない。アスティがちょうどその真上に倒れたので、収拾で残骸を全部どかして巻物を掘り出さなければならない。残骸の中には、輝く盾とテレポートの巻物があった。マーラが角を曲がってくることもなく、ミノタウロスの死体をさばく時間まであった。しばらくここにとどまって傷を癒し、面倒に巻き込まれずにどこまで探索できるか試してみることにする。ちなみにあの盾は +1 の耐冷の盾だった。いつかコキュートスを探索するまで生き延びられたら、役に立つだろう。
ほぼ全部見て回ったと思ったところで、またマーラに会った。かかとにぴったりつかれながらも、まだ安全な距離を保ったまま階段までたどり着く。あいつは分身を作っていたので、もう一度球雷の弾幕を試してみる。本物のマーラも、分身の手下どもまとめて倒せるかもしれない。確かめると、電撃への耐性はない! 球雷を 2 回宙に放つが、マーラの 1 体がこちらへ瞬間移動してくる。そいつに当たり、もう 1 体にも当たったが、3 体目のマーラは射程の外で高みの見物を決め込んでいる。しばらく様子を見よう。2 体のマーラはかなりのダメージを受けたが、3 体目(たぶんこれが本物)は私の分身を作って近づいてくる。こいつもダメージを受けてはいるが、私に炎を投げつけてきて、危うく死にかけた。回復の薬を何本か飲みながら、2 体のマーラが死ぬのを見届ける。どうやらどちらも偽物だったらしい。マーラ 3 号はまだ健在で、近づいてくるのだから。宙にはまだ球が 4 つ浮かんでいる。いや待て、そのうち私のは 1 つだけで、残りは私の分身が私を狙って放ったものだ! 残念だが、ここはずらかろう。マーラを倒せるかもしれないが、危険が大きすぎる。それにどのみち、あいつが持っているのは悪魔の刃なので、倒しても経験値以外に得るものがない。またあとで。
HP 103 のうち 38 を残して上へたどり着いた。まさに間一髪だった。だがアステリオンを初めて倒したのだから、これはなかなかの成果だ。しかも役に立つ装備を 2 つもくれた。さて、次はどうする? 物置きに戻って、まずは新しい巻物を試す。もちろん召喚で、今やありとあらゆる陽気な森のお友だちが私の周りをぴょんぴょん跳ね回っている。一度だけ、DCSS の開発者のみなさん全員に聞こえるように言わせてもらう。私は召喚が大嫌いだ! あんな遊び方は退屈でつまらない。まじめなプレイヤーのことは放っておいてくれ。敵を倒したいときに限って邪魔になる、どんな種類の味方も作り出すものは、いっさい勘弁してほしい! ふう、叫んだらだいぶすっきりした。だが新しいお友だちは私の癇癪などどこ吹く風で、物置きの上をぴょんぴょん跳ね回り続け、ここに置いてある品物が見えないようにふさいでくる。
武器強化の巻物 II を 4 枚と I を 3 枚使って、新しい鞭を +5,+5 にした。これで酸による腐食も受けなくなる。その途中で外れたのは I と II が 1 枚ずつだけなので、悪くない。鈍器のスキルは 6.5 になり、棒術とほぼ同じ高さだ。そこまで行くと伸びはずっと遅くなるが、どのみち虎の巻の効果が切れたらすぐ訓練を止めるつもりだ。
深層への準備はまだできていない。分岐の最下層を巡っても鑑定の巻物は増えなかったので、宝の埋蔵庫にはまだ手が届かない。残るは宝物庫だけだ。十分長く生き延びられれば、少なくとも何か役に立つ戦利品は見つかるはずだ。本当に生き延びられたら、炎の嵐の今の失敗率 82% もすぐに下がるだろうし、知性の薬を使えば、近いうちに少なくとも 2 回目には唱えられるようになるだろう。
宝物庫:1〜4
降りる途中でオークの坑道:4 に買い物に寄る。アビスへ追放されたときに備えて、そろそろ変異耐性の護符が欲しい。それに、氷やら炎やらの矢を撃ってくるヤクトールどもへの対策として、保存の護符も欲しい。
宝物庫に入るにあたって、ぐずぐずしないと心に決めている。敵が見えたら、猛火の矢でさっさと仕留める。ここでは食べ物はたいして問題にならないので、魔力が減ったらいつでも退いて回復できる。最初の階ではこれがなかなかうまくいった。鉄縛の保護者が大盾を落としたが、私にはまだずっと早すぎる。また獲得の巻物だ。使ってみるべきか? ひとまず持っていくだけにしておこう。だが、未鑑定の巻物ももう 1 枚あった。読んでみると、衰弱の悪魔の鞭が火炎の鞭に変わった。いいね! ただ、これで手札がすっかり炎に偏ってしまった。また炎の巨人に会ったときにはまずい。
オークの一団との小競り合いでレベルが 20 に上がった。AC は 36、SH は 22 になった。さらにいいことに、炎の嵐の失敗率が 75% まで下がった。この数字からは目が離せない!
最初の階を片づけたので、戦利品を置きに獣の棲み処:2 へ戻る。杖も全部持ち出して、役に立つ元素の杖を狙って獲得の巻物で 3 度目の挑戦をする。出てきたのは影のロッドだ。何のことやらさっぱりだが、説明を読むと召喚の道具なのははっきりしている。まったく結構なことだ! 次はいっそ金を頼むことにしよう。魔法書を選んだところで、どうせ召喚の魔法書が出てくるのだから。うんざりしながらこいつを深い池に放り込み(どうもありがとう、何の役にも立たなかったよ!)、宝物庫:2 での仕事に戻る。
少し探索したところで、アンデッドの大群に襲われた。出どころは地下墓地の入り口だ。ドナルドの反射の盾のおかげで、モンスターが次々と自分の飛び道具に打たれるのを眺めて楽しむ。魔法書が落ちている! 何だと思う? 召喚だ! うがあああ! 階をほぼ終えたところで、バザールの入り口が見えた。入ったときに告げられた覚えはないのだが。何とまあ、そこで力の魔法書が見つかった! 破壊の爆裂球が手に入った! 変異治療の薬もあった。かなり値が張るが、これは見逃すわけにはいかないと思う。今の良い変異を手放すのは嫌だが、いずれその時は必ず来る。アーティファクトの手袋も見つけたが、ふたを開けてみれば +0 で電撃耐性が付いているだけだった。こんながらくたに金貨 240 枚は高すぎる。ルーンが刻まれた悪魔の鞭は苦痛のブランド付きだった。ずっとあとで死霊術に手を広げるかもしれないので、とっておく。どうやらバザールにはもう時間制限がないようだ。だとしたら嬉しい変更だ!
炎の嵐は 65 % になった。もうすぐだ! 次の階のあとで覚えようかな。さあ、爆裂球の出番だ! もう失敗率 1% なので、好きなだけ使える。マーラに最後のご挨拶に行く頃合いかもしれない。というわけで行ってきた。蜘蛛の穴ぐら:3 へ急ぐと、マーラは前回別れたのと同じ場所にいた。だが馬鹿ではない。最初の爆裂球を受けると分裂して、どれを狙えばいいか当てっこをさせてくる。つまりまた球雷に頼るしかない。次の手番でマーラは私の分身を作り、そこから球雷の派手な撃ち合いが始まった。だがこれは私にとって好都合で、マーラにとっては不都合だった。今回は 3 体のマーラ全員がひどく当たったのに、私と分身はかすり傷ひとつ負わなかったのだ。とはいえマーラも私に猛火の矢を撃ち込むことに成功し、これは痛かった。上へ退くことにしたが、最後に見たメッセージは、マーラの死と、役に立ってくれた分身がひと筋の煙とともに消えたことを告げていた。傷を癒して確かめに戻ると、まさしく、アステリオンを倒したのとまったく同じ場所に、あいつのローブと悪魔の刃が積み重なっていた。これで蜘蛛の穴ぐらでの探索は終わりだ。獣の棲み処:2 を通って宝物庫に戻る。
宝物庫:3 に降りて最初に見えた敵は、メナスだった。眠っている吸血蚊を 2 匹連れている。こんな邪悪な生き物が、どうして聖なるお方のおそばにいるんだ? しかも今から力を合わせて私を襲おうというのか! 試しにファイアボールを撃ってどうなるか見てみる。何も起きない! そこで階段を駆け上がり、ついてきた蚊を 1 匹倒す。物置きに戻って怪力の薬と敏捷の薬を取ってくる。これがあれば、また会ったときに鞭で叩きのめせるはずだ。運がよければ、沈黙させられる前に少なくとも 1 発は爆裂球を当てられるかもしれない。メナスのいる階へは別の階段から降りたので、あいつからはかなり離れた場所に出た。2 体目の炎の巨人を見つけたが、今度は球雷であっさり倒せた。
次に見えたのは僧正坊で、私を凍気の雲に閉じ込めた。中にいた 2 ターンで危うく殺されかけたので、安全なほうへ瞬間移動して回復の薬を飲む。僧正坊はまだその部屋にいるが、ひどく傷ついている。回復される前に素早く倒さなければ。すると、ありがたいことに向こうから出てきて、稲妻の矢を撃ってきた。私の Crawl-Wiki のページを読んでいないのか? 私は電撃に耐性があるんだよ、この間抜け! 僧正坊はそれを身をもって知りながら死んでいった。だが私のほうも死の瀬戸際で、しかも鉄縛の保護者に追われている。階段までたどり着きたいが、岩の巨人に道をふさがれた。おいおい、ここは 10 分前に片づけたばかりだぞ。どうやってここへ来たんだ? 両側から追いつめられ、安全な場所に出られることを祈ってテレポートの巻物を読む。ふう、すでに探索済みの区画の、がらんとした大部屋に降り立った。すぐ隣には魔術師がいる。こいつなら私でもさばける相手なので、ここを休むための隠れ家にする。岩の巨人はそれでも私を見つけ出した(別の個体かもしれない)が、今度は通路の中ではないので、爆裂球 2 発で倒した。肉を何も残さなかったのは困る。腹ぺこなのだ。
さらに探索を続けて悪党どもを倒していくと、扉の向こうからメナスの光輪が透けて見えた。階段からはもう遠く離れているので、走って逃げ切ることはできない。地形は爆裂球を 1 発、うまくいけば 2 発撃ち込むには好都合だ。敏捷の薬を飲むと、あいつが現れた。1 発目の爆裂球は当たったが、もう 1 匹の蚊がどこからともなく現れて 2 発目を受け止めてしまった。そして静寂が私を包む。怪力の薬とスピードの薬を飲む時間はある。悪魔の鞭であいつの体力はみるみる減っていくが、少し回復されてしまううえに、ヤクトールの族長と宝物庫の警告者が加勢にやってきた。メナスは死んだが、仲間たちが近接の間合いに入っていて、私を袋叩きにしてくる。問題ない。強化が効いているあいだに、あっという間に片づけた。メナスを倒したことで、また 1 つ深刻な脅威が取り除かれた。それに経験値もたっぷりくれた。炎の嵐は 54% になった! 階の残りを片づけ、物置きにちょっと寄ってから、いよいよ大技を覚える。今は 52% だ。必要なら知性の薬を飲めばいい。そうしたら、お祭りの始まりだ!
