アシェンザリ Ashenzari
英語版 CrawlWiki の記事「Ashenzari」(0.33 向け、2026-01-17 版)の翻訳です。原文の著者は編集履歴をご覧ください。
この記事は 0.33 の時点の内容で、最新の 0.34 とは違うところがあるかもしれません。
| 束縛されているというのは理解し難く思われるが、かの神が全知にして全視であるのも天へ自らを永劫に縛り付けているからである。敬虔な信徒はこの知識と洞察力をわずかながら得ることができるが、アシェンザリにとって力と祝福と呪いは全て同一であることに気をつけなければならない。
アシェンザリは信徒に持ち物を呪うよう勧め、探索するにつれて定期的にそうした呪いを信徒に提示する。呪われた装備は強化できず、外すには永遠に砕くしかない。だがこれらの呪いは特定のスキルを高める。呪いはアシェンザリを喜ばせもし、アシェンザリは見えないものを明らかにし、心の明晰さをもたらす。真に敬虔な者はアシェンザリの星幽の視界のかけらを授かり、壁の向こうを見通せるようになる。 アシェンザリは、あなたが呪いで自らを縛ることを好む。 アシェンザリの力は祈祷スキルの影響を受けない。 |
種族による制限
神々の末裔はアシェンザリを信仰できない(ほかのどの神も同じだ)。
好む行い
アシェンザリは、あなたが装備を呪うことを好む。呪いは探索中に定期的に提示される(保留中の呪いがなければ、ふつうの迷宮の階を 1 つ探索し終えるごとにおよそ 1 つ)。
信仰心は、縛った装備スロットの数だけで決まる。変異のない人間なら、呪われたアイテム 1 つにつき信仰心が 17 になる。信仰を始めたときにふつう得られる 15 の信仰心は打ち消される(呪われたアイテムが 1 つなら信仰心は 17 で、17 + 15 ではない)。両手武器、種族ごとの装備の制限、ルーの片腕の犠牲、リア王の鎖かたびらのようにスロットを減らすものも計算に入り、そのぶん呪い 1 つあたりの信仰心が多くなる。変身で融合している呪われたアイテムも信仰心には数えられるが、それに対応するスキルの補強は得られない。
嫌う行い
- 棄教。
- アイテムの呪いを解くこと(そのスロットの呪いで得ていた信仰心を失う。破門されることはない)
- アシェンザリへの信仰心は時間とともに減ることはない。
授かる能力
信仰心 (0): 『呪われし者』
- アイテムの呪縛: 身につけているアイテムを呪い、信仰心と 2 つのスキルへのボーナスを得る(下記を参照)。代わりにそのアイテムは、手を加えることも外すこともできないアーティファクトになる。呪いは探索中に定期的に提示される。前の呪いを受け入れないうちに新しい呪いが提示されると、古いものは新しいものに置き換わる。
- ドラゴン殺しやマクスウェルの熱機関のように、しくみとして自分の強化値を変える固定アーティファクトの武器は、呪ったあとでも強化値が変わる。
- アシェンザリは、呪われたアイテムを壊してしまうような変異を防いでくれる。たとえば呪われた兜をかぶっているときの角がそうだ。ただし悪魔の血族の変異には効かない。
- 鎖の破砕: 呪われたアイテムを 1 つ壊してそのスロットを空ける。そのぶん信仰心は下がる。いま提示されている呪いがあれば、それも取り消される。この破壊は装備を外したことにはならないので、歪曲の武器や、^魔力汚染や ^衰弱の付いたアーティファクトも安心して呪える。
- 神の知識: どれも常に働く能力だ。多くは半径 0 から始まるが、信仰心が上がるにつれて半径と効果が大きくなる。
信仰心 (*): 『秘呪に通じる者』
- アイテムの鑑定: この信仰心に達した時点で、持っているアイテムがすべて鑑定される。探索中に見つけたアイテムも、目にしたとたんにアシェンザリが鑑定してくれる。ただし信仰心が十分に下がったりアシェンザリを棄教したりすると、まだ見ていないアイテムは未鑑定のままになる。
信仰心 (**): 『予言者』
- 霊視: アシェンザリのおかげで、透明な生き物が見えるようになる。
信仰心 (***): 『千里眼』
信仰心 (****): 『託宣者』
信仰心 (*****): 『啓示を受けし者』
- 新しい能力はない。
信仰心 (******): 『全知全能の賢者』
- 新しい能力はない。ほかの神と違い、アシェンザリの信仰心の上限は 170 で、そこに届くには呪えるかぎりすべての装備スロットを呪う必要がある。
呪い
呪いをかけるたびに、2 つの別々のスキル群が補強され、そのアイテムは外せないアーティファクトになる。スキル群は次のとおり。
| 群 | 補強されるスキル |
|---|---|
| 幻惑 | 呪術、転位術 |
| 仲間 | 召喚術、死霊術、鍛造術 |
| 狡知 | 躱し身、隠密 |
| 道具 | 発動、変身術 |
| 元素 | 炎の魔術、氷の魔術、風の魔術、地の魔術 |
| 不屈 | 甲冑、盾 |
| 内省 | 戦闘、呪文詠唱 |
| 近接戦闘 | 徒手格闘を含む、すべての近接武器のスキル |
| 遠隔戦闘 | 射撃武器、投擲 |
| 魔道 | 錬金術、妖術 |
補強されるスキルは、それぞれ (curses * (4/3) + 1 ) * (piety_rank + 1) * skill_level * 10 スキルポイントぶん上がる[1]。式の「curses」は、そのスキルに対してかかっている呪いの数だ。
融合しているアイテムはスキルのボーナスを与えないが、信仰心は上げてくれる。
懲罰
| アシェンザリは棄教を喜ばず、不忠義な信徒に恐るべき懲罰をもたらす!
