パンデモニウム Pandemonium
英語版 CrawlWiki の記事「Pandemonium」(0.34 向け、2026-02-20 版)の翻訳です。原文の著者は編集履歴をご覧ください。
| パンデモニウムは苦痛と苦悩の無限の領域だ。そこでは多くの戦利品が手に入るが、その財宝はすべて悪魔たちと、さらに残酷な悪魔の王たちに守られている。自信と誇大妄想をはき違えた数多の英雄が、責め苦と業火の嵐の中で悲鳴を上げながら死んでいった。
パンデモニウムに終わりはない。そこへのポータルは迷宮の深部にいくらでも見つかる。ただし、戻ってくるのはそう簡単ではないかもしれない。 パンデモニウムでは、5 つものルーンが見つかる: • 火のルーンは、セレボブのよく熱された領域に • 輝きのルーンは、ムノレグの汚染された領地に • 魔法のルーンは、ロム・ロボンとその手下たちの秘術の力に守られて • 暗黒のルーンは、グロオルクス・ヴロックの影の住処に • 悪魔のルーンは、それほど名の知られていない王のもとに |
| この門はパンデモニウムの果てしない大広間へと続いている。この冥界から首尾よく宝を持ち帰ったという話はめったに聞かない。最も強く経験豊かな者でさえ、そこで命を落とすことがある。一方で、この大広間にはいくつものルーンと多くの貴重なアイテムが眠っている。入るのは出るよりもずっと簡単だ。 |
パンデモニウム(Pan)は果てしなく続く悪魔の領域だ。あらゆる種類の悪魔が住みつき、考えうるありとあらゆる財宝が無造作に転がっている。ゲームの終盤に探索する分岐のひとつで(行くかどうかは完全に任意)、尽きることのない財宝と経験値、そして 5 つのゾットのルーンがある:
悪魔のルーン。パンデモニウムの果てしない大広間のどこかに落ちている。
火のルーン。セレボブが守っている。
輝きのルーン。ムノレグが守っている。
魔法のルーン。ロム・ロボンが守っている。
暗黒のルーン。グロオルクス・ヴロックが守っている。
目次
構造
パンデモニウムは無限に深い。ひとつひとつの階は有限だが、好きなだけ先へ進める。一度離れた領域には二度と戻れない。各領域の広さは迷宮の普通の階と同じくらいで、構造はさまざま。たいていはパンデモニウムの君主のヴォールトがひとつある。アビスと違って、アイテムは(固定アーティファクトを除き)普通に生成される。また迷宮と違って、領域に長くとどまっているとモンスターが少しずつ湧いてくる。
パンデモニウムへは、どのパンデモニウムへの門からでも入れる。門は深層:1-4 に生成される。深層:2 には必ずあり、深層のほかの階にも 25% の確率で入り口がある。[1]
ポータル
上り階段や下り階段の代わりに、次のようなポータルがある:
-
別領域への門: パンデモニウムの別の階へ移る。 -
出口の門: パンデモニウムを出て、入ってきた場所へ戻る。 -
アビスへの門: アビスに入る。アビスを出ると、パンデモニウムからも出たことになる。外へ出してくれるのはアビスへの門だけだ。パンデモニウムの中で追放された場合は、アビスを出るとパンデモニウムに戻される。
本物の出口の門はとても珍しいが、いちばんよく見つかるのはパンデモニウムの君主のヴォールトの中で、ルーンをひとつ集めるごとに出口が見つかる確率は上がっていく。アビスへの門のほうがいくらか見つかりやすい。
パンデモニウムで新しい領域へ移るたびに、まったくでたらめな地点に放り出されることに注意。次のポータルが近くにある保証はないし、強力な悪魔の群れのど真ん中に落とされないという保証もない。自分に強化をかけられるキャラクターなら、どのポータルに入る前にもかけておくとよい。
モンスター
パンデモニウムの領域には 4 級より上位の悪魔ならほぼ何でも出てくる可能性があるが、ひとつの領域に住んでいるのはそのうちの一部だけだ。だいたいの傾向として、1 級と 2 級の悪魔はごく当たり前に出てくるし、職業持ちの悪魔の血族もよく出る。