宝物庫:4 はいつまで走り回ってもモンスターが 1 体も見えない。これはいつも悪い兆しだ。みんなまとめて一度に出てくるということだからだ。あるヴォールトの扉を開けると、すぐ隣に、ひとりでに動く吸血のバトルアックスがいた。瞬間移動の巻物を 1 枚犠牲にする以外にうまい手が思いつかず、それから爆裂球で叩き落とした。これで瞬間移動の巻物は品切れだ。予想どおり、そのヴォールトの奥は刃の広間の入り口だった。しばらくは入らない。さらに嗅ぎ回ると、鑑定の巻物と防具強化の巻物がある場所を見つけた。これでついにドラゴンの鎧が、壊れない +5 になった。巻物の店で鑑定の巻物をさらに 3 枚買う。これで宝のヴォールトに入るまで、あと 1 枚足りないだけになった! それはオークの店で買えるので、今はそれが最善の手だろう。いつものとおり、宝の埋蔵庫の戦利品は、夢見ていたほどの半分もわくわくするものではない。金貨がいくらか、+3 のクローク(飛行が付いていて(うげっ)、器用+4)、それにアーティファクトの護符。勇気を出して着けてみると、うん、悪くない。知力+2、さらに器用+4 で、しかも美食家の効果まである! ルーンが刻まれたモーニングスターが 2 本、大水の小瓶、それに活力の水晶玉。満腹度を上げるために、獣の棲み処でつまみ食いの相手を探して少し走り回るが、これがなかなか難しい。獣の棲み処:5 でようやく羊の群れをさばいて、どうにかなった。宝物庫:4 へ戻ろう!
恐れていたとおり、ここは今や危険な場所だ。霜の巨人と炎の巨人に出くわし、後ろには鉄縛の保護者が控えている。霜の巨人にあっという間に HP を削られ、3 つのことを同時にこなさなければならない。回復の薬を飲むこと、巨人と戦うこと、保護者を倒すこと。まず保護者が倒れ、霜の巨人を通路からおびき出すことに成功した。巨人は爆裂球を食らい、炎の仲間も同じく食らったが、最初は今度こそ一巻の終わりかと思った。その場所へ戻ると、また別の炎の巨人が現れた。最初の猛火の矢で HP を 3 分の 1 まで減らされたうえ、私は通路の中にいて、爆裂球を当てられる見込みはまったくない。またテレポートの巻物を読んだが、降り立ったのはファイアドラゴンのいる部屋だった。そいつは爆裂球に屈する前に、私の HP をさらに削っていった。さらに火吹き蟹が現れて、HP は 5、回復の薬はゼロになった。蟹は倒したが、震えが止まらない。物置きに戻って薬を補充しなければ。あんなきわどい目にもう何度かあったら、おしまいだ。宝物庫:4 に戻り、あの炎の巨人を通路からおびき出して爆裂球で倒した。これで宝物庫:4 の探索は終わりだ。宝物庫:5 はまだ私の手に余る(入る前に荒れ狂う嵐をちゃんと使いこなせるようになっておきたい)。となると、いよいよ深層に挑むしかない。炎の嵐の失敗率は 43%、知力は 34、AC は 38、SH は 24。魔法のスキルの伸びは遅く、呪文詠唱が 18、妖術が 16、炎の魔術が 15。風の魔術はまだ 13 にも届いていない。いずれにせよ、XL 21 で私はまだ生きているし、アビスに追放してくる者もまだいない。
深層:1〜3
深層の入り口の区画は凝った造りで、つまり、いざというときに出口の階段までたどり着くのが難しい。ここはごくゆっくり進むことにする。案の定、ほとんど踏み出してもいないうちにノリスが現れた。今ならこいつにも対処できるはずだし、地形も爆裂球を使うのにちょうどいい。ところが、そう簡単にはいかない。あいつは位相変移か何かそんなものを使っていて、爆裂球のほとんどを避けてしまう。同時に洞窟トロルの地術師がリーの瞬間解体術で私を吹き飛ばしにかかってきて、これには耐えられない。ノリスはようやくひっくり返り、地術師も倒れたが、今度はただの洞窟トロルが 4 体、私のかかとに食らいついてくる。まあ、階段まではたどり着いた。その後もこの調子だ。ヤク、人食いヤク、ヤクトール、洞窟トロル、地術師がうじゃうじゃいて、きりがない! しかもこの階の最初の 3 部屋をちらっと見ただけなのだ。深層は過酷だ! 次はバルログだが、少なくとも +2,+5 の冷気の悪魔の鞭を落としてくれた。コレクションに加わるいい品だ! バルログが守っていたのは地獄への入り口で、そこでまた杖を見つけた。妖術の杖だった。探しているものとは少し違うが、呪文を強くしてくれる。
深層:1 を探索し終えて XL 22 になり、炎の嵐の失敗率は 32% になった。もう少しだが、そろそろ本当に必要な時期だ。火炎耐性と冷気耐性がどうしても欲しいが、知性の指輪は外したくない。外せばまた成功率が下がってしまう。鈍器のスキルは 13 を超えたので、多少衰弱していても悪魔の鞭を最小の攻撃速度で振るえる。虎の巻はまだ効いている(ゼロからここまでずっと伸ばしてくれた)が、ひとまず物置きに置いて、鈍器の訓練は止める。経験値は 1 点残らず大技の呪文のために要る(ただしそこには、呪文詠唱の不利を避けるために盾のスキルを 15 まで上げることも含まれる。今は 13 だ)。
深層:2 では、手強いモンスターでいっぱいの囲まれた区画に出たが、運よく階段から戦えた。炎の巨人は近接の間合いから爆裂球を何発か撃てば倒せると学んだ。だが階の残りを見つけるには、別の階段を探さなければならない。2 つ目の階段で出たのも似たような造りで、実は最初に降り立った区画と並ぶように配置されていた。3 つ目の階段は、この 2 つの囲いを取り巻く区画に出るのだろう。まずい。また広い区画に階段が 1 つしかないことになる。実際そのとおりだった。3 つ目の階段を降りると、初めてリッチに出くわした。それも 2 体、後ろには炎の巨人が控えている(今では炎の巨人はほとんどお決まりの相手だ)。戦い方を少し変えることにする。敵が見えたら、1 部屋か 2 部屋ぶん後退して、一度にたくさん相手にしないようにするのだ。それに、階段の場所はいつも把握しておくに越したことはない。2 つの囲いの外は、かなり開けた階だ。爆裂球を使うには申し分のない地形で、実際ばんばん使った。ここには稼げる経験値がたっぷりあり、途中で XL 23 になって、炎の嵐が少しだけ当てになるようになった。まだ使ってはいないが、それは単に機会がなかったからだ。爆裂球の空腹の消費はまだかなり重い。思っていたより頻繁に美食家の護符に付け替えなければならず、そのせいですでに回復の薬を 1 本失った。氷の攻撃から守ってくれる保存の効果がなかったからだ。
深層:3 は森の中、アビスへの入り口のすぐ隣から始まった。モンスターを見かけたら、そのすぐ横で森林火災を起こすことにする。援軍の足止めになるはずだ。この階は、結局 0.14 の正式リリースには入らなかった魔法の森の代わりなのだろう。女呪術師にも会えるだろうか? 洒落た鎧を持っているかもしれない。小さな建物の扉を開けると、スプリガンが 3 体、トログの祭壇のまわりに少し散らばっていた。待っていた機会はこれだ! ところが最初の炎の嵐は失敗した。2 回目はうまくいき、森の小さなお友だちは燃え尽きた。トログもさぞお喜びだろう。次は先に薬を使おう。またスプリガンが固まっているのが見えたので、知性の薬を飲むと、失敗率は 16% まで下がった。炎の嵐は一発で成功し、魔力が 1 点も減らなかった。木々のあいだにいた相当な数の群れに当たったに違いない。空腹の消費をなくすために、ここからは活力の杖を使う。ちなみに荒れ狂う嵐も、知性の薬が効いていれば失敗率 42% と、もうそれほど遠くない。
森を焼き払いながら進むと、高レベルのスプリガンが次々と湧いて出てくる区画に出た。悪魔の鞭やクイックブレードを落としていく。ここの都に近づいているに違いない。悪魔の鞭は火炎のブランドだが、強化値は私のものより低い。クイックブレードはブランドなしだが +3,+8 で、すばらしい武器だ。魔力の武器の巻物で改良もできるだろうが、私の鍛えている系統ではない。見送ろう。あった、石造りの建物だ。中からエルフの大司祭が出てきて、後ろに霜の巨人が続く。エルフは地獄の業火を投げつけてくる。痛っ! まだらドラゴンの鎧を着ていてよかったし、霜の仲間と一緒にこいつを素早く倒せてよかった。建物からさらにモンスターがあふれ出てきたので、ここは戦略的撤退だ。その中に女呪術師本人がいる。知性の薬をもう 1 本飲んで、炎の嵐をぶつける。続けて爆裂球を撃つが、盾で防がれてしまった。炎の嵐をあと 2 回撃って片をつけた。あいつのフェアリードラゴンの鎧をぜひ調べたいところだが、あいつが倒れたせいで地獄の騎士やさらに高レベルのスプリガンがわんさか騒ぎ出し、四方八方から押し寄せてくる。地獄の騎士に効くのは爆裂球か冷気の鞭だけだ。この猛攻を退けるにはかなり時間がかかった。やがて調べに行く。フェアリードラゴンの鎧は上物だ! +7 に強化されていて、火炎耐性と命中+3 が付いている。ついでに自分で呪いを再設定するらしいが、着替える場面はたいしてなさそうだ。もらっておこう! だがそれ以外の戦利品はお粗末なもので、ほかのスプリガンの棲み処や魔法の森で見たものとは比べものにならない。いちばんいい品が能力回復の薬なのだから、それで推して知るべしだ。
女呪術師を倒したあとも、階を片づけるにはかなり時間がかかった。それから深層:4 では、またいつもの岩だらけの地形と、高レベルのモンスターが果てしなく波のように押し寄せるいつもの猛攻に戻った。だが今は炎の嵐が味方なので、勝ち抜ける見込みはずっと高い。それに、なるべく階段の近くにいるようにする。ジョーグルンが行く手を横切ったときも、また階段まで走った。あいつの地の魔術の持ち札を考えると、しっかり休んでから挑んだほうがいい。案の定、2 回粉砕されたが、あいつは 2 回目の炎の嵐(今は知性の薬なしで 13%)には耐えられなかった。次に骸骨ドラゴンに襲われたが、こいつにはなかなかダメージが通らない。逆にこちらの体力は恐ろしい速さで削られていく。荒れ狂う嵐なら崩れ落ちるはずだから、早く使えるようにしなければ。これから先は骸骨ドラゴンがもっとたくさん出てくるはずだ。この階では、必ず出るジグラットへの入り口も見つけた。あの門をくぐれるまで生き延びられるといいのだが。
ついに魔法書で役に立つ発見があった。雲の魔法書と、ずっと見つからなかった炎の魔法書だ。だが、今さら焼夷の炎を覚えるには遅すぎる。この先の相手で、あれに恐れ入ってくれるものはそう多くないだろう。
エルフの大広間:5
深層はあと 1 階残っているが、炎の嵐が使えるようになったので、先にエルフのところへ最後の訪問をすることにした。何か役に立つものが見つかるかもしれない。着いたところで、また魔法の地図の巻物を 1 枚つぎ込む。まずヴォールトの外を全部片づけたい。これはすぐに終わったが、その途中で、うかつにも -5 のアーティファクトの兜を試しに被ってしまった。能力値がいい具合に上がるのだが、呪われていて、霊視が付いていない。物置きに戻ってこいつの呪いを解くか、被り物を替えないままここで運を試すかの二択だ。まあ実際は、そんなに遠くまで戻らなくてもいい。オークの坑道:4 で解呪の巻物を売っている。霊視を取り戻してから、いよいよエルフの最後のヴォールトに入る。最初のエルフたちが現れたところで知性の薬をもう 1 本飲み、失敗率を 7% まで下げる。それでも最初の嵐を失敗させるには十分な数字だった。3 回目の炎の嵐で盾のスキルが 15 になったので、ひとまず訓練を止める。魔力はすぐに尽きた。つまり、炎の嵐はヴォールトの中ではたいして殺せていなかったということだ。闇エルフの剣豪が階段までついてきたが、球雷で食い止めた。これを何度か繰り返し、炎の嵐をさんざん撃ち込んだあと、思い切って外側のヴォールトに入ってみると、そこは見るも無残な殺戮の現場だった。エルフの中には、ランダムアーティファクトや固定アーティファクトの武器を持っていた者もいた。内側のヴォールトもまだ確かめないといけない。きっとまだエルフが何体かひそんでいるはずだ。いや、宝物部屋はどちらも守り手がおらず、宝でいっぱいだった。いい品を全部運び出すには何往復もしなければならない。アーティファクトの兜をもう 1 つ見つけたが、最初のものよりさらに役立たずで、もちろんこれも呪われていた。毒の杖と冷気の杖も見つけた。膨大な杖のコレクションに欠けているのは、もう大気の杖と火炎の杖だけだと思う。帰る頃合いだ。
