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ヴェフメット Vehumet

英語版 CrawlWiki の記事「Vehumet」(0.34 向け、2026-07-19 版)の翻訳です。原文の著者は編集履歴をご覧ください。

Vehumet altar.png 『殺して地獄の火にくべよ!』
ヴェフメットは破壊的な魔法の力を司る神である。信徒は秘伝の術を駆使するにあたっての神の助けを手にし、そして最も寵愛を受けた者は、ヴェフメットの蔵書に記された恐るべき呪文を利用する資格を与えられる。ヴェフメットへの献身はあたう限りの虐殺と破壊とを引き起こすことをもって証明することができる。

ヴェフメットの信徒は殺害を行うことで魔法の力を急速に回復する。信仰が高まるにつれて攻撃呪文はさらなる強化を得る。まず攻撃呪文の詠唱を助け、そして妖術の射程範囲を伸ばす。ヴェフメットは信仰が深まるにつれ、信徒にさらに強力な破壊の呪文の知識を下賜する提案を行う。

ヴェフメットは、あなたが生者を殺すこと、あなたが不死者を滅すること、あなたが悪魔を殺すこと、あなたが神聖な存在を殺すこと、あなたが生命を持たぬものを破壊することを好む。

制限

好む行い

嫌う行い

授かる能力

信仰心 -: 『魔術師見習い』

信仰心 *: 『破壊を探求する者』

信仰心 **: 『破滅の詠唱者』

信仰心 ***: 『魔術師』

具体的には、補正前の呪文失敗率が x66.6% される。実用的な失敗率の範囲なら、実際の失敗率はたいてい (previous_fail% * .666) より小さくなる。このボーナスは魔術強化として扱われるわけではない点に注意。魔術強化 x3 を持つのと、ヴェフメットのボーナスに魔術強化 x1 を足すのとは同じにならない。ヴェフメットのボーナスと魔術強化は掛け算で重なる。

信仰心 ****: 『戦闘魔術師』

信仰心 *****: 『大魔術師』

信仰心 ******: 『破壊魔術の指導者』

破壊の呪文

ヴェフメットの言う「破壊の呪文」には、妖術の呪文すべてに加えて、spflag::destructive フラグを持つ次の呪文が含まれる。[3]

贈り物

呪文。 信仰心がそれぞれの段階を超えていて、贈り物を受け取れる状態なら、ヴェフメットが破壊の呪文の知識を申し出ることがある。申し出る呪文は最大15個だ。[4]

贈り物 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13-15
呪文レベル 1 2-3 2-3 3-4 3-5 4-7 4-7 5-7 5-7 5-7 5-7 6-8 8-9

最初の贈り物は必ず入信と同時に届く。新しい贈り物が申し出られると、ひとつ前の贈り物は習得できなくなる。最後の3つの呪文はどれもレベル8-9で、まとめて一度に申し出られ、ヴェフメットを信仰し続けている限りいつでも習得できる。ヴェフメットは、すでに呪文ライブラリにある呪文は贈らないし、以前に申し出た呪文もなるべく避けようとする。

贈り物はスキルの傾向に沿ったものになりやすい。すべての呪文系統が考慮され、複数の系統にまたがる呪文はそれらのスキルレベルの平均で重みづけされる。

贈り物を受け取る時期

贈り物が残っていれば、ヴェフメットは次のタイミングで呪文を贈る。[5]

贈り物と贈り物のあいだには 98 + 2d50 ターンの待ち時間がある。待ち時間の最中に贈り物の段階に達しても、贈り物はもらえない。2〜5つ目なら、次に信仰心が上がったときに受け取れるだけだ。ただし 5* 以降の贈り物では、5%の判定をもう一度引き直す必要があるので、理屈の上ではこの待ち時間が効いてくることもある。

懲罰

ヴェフメットは棄教を喜ばず、不忠義な信徒に恐るべき懲罰をもたらす!