どの階にも必ずパンデモニウムの君主が 1 体いる。君主はいわばランダムに生成されるユニークで、耐性、攻撃のブランド、使う呪文が毎回違う。しかも階に見合った悪魔の大群を引き連れて現れることが多く、拷問の使い手や強烈な属性ダメージの出どころに複数同時に出くわすのも珍しくない。
パンデモニウムの君主と戦う前には、必ず 'x' で調べること。そして常に慎重に動くこと。拍子抜けするほど弱いこともあるが、ゲームでも屈指の危険な相手であることも同じくらいある。
ルーン
パンデモニウムで延々と稼ぎ続ければ、理屈の上では経験値もアイテムも際限なく手に入る。とはいえ、そうしてもあまり意味はない。パンデモニウムはとても危険なので、そこを渡り歩けるほどのキャラクターなら、たいていはゾットのオーブを取って勝利できるからだ。突然変異の薬や、宝の埋蔵庫を開けるためのアイテムを探すのは割に合うかもしれないが、ここには悪い変異の原因もたっぷりあることを忘れないように。
パンデモニウムに入る一番の理由は、そこにある 5 つのゾットのルーンを手に入れることだ。
悪魔のルーン
ランダムなパンデモニウムの領域を探索していると、ときどきパンデモニウムの君主のヴォールトの中に悪魔のルーンが落ちていることがある。つまり、これを手に入れるには必ず強力な悪魔の群れを相手にしなければならない(少なくとも収拾で引き寄せて逃げるくらいのことはしなければならない)。
悪魔のルーンが普通のパンデモニウムの君主のヴォールトに現れる確率は 11.1% で、特定のヴォールトには 100% 現れる:
- ヘリオンの島(Hellion Island): 溶岩に囲まれた四角い陸地に、天罰を撃ちまくるヘリオンが何十体もひしめき、パンデモニウムの君主 1 体がそれを率いている。極めて危険で、一歩間違えれば天罰の爆発を 5〜8 発まとめて浴びることになる。溶岩の池が見えたらこの階かもしれないと常に警戒すること。
- 吸精の眼(Eyes of Draining): 格子の向こうに閉じ込められた 8 体の幽体蛾が、計算された間隔で配置されている。パンデモニウムの君主とその取り巻きを相手にしている間に、こいつらがMP をごっそり奪っていく。ルーンは中央にある 9 つ目の檻の中だ。
- 打擲(Smiting): 格子の向こうに閉じ込められた噴煙のデーモンが両側に並ぶ廊下。中の群れと戦っている間、打擲の一撃を何度も浴びせてくる。
- 凍てついた地(Frozen Over): 開けた場所に氷河の悪魔が何体もいて、中央ではルーンの上に氷の像が鎮座している。像の周りは深い水脈に囲まれていて、簡単には近づけない。冷気、電撃、旋風の一撃による大ダメージを覚悟すること。
- バザール(Bazaar): 悪魔のルーンが売られている(値段は金貨数千枚)。ほかにもいろいろな店と金貨の山がある。
- 輝けるものの砦: 下の節を参照。
これらのヴォールトのある領域に入ると、ルーンがあることを知らせるメッセージが出る。
悪魔のルーンを見逃して先へ進んだ場合は、また現れることがある。しかし一度手に入れたら、もう二度と手に入らない。ヴォールト自体はその後も現れるので、5 つのルーンをすべて集めたずっと後でヘリオンの島に出くわすこともある。
固有の領域
果てしなく続くランダムなパンデモニウムの領域とは別に、領域から領域へ渡り歩いていると、いずれ 4 つの固有の領域にたどり着く。それぞれをユニークのパンデモニウムの君主が支配している。
入ったときに、誰の領域に入ったのかを告げるメッセージが出る。そこを離れると二度と入れず、ルーンは永遠に失われる。ゲームはそのことを警告してくれる:
強大な力を持つアイテムが未だこの領域に残されており、一度ここを離れると決して戻ることはできません。本当に立ち去りますか?