深層:5
深層の最後の階の一掃は、特に問題もなく済んだ。深層:1 に入ったときより、私はずいぶん強くなっている。高レベルの魔法書を見つけた。殲滅の魔法書でないことは確かだ。それなら今の私には読めるはずだからだ。しばらくは鑑定しないでおこう。ところが、ゾットの領域への入り口のヴォールトは、階の中央にある巨大な建物で、ドラゴンとドラコニアンがうようよしていて、その中には初めて見るゴールドドラゴンも 2 体いた。初めての触手の怪物にも会ったが、ゲームのこの段階ではもう脅威ではなく、経験値をがっぽりくれるありがたい相手だ。ところがドラコニアンは話が別だ。いつも部隊で現れ、部隊のひとりひとりがそれぞれ違う種類なのだ。指輪や護符を付け替えて全員に備えるなんて、とてもできない(たとえば、黄色ドラコニアンが現れたら、霊視の兜を台無しにされないよう、急いで腐食阻止の護符に付け替えた)。そうすると巻物や薬が氷や炎の攻撃にさらされる。それでもこの階を終えたときには XL 25 で、26 まであと少しだった。知力は 36、AC はなんと 45、SH は 27 で、しかもこの盾は、遠くから撃ってくる(いかれた)連中の多くを私の代わりに倒すか、少なくとも痛めつけてくれる。これでかなり手堅いキャラクターになったと思う。荒れ狂う嵐も、知性の薬なしで失敗率 26% という頼もしい数字になった。もうすぐ宝物庫:5 に入るときに、華々しい初舞台を飾ってもらうつもりだ。ゾットの領域に入るまでの最後の関門、宝物庫の銀のルーンに挑む準備はできた! 手早く普通の瞬間移動の呪文も覚える。宝物庫:4 へ上がるたびに、ついてきたモンスターとの距離を取るのに役立つだろう。
宝物庫:5と地獄の入り口
入る前に知性の薬をもう 1 本飲み、妖術の杖を構える。これで炎の嵐の威力は 9# まで上がった! 最初の炎の嵐はあまりに壊滅的で(しかも宝物庫の番人たちがぎっしり詰まって立っていたので)、魔力は満タンのままだった。2 回目の炎の嵐も同じ結果で、XL 26 になった。だが生き残りが近接の間合いまで来ている。とっておきのサプライズの時間だ! 最初の炎の嵐とは違い、最初の荒れ狂う嵐は不発ではなく、宝物庫の番人たちを宙に巻き上げた。そのとき火吹き蟹が角を曲がってきたが、それに対する私の最善手は炎の嵐だ。あたり一面が燃えさかる地獄と化したが、私は嵐の目の中で落ち着き払って立ち、自分の花火の効果を眺めている。壮観だ。2 ターン何もせずにいると、画面から敵がいなくなり、魔力は最大の 46 に戻った。こういう戦い方は好きだ。ヴェフメットに感謝! あとはもっと敵が巣穴から出てくるのを待ち、固まるのを待って、次の炎の嵐を浴びせるだけだ。少なくとも私はそう思っていた。タイタンに旋風の一撃を当てられ、同族のガーゴイルには守りの隙間を縫って強烈な鉄塊の矢を通された。HP は 32 まで落ちた。かなり危ないが、階段を上って退く。上る途中で何かに当てられたら、たとえば倒しきれなかったあの太古のリッチとか……。生き延びた。降りる前にたっぷり休む。どうやら大事なことを忘れていたらしい。この階では、強大な宝物庫の番人たちも、実はただの雑魚にすぎないのだ(焼き魚にしてやる、というシャレのつもりだ)。
案の定、悪党どもがそろって階段の下で待ち構えていた。太古のリッチがすぐ隣に瞬間移動してきたが、知性の薬をもう 1 本飲んで勢いをつけ、すぐさま荒れ狂う嵐を起こす。タイタンが旋風の一撃でそう簡単に当ててこないよう、飛行を止めておくのを忘れていた。でも、どのみち荒れ狂う嵐で私も宙に浮くんじゃなかったっけ? さて、今度はずっとうまくいった。炎の嵐を 2 回撃ったあとも体力は十分残っていて、足もとには太古のリッチ、触手の怪物、タイタン、シャドウドラゴン 2 体が死んで転がっている。だが援軍は次々とやってくるので、また上へ戻るタイミングを逃さないように気をつけなければ。まわりのものはすべて死んでいくが、しばらくすると魔力を補充しに上がらなければならない。また降りると、ゴールドドラゴンが 2 体、別の太古のリッチ、別のタイタン、いろいろな巨人やもっと小さな脅威が、ヴォールトから這い出してくる。ここでの仕事はまだ終わらない。宝物庫の監視者に階段を封じられたので、逃げ道をまた開くにはまずそいつを倒さなければならない。だがこいつらもみな荒れ狂う嵐と炎の嵐の前に倒れ、私はもう一度上へ戻った。4 つのヴォールトにはまだたくさんモンスターが残っているのは分かっているが、この階はもう手中に収めたと思う。残りはゆっくり相手にすればいい。また降りると、案の定、階段のまわりは片づいているようだ。ヴォールトに入るときに背後から不意を突かれないよう、まず外周から探索を始める。
いや待て! この間取りは何か違うぞ! どうやらヴォールトには階段のある区画からだけでなく、外側からも入れるらしい。これで戦い方はかなり変わってくる。ヴォールトごとに、その周りの外側も含めて、毎回階段から始めて攻略しないといけないだろう。さもないと囲まれてしまうかもしれない。
ここからはうんざりする残党狩りなので、妖術の杖を活力の杖に持ち替える。さもないとすぐに食料が尽きてしまう。これで炎の嵐の威力は下がるが、荒れ狂う嵐には影響しない。階段まで戻ると、4 つのヴォールトすべてから高レベルのはぐれ者がたくさん出てくるが、もう固まって出てくることはなく、私にもさばける。残党狩りは南西のヴォールトから始めることにする。いい選択だった。ルーンのあるヴォールトだったのだ。戦利品で荷物がいっぱいになってきて、全部獣の棲み処:2 まで運びたくなるが、そろそろ、本番の舞台にもう少し近い場所に、新しい物置きを開く頃合いかもしれない。
そこで地獄の入り口を訪ねることにする。今なら一掃できるくらい強くなっているはずだ。最後から 2 本目の知性の薬を飲み、妖術の杖を構えて降りる。地獄の入り口はとても開けた場所のようで、入り口に立った位置からは建物が何も見えない。これはありがたい。荒れ狂う嵐の効果をまるまる引き出せるし、炎の嵐を遮るものもない。ゲリュオンがすぐそこにいて、最初の炎の嵐でみるみるダメージを受ける。ほかの方向から近づいてくるモンスターには、荒れ狂う嵐で対処すればいい。すばらしい、ゲリュオンは 2 回目の炎の嵐で崩れ落ち、おかげで一気に XL 27 まで上がった! だがほかにもたくさんの悪魔が近づいてきているし、こちらは魔力が乏しい。マーリーが醜い頭をもたげた。また上がって、魔力と体力を補充する頃合いだ! 炎の嵐は失敗率 3%、荒れ狂う嵐は 16% になっていた。そこで最後の知性の薬を飲んで、もう一度降りてマーリーを倒すことにする。それが済めばもうこの薬は要らなくなるはずだ。万歳! 今では悪党どもがかなり集まって待ち構えていて、そこにマーリーも加わっている。あいつの拷問のダメージを減らすために、守りを N+++ まで上げておいた。これで大丈夫だろう。モンスターの多くがすでに近接の間合いにいるので、まずは荒れ狂う嵐から。思い知らせてやる! それからマーリーに炎の嵐を浴びせ始めるが、ダメージの通りが遅い。結局、あいつを倒すのは荒れ狂う嵐のほうだろう。だが嵐はしぼんでいき、マーリーはひどく傷ついたまままだそこにいて、何かを召喚し始めた。今やすぐ隣にいるので、爆裂球を撃ち込むと、それで片がついた。あいつと一緒に、召喚された手下も消えた。ほかの何体かのモンスターにはもう少し「励まし」が必要だったが、地獄の入り口はこれで私のものだ! とはいえ、もう一度上へ戻らなければならない。また魔力が乏しいし、体力も満タンではないし、さらに悪魔が近づいてきている。まだ危ない連中がうろついている。たとえば地獄の業火を 2 回浴びせてきたヘリオンだ。
地獄の入り口の残党狩りを終えたら、物置き作りに取りかかる。まずは前の住人たちの残骸を片づけなければならない。さいわい溶岩がたっぷりあるので、がらくたを全部溶かして、お宝の置き場所を空けられる。
宝物庫:5 に戻ると、荒れ狂う嵐の失敗率が 11% になっているのに気がついた。これなら十分だ。また訓練の幅を広げる時が来た。今いちばん必要なのは戦闘と躱し身だ。とても軽い(そのくせとても強力な)鎧のおかげで、躱し身の適性が低くても驚くほど高い回避率が出せる。そこでこの 2 つのスキルの訓練を再開し、甲冑と発動ももっと上げたい。中盤の、鍛えているスキル全部に経験値の 10% ずつしか回っていなかった頃に似ている。それでも呪文詠唱は集中させたままだ。できるだけ早く 27 まで上げたい(今は 23)。
南東のヴォールトはもう無防備だ。ドラゴンの魔法書などの戦利品が見つかった。北東のヴォールトでは、運よく甲冑の虎の巻が見つかった。だがモンスターもまだ何体か残っていて、北西のヴォールトも同様だ。そこでは醸造所が 3 軒見つかり、そのうちの 1 軒が初めての経験の薬を売ってくれた。効果を最大にするため、これを全部躱し身につぎ込み、回避は 17 まで上がった。これで宝物庫:5 の探索は終わりだ。ゾットの領域に入る以外に残っている選択肢は、地下墓地、刃の広間、スライムの穴ぐら、アビス、パンデモニウム、4 つの地獄のどれか、そしてジグラットだ。役に立つ装備が見つかる見込みがいちばん高いのはスライムの穴ぐらだが、そこはとても危険な場所でもある。とはいえ以前に何度か攻略したことがあるので、挑んでみようと思う。それに獣の棲み処:2 の物置きにも近くなるので、スライムを片づけたら、そこの荷物を全部地獄の入り口へ運べる。スライムに挑む前に装備を少し入れ替えておく。いちばんいい防具をあそこで台無しにされてはたまらないので、霊視の兜を、あのしょうもない -5 のアーティファクトの兜に替える。知力を少し上げてくれる。焼夷の炎で攻撃されることもないだろうから、フェアリードラゴンの鎧も、知力と腕力が上がるアーティファクトのリングメイルに着替える。結果、知力は 42 になり、どの呪文も空腹の消費はほぼゼロで、とても安定して唱えられるようになった。まったく悪くない! 唯一の心配は盾だ。アーティファクトの盾はまだ見つかっていないので、手持ちでいちばん安物の別の盾を持っていく。腐食でぼろぼろになるだろうが、盾なしで入るよりは、あるいは反射の盾や耐冷の盾を台無しにするよりはましだ。+2 の護りの盾にした。強化値がいくらか盾自身を守ってくれるかもしれないし、このブランドはこの先必要にならないと思う。ほかの装備としては、治療の薬をたっぷり。スライムの穴ぐらではしょっちゅう混乱させられるかもしれない。これでよし、準備完了だ!
