ジン Zin
英語版 CrawlWiki の記事「Zin」(0.31 向け、2026-08-21 版)の翻訳です。原文の著者は編集履歴をご覧ください。
この記事は 0.31 の時点の内容で、最新の 0.34 とは違うところがあるかもしれません。
| ジンは規律の神である。信徒は心身ともに純粋であり続け、暗黒の魔術と混沌の行為を慎まなければならない。また、手に入れた金貨のすべてから一部を十分の一税として納めなければならず、さらに寄付をすればなおよい。その代わり、信徒は罪人にジンの怒りを下すことができ、やがてさまざまな神の加護を得る。ジンの信徒は信心深さをいくらか保ったままエリヴィロンや輝けるものに改宗することができる。
ジンは信徒に、無知なる大衆に説法する能力と、身体を活性化させて神聖な活力を得る力を与える。この力はさまざまな苦痛から身を守ってくれる。のちに信徒は、敵を一時的に閉じ込める能力を得る。最終的に信徒は、神聖な聖域で一時的な安全を得ることができるようになる。信仰心が増すにつれ、信徒は変異から守られるようになり、ジンはときおり信徒の生命を救うために直接介入することさえある。 ジンは、寄進すること、あなたや仲間が不浄な者や混沌なる者を殺すことを好む。 ジンは、聖域でモンスターを攻撃することを嫌う。ジンは、邪悪な魔法やアイテムを使うこと、敵対的でない聖なる存在を攻撃すること、従者を攻撃すること、変身すること、あなたや仲間が敵対的でない聖なる存在を殺すこと、わざと変化したり変異すること、不浄な、もしくは混沌なる魔術やアイテムを使うこと、モンスターを変化させることを特に嫌う。 |
種族による制限
好む行い
ジンは金貨の寄進を喜ぶ。
- 入信したとき、そして金貨を拾うたびに、ジンは10%を十分の一税として取り立てる。端数は持ち越して数えられる。たとえば15枚の金貨の山を2つ続けて拾うと、1つ目からは1枚、2つ目からは2枚が取られる。なお、信仰心が最大(200)のときは十分の一税はかからない。
- 十分の一税で得られる基本の信仰心は
gold_taken * 141 / (40 + 2 * absolute_depth)だ。[1] ただし、次のように増減する。
- 今持っている金貨の半分を寄進することもできる。寄進で得られる信仰心は
(gold) * ln(gold) / 200で、同じ額を十分の一税で納めたときより必ず少ない。[2] 信仰心はすぐには増えず、長い時間をかけて少しずつ加わっていく。寄進したときに、信仰心がすべて加わったあとのジンの評価がどうなるかが示される。- 少額を何度も寄進するより、まとめて一度に寄進したほうが効率がいい。たとえば金貨100枚を5回寄進すると信仰心は8〜12増えるが、金貨500枚を1回寄進すると15〜16増える。
- ゲーム終盤に改宗した場合でも、金貨を約3600枚寄進すれば 0* から 6* まで買い上げられる。
- 信仰心が200のときに寄進した分の信仰心は、信仰心が200を下回るまで蓄えられる。
ジンは、不浄な生き物や混沌の生き物を殺すことも喜ぶ。殺すと一定の確率で信仰心が増える。[3]
嫌う行い
信仰心は平均して340ターンごとに1減る(20ターンごとに1/17の確率)。
ジンが嫌う(信仰心が減る)のは次の行いだ。
- 中立のモンスターを攻撃すること。
- わざと自分を変異させること。わざと発光するようなことをしたり、6* でないときに突然変異の薬を飲んだりするのもこれに含まれる。
- あなたや仲間が聖域の中のモンスターを攻撃すること。
ジンが特に嫌う(懺悔になる)のは次の行いだ。
- 死霊術を使うこと。
- 邪悪な魔法やアイテムを使うこと。
- 敵対的でない聖なる存在を攻撃すること。
- あなたや仲間が敵対的でない聖なる存在を殺すこと。
- 仲間を攻撃すること。
- モンスターを変化させること。
- 不浄な、もしくは混沌の魔法やアイテムを使うこと。
タリスマンを使うと破門される。また、変身しているあいだはジンに入信できない。
うっかりした違反、つまり未鑑定のアイテムを使って禁じられた行いをしてしまった場合は、ジンは赦してくれる。
授かる能力
信仰心 -: 『隠遁者』
- 致命的なダメージから守ってくれることがある。確率は信仰心0での10%から、最大での28%まで直線的に増える。(常時効果、コストなし)
- 地獄の神秘の力の効果から守ってくれることがある。確率は信仰心とともに上がり、最大で50%になる。(常時効果)
(piety/1.6)% の確率で変異から守ってくれる。確率は信仰心160(******)で100%に達する。(常時効果)- 喜捨 - 持っている金貨の半分を寄進して信仰心を上げる。