これらのルーンは、守っているユニークのパンデモニウムの君主を倒さなくても十分盗み出せる。移動の速さ、魔法の地図の巻物、掘削のワンド、粉砕、ゴルブリアの通り道、収拾などをうまく使えば、ルーンを素早く、(比較的)安全にかすめ取れる。
君主を倒さずにルーンを手に入れた場合、その君主は(倒されるまで)以後のパンデモニウムの階やオーブを持っての脱出の最中に現れることがある。
火のルーン: セレボブの領域
この場所の床と壁から灼けつくような熱が噴き出している。強大なパンデモニウムの君主セレボブがここに住んでいる。
火のルーンを守るのはセレボブ。強力な巨人で、炎の魔術の達人だ。領域の大部分は細長い廊下と、それが交わる小さな長方形の部屋でできているが、マップのおよそ半分は巨大な金属の要塞が占めている。要塞をくまなく探索すると小さな宝物庫がいくつも見つかり、セレボブを倒せばセレボブの剣が手に入る。火炎耐性は上げられるだけ上げておくこと。詳しい攻略はセレボブの記事を参照。
セレボブの領域には次のモンスターが出る:
y
太陽の蛾
R
イフリート
3
サンデーモン
3
ヱノクシヌル
2
バルログ
v
不滅の武具庫
1
硫黄の魔神
&
セレボブ
輝きのルーン: ムノレグの領域
ここの空気は不気味な光を帯びて揺らめいている。強大なパンデモニウムの君主ムノレグがここに住んでいる。
輝きのルーンを守るのはムノレグ。敵を変異させて喜ぶ混沌の道化だ。ムノレグの領域には広い廊下と、ところどころに扉がある。ヴォールトは何本もの広い廊下が斜めに交差する造りになっている。ルーンのほかに確実にある財宝はない。特にひどい変異を消せるよう突然変異の薬を持っていくこと。詳しい攻略はムノレグの記事を参照。
ムノレグの領域には次のモンスターが出る:
2
シャドウデーモン
3
ネクオゼク
4
混沌の落とし子
2
ジクジル
2
拷問の悪魔
X
触手の怪物
C
変幻の始祖
u
甚だしく醜きもの
G
ガラスの眼球
G
黄金の眼球
G
破滅の眼球
G
輝く眼球
&
ムノレグ
魔法のルーン: ロム・ロボンの領域
あなたは強大な魔力の存在を感じた。それは機嫌を損ねているようだ。強大なパンデモニウムの君主ロム・ロボンがここに住んでいる。
魔法のルーンを守るのはロム・ロボン。強力な大魔術師の悪魔で、電撃と冷気で壊滅的なダメージを与えてくる。領域は縦横に交差する廊下と小部屋でできていて、ルーンのあるヴォールトは緑色の水晶でできた巨大な建造物だ。その大部分は深い水脈に沈んでいる。ロム・ロボンとルーンはどちらも、この建造物の中央にある大部屋にいる。ルーンのほかに確実にある財宝はない。電撃、毒、冷気への耐性と意志力をいくらか用意していくこと。詳しい攻略はロム・ロボンの記事を参照。
ロム・ロボンの領域には次のモンスターが出る:
4
ヘルウィング
3
シクスファルハイ
3
噴煙のデーモン
2
氷河の悪魔
2
緑の殲滅者
R
ラクシャーサ
N
ナーガの豪族
H
女郎蜘蛛
H
沼渡りの魔女
e
闇エルフの破壊者
C
タイタン
L
リッチ
&
ロム・ロボン
暗黒のルーン: グロオルクス・ヴロックの領域
影のような姿があなたの視界を横切って踊っている。強大なパンデモニウムの君主グロオルクス・ヴロックがここに住んでいる。
暗黒のルーンを守るのはグロオルクス・ヴロック。フードをかぶった悪魔で、とんでもなく素早く、壊滅的な死霊術をあれこれ使いこなす。階には開けた部屋と広い廊下が多い。グロオルクス・ヴロックのヴォールトは柱の立ち並ぶ大部屋で、処刑の悪魔がうろついており、奥の部屋にルーンがある。ルーンのほかに確実にある財宝はない。詳しい攻略はグロオルクス・ヴロックの記事を参照。
グロオルクス・ヴロックの領域には次のモンスターが出る:
Z
骸骨
W
シャドウレイス
3
魂を貪るもの
2
切り裂きの悪魔
1
処刑の悪魔
W
皮剥げ幽霊
z
笑う頭蓋骨
z
呪いの頭蓋骨
輝けるものの砦
大いなる争いの緊張が辺りに満ちている!