スライムの穴ぐら
中に入ると、護符の付け替えが始まる。腐食阻止、明晰、変異耐性と、場面ごとに必要なものが違う。付け替えを忘れませんように! スライムのモンスターそのものは倒すのが難しくないが、見た瞬間に倒せないと、能力値や DNA にとんでもなくひどい影響を及ぼしかねない。3 階では、どんな目にあうかの味見をさせてもらった。階段を降りたら、すぐ隣に輝く眼球と黄金の眼球がいくつもいた。何もできないうちに、私は叫び声の変異の誇らしい持ち主になっていた。もっとも、これは私にとってそれほど致命的ではない。隠密はもともと私の作戦にも戦術にも入っていなかったので、ときどき喉から大声がほとばしったところで気にならない。来るのが聞こえたって構うものか。こんなことのために変異治療の薬は飲まない!
スライムの攻略法にはいろいろな流派がある。階を探索せずにまっすぐ深く潜って、ロイヤルジェリーを倒すべきだと言う人もいる。私にはどうしてもそれができない。経験値をみすみす取り逃がすなんて。たしかに、ロイヤルジェリーのヴォールトの外に宝物はないし、ここで戦いを仕掛けるのは、キャラクターにいちばんひどい影響を受ける危険を冒すことでもある。それは承知のうえで危険を取る。酸の壁に触れずに行ける場所は全部探索するつもりだ。そうしていても、わざわざ書き残すようなことはたいしてない。ひたすら階段を上ったり下りたりしながら、ときどき炎の嵐を吹き荒れさせ、戦っている相手がジェリーか眼球かに応じて、何度も装身具を付け替えるだけだ。上の 5 階を全部片づけるまで、これが私の日課になる。先に片づけられる区画が残っているうちに 6 階へ降りるのは、あまりいい考えではない。
というわけで、6 階に入る。いつものとおり、見えるのは小物のジェリーばかりなので、できるだけ騒々しく倒しては上へ戻って魔力を補充する。ロイヤルジェリーがそれを聞きつけて、様子を見に来てくれるといいのだが。来なかった。次は球雷を使おう。あれなら目を覚ますはずだ! よし、来た。誰かが自分の領土に踏み込んできたことに、まだいくらか戸惑っているようだ。自己紹介代わりに炎の嵐をお見舞いする。TRJ(ザ・ロイヤルジェリー)はいくらかダメージを受け、こちらへ向かってくる。ここで一発ぶちかましてやる時間だ。いや、おならじゃなくて、荒れ狂う嵐のことだ。TRJ はかんかんに怒って、ほかのジェリーをたくさん呼び寄せた。だがそれは向こうより私のためになる。簡単に倒せて魔力も補充してくれる餌が手に入るのだから。次の炎の嵐で、TRJ と手下の多くが死んだ。実際、炎の嵐の重いコストにもかかわらず、魔力は 22 から 32 に跳ね上がった。TRJ の攻撃部隊の残りを片づけ、透明になった 4 つのヴォールトのまわりの探索を始める。盾がまだ +1 なのを見てうれしくなる。しっかり役目を果たしてくれたわけだ。掘削のワンドで、1 回でヴォールトを 2 つまとめて開ける。無駄遣いは禁物だ! さて、少しがっかりした。またしても大気の杖も火炎の杖もなく、アーティファクトのブーツや手袋などあるはずもない。少なくとも鑑定の巻物が 2 枚見つかった。未鑑定の装身具が山ほどあるので、喉から手が出るほど必要だったのだ。2 回で指輪を 3 つ鑑定したが、どれも役立たずだったので、ここに置いていく。
そろそろここを出て、スライムの穴ぐらだけでなく、獣の棲み処ともきっぱりお別れする時だ。つまり、役に立つものを全部、獣の棲み処:2 から地獄の入り口へ運ぶということだ。獣の棲み処:8 に地獄への入り口が出ていればずっと楽なのだが、今回は全部を深層:1 まで上げ下げして、そこにある地獄の入り口への入り口から運ばなければならない。
地下墓地
役に立つ戦利品が見つかる見込みが次に高いのは地下墓地だ。N+++ まで上げ、フェアリードラゴンの鎧をまた着る。あれの火炎耐性が必要になるかもしれない。ドナルドの反射の盾の代わりに、今度は +1 の耐冷の盾を持っていく。これでどの方向にもいくらか備えができた。冷気の鞭は留守番だ。あそこで出会う死体どもには、たいして役に立たないだろう。ただし念のため、変異耐性の護符は手の届くところに置いておく。ちなみに、スライムの穴ぐらへの遠征で付いたのは叫び声の変異だけだった。それ以外、私の DNA は元のままなので、うまくいったほうだ。
地下墓地に降りると、マナバイパーの骸骨のような、初めて会うモンスターがいた。マナバイパーっていったい何だ? すぐに分かることになりそうな気がする。静寂の亡霊は初めてではないが、あいかわらず危険だ。近接の腕も多少あってよかった。最初の亡霊は火炎の悪魔の鞭で片づけた。
ここでは食べ物が問題だ。守護の護符を着けているので、美食家の能力が眠ったままなのだ。マージェリーが地獄の騎士の取り巻きを引き連れて現れ、1 体をさばこうとしたまさにそのとき、死人使いが現れて私の食事をゾンビに変えてしまった。面白くないので、誤解の余地のない言葉ではっきりそう伝えてやった。3 階ではスフィンクスが親切にも死体を残してくれた。しばらくはこれで腹がもつ。ありがたい。というのも、霊廟への入り口を見つけたのだが、そこは衛兵のミイラの群れと司祭のミイラ 1 体が手際よく守っているのだ。この包帯男どもは私を痛めつける手をいくつも持っているので、少しのあいだ上へ退いて一息つく。
4 階では、ボリスが角からこちらをのぞいた。炎の嵐を思い切り浴びせると、あいつは透明になるのに 1 ターン無駄にした。私には効かないのに。次のターンにはいなくなった。しばらくのあいだは。最初の 4 つのヴォールトを片づけたので、戦利品を置きに地獄の入り口へ戻る。地下墓地の最後の階の宝のヴォールトを回るときには、ポケットを空にしておきたい。戻る途中、運よくエルフの一隊に出くわし、美食家の護符でまた腹一杯になれた。守護の護符に付け替え、地下墓地:5 へ降りる。ここは不気味な森の型らしい。木々と墓石のあいだで迷子になる前に、地図の巻物を 1 枚つぎ込む。マップの北東の隅から始まったので、反時計回りに回ることにする。北西には卵形の空き地があって、ぎっしり敵が詰まっている。だが西の端に狭い入り口が 1 つあるだけなので、そこで住人のほとんどを倒した。ところがほかのアンデッドが反対側から回り込んでくるので、囲まれないよう少し引き返す。空き地を片づけると、その南に小さな建物があるのに気づいた。だが近づくと、王族のミイラを含むミイラがぞろぞろ出てきた。この階でミイラにあまり会わずに済むことを期待していたのだが。今のところ能力値には手を出されていないが、それもいつまでも続きはしない。その建物には金貨がどっさり積んであった。1 マスから金貨を 264 枚拾えば、そこに何かが積まれていると分かる! だがほかのマスを片づけているうちにテレポートの罠を踏み、はるか南東に飛ばされた。次の上り階段を確かめておいたほうがよさそうだ! すぐそこにあったので、逃げ道はまだしっかり確保できている。
ここの骸骨のような木は、深層のスプリガンの階の木よりずっとよく燃える。これを利用できるが、また大火事を起こすときは、自分がちゃんと離れて立っているか確かめないといけない。今は西へ向かって、大きな宝のヴォールトの南側の外周を探索している。外から入れる小さな脇のヴォールトがいくつかあり、そこでいくらか金貨を見つけた。それに経験の薬がもう 1 本! これもまた全部躱し身につぎ込む。ほぼ丸 1 ポイント上がって 10 を超えた。これで、勝手にかなり速く伸びている戦闘のスキルとも足並みが揃う。南西の果ての湖の近くで、呪いの頭蓋骨 2 体が守るアーティファクトの指輪を見つけた。試しに着けてみたが、それが間違いだった。分かったのは、器用を上げることと、魔力汚染をもたらすということだけだったのだ! すぐに外したが、代償として劣化の 1 段階目を負った。間抜けだ! たいていの人がアーティファクトの指輪を試す前に鑑定するのには、ちゃんと理由がある。ただ、鑑定の巻物がまったくないせいで、こういう悔やまれる行動に走ってしまうのだ。
テレポートで飛ばされた場所に戻り、今度は収拾で金貨を全部引き寄せる(さらに 141 枚)。少し大聖堂のような形をした中央のヴォールトのまわりを一周してから、思い切って中に入る。攻め方はいつもどおりだ。最初に見えた敵をできるだけ騒々しく倒し、何歩か下がって、様子を見に来た連中を片づける。誰も来なくなったら、少し奥へ進んで繰り返す。背後から強い敵が来ないとある程度確信できるときに、いちばんうまくいく。大聖堂の南側はかなり入り組んだ造りで、あちこちに入り口がある。敵の中に生き物がいてよかった。満腹度がまた下がっているのだ。
脇の洞窟の 1 つで太古のリッチ 2 体に出くわし、骨の山となって崩れ落ちる前に、こちらの魔力を気が気でないほど速く削られた。私の愚かさのおかげで、今や能力値は全部 1 ずつ下がっている。本宝庫に近づくと、別の太古のリッチが首を長くして待っていた。まるでここの主のような顔をしているが、乗っ取りに来たのは私だと教えてやった。さて、ここでの戦利品は? マクスウェルの特許甲冑。呪文を唱えるつもりさえなければ、すばらしい装備だ。残念。だが見ろ、杖が 2 本! 死の杖と、火炎の杖だ! ついに! もっとも、霊廟と、もちろんコキュートスを除けば、これがまだ大きな違いを生む場所はそう多くないだろう。ゲームの進み具合でいえば、40 階ほど遅すぎる到着だ。それでも、この美人を最小の攻撃速度で振るえるよう、また棒術を 8 から 12 まで鍛えるつもりだ。もちろん、アーティファクトの手袋や靴はない。今身に着けている普通の +1 の品より役に立つものが何も見つからないまま、もういくつの宝の山を訪ねたか分からない。宝のある場所はもう、霊廟の最下層(まだだ)とジグラットしか残っていないし、どちらもまだまだ先だ。少なくとも +1 の護りの大盾が手に入った。今の耐冷の盾ほど役には立たないが、盾のスキルを 25 まで上げる頃合いかもしれない。代わりに甲冑の訓練を、少なくとも今のところは止める。ここでレベル 12 になって、AC の合計は 51 になった。身に着けている中でいちばん重い防具がフェアリードラゴンの鎧だということを考えれば、かなり快適だ。
これで地下墓地の探索は終わりだ。食料になってくれる敵を探して、もう少しヴォールトのまわりを走り回る。いた、いろいろな種類が混じった宝物庫の番人の一団だ。おかげで飢え死に寸前から、ぎりぎりのところで満腹まで戻った。さらに羊を 2 頭食べて、また腹一杯になった。
刃の広間
どうせ近くに来ているのだから、刃の広間をやるならこの機会だ。何か役に立つものが見つかるとは思わないが、少なくともいくらか経験値は稼げる。ここの武器の中には衰弱のブランドのものもあるかもしれないので、N+++ は保っておく。全体が広々と開けているので、ここでは爆裂球がすばらしく効く。宙を舞う武器がばたばたと落ちていく。終わり。地獄の入り口へ戻ろう! その途中で、店で売っている鑑定の巻物 2 枚を買い、装身具の一部を片づけにかかる。普通の未鑑定品を着けてみて、炎の指輪(いいね!)と魔力の指輪(もう私にはあまり役に立たない)だと分かった。もう 1 つの指輪は呪われていて鑑定できないので、飢餓の指輪に違いない。鑑定の巻物 2 枚は、どちらも 1 つずつしか鑑定できなかった。1 枚で、私に悪性変異をもたらしたあの指輪は、すでに分かっていたことに N+ が加わるだけだと判明したので、捨ててしまえる。もう 1 枚で明晰の護符が判明した。これはアーティファクトのものをすでに持っている。だがそのアーティファクトのほうは電撃耐性が付いているだけなので、これからは普通の明晰の護符を使うことにする。こちらのほうが、きれいなアイコンのおかげで所持品の中で見分けやすい。
