エリンギャの毒沼 Eringya's Noxious Bog
英語版 CrawlWiki の記事「Eringya's Noxious Bog」(0.34 向け、2026-07-19 版)の翻訳です。原文の著者は編集履歴をご覧ください。
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| レベル | 6 |
| 系統1 | 錬金術 |
| 入手元 | 沼沢の書 大魔術師列伝 第二巻 |
| 詠唱の騒音 | 6 |
| 呪文の騒音 | 0 |
| 威力の上限 | 200 |
| 射程 | 4 |
| フラグ | 範囲(Area)、破壊(Destructive)、幽霊に引き継がれない(No ghost) |
| 術者から汚泥を奔流のように噴き出させ、近くの一帯を毒沼に変える。汚泥はすべてのモンスターにダメージを与えて毒に冒す。毒への耐性を持つ者も例外ではない。複数の固い地形に隣接する場所や、深い水や溶岩のように固い床のない場所には沼はできない。この変化は一時的なもので、術者の視界の外では維持できない。呪文の威力が高いほど沼が長く残る。 |
エリンギャの毒沼はレベル 6 の錬金術の呪文で、術者の近くのマスを一時的に毒の汚泥に変える。
基本情報
エリンギャの毒沼を唱えると「沼」の状態になる。半径 4 マス(ヴェフメットの強化があれば 5 マス)以内の条件を満たす床のマスが、すべて毒の汚泥に変わる。この呪文には開けた場所が必要で、固い地形(壁・樹木・彫像など)に 3 つ以上接しているマスは変わらない。深い水と溶岩も影響を受けない。ただし、階段・脱出ハッチ・店・罠のような固くない地形は覆ってしまうので、沼がある間はそれらを使えなくなる。
汚泥は浅い水脈と同じように振る舞うが、飛んでいない者にダメージを与えて毒に冒す。沼そのもののダメージは 4d6(70% が毒、30% が物理)だ。[1] 沼がダメージを与えた場合は、さらに毒が無効でないモンスターを猛烈な毒に冒す。毒耐性のないモンスターには毒を 4「段階」(最大)、毒耐性のあるモンスターには 2「段階」(最大の半分)与える。[2] 耐性があっても毒に冒される確率は下がらず、毒の量が減るだけだ。沼のダメージと毒は呪文の威力に左右されない。
飛行している者には沼はまったく効かない。術者自身はダメージを受けないが、浅い水脈にいることによる不利(あれば)は受ける。
毒の燃焼を唱えると、沼のマスの一部(1 マスごとに 33% の確率)の上に、すぐ消える炎の雲ができる。この炎の雲からはさらに蒸気の雲が生じる。
沼の状態は 3 + 1d(2 + pow/10) ターン続く。[3] 沼が視界から外れると、そこは普通のマスに戻る。階を離れると沼の状態はすぐに終わる。効果が続いている間はこの呪文を唱え直せない。
戦略
エリンギャの毒沼はレベル 6 の呪文なのに、開けた場所でしか働かず、階段をふさぎ、射程は 4 しかなく、飛ぶ相手には何もできず、飛んだり泳いだりできなければ自分まで不利になる。それでも、これだけの制約を抱えてなお、威力の高さゆえに取る価値はある。
単独でも、敵を引き撃ちするのに使える。水の中を普通に動けるならなおさらだ。耐性のある敵にもたっぷり毒を入れられるうえ、範囲攻撃なのもありがたい。
毒の燃焼と組み合わせるとぐっと強くなり、少ない MP でまとまったダメージを一気に叩き込める。目安として、耐性のないモンスターに対して毒の燃焼は 1 回で 8d14 以上のダメージを AC も EV も無視して与え、そこに沼と雲のダメージが加わる。触手の怪物のように毒と火の両方に耐性があるモンスターでさえ、毒の燃焼を 2〜4 回唱えれば倒れる。沼や毒のダメージが入るたびに内なる炎の雲が発生するので、内なる炎や焼き討ちの巻物とも相性がいい。
とはいえ、これ一本で何でも倒せる呪文では決してない。「サブ」の呪文と考えるのがいちばんだ。飛ばず、毒が無効でもない敵を効率よく片づけるのに使おう。
小技
- 沼の水で自分の動きが遅くなる一方、飛ばず泳がず大型でもないモンスターも同じように不利を受ける。遠距離攻撃をしてくる敵から逃げにくくはなるが、最初に思うほど悪くはない。いざとなれば悟りの薬がある。
- 沼は罠を覆うので、運悪く置かれた罠を敵に踏ませないためにこの呪文を使える。ただし、狭い通路(ゾットの領域:5 のオーブの部屋の入口など)の罠をやり過ごすのには使えない。
- 沼は浅い水脈として扱われるので、ほかの種類の火の攻撃でも視界をさえぎる蒸気を作れる。
- 沼ができたターンにはダメージは入らないことに注意。
こぼれ話
この呪文の名前は魔術師エリンギャにちなむ。呪文エリンギャの驚きの花束と、魔術師の研究所の階エリンギャの庭園(今は復活している)が削除されて以来、ゲーム内でエリンギャの名前が出てくるのはこれが初めてだった。
変更履歴
- 0.32 より前は、沼を置ける場所の制限がもっと厳しく(固い地形に接しているのが 1 つまでのマスにしか置けなかった)、射程もヴェフメットで伸びなかった。
- 0.31 より前は、エリンギャの毒沼は毒の魔術と変成術の二系統にまたがるレベル 6 の呪文だった。
- 0.28 より前は、術者は沼が効かない体ではなかったので、術者の足元には沼ができなかった。また、固い地形に一つでも接しているマスには沼ができなかった。
- 0.26 より前は、エリンギャの毒沼を唱えると、術者が移動した跡に毒沼のマスが残った。さらに、毒の燃焼は沼のマスの上に必ず炎の雲を作り、その雲もずっと長く残った。
- エリンギャの毒沼は 0.25 で追加された。
出典
- ↑ spl-damage.cc:4139 (0.30.0)
- ↑ spl-damage.cc:4158 (0.30.0)
毒を与える関数は毒を1 + (<X>/7)段階与える(monster.cc:3985 (0.30.0) を参照)。普通のモンスターなら 1 + (21/7) = 4 段階、rPois があれば 1 + (7/7) = 2 段階になる。 - ↑ spl-damage.cc:4474 (0.30.0)