4 つの固有の君主の領域とは別に、旅の途中でこの領域に出くわすことがある。住んでいるのは神聖な敵だけで、輝けるものの砦には大量の財宝と、出現地点から遠く離れた隅に 3 つの出口の門があり、さらに(まだほかで見つけていなければ)悪魔のルーンもある。アンデッドや悪魔の血族のキャラクターは細心の注意を払って進むこと。ルーンは砦の中央にある宝物庫にあり、セラフとその仲間たちが守っている。
輝けるものの砦には次のモンスターが出る:
A
天使
A
デーヴァ
A
ケルビム
A
フラワシ
G
オファニム
Y
アピス
D
パールドラゴン
A
セラフ
メナスとイグナシオ
次々に現れるパンデモニウムの君主のほかに、ここにはボスではないユニークの敵が 2 体いる。ジンの代弁者メナスと、マクレブの処刑人イグナシオだ。メナスは素早く腕の立つ神聖な近接戦士で、周りのあらゆるものを静寂で黙らせたがる(もちろん、そこに住む悪魔たちは別だ)。一方のイグナシオはさらに速く、よく強化された苦痛の処刑人の斧を携えている。
A
メナス
1
イグナシオ
どちらも、まれにパンデモニウムのどの領域でもうろついていることがある。出会って倒しそこねた場合、後の領域でまた現れることがある。イグナシオが 1 回のゲームに登場する確率は 50% で、各階に彼がいる確率は 10% だ。
戦略
パンデモニウムでは実に多種多様なモンスターと戦うことになるので、入る前にひととおり何にでも備えておきたい。あらゆる面で強ければ強いほど、生き延びられる見込みは高くなる。とはいえ、最低でも次のものは用意していくことを強く勧める:
- 火炎耐性。セレボブと戦うなら rF+++ が望ましい。
- 冷気耐性。ロム・ロボンと戦うなら rC+++ が望ましい。
- ロム・ロボンと戦うなら、電撃耐性を得る手段。
- グロオルクス・ヴロックや緑の殲滅者と戦うなら、毒耐性を得る手段。
- 魔神、拷問の悪魔、グロオルクス・ヴロックに対処するための、何らかの拷問耐性。
- 拾った戦利品を入れるための所持品の空き。
- 掘削のワンド。岩壁のすぐ向こうに出口(やパンデモニウムの君主)がある場合もある。
もちろん、5 つのルーンを一度の遠征で全部集める必要はない。いったんパンデモニウムを出て、補給やレベル上げをしてから戻ってきても何のペナルティもないし、まだ訪れていない固有の領域は戻ってきたときにもちゃんと待っている。ただし、どの固有の領域に、あるいは出口にいつ出会えるかは自分では選べないことは覚えておくこと。
変更履歴
- 0.31 で、ユニークの君主の領域に出るモンスターが強化された。それ以前は種類が少なく、職業持ちの悪魔の血族は出なかった。
- 0.27 より前は、悪魔のルーンが必ずある領域に入っても警告は出なかった。
- 0.21 より前は、固有のパンデモニウムの階が現れる頻度が低かった。
- 0.18 より前は、パンデモニウムにときどきジグラットへのポータルが生成された。
- 0.17 より前は、パンデモニウムに出る悪魔が 3 級以上中心ではなかった。
- 0.16 より前は、メナスはパンデモニウムに出なかった。
- 0.14 より前は、パンデモニウムのルーンを持っていても出口が見つかる確率は上がらなかった。また、パンデモニウムには悪魔の血族のモンスターの一群が出なかった。
- 0.10 より前は、歪曲の武器で自分を追放するのが有効な脱出手段で、アビスへのポータルを使うのと同じ効果があった。
- 0.9 より前は、悪魔のルーンがいくらでも手に入った。集めた数の最高記録は 250 個を超えた。
- 0.7 より前は、魔法の地図の巻物と、ルゴヌの能力「アビスへの退避」はどちらもパンデモニウムでは使えなかった。
- 0.6 より前は、ユニークのパンデモニウムの君主の領域に入っても警告メッセージは出なかった。
出典
- ↑ dat/des/branches/pan.des:195 (0.30.1)
| 分岐の一覧 |
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| 関連項目: ポータル |