ゾットの領域:1〜5
4 つのルーン、少なくともそのうち 3 つを有効に使って、ゾットの領域を進んでいく時が来た。きちんと準備ができていれば、まったく悪い場所ではない。だが私は準備ができていない。冷気と熱への備えは最低限しかなく、しかもその冷気への備えは、黄色ドラコニアンと最初に接触したとたんにぼろぼろにされそうな盾に付いている。この辺に優先順位をつけなければ。まあ、少なくとも保存の護符はあるが、炎の球体が現れるたびに変異耐性の護符と付け替える心構えが要る。
ゾットの領域:1 は驚くほどすんなり進んだ。いつものとおりドラコニアンが波のように押し寄せ、もっと強いドラゴンがそれを支えているだけだ。怖いユニークも、炎の球体も、呪文詠唱を台無しにする幽体蛾もいない。ゾットの領域:2 でいちばん難しかったのは、そもそも相手を見つけることだった。汗ひとつかかずに 1 階を生き延びられるのはもちろんいくらかほっとするが、スキルを上げるには経験値も必要だ。誰も遊んでくれないのでは、成長できない。さて、ゾットの領域:3 は違った。着いたのはドラコニアンの群れのど真ん中で、そこに骸骨ドラゴンと幽体蛾まで加わる。その幽体蛾のせいで、また階段を上るはめになった。2 回目に降りたときに蛾ともう 1 体の骸骨ドラゴンを仕留めたが、今度は触手の怪物が近づいてきて、また階段を上る。再び降りると、怪物のすぐ隣で荒れ狂う嵐の詠唱をしくじり、ストームドラゴンには狙い撃ちされる。2 回目の荒れ狂う嵐で両方とも片がついた。これでようやくゾットの領域:3 に足場を築けた。すぐに学んだことが 1 つある。ゾットの領域を移動していて、遠くにドラコニアンが 1 体だけ見えたら、そいつに炎の嵐を解き放つのは決して無駄ではない。最初に見つけた 1 体には、必ずいかしたお仲間がぞろぞろ付き添っていて、そのかなりの部分、少なくとも 2、3 体には必ず当たるからだ。ゾットの領域:3 を探索していて、最後の未鑑定の巻物、武器強化の巻物 III を見つけ、冷気の鞭に使った。耐火の盾も見つけた。耐冷の盾と対になる品だ。
荷物をいくらか地獄の入り口に運び、生命力保護の指輪と、能力値維持の指輪 2 つ(そのうち必要になる)を鑑定してから、ゾットの領域:4 に戻ってくる。ここでとうとう起きてしまった。黄色ドラコニアンにまともに狙われ、運の悪い 1 発で、保存の護符があるにもかかわらず、盾と霊視の兜の両方を腐食させられたのだ。ずるいぞ! この戦いで棒術が 12 に達したので、また訓練を止める。火炎の杖は、触手の怪物に対してすでにとても効果的な武器として使っている。やつらの締めつけは、私の戦車のような鎧の前では何の成果も上げられない。必死にしがみつこうとしながら、同時に私の杖で殴られて火炎のひどいダメージを受けているのだから、気の毒なものだ。ここで魔法の地図の巻物を見つけたので、次の下り階段まで行ってすぐに使う。ゾットの領域:5 の造りにはほとんど変化がないとはいえ、どこに何があるか正確に知っておくに越したことはない。だがゾットの領域:4 に話を戻すと、本腰を入れてゾットの領域:5 に入る前に、背後を安全にしておくため、ここを徹底的に片づけなければならない。
その時が来た。必要なものは全部持っていると思う(もちろん、このゲームで一度も手に入らなかった品は別だ)。何とまあ、鑑定の巻物をもう 1 枚と、4 枚目の獲得の巻物を見つけた。今回は杖に使わなくていい。これまででいちばん穴が大きいのは防具だからだ。使ったらどうなるか見てみよう。ここまでのゲームの流れからすると、たぶんナーガの馬甲をくれるんだろう! いや、そこまで役立たずではないが、ほとんど同じくらいだ。+1 の耐火の大盾。これを使うのはまだかなり先、ゲヘナあたりだろう。ゾットの領域:5 の危なくない側でさらに鑑定の巻物を何枚か見つけ、大盾の重さもあるので、オーブの部屋に戻ってくる前にもう一度地獄の入り口へ帰るいい口実になった。ちょっとのぞいてみると、内側から私を見つけたドラコニアンとオーブの守護者の一団をすぐに倒すはめになった。外側では呪いの足指がうろついていたが、荒れ狂う嵐と炎の嵐を組み合わせて倒した。地獄の入り口へ上がる途中で、もう保存の護符を美食家の護符に付け替えてしまったが、それが間違いだった。ゾットの領域:3 で黄色ドラコニアンに、頼れる兜をもう 1 段腐食させられたのだ。くそっ!
ゾットの領域:5 に戻り、危ない橋は一切渡らないと心に決める。火炎の杖を構える。こうするとレベル 9 の呪文の空腹の消費が 4# という重いものになるが、炎の嵐はできるだけ強力にしておきたい。呪文詠唱 25、妖術 21、炎の魔術 20 のスキルに、炎の指輪と火炎の杖の後押し、さらに暴走する魔力の変異も加わって、威力は 9# と強力だ。知性の薬もあと 3 本あるので、ここで使うつもりだ。知力 33 では少々物足りないのだ。戦術はいつもの 4F。見つけて(Find)、追い立てて(Flush)、おびき寄せて(Fool)、仕留める(Finish)。こうすれば、一度にあまりたくさんのモンスターと戦うのを避けられるはずだ。炎の球体や太古のリッチを相手にそんなことになるのはごめんだ。荒れ狂う嵐はここですばらしい切り札になるだろう。どんな耐性も無視するし、6 つのオーブのヴォールトのような広く開けた場所で最大の力を発揮するのだ。さあ、行くぞ!
入り口の部屋はもう片づいている。部屋の真ん中に立って、ただ面白半分に荒れ狂う嵐を解き放つ。この音で脇の部屋の連中が何体か目を覚ますはずだ。ところが後ろから来たのはファイアドラゴン 1 体だけだった。オーブ・オブ・ゾットの隣に立てるようになるまで、美食家の護符とはお別れなので、こいつが最後のおやつだ。案の定、ドラコニアンが何体かと電気のゴーレムが私の目覚ましを聞きつけ、様子を見に入り口の部屋へやってきた。そいつらの中を突っ切り、今度は西の脇の部屋に少しずつ近づいていく。ここは微妙な局面だ。背後から太古のリッチや炎の球体に喉元を狙われかねない。以前、そうやって死んだことがあるのだ。おやおや、西の脇の部屋はテレポートの罠でふさがれている。私はそこを通れないし、もっと悪いことに、中から追ってくるものは別のどこかへ飛ばされてしまう。たいていは、私がもう平定したと見なしている区画にだ。仕方がないので東の部屋を試す。案の定、そこへ着く前に、遊びに出てきた炎の球体が見えた。変異耐性の護符に付け替え! 荒れ狂う嵐が熱を帯びてきたところで、私自身の爆裂球を球体に叩き込む。だが四散する前に巻物を 1 枚燃やされた。またひとつ、大事な勝ち星を挙げた! 東の脇の部屋の入り口にたどり着き、オーブの守護者とさらなるドラコニアンを相手に殴り合いになる。またしても戦術の方針を忘れて長居しすぎた。いきなり、荒れ狂う嵐が役に立たない場所で、別の炎の球体がすぐ隣に来ていた。球体にかかとにつかれたまま何歩か歩かなければならない。危ない橋だ! この球体を倒すのは最初のものより手こずった。倒れたあとも後続の脅威を片づけなければならず、その区画から完全に逃げ出すことになった。だが球体は、脆弱の巻物をもう 1 枚燃やした以外、実害を及ぼさなかった。悪性変異はなし! 東の部屋に戻ると、3 体目の炎の球体が近づいてくる。いくら何でも多すぎないか? こちらへ引き寄せ、荒れ狂う嵐のあいだに爆裂球を次々に叩き込むが、ほとんどが何事もなく脇をすり抜けていく。魔力が尽き、この球体の攻撃を受けるたびに巻物が燃えていく。2 本ある魔力の薬のうち 1 本を飲んでこの状況をしのぎ、それで得た魔力でこの球体を倒すことができた。今回はかなりのダメージを負ったので、休める場所を探さなければ。知力は 3 下がって 29 になった。私のようなキャラクターにとってはお恥ずかしい数字だ。レベル 9 の呪文は手が出ないほど高くついてしまったが、この戦いには活力の杖を持ってきていない(持ってきたとしても使わないだろうが)。ようやく東の外側のヴォールトを片づけたが、東の内側のヴォールトに入ったとたん、太古のリッチに破壊の爆裂球を撃ち込まれた。お返しに高威力の炎の嵐を浴びせてやる。こいつはタフで、倒すには炎の嵐が何回も要った。あいつの爆裂球が当たったダメージは大きく、またしてもその区画から追い出されるはめになった。戻ってみると、外側の部屋はまた敵でごった返していて、その中には 4 体目の炎の球体もいる。今度はみんな開けた場所にいるので、荒れ狂う嵐が適切な対応だろう。だが、変異耐性の護符に付け替えるのを忘れるところだった。この球体はあっさり倒れたが、続いてドラコニアンがさらに何体かやってくる。あの内側の部屋に、まだどれだけモンスターが残っているんだ? たしかに片づいたように見えるが、安心したとたん、地獄の番人が現れた。こいつらは地獄の業火を投げてくる! だが呪文のことを考えるより先に、そいつはもう倒れていた。
オーブの部屋のすぐ隣で地獄の番人と戦った騒ぎで、そこにいたオーブの守護者が全員起きてしまった。1 体ずつ出てきては、私の爆裂球に倒れていく。やつらにふさわしい死に方だろう。今度はオーブの部屋ののぞき穴に炎の嵐を何発か撃ち込み、そうやってさらに何体か守護者を仕留める。次に目に入ったのは、オーブ・オブ・ゾットそのものだ。燦然と輝きながらそこに転がっている。しばらくは触らない。もしかすると永遠に。だが今は、やるべき仕事がある。中にはまだオーブを守っている連中がいる。そのうちの 1 体は、またしても炎の球体だ。オーブの部屋の壁の陰に身を隠し、そいつが出てくるのを待つ。球体は私の荒れ狂う嵐に飛び込み、爆裂球を何発か食らった。また道が開けた。いや、まだだ。さらにもう 1 体炎の球体が現れた! 同じ手順を繰り返すが、今度は本当に魔力が乏しい。構うものか、オーブの部屋から敵はいなくなった。オーブ・オブ・ゾットの真上で一息つき、(オーブにというより自分に)また戻ってくると約束する。そうするまでには、まだ険しい予定が控えている。西の内側の部屋で、また獲得の巻物を見つけた。出てきたのは +2 の耐火のレザーアーマー。もう本当にばかばかしくなってきた。すでに +7 の、耐火のフェアリードラゴンの鎧を着ているというのに、どうしてこれをくれるんだ? あっちのほうが、巻物がくれたがらくたより、どの点でも上か、少なくとも同等だ! ここまで 5 枚の獲得の巻物で、5 回とも完全な失敗。0.14 で、この巻物のプログラムに何か手が加えられたのだろうか? たしかに、欲しいものや必要なものがもらえないことはよくあるが、5 回中 5 回とも価値のないがらくたなんて?