アシェンザリを見捨てた者は、ただちに呪いを砕かれ、神の英知を吹き込んだアイテムをすべて失う。その後、アシェンザリの怒りは、それが続く間、絶え間なく容赦なく降りかかる。罰を受けた者はスキルが損なわれ、敵は神に導かれて、決して見失うことなく、狩りを終えることもない。 アシェンザリの怒りは比較的長く続く。 |
アシェンザリを棄教すると、呪われたアイテムはすべてその場で砕ける。また、経験レベル 2 つぶんの XP を稼ぐまで、スキルが一時的に半分になる。
さらに、モンスターの AI も強化される。
- あなたをよりしつこく追跡する。
- あなたのことを決して忘れない。
- あなたが透明になっていても、居場所を知られやすい。
戦略
呪いがいくつか集まれば、アシェンザリはゲームを通じて大きな力をもたらしてくれる。ただし、アッシュは戦闘や逃走に使える能動的な能力を何もくれないので、その役目は知識とスキルの補強を活かして自分でこなす必要がある。
スキルのボーナスのしくみ上、ほとんど上げていないスキルには、呪われた装備による補強がほぼかからない。だが、そのスキルに数レベル振るだけでボーナスが本格的に効き始める。近接戦闘をする者なら手ごわい敵とも正面から渡り合えるようになり、魔術師なら呪文がすぐに使い物になる。アシェンザリの占いの力も役に立つ。アイテムがすべて鑑定されるのは序盤ではとてもありがたい。敵が視界に入る前に見えるので、遭遇を避けるのもずっと楽になる。
序盤は装備と魔法書に特に気を配りたい。呪いたいアイテムには 2 種類ある。
- ありふれたアイテムや替えのきくアイテム。たとえばエゴのないローブやプレートアーマー、あるいは複数見つかったもの。呪いの補強が役に立たなくても、すぐにアシェンザリの知識の恩恵が受けられる。
- ゲームを通してずっと使いたいアイテム。たとえば強化値の高いアーティファクトや、単に良い護符でもいい。いちばん大事なアイテムには、特に有利な呪いが来るまで待つのも手だ。
呪いが職業やゲームの方針に合わないときは、キャラクターの育て方を変えることも考えてみよう。近接戦闘をする者に幻惑の呪いが 1 つ来たくらいならあまり気にしなくていいが、幻惑の呪いが 3 つに優れた魔法書まで揃えば、気が変わるかもしれない。もちろん、役に立たない呪いは見送ってもいい。
エクステンデッドでは XP が有り余るので、スキルの補強はあまり意味がなくなる。代わりにアシェンザリの占いの力のほうが役に立つようになる。スライムの穴ぐら、地獄、アビス、パンデモニウムでは特に助かる。地図や階段、出口が見えていれば、すばやく逃げて危険を避けられる。ヴォールト(ルーン、出口など)を示すマスや壁も見えるので、これも時間の節約になる。アッシュを棄教すると決めたなら、呪われたアイテムはすべて砕けることを覚えておこう。
小技
- アシェンザリは、呪われていない装備があるからといって直接罰を与えたりはしない。戦略や分岐の都合で付け替えたいスロットがあるなら(耐性のために指輪を付け替える、複数の武器を持ち替えるなど)、必要に応じてそのスロットは縛らずにおけばいい。信仰心が最大だと助かるが、どうしても必要というわけではない。
- 壁の透過の呪文は、通り抜けたい壁の向こうが見える者にとって特に便利だ。
- アシェンザリの信徒は、ふつうは魔法の地図か地形感知の変異でしか見つからない、どこともつながっていないヴォールトをときどき見つけることがある。掘削のワンドや壁の透過、(どうしようもないときは)粉砕を使えば、そうした場所に入れる。
- 装備に制限のある信徒(スプリガンや鬼など)は、アシェンザリの信仰心がとても早く上がるが、スキルの補強はそれほど多く得られない。フェリッドは呪った装身具 1 つにつき信仰心が ** 上がるが、スキルのボーナスはごくわずかで、その場で耐性を付け替えることもできなくなる。