また、モンスターが変身能力者であれば、ジンが見抜いて教えてくれる(「ジンはあなたに警告した: <モンスター>は不浄なる<暴走した>変身能力者だ。」)。
信仰心 *: 『弁証者』
- 説法の朗読 - 法の公理の一節を説く。影響を受けうるモンスターには、それぞれ次の中から1つの効果が選ばれる。上にあるものほど優先される。[4]
- 朗読は3ターン続く。毎ターン敵に効果が出る可能性があるが、1回の朗読で同じ敵が2度以上影響を受けることはない。朗読のあいだも、移動、攻撃、呪文の詠唱、巻物を読むことなどは自由にできる。静寂状態になったり、バーサークしたり、麻痺などで動けなくなったりすると、効果は途切れる。説法の朗読は信仰心と祈祷スキルが高いほど強くなる。ただし、何も起きない確率がつねに50%ある(この判定はモンスターごと、ターンごとに行われる)。また、モンスターはHDに応じて抵抗できる(炎の球体には効かない)。(1〜39ターンの「朗読×」によるクールダウン)
信仰心 **: 『敬虔者』
- 生命の活性化 - 一時的に「活性化」の状態になる。そのあいだは毒が完全に効かなくなり、病気、混乱、石化、能力値の低下から守られ、すべての能力値が
Invocations/3だけ上がる。効果はスキルにかかわらず60 + 2d10ターン続く。[5](信仰心 1〜2)
信仰心 ***: 『導士』
- 収監 - 敵1体のまわりに白銀の壁の牢獄を一時的に作り、対象に隣接しているモンスターを押しのける。隣接しているモンスターを押しのける場所がないときや、あなたが対象に隣接しているときは失敗する。持続時間は祈祷スキルで決まる。強いモンスターは効果が自然に切れる前に自力で抜け出すことがある(その確率はモンスターのHDで決まる)。(5 MP、信仰心 4〜6)
信仰心 ****: 『正しき者』
- 新しい能力はない。
信仰心 *****: 『無垢清浄の者』
- 聖域 - 自分を中心に、動かない聖域を作る。半径と持続時間は祈祷スキルで決まり、残り時間が減るにつれて半径も縮んでいく。聖域の範囲の中にいるかぎり、敵はあなたを攻撃できない(この守りはあなたの仲間にも及ぶ)。あなたや仲間が攻撃すると聖域はたちまち消え、ジンはそれを悪しき行いとみなす。(7 MP、信仰心 15〜23)
聖域には、敵の攻撃を防ぐほかに次の効果もある。
信仰心 ******: 『秩序の代行者』
懲罰
| ジンは自らの元を去る者を罰しない。ただし、邪悪な神、もしくは混沌なる神へと改宗した者には懲罰が加えられる。(キクバークッグァ、イレデレンヌル、マクレブ、ルゴヌ、ベオは邪悪な神々、ゾムとジーヴァは混沌なる神々である)
ジンの怒りを受けた者は、有益な変異を剥ぎ取られ、敵に居場所を知らされ、法の公理によって感覚を乱される。混乱、卒倒、そして完全な麻痺が、その者の運命となるだろう。 |
ジンが懲罰を加えるのは、邪悪な神か混沌の神に改宗したときだけだ。ほかの神に乗り換えても、ジンの戒律を破っても怒りは買わない。エリヴィロンか輝けるものに改宗すれば、信仰心の半分が引き継がれる。
- 1/3 の確率: 可能なら、ランダムな良い変異を1〜7個取り除く。できなければ、残りの選択肢から選び直す。
- 1/2 の確率: あなたに法の公理を説き、盲目、混乱、睡眠、麻痺のいずれかにする(どれも同じ確率)。
- 1/6 の確率: あなたのいる場所でとてつもなく大きな音を立てる。
戦略
ジンはたいていの神より地味だ。敵を直接倒す力ではなく、身を守る能力や強化をいろいろと授けてくれる。収監で敵を閉じ込めたり、説法の朗読で敵を弱らせたりできるジンは、これ以上の戦闘力はいらないが、どんな苦境にも対処できる道具がほしいという強いキャラクター(あるいは強いプレイヤー)に向いている。
ジンはエクステンデッドでも役に立つ。不浄なモンスターや混沌のモンスターが大勢いるので、信仰心がすぐにたまる。拷問のせいでどんな状況も厄介になりうる場所では、身を守る手段がありがたい。変異や地獄の神秘の力を防いでくれるのもうれしい。
神の選び方全体で言えば、ジン、エリヴィロン、輝けるもののあいだでは怒りを買わずに乗り換えられ、新しい神の信仰心も少しもらった状態から始められることを覚えておこう。さらに、その後どこかで邪悪な神や混沌の神を信仰しないかぎり、この3柱のどれから離れても怒りは買わない。ただし、ジンは十分の一税を取るので、ほかの神が見つかるまでのつなぎとして「ただで」信仰できるわけではない。
能力の使い方
- ジンは混沌を忌み嫌うのに、説法の朗読の効果はいろいろな中からランダムに出る。弱い効果しか出ないこともあるが、説法の朗読は実質ただで使える能力なので、使っておいて損はない。効果は3ターン続き、毎ターン何かが起きる可能性がある。そのあいだは何をしてもかまわない(呪文、巻物、ほかの「声を出す」能力も使える)。