西の外側の部屋はすっかり片づいている。モンスターたちはみんなどこへ行ったんだろう。私を追いかけて、みんなテレポートの罠を踏んだのだろうか? どうでもいい。ここでの任務は果たした。ゾットの領域:5 は私のものだ! ここまで来ると、いつも勝利を手にした気分になる。その気になれば、今すぐオーブをつかんで地上へ脱出し、残りの人生を素敵な浜辺で、潤沢な預金通帳を眺めながら過ごすこともできる。私を止められるものはたいしてないだろう(これまでそうしたときに止められたことは一度もない)。だが今回はもっと先まで行きたい。それはたぶん死ぬということだが、たまにはやらなければならないこともある。目指すは 15 ルーンの勝利! 帰り道でもう 1 体炎の球体を倒さなければならなかったが、ゾットの領域にはしばらく私のいない平和が訪れるだろう。
在庫を確かめる時だ。エンドゲーム後の段階の始まりにあたって、私は XL 27(もうかなり前から)、素の知力は 29、腕力 14、器用 10 だ。知力は少々期待はずれだ。少なくとも 30 か 31 は欲しかったのだが、行き先を選べない能力値の上昇がかなり腕力に回ってしまった。こればかりはどうしようもない。だが知力を上げる品がいくつかあるので、合間に 40 を超えたこともある。これまででいちばん高いスキルは呪文詠唱で、26 まで半分来たところだ。次が妖術の 22、続いて炎の魔術の 20。これらを上げれば、炎の嵐の威力はぐっと増す。風の魔術はまだ 20 未満で、盾(17)、発動(14)、戦闘と鈍器(13)、躱し身、甲冑、棒術(12)も同様だ。今の呪文はどれも失敗率 10 % を大きく下回っていて、いちばん高いのが荒れ狂う嵐の 5% だ。これらの失敗率はじきに 1% まで下がるだろう。簡単に下がらないのは空腹の消費だ。知力がとにかく低すぎるのだが、指輪の枠はほかの目的に必要なので、知性の指輪ばかり着けているわけにもいかない。理想を言えば常に知力 38 を狙いたい。そうすれば空腹の消費は全部ゼロになるのだが、今の装備ではどうすればそうなるのか見当がつかない。
守りの数値はとてもいい。AC は 49(黄色ドラコニアンに霊視の兜を腐食される前は 50 を超えていた)、回避は 22 で、まだ伸びている。この構成でいちばん気に入っているのはそこだ。たしかに私は戦車だが、身軽な戦車で、しかもふだんならディープエルフにしか許されないような、最も壊滅的な呪文を唱えられる。困るのは HP の低さだけで(今は 160)、これは戦闘をもっと鍛えることで手を打っているところだ。MP の上限は今 49(魔力の杖を使わない場合)だが、呪文詠唱のスキルを極めれば 50 に届くはずだ。
変異について言えば、悪いものが 2 つある。叫び声(もっとも、これはちっとも気にならない)と、劣化 1 だ。後者は少なくとも鬱陶しい(今のところ腕力が 1、知力が 2 下がっている)が、変異治療の薬は飲みたくない。良い変異もいくつかあるからだ。いちばんいいのは間違いなく暴走する魔力の変異だ。薄い骨格構造(器用+2)には何の感慨もないし、溶岩状の鱗 1 の AC ボーナス(+1)も私には何の意味もない。毒を吐くこともできるが、一度も使ったことがない。このゲームでの私の運からすると、変異治療の薬を飲めば、暴走する魔力が消えて劣化が残るに決まっている! だから今は飲まない。だが次の階ではきっと悪い変異がさらにいくつか付くだろうから、そうしたらまとめて洗い流す時だ。
アビス
というのも、次の予定はアビスなのだ。アビスは大嫌いだ。どれだけ強くなっていても、特に呪文使いの場合、倒せない敵に囲まれてしまうことがある。休む暇はまったくないし、(もし出てこられたとしても)出てくるときには悪い変異をいくつか抱え、能力値も下がっている。戦利品はよくても並程度で、次の逃げ道がどこにあるかは見当すらつかない。そう、大嫌いだ。ルーンさえなければ、自分から進んで入ったりはしない。ここまで誰にもあそこへ追放されていないのは驚きだ。とても有望な滑り出しだったゲームでも、そうやって終わったことが何度もある。だからこれは、このゲームでこれまでに私がつかんだささやかな幸運のひとつだ。
再生の指輪を持っていくが、着けるのはよほど切羽詰まったときだけにする。再生の呪文も覚える。これが死霊術への初めての挑戦になる。そのへんにたっぷり置いてある、携帯食以外の保存食をたらふく食べて腹一杯にし、携帯食を 8 つ持つ(これで足りるはずだ。下でもっと見つかると思う)。炎の指輪を +4 の知性の指輪に替えて、呪文による空腹を抑える。それ以外は、見つかるかもしれない戦利品のための場所を空けておくために荷物を軽くしておく。スピードの薬 1 本、魔力の薬 1 本、解呪の巻物を何枚か(見つけたものをいくつか試してみたくなるかもしれない)、そして何より大事な変異耐性の護符(ゾットの領域:5 の 6、7 体の炎の球体のすべてからしっかり守ってくれた)。それに活力の杖と、冷気の鞭と、火炎の杖。行くぞ!
アビスは前回来たときからちっともよくなっていない。攻撃呪文を唱えるには、あいかわらず邪魔な建物が多すぎる。ただ、少なくとも戦いたくないモンスターから逃げるのにも役立つ。収拾はすばらしく安上がりな呪文で、決めた道から外れたところに戦利品が見えたとき、ずいぶん歩く手間を省いてくれる。あらゆる種類の忌まわしきもののような小物の脅威には火炎の杖を使えば、さっさと焼き払える。だが悪魔の多くは火炎耐性を持っていて、別の扱いが必要だ。悪性変異をもたらすモンスターが見えたら、向こうがこちらに気づくよりも前に、遠くから思い切り叩く。
最初の階では、転移の門が見つからないまま延々と走り回っている気がする。ヘリオンをよこしておいて、ここがいちばん簡単な階だなんて、どうして言えるんだ? こいつは私が倒すまでに地獄の業火を 2 回浴びせてきた。すぐあとに処刑の悪魔が続く。なぜここに早く来なかったのか、よく分かった。初めての再生の呪文の出番だ。あった、アビス:2 への門だ。あてもなく走り回ったあと、デーヴァに、続いてリッチに出くわした。星の落とし子に当てられる前に次の門へ滑り込み、アビス:3 に出た。ここでルーンが見つかるかもしれないが、もっと深く行かなければならないかもしれない。別の門をくぐればそうできる。アビス:4 に入ったちょうどその場所で、出口に誘惑された。いや、まだだ! ルーンが欲しい! 待てよ、扉がたくさんある建物だ。ルーンのヴォールトだろうか? いや、中にもう 1 つ出口を見つけたが、ルーンはない。今何が起きているのか分からない。何十体ものモンスターに囲まれていて、いくら倒しても、いつもその何倍もいるのだ。どうやってこんなに騒ぎ立ててしまったんだろう? 炎の嵐と荒れ狂う嵐を解き放って食い止め、ヴェフメットが魔力を保ってくれるが、体力はがくんと落ちた。今見つけたこの出口が、本当に親しげに見えてくる。この危機が去るまで、出口のあたりから離れないほうがいい。案の定、事態はいっこうによくならないので、建物の中の出口まで力ずくで突き進み、HP 45 で逃げ出した(途中で回復の薬を 1 本飲んで)。数えてみると、扉の多い建物の中で出口を見つけてからその出口をくぐるまでの短いあいだに、少なくとも 96 体のモンスターを倒していた。しかも、かかとにはまだずっとたくさん食らいついていた。これはちょっとバランスがおかしいと思う。
戦利品(鑑定の巻物 4 枚と地占術の魔法書)を置きに物置きへ戻り、たらふく食べる。さあ、アビスへ戻ろう。アビス:2 への門に入る前に、涜神の従者を生き延びなければならなかった。この階には戦利品がたっぷり転がっている(まだ未鑑定の普通の指輪、耐魔法の指輪など)ので、アビス:3 への門を見つけても先へ進むのは少し気が進まない。それでも入った。それでよかった。その階では回復の薬 2 本と金貨がいくらか出迎えてくれたのだ。今回はルーンが見つかるまでここにとどまろうと思う。前回のアビス:4 は、私には少々刺激が強すぎた。出口も、もっと深くへの門も両方見つけたが、どちらも無視する。ここに居座ろう! だがこの階でもすでにかなり手強い。また敵の大群に押し寄せられ、近くに出口もない。もっとも、アビス:4 のときほどひどくはない。生き延びて魔力を補充し、先へ進む。混沌の悪鬼に、護符をすり抜けてまた 1 つ変異を付けられたが、叫び声がもう 1 段階増えただけだ。聞こえたって構うものか!
これは終わりのない苦行だ。また死にかける場面があったが、ありがたいことにアビスのテレポートで、傷を癒して魔力を補充できる場所に運ばれた。ルーンはどこにも見当たらない。次にアビス:4 への門を見たら、くぐることにする。そして、森のような区画でルーンを見つけ、収拾で手に入れた。さっきどこかで出口を見なかったっけ? まだあるかもしれない。途中で、地獄の業火を浴びせてくるヘリオンをはじめ、たちの悪い連中とたくさん戦わなければならなかった。あるモンスターにはバーサークさせられ、これも神経に障る。出口が見えたので、またモンスターをぞろぞろ引き連れながら、切り開いて進む。2 体ついてきたが、たいした相手ではない。アビスへの 2 回の遠征で得たのは、いくらかの経験値と、そこそこの戦利品と、悪い変異がもう 1 つ(それほど悪いものではない)で、知力は今 4 下がっている。能力回復の薬を飲みたくなるが、それはあとでもいいかもしれない。もう二度と自分からアビスに降りるつもりはない。少なくともこのゲームでは。
太古の霊廟
ゲームで残っているもののうち、2 つの場所は楽しくて、ほかの 2 つの系統の場所はきつくて退屈だ。まず後者から、つまり霊廟と各地獄から始めて、パンデモニウムとジグラットは、そこまで生きていられたら最後に取っておく。少なくとも霊廟にはそれなりの戦利品があるし、地獄に入る前にそのいくつかを使いたくなるかもしれないので、これが次の予定だ。
準備として、ドラゴンの鎧(私の知る限り、霊廟に焼夷の炎で攻撃してくるものはいない)を能力値の上がるリングメイルに、指輪 2 つを最近鑑定した能力値維持の指輪 2 つに替える。つまり、生命力を守る手段として追加で残るのは守護の護符だけで、理想とはほど遠い。知力の回復ももう待てないと判断する。魔術の指輪がないと、高レベルの呪文の失敗率が許せないほど上がってしまうのだ。いろいろ考え合わせると、霊廟には以前よりかなり弱い状態で、不十分な守りのまま入ることになるが、大きな面倒を防ぐには、能力値維持の二重の守りが必要なのだ。どうなるか試してみて、必要なら打ち切るしかない。よい面もある。拷問への耐性はいくらかあるし、腐敗に害されることは決してない。下に変異を引き起こすものがいないといいのだが。それに火炎の杖は、霊廟ではすばらしい予備の武器になるだろう。焼き討ちの巻物も何枚か持っていく。役に立つかもしれないが、私自身には火炎耐性がないので、慎重に使わなければならない。そう考えると、炎の円環を覚えておくのがいいかもしれない。追加で rF++ が付くし、炎の雲もまったく気にならなくなる。それに、あのよく燃えるミイラどもにいい教訓を与えてやれる!