ヴェフメットを怒らせた者にはたちまち破壊の力が殺到する。初級冒険者は火炎や冷気に打たれ、大魔道師は水晶槍や炎の嵐を浴びる。自身が放つ妖術もまた、最悪の状況で失敗するといったことが常となるだろう。

ヴェフメットの怒りは比較的短い間で収まる。

ヴェフメットを棄教した者は、さまざまな有害な妖術を定期的に浴びせられる。呪文レベルが 1 + XL/5 から 1 + XL/3 までの、いろいろな呪文が飛んでくる。[7]

また、破壊の呪文を唱えるたびに、5%の確率でヴェフメットから罰を受ける。[8]呪文そのものは成功するが、それとは別に呪文失敗の効果が起こる。

戦略

ヴェフメットを信仰すれば、ゾットの領域:5 まで通用する「エンジン」、つまり敵を倒す手段がほぼ確実に手に入る。一方で、発動型の能力が何もないので、緊急事態には弱い。ある意味では、ヴェフメットを信仰しているというより、自分の呪文こそが本当の神だと考えたほうがいい。

入信と同時に始まる厳選された呪文の贈り物のおかげで、あの厄介な炎の球体(と、ほかのたいていのもの)を倒す手段がまず確保できる。魔術強化2つ分の効果がタダで付くので、強力な呪文が早く実用的になる。3ルーンのゲームでもレベル9の呪文が(より)現実的に使えるようになる。射程+1も呪文によってはありがたい。しかも、これらはすべて祈祷スキルに一切投資せずに得られる。魔術強化の効果と合わせれば、信徒は防御系のスキルに多めに振ったり、いっそ近接との両刀にしたりする余裕も生まれる。

「呪文を神にする」のが良いことかどうかは人それぞれだが、欠点もいくつかある。発動型の能力がないので、危険な状況を切り抜ける手段は少なくなる。さらに、ヴェフメットは序盤では弱い部類の神だ。呪文使いの職業なら、最初のいくつかの贈り物は手持ちの呪文とたいして変わらないことが多い。呪文に慣れていないキャラクターは魔法スキルを鍛える時間が必要で、1* や 3* になった頃でもまだそれほど強くないかもしれない。それに、神の枠を使わずに「エンジン」を手に入れる方法はほかにもある。

まとめると、ヴェフメットは見た目ほど単純な神ではない。呪文は強いかもしれないが、発動型の能力がない分を補うには、やはり全般的にしっかりした立ち回りが必要だ。

小技

変更履歴

出典

  1. ↑ mon-death.cc:2581 (0.32.1)
    piety_breakpoint(0) = 信仰心 1* = 30
    piety_breakpoint(5) = 信仰心 6* = 160
  2. ↑ mon-death.cc:2601 (0.32.1)
  3. ↑ spl-data.h:1 (0.32.1)
  4. ↑ religion.cc:1229 (0.32.1)
  5. ↑ religion.cc:1551 (0.32.1)
  6. ↑ religion.cc:1587 (0.32.1)
  7. ↑ god-wrath.cc:1089 (0.32.1)
  8. ↑ spl-cast.cc:2144 (0.32.1)
  9. ↑ https://github.com/crawl/crawl/commit/d5cd0e1a866c969c32fb65bd845d5f441ec64b9d
神
善 エリヴィロン • ジン • 輝けるもの
中立 アシェンザリ • ケイブリアドス • ディスメノス • フェダス・マダシュ • ゴザーグ・イム・サゴーズ • ヘプリアクルカナ • イグニス • オカワル • クァズラル • ルー • シフ・ムーナ • トログ • ウスカヤー • ヴェフメット • ウー・ジアン
混沌 ジーヴァ • ネメレクス・ソベー • ゾム
邪悪 ベオ • キクバークッグァ • ルゴヌ * • マクレブ * • イレデレンヌル
* 混沌かつ邪悪