- 反対にオクトポードは装備スロットがふつうの 10 ではなく 11 あるので、信仰心の上がり方が遅い。
- 信仰の護符は、呪うことで得られる恩恵を除けば、アシェンザリの信徒にはまったく役に立たない。
変更履歴
- 0.31 より前は、呪いの群が違っていた。魔道の呪いはなかった。幻惑の呪いは {妖術、呪術、転位術} を、錬金術の呪いは {毒の魔術、変成術} を補強した。道具の呪いは「発動」という名前で、発動スキルだけを補強した。また、地形の探知はもっと遠くまで届いたが、4* で周囲を完全に地図に書き込むことはなかった。
- 0.30 より前は、出どころのない悪意からの保護が 1* で得られた。アシェンザリには 4* で得られる常時働く能力「星幽の視界」があり、壁の向こうを見通せた(透視)。信仰心が最大のときは 4 マスまで見えた。また、呪いで得られるスキルポイントが多かった(
(curses * 1.5 + 1) * (piety_rank + 1) * skill_level)。 - 0.29 より前は、アシェンザリは呪われたアイテムを砕いてしまう変異を防がなかった。
- 0.28 より前は、呪いで得られるスキルポイントが多く(
(curses * 2 + 1) * (piety_rank + 1) * skill_level)、信仰を始めると罠の回避とアイテムの鑑定が得られた。また、棄教すると信徒のアイテムを(呪われていないものまで)すべて奪っていった。 - 0.27 でアシェンザリと呪いが作り直された。それ以前のアシェンザリはふつうの信仰心のしくみで、呪われたアイテムを身につけると信仰心が大きく上がった。呪われたアイテムは呪いを解いても砕けず、補強されるのはそのアイテムに直接関係するスキルで、透視は自分で使う能力だった。さらにアシェンザリは、スキルポイントをほかのスキルに移す能力も授けていた。0.27 より前のアシェンザリについて詳しくはこの版を参照。
- 0.23 より前は、モンスターの装備を完全に鑑定する手段はアシェンザリだけだった。また、探索中の罠を無効にする代わりに、罠を見つけやすくなる常時働く効果があった。
- 0.18 より前は、解呪の巻物の上で祈ると、今はもうない防具呪いの巻物、武器呪いの巻物、装身具呪いの巻物に変えられた。
- 0.14 より前は、アイテム呪いの巻物がランダムに生成されたが、解呪の巻物を捧げたときにアシェンザリがくれる数は少なかった。
- 0.12 より前は、アシェンザリの祭壇のそばに、スケルトンの造成の呪文 1 つだけが載ったアーティファクトの魔法書がよく置かれていた。呪われた鈍器を持ったまま死体を解体するための助けだった。
- 0.9 より前は、アシェンザリの信徒はスキルの補強ではなく経験値の獲得量のボーナスを受けていた。また、縛る対象として盾は独立した装備の区分とは見なされていなかった。
- アシェンザリは 0.8 で追加され、今は削除された占術の系統の能力を使えるようにした。
出典
- ↑ god-passive.cc:769 (0.30.0)
| 神 | |
|---|---|
| 善 | エリヴィロン • ジン • 輝けるもの |
| 中立 | アシェンザリ • ケイブリアドス • ディスメノス • フェダス・マダシュ • ゴザーグ・イム・サゴーズ • ヘプリアクルカナ • イグニス • オカワル • クァズラル • ルー • シフ・ムーナ • トログ • ウスカヤー • ヴェフメット • ウー・ジアン |
| 混沌 | ジーヴァ • ネメレクス・ソベー • ゾム |
| 邪悪 | ベオ • キクバークッグァ • ルゴヌ * • マクレブ * • イレデレンヌル * 混沌かつ邪悪 |