何事もなく、霊廟:1 の、スフィンクスが守る内側の区画の入り口までたどり着いた。だが、厄介ごとが始まるのはここからだと分かっている。能力値維持の指輪が能力値を保ってくれること、それに N++ で受ける衰弱を、敵を倒して埋め合わせられることを祈る。門はもう開いているので、準備運動がてら炎の嵐を撃ち込む。何にも当たらなかったようだが、住人たちが姿を見せ始めた。退却する。早すぎはしなかった。少なくとも司祭のミイラ 1 体と王族のミイラ 1 体がしつこくついてくるし、両方を倒すだけの魔力はない。階段までたどり着いて一息つく。また階段を降りると、例の王族のミイラ、司祭 2 体、衛兵のミイラ 1 体が襲ってくるが、今度は準備ができている。腕力を 1 失ったが、それ以外は無事だ。内側の区画はほとんど片づき、残るは曲がりくねった脇の通路の残党狩りだけだ。そのうちの 1 本がゾットの罠でふさがれているので、瞬間移動で飛び越えてその区画を探索する。それが済むと、ここまでの階全体をもう一度さらって(はぐれたミイラをかなりの数倒した)、2 階への下り階段に戻る。降りる前に炎の円環を唱える。低レベルのミイラが何体か私を取り囲み、おまけに呪いの頭蓋骨もいくつか。焼き討ちの巻物はもっと大物のためにとっておいて、荒れ狂う嵐を起こしたほうがいい。これで親玉たちが寄ってくるはずだ。案の定、かなり速くやってきて、一度にこれだけのミイラを倒すと体力がごっそり削られる。ミイラがたくさん、特にたちの悪い連中がまだ下で野放しのまま、また階段を上って逃げ、少し休む。同じ手順を繰り返す。今度は親玉がたくさん待ち構えている。焼き討ちの巻物を読み、適当な方向へファイアボールを撃つ。面白いことに、王族のミイラには内なる炎が付かない。たぶん魔法抵抗が守っているのだろう。それでも連鎖反応は始まり、私も炎の嵐を何回か撃って後押しする。何手かあとにはまた上へ逃げたが、かろうじて生きて出られたというところだ。王族のミイラが 2 体ついてきて、ろくでもないものを浴びせ始めたので、回復の薬を 1 本飲まなければならなかった。またも勝ちはしたが、この 2 階の出だしは本当に危険だ。これだけのミイラに四方八方から拷問を浴びせられていると、いつ折れてしまうか分からない。2 回とも、下には慎重を期すべき時間より長く居座ってしまった。少なくとも炎の円環は、このミイラどもに対してしっかり仕事をしている。さらに何度か上り下りしなければならなかったが、そのあとは下にとどまったまま、薄くなった敵の列をファイアボールで相手にできるようになった。やつらの死に際の呪い、特に苦痛の呪いがどれほどひどく効くかには驚かされる。最初の 2 回の訪問で 4、5 ターン下にいたときは、かなり運がよかったのだろう。
ここまでのところ、能力値維持の指輪 2 つはとてもよく働いてくれた。失ったのは腕力 1 だけだ。だがその代償として、保存食を気が気でないほどの速さで食いつぶしている。2 階の大きな入り口の広間からはミイラがいなくなったので、脇の部屋の探索を始める。そこに罠があるのは分かっているし、XL 27 といえどもいくつかは作動させてしまうだろう。こういう場所ではずっと飛んでいられるのは確かに強みだ。階段を見つけて、1 階の未探索の部分へ上がる。ミイラの試練場だ。このゲームで私の好きな場所ではまったくない。
くねくねとこの場所を進み始める。ぐずぐずしてはいられない。王族のミイラが見えたら炎の嵐、続けて猛火の矢。たいていはこれで足りる。司祭のミイラと衛兵のミイラは猛火の矢だけで倒せるので、満腹度にずっと優しい。終盤にかけては楽になった。ミイラはみな、最初に私が立てた騒音に引き寄せられていたのだろう。腕力をもう 1 失ったところで、下り階段にたどり着いた。どのみちたいした荷物は持っていないので、問題ない。念のため炎の円環を唱えて、駆け降りる。
待っていたのは寂しく 1 体だけの衛兵のミイラだが、もっとたくさんいるはずなのは分かっている。たしかにいたが、上へ戻らなくても炎の矢でさばける。来なくなったところで探索を始める。この階はすっかり片づき、下へ続く階段 3 組も見つけた。最悪の部分はもう過ぎたと思う。というのも、この階段の先は、攻撃してくる方向が 1 つしかなく、そこへ炎の嵐を撃ち込めば楽に押さえられる場所だからだ。
もう一度、手始めに炎の円環を張ってから降りる。近接の間合いの敵を懲らしめてくれるだけでなく、炎の嵐の呪文の威力も上がるのだ。降りてみると何も見えないが、面白半分に叫んでみると、たちまち衛兵のミイラが 3 体、ぞっとするような金切り声と一緒に寄ってきた。1 体倒すと、すぐ後ろに援軍が控えていて、切り裂きの悪魔やそのほか物騒な連中に囲まれた。荒れ狂う嵐の出番だ! 続けて、次に押し寄せたミイラの波に高威力の炎の嵐を浴びせる。みんな大慌てで消えていった。このあと魔力はほぼ満タンまで戻ったので、次の波に備えられる。だが今度は衛兵のミイラに代わって司祭のミイラが出てきて、受けるダメージが増える。もう 1 回炎の嵐を撃って、戦略的撤退だ。体力が乏しいうえに、今回はひどく衰弱させられた。休むが、衰弱を治す手立ては、もっと敵を倒すことしかない。
また降りると、近接の間合いに敵が 5 体いて、炎の円環の中でこんがり焼けていく。だがほかにも近づいてくるものがいて、その中には王族のミイラもいる。炎の嵐。効いたが、王族のミイラはよろめきながら向かってくる。猛火の矢で倒した。さらに敵が近づいてきたので、もう 1 回炎の嵐を浴びせる。画面の外で倒したというメッセージがたくさん出て、魔力は満タンまで跳ね上がった。今のはよかった! だが今度は召喚された敵に囲まれ、ダメージを受けている。それなら荒れ狂う嵐だ。それが吹き荒れて私のすぐまわりを片づけているあいだに、ひどく傷ついた王族のミイラが 2 体、戦場の霧の中からよろめき出てきた。もう 1 回炎の嵐を浴びせる。さらにもう 1 回。だがそこでまた上へ戻って傷を舐めなければならない。それでも事は順調に運んでいる。こうして 3 階の敵の大半をおびき寄せ、階段で戦っている。すでにやつらの戦力にかなりの打撃を与えたはずだし、能力値への深刻な影響もまだ受けていない。さらに 2 回上り下りしたところで、敵はいなくなった。宝の広間とルーンの区画にまだ何体かひそんでいるのは分かっているが、それくらいなら階段から離れてもさばける。というわけで、霊廟の最後の階の探索を始める。ルーン(6 つ目)はすぐに手に入ったが、宝のヴォールトのまわりではまだ慎重に進まなければならない。西のヴォールトはまだ扉が閉まったままで、東のヴォールトを片づけるまではそのままにしておきたい。そうすれば、戦利品を集めている最中に背後から誰かに忍び寄られずに済むかもしれない。この戦利品を見張っているのは衛兵のミイラ 2 体だが、私の欲深い手を引っ込めさせるには足りない。またしてもアーティファクトの手袋もブーツもなし。魔法書が何冊かあり、いちばん面白いのはたぶん、これまで持っていなかった次元歪曲の魔法書だろう。それに、待ちに待った大気の杖があった。これで魔法の杖のコレクションが完成した。さらに火炎の杖が 2 本(降れば土砂降りだ!)。前に鑑定の巻物を 1 枚見つけていたので、飢餓の指輪に違いないとにらんでいた指輪に使う。やはりそうだった。こいつを上まで持って帰らなくて済む。
西のヴォールト。守りはおとなしいもので、場違いな普通のミイラが 1 体と、沼ドラゴンの骸骨が 1 体いるだけだった。中身はほとんど金貨(それも大量)で、ほかに価値のあるものはアーティファクトの魔法書が 1 冊だけ。またしても私の心もとない状況は何も変わらない。このゲームには、これからも +1 の普通のブーツと、+1 の普通の手袋で挑み続けることになる。
これで宝物の部屋で見つかるものは全部見つけたので、戦利品と失望を抱えて、地獄の入り口の物置きへ戻る。
コキュートス
行くべき場所はあと 3 つ。各地獄、パンデモニウム、そしてジグラットだ。先にジグラットで運を試してみたい気持ちも少しある。宝物がたくさんあるし、探しているものがあるかもしれない。地獄はたいてい宝物をあまりくれない。それでも、地獄を先に片づけて、退屈な仕事を済ませてしまいたい。炎の使い手としては、コキュートスを選ぶのが自然だ。獣の棲み処:2 まで降りて、まさか必要になるとは思っていなかった +3 の耐冷のレザーアーマーを取ってきて、耐冷の盾も使い続ける。これで rC++ だ。完全に理想的ではないが、これで足りるはずだ。ただ、AC はわずか 40 まで落ちてしまった。コキュートスで毎回悩むのは、薬を持っていくかどうかだ。普通ならこの頃にはワンドで必要なもの(特に癒しのワンド)が全部揃っているのだが、今回は違う。回復の薬なしで行くのは少し危ないし、持っていくのはさらに危ない。ほとんどの薬はすぐに割れてしまうからだ。保存の護符で防ぐこともできるが、首にはもっといい使い道があるかもしれない。難しい選択だ。薬は全部家に置いていき、保存ではなく明晰の護符を着けることにする。地獄の混乱させる力から守ってくれる。地獄で恐れるべきことはまだたくさんある。特に能力値の低下と、ときどきの魔力汚染だ。いちばんの心配はあいかわらず呪文による空腹だ。今の装備で知力は 32 になり、これだとレベル 9 の呪文で 4# の栄養を失う。これで嵐を何回か唱えれば、肉がたいして手に入らない環境で飢えることになる。
ふだんの私は、地獄の上の階に長居するなという筋の通った助言には従わない。だが今回は、次の階段までの必要最低限の探索以上のことをする準備ができているとは、どうしても思えない。経験値のことは忘れよう。今回は能力回復の薬と変異治療の薬を大事に取っておかなければならない。だから今回は非効率な長居はしない。階段が見えたらすぐに深く潜り、強大なアンテウスにどんどん近づいていく。3 階まではすぐに着いたが、4 階への下り階段がしばらく見つからず、おかげで階のかなりの部分を探索することになった。食料を節約するため、敵を殴るのに火炎の杖をよく使う。きれいに一列に並んでくれれば、猛火の矢かファイアボールを使う。拷問の悪魔のような本当にまずいものが現れたときだけ、炎の嵐を使う。火炎の杖は氷の魔神にもとても効率よく効くし、向こうは向こうで、すでにかなり高い私の回避(今は 21)のせいでなかなか攻撃を当てられない。能力値がまだ一度も削られていないのには驚く。能力値維持の指輪 1 つでそんなに守れるはずがないのに。ようやく階段を見つけて滑り降りる。4 階はさっと通り抜け、5 階では何発か攻撃を受けた。再生ですぐに治るはずだが、これは文字どおり食料の蓄えを食いつぶしていく。傷が癒えたら、次の階段を駆け降りる。そこでモンスターの大群が現れ、その中には硫黄の魔神もいた。こんな氷の中で何をしているんだ? こいつへの備えはあまりできていないので、すぐさま荒れ狂う嵐を起こす。画面を埋め尽くすほかの大勢のモンスターを片づけるためでもある。倒すにはかなり時間がかかり、次の陽気なモンスターの一団が何もないところから現れたときには、私はひどく痛めつけられていた。また再生と荒れ狂う嵐。助けてくれる薬がないことを忘れないようにしないと。最後の階への最後の下り階段が見えたが、降りる直前に拷問の悪魔に当てられた。ここからは特に気をつけなければならない。アンテウスがこのあたりのどこかにいるのだ。魔法の地図の巻物を持ってくるのを忘れたので、自分がどこにいるのか見当もつかないが、南へ向かって探索を始め、宝のヴォールトをいくつか空にしていく。中にはまたしても、喉から手が出るほど欲しいアーティファクトの防具は入っていない。少なくとも金貨はたっぷりある。さらに南を探索していると、氷の像に出くわした。アンテウスに近づいている確かなしるしのようだ。だがまず、体力が乏しいときにテレポートで逃げる必要が出たときに備えて、階の残りを片づけておきたい。そこで向きを変えて、ほかの区画を探す。