- 生命の活性化はかなり安く使える。能力値が上がり、毒が効かなくなり、いくつかの状態を防いでくれる。ただし、すでにかかった状態を治すわけではないので、先手を打って使おう。どの敵がどの状態を引き起こすかを知っておくことも大切だ。毒が効かなくなるので、クラーレ毒や、巨大赤色蜂・女郎蜘蛛の麻痺毒も防げる。
- 収監は、恐ろしいモンスターから逃げたいときにいつでも頼れる強い能力だ。相手がユニークでも、ただの深層のモンスターでも、白銀の壁が相手を足止めしてくれる。そのあいだに別の場所を探索したり、その階を飛ばしたり、別の分岐に移ったりできる。対象に隣接していると収監が効かないことに注意。また、対象に隣接しているモンスターを押しのけようとするので、その場所がなければやはり失敗する。
- 聖域はゲームでも屈指の強力な非常用の能力だ。囲まれたときや、状況がみるみる悪くなっていくときに使おう。ただし、きちんと逃げる手段があることを確かめておくこと。そうでないと、聖域は死を先延ばしにするだけになる。聖域がまだ残っているあいだは新しく張り直せないこと、使うたびに信仰心を15もごっそり消費することにも注意。
こぼれ話
法の公理は4巻から成る。『忌まわしきもの』(Abominations)、『沐浴』(Ablutions)、『呪詛』(Anathema)、『背教者』(Apostates)だ。
変更履歴
- 0.32 より前は、ジンの怒りで説かれる法の公理で盲目になることはなかった。
- 0.27 より前は、聖域の中で聖なる御言葉の効果が働いていた。
- 0.26 で食料の仕組みがなくなる前は、ジンは人間並みの知能を持つモンスターや聖なる存在の肉を食べること、共食いを禁じていた。そのため、腹が減りやすい種族、つまりトロルでのプレイが難しくなっていた。
- 0.21 より前は、6* で突然変異の薬を清める代わりに、すべての変異を取り除く一度きりの能力が使えた。また、ジンの変異からの守りが100%になるのは 6* ではなく信仰心が最大のとき(信仰心160ではなく200)だった。
- 0.20 より前は変異治療の薬があり、ジンはその使用を認めていた。
- 0.18 より前は、「声を出せなくなる」さまざまな行動で説法の朗読が中断されていた。呪文を唱える、巻物を読む、薬を飲む、神の能力を使う、食べる、ブレスを吐く、などだ。
- 0.17 より前は、生命の活性化で満腹度も少し回復した。ただし、満腹を超えることはなかった。
- 0.16 より前は、信仰心が最大なら地獄の効果から完全に守ってもらえた。
- 0.15 より前は、ジンの信徒がときどき聖なるモンスターから味方とみなされることがあった。その確率は信仰心とともに上がった。また、説法の朗読では本を選ぶよう求められ、本ごとに効果が違った(たとえば「悪魔とアンデッド」にだけ効く本や、「混沌」にだけ効く本があった)。
- 0.14 より前は、生命の活性化は毒の状態を防ぐだけで、毒への耐性はなかった。そのため、猛毒の矢や毒素の矢のような呪文の命中時のダメージは防げなかった。また、知性のある仲間を死なせるとジンの不興を買った。
- 0.13 より前は、説法の朗読は3ターン続くのではなく3ターンかかるもので、ジンが何かしてくれるのを祈りながら実質的に麻痺しているのと同じだった。また、司祭の職業が削除され、ジンを信仰した状態でゲームを始めることはできなくなった。
- 0.12 より前は、生命の活性化で巨大黄色蜂や巨大赤色蜂の麻痺させる毒針を防げなかった。
- 0.6 より前は、ジンの怒りで虫の大群や眼球が呼び出されることがあった。
- もっと古い版では、ジンの怒りで敵対する天使が何体も呼び出されることがあった。
出典
- ↑ god-prayer.cc:219 (0.30.1)
- ↑ god-abil.cc:238 (0.30.1)
- ↑ god-conduct.cc:697 (0.33.1)
- ↑ god-abil.cc:850 (0.30.1)
- ↑ god-abil.cc:1240 (0.30.1)
| 神 | |
|---|---|
| 善 | エリヴィロン • ジン • 輝けるもの |
| 中立 | アシェンザリ • ケイブリアドス • ディスメノス • フェダス・マダシュ • ゴザーグ・イム・サゴーズ • ヘプリアクルカナ • イグニス • オカワル • クァズラル • ルー • シフ・ムーナ • トログ • ウスカヤー • ヴェフメット • ウー・ジアン |
| 混沌 | ジーヴァ • ネメレクス・ソベー • ゾム |
| 邪悪 | ベオ • キクバークッグァ • ルゴヌ * • マクレブ * • イレデレンヌル * 混沌かつ邪悪 |