次の宝のヴォールトに入っていたのは、飛行の指輪程度のわくわくする品だった。それでも少なくとも呪文詠唱のスキルが上限に達した。上限に達した最初のスキルだ。今度は炎の魔術を集中させる。アンテウスの部屋の外にはもう宝のヴォールトがないので、いよいよあいつと向き合わなければならない。いた。すぐに何かの氷の妖術で私を強く打ってくる。だが私も 9# の炎の嵐を顔面に叩き込む。どちらが長くもつか見てみよう。今ある魔力ではこいつを倒しきれないと分かったので、テレポートの巻物を読む。もう 1 回炎の嵐を撃って、魔力切れだ。いや、猛火の矢 1 発分はまだある。それに、そうだ、遅延式ファイアボールもまだ使える。それでアンテウスは倒れたが、ほかにも敵がいて、私はもうまったく手詰まりだ。運の悪いことに、テレポートで敵に何マスか近づいてしまった。これはまずい。走って逃げる。そのうえ、何かに魔力汚染を食らわされた。脆弱の巻物は汚染を治してくれるんじゃなかったのか? 読んでみたが、汚染は前のままだ。だが変異耐性の護符を持っているので、それが助けになるかもしれない。いや、だめだった。MP の 10% を失った。それなら脆弱の巻物の目的は、人をもっと脆弱にすること以外に何なんだ? しかもまたすぐに同じことが起きる。さらに汚染を受けて、今度は虚弱にもなった! ここから出なければ。だがその前に、アンテウスの部屋を見ておかなければ。まあ、金貨がまた少しと、古めかしい鎖かたびらが 1 着。地獄の入り口で着てみると、高い冷気耐性が付いていたが、それはもう必要ない。変異治療の薬も飲んだ。叫び声以外の悪い変異は全部洗い流された。残念ながら、私が大事にしていた唯一の良い変異、暴走する魔力も一緒に消えてしまった。
鉄の都ディース
次の予定は鉄の都ディースだ。主のディスペータ本人を除けば、あそこでいちばん恐ろしい住人は地獄の番人だ。拷問も地獄の業火の投げつけもできるので、私のような高レベルのガーゴイルでさえ恐れおののく。だが今のところほかに行くのにましな場所もないので、勇気を出して立ち向かうしかない。N+ だけで入らなければならないのは気に入らないが、今の装備ではこれ以上は無理だ。少なくとも rF++ と rC+ はある。理想にはほど遠いが、属性ダメージにはひととおりいくらかの備えがあるし、能力値維持の指輪も 1 つある。これなしでどの地獄の分岐にも入るべきではない。面白いことに、コキュートスでは能力値を 1 点も削られなかった。
もとの計画では、殴る相手に応じて悪魔の鞭と火炎の杖を持ち替えるつもりだったが、何分もしないうちに火炎の杖が呪われ、しかも今回は巻物を持ってこなかった。つまり、火炎耐性のあるモンスターの群れには荒れ狂う嵐をたくさん使うしかない。エンドゲーム後の段階で呪文による空腹が本当に問題になったゲームは、たぶん一度もなかったと思う。知力がどうしてももっと必要だが、手に入れる方法はアーティファクトしかない。 6 階で深刻な窮地に陥った。狭い通路にはまり込み、高レベルの敵に次から次へと叩かれ、同族のガーゴイルからは地の呪文を、ヘリオンからは地獄の業火を、タフな鉄ドラゴンからはむき出しの物理ダメージを食らう。すぐに HP も魔力も底をついた。傷を癒しているあいだに何もないところから魔力汚染を受け、脆弱の巻物を 2 枚この状況につぎ込んだが、何の効果もない。そのときになってようやく、まだ美食家の護符を着けたままだと気づいた。しかもそれが呪われている。変異耐性の護符に付け替えようがない。だが今回は、汚染は私を変異させずに消えた。結局、この巻物にも何か効果があるのかもしれない。ようやく最深層まで降りて探索を始めたが、また汚染を食らい、今度は HP を 10% 削られた。ここを出て、あのいまいましい変異を取り除かなければ。出口を見つけて身ぎれいにする。叫び声は 1 段階残ったが、溶岩状の鱗の AC+1 のボーナスも残った。いずれにせよ、宝物庫:5 で売っている変異治療の薬 2 本を買わなければならない。
ディースに戻り、7 階まで戦いながら進む。今度は変異耐性の護符で守り、解呪の巻物も何枚か持ってきた。魔法の地図の巻物も今回は持ってきたので、ディースの最後の階の外側の区画から片づけ始める。また汚染を受けて、また虚弱になり、同時に地獄の力で知力を 3 削られた。1 分後には混沌の悪鬼が現れて、ぼやけた視界を付けていった。この護符は何をやっているんだ? ある宝のヴォールトにアーティファクトのモーニングスターがあった。確かめてみると歪曲の武器だった。外すとアビスに放り込まれ、そこで地獄の象やリッチやそのほか物騒な連中を大量に相手にしなければならなくなった。出口が見つからず、何もかもが乏しくなったが、変異治療の薬をもう 1 本見つけた。やがて脱出して、ディース:7 の探索を続ける。
かなり苦しい。ヘリオン、バルログ、宙を舞う武器、地獄の番人が果てしなく湧いてくるようで、どいつもこいつも、私が傷を癒す間もなく、ときには耐えようのないダメージで吹き飛ばしてくる。知力はまだ低いままで、今度は器用もいくらか下がっている。ここの戦利品は今のところよくても並程度で、正直なところ、生きてここを出られるかまったく自信がない。また汚染を受けて、おなじみの虚弱の変異が戻ってきた。まさにこれを防ぐために着けている護符があるというのに。この流れは気に入らない。アビスで拾った変異治療の薬を飲み、変異をすっかり洗い流す。だが今はひどく衰弱している(N+ では衰弱からたいして守ってくれない)し、能力値も下がったままだ。厳かに誓いを立てる。もし(いつか、ではない!)ディスペータとの対決を生き延びたら、残り 2 つの地獄はしばらく放っておいて、ジグラットに挑もう。ルーン 8 つだけで死ぬことになるかもしれないが、少なくともその前に楽しめる。それに、ほかの地獄をずっとうまく切り抜ける助けになる戦利品が、あそこで見つかるかもしれない。
だがまずはディスペータだ。あいつの砦のまわりの区画は片づけた。マップを見ると外側に 2 本の廊下があり、そこなら爆裂球や、荒れ狂う嵐でさえ当てられるだけの広さがあるかもしれない。だが内側の砦は建物だらけで、爆裂球の少なくとも一部はそれに吸われてしまうだろう。ディスペータをそこからおびき出さなければ。外側の廊下で敵を何体か倒すと生命力が戻ってくるが、この砦でディスペータと実際に会うまでには、何が起きてもおかしくない。運の悪いことに、奥の聖域への扉はもう開いている。つまり、私が外で残党狩りをしているあいだに、いつ現れてもおかしくない。その扉から地獄の番人が出てきて、5 回目の炎の嵐でようやくひっくり返ったが、そのせいで私の魔力はすっからかんになった。ディスペータに会うにはまずいタイミングだ。だがその前に、あいつはもう 1 体地獄の番人をよこしてきた。荒れ狂う嵐の届く範囲にいる。そいつが倒れる前に、バルログと硫黄の魔神が角を曲がってきて、私にとどめを刺しにかかる。これはまったくまずい。最後の炎の嵐を浴びせるが、やつらは動じない。MP は 3、HP は 42 で、もう本当に手詰まりだ。回復の薬を飲み始めることもできるが、やつらの地獄の業火のダメージには追いつかないだろう。瞬間移動で逃げることもできるが、かえって近づいてしまうかもしれない。テレポートを試すこともできるが、どこへ飛ばされるのか、それに発動するまで生き延びられるのか? まずテレポートすることにして、ワンドを使う。次に私が気づいたのは、ふだんは灼熱の硫黄の魔神の目に浮かんだ、意外なほど冷ややかなまなざしだった。そいつは私にまた地獄の業火を一発浴びせてきた。それが、私が気づいた最後のことだった。
エピローグ
ゲームを終えたときの能力値は、腕力 14、知力 29(能力値の低下で 3 減)、器用 7(もとの 8 から 1 減)。ほかの数値はなかなか立派だ。AC 49、EV 19、SH 30 で、地獄の業火以外ならどんな相手にもすばらしく強い。だがこの地獄の業火が(拷問 1 回の助けも借りて)、最後の 6 ターンのあいだに私を攻撃していた 3 体の敵のわずか 3、4 回の攻撃で、175 あった HP を -2 まですり潰したのだ。
この死を防ぐために何かできたかは分からない。2 体目の地獄の番人が襲ってきた時点でテレポートで逃げておくべきだったのかもしれないが、この階でのテレポートはとても危険な行為だ。もっと早く死霊術に手を出して死のとば口を覚えようとすることもできたが、それはうまくいかなかっただろう。ゲームがネクロノミコンを生成しなかったのだ(最後の一覧で、物置きにあった未鑑定の高レベルの魔法書 1 冊は、グラン・グリモアだったと分かった)。
結局のところ、私を殺したのは全体としてこの点だったと思う。エンドゲーム後の段階を生き延びる助けになったはずの上質な品を、ゲームがとにかく十分に生成してくれなかったのだ。これに何か本当の理由があるのか、たとえば 0.14 でゲームの仕組みが変わって、いい品の生成が厳しく制限されたのかは分からない。だが死んだとき、私はまだ普通の手袋とブーツを身に着けていた。アーティファクトの盾は(出来の悪いものでさえ)1 つも見つからず、役に立つ二重の耐性をくれるような、使えるアーティファクトの装身具もろくになかった。死んだときには、普通の能力値維持の指輪と、Wiz、MR++、知力+3 の付いたアーティファクトの指輪を着けるしかなかった。どれもあってよかったものだが、ガーゴイルのように耐性の高いキャラクターでも、地獄を生き延びるにはもう少し N+、rF、rC が必要だ。だが何より大事なのは、呪文使いとしてゲームに勝つには知力がもっとずっと必要なのに、最初に計画したようには積み上げられなかったことだ。知力がもう少しあれば、最後に私をねじ伏せた敵の一団を、もう少し速く倒しきれたかもしれない。地獄の番人 1 体を倒すのに炎の嵐が 5 回も要るなんてことは、エンドゲームのキャラクターに起きてはならないし、それが私にとって終わりの始まりだった。
エンドゲームの戦略を間違えたのかもしれない。いまいちな装備で地獄に挑もうとする代わりに、ジグラットに入っていれば、装備が急速に充実していたかもしれない。ジグラットなら生き延びられたかもしれない。もっとも、ジグラットのいくつかの階は、最後に私を殺したものより悪い連中を投げつけてくる。ただ大きな違いは、そこでは間取りのおかげで、炎の嵐と荒れ狂う嵐をずっと効率よく使える有利な立場に立てるということだ。
いずれにせよ、この日誌を書くのは楽しかった。ヴェフメット信仰のガーゴイルの魔術師が、とても遠くまで行ける構成だということは、それでも伝わったと思う(私はこの構成で、0.14 の trunk 版で 15 ルーン+ジグラットの攻略に成功している)。結局のところ、これはとても運の悪いキャラクターだったし、あなたが試してみれば、もっとたくさん役に立つ品が見つかるかもしれない。参考までに言っておくと、このゲームで私に勝利をもたらした構成は、常に rF+++、rC++、rN+++ を備え、能力値維持の指輪を付け替える必要があるかどうかに応じて、知力はいつも 38 から 42 のあいだだった。防具と装身具の引きがもう少しよければ、このゲームの結末は大きく変わるかもしれない。