壁 Wall
英語版 CrawlWiki の記事「Wall」(0.30 向け、2025-03-30 版)の翻訳です。原文の著者は編集履歴をご覧ください。
この記事は 0.30 の時点の内容で、最新の 0.34 とは違うところがあるかもしれません。
| 「法が正しいのか それとも法が誤っているのか、わたしは知らない。 牢獄に横たわるわれらが知るのはただ、 壁が頑丈だということ、 そして一日が一年のようだということ、 日々の長い一年のようだということだけ。」 ――オスカー・ワイルド「レディング牢獄の唄」 |
壁は迷宮でもっとも目立つ地形で、移動を阻み、たいていは視界もさえぎる。壊したりすり抜けたりするには、ふつうは限られた手段のどれかが要る。
目次
壁の種類
岩
ただの岩でできた壁。
加工されていない石でできた、ごくありふれた壁。視界はさえぎるが、比較的たやすく取り除ける。壁の透過の呪文ですり抜けられるのは、岩の壁だけだ。壊す手段:
半透明の岩
この岩は、上質なガラスのように透き通った鉱物でできている。自然のものなのか魔法によるものなのかは分からない。
視界をさえぎらないことのほかは、岩の壁と同じ。
攻撃などの能力にとっては、半透明の壁もふつうの壁として扱われる。貫通する攻撃や打擲型の攻撃でも、この壁の向こうを攻撃することはできず、瞬間移動で越えることもできない。
石
岩の壁よりも硬い障害物。石の壁を砕けるのは最も強力な魔法だけだ。
岩の壁より頑丈で、取り除くにはもっと強い魔法が要る。壊す手段:
- 粉砕
- 繁茂
- 階層の崩壊
半透明の石
神秘の魔力が込められており、半透明になっている。
半透明の岩の、石の壁版。
金属
青みがかった灰色の金属の壁。ダンジョンの電気技師なら誰でも知っているとおり、魔法の稲妻でさえも接地させて逃がしてしまう。
金属の壁は石の壁とほぼ同じだ。金属の壁では電撃や稲妻の矢が跳ね返らない。リーの瞬間解体術は、金属の壁に使うと威力が上がる。壊す手段:
- 粉砕
- 繁茂
- 階層の崩壊
水晶
磨き上げられた水晶でできた、神秘の魔力が込められた壁。その魔力によって容易には破壊できず、熱や冷気を反射する。
水晶の壁も石の壁とほぼ同じだ。石の壁が電撃を跳ね返すのと同じように、火炎と冷気を跳ね返す。リーの瞬間解体術は、水晶の壁に使うと威力が上がる。壊す手段:
- 粉砕
- 繁茂
- 階層の崩壊
樹木
迷宮は魔法の薄明かりに満ちているが、たいていの場所では大きな植物を育むほど明るくはない。とはいえ明るさにはむらがあり、フェダスの恩寵によって、地上にあるのと同じくらい大きな木が地下で育つ場所もある。
「森林火災を防げるのは、君だけだ!」
――スモーキー・ベア
働きは壁と同じで、移動と視界をさえぎる。フェダス・マダシュの信徒は植物をすり抜けられるが、樹木は通り抜けられない。火がつくと森林火災になり、周りのマス(とほかの樹木)に火が広がっていく。壁と違って、リーの瞬間解体術や凍てつく城壁の影響を受けない。壊す手段:
フェダスを信仰していると、自分の呪文では樹木をまったく壊せない(フェダスが積極的に守っている)。ただし繁茂は使える。ドライアドの召喚で生えた樹木はそう簡単には壊せず、効くのは粉砕、繁茂、階層の崩壊だけだ。
悪魔の樹
悪魔的な混沌の力によっておぞましく歪められた木。奇怪な見た目で、時おり不気味に動くものの、害はないようだ。
悪魔の樹を燃やすと、火ではなく渦巻く混沌の雲が出る。
石化した樹木
はるか昔に生物から鉱物へと移り変わった古木。物質としてはもはや木ではないが、樹木としての霊的な性質は保っている。
ほかの樹木と違い、石化した樹木は掘って通り抜けられる。
マングローブ
沼地での生育に特に適応した木。蔓が密に生い茂っていて、向こう側を見通すことはできない。
浅い水脈に生えていることのほかは、樹木とまったく同じ働きをする。
スライムに覆われた岩
鮮やかな緑色のスライムが分厚くこびりついた壁。うぇえええ。
スライムの穴ぐらにしかない壁で、隣にいる冒険者を腐食させる。隣接しているスライムの壁1枚ごとに腐食が1段階(ダメージとACが-4)かかる。それ以外は岩の壁と同じだ。
ジーヴァの信徒はスライムの壁の影響を受けず、信仰心が★3になると、壁を一時的にスライムに変えられるようになる。ジーヴァが作った壁は、隣にいるすべての敵に酸のダメージを与える。
壊す手段:
- フォーミシッドの掘削能力
- 掘削
- 粉砕
- 繁茂
- 階層の崩壊
- 溶解者
ルーンの刻まれた石
奇妙なことにスライムがまったく付いていない壁。数えきれないほどの守りのルーンが一面に刻まれている。何度も繰り返し刻まれたひと続きのルーンは、「ロイヤルジェリー」のことを指しているようだ。
スライムの穴ぐらの最下層で、中央の部屋の外側を形づくっている壁。それ以外は石の壁と同じだ。壊す手段:
- 粉砕
- 繁茂
- 階層の崩壊
ルーンの刻まれた透明な石
奇妙なことにスライムがまったく付いていない石の壁。その澄んだ内部では不思議な光がまたたいている。表面には神秘のルーンが散りばめられており、「ロイヤルジェリー」について述べているようだ。
スライムの穴ぐら:5 の中央の部屋の内側を形づくっている透明な壁。ロイヤルジェリーが死ぬと(またはジーヴァへの信仰心が高いと)この壁は消え、ぬめりのルーンをたやすく取れるようになる。そうでなければ、この壁を壊す手段は次のものしかない:
- 粉砕
- 繁茂
- 階層の崩壊
鉄格子
錆びた鉄格子。もろくなっているので、呪文やワンドでたやすく壊すことができる。ただし、素手で壊せるほど弱くはない。
移動と射線はさえぎるが、視界や効果の通り道はさえぎらないので、打擲型の攻撃は通る。たいていは特別なヴォールトにあり、打擲型の攻撃を持つモンスターを閉じ込めていることが多い。壊す手段:
- フォーミシッドの掘削能力
- 掘削
- 粉砕
- 繁茂
- 階層の崩壊
- 溶解者
鉄格子の内と外を行き来するには、瞬間移動、ゴルブリアの通り道、転送の罠が使える。転送や空間分離で、敵を鉄格子の外へ出すこともできる。
大きな窓
巨大な金属の管の側面にはめ込まれた窓。中を流れる水を観察することができる。
大きな窓は一部の下水道のマップにあり、半透明の岩の壁とまったく同じ働きをする。
異常に硬い壁
この壁には、どんな手段でも手出しできない。
「異常に硬い」と説明される壁は、まったく壊せない。越えるには回り道するしかない。
異常に硬い半透明の壁
魔力が込められ、破壊できないだけでなく、ガラスのように半透明にもなっている壁。
半透明の岩の、壊せない版。
マップの境界
次の「壁」は、一部の階の端にある。
広大な海
果てしない風と波のほかには何もなく、灯台ひとつ見えない。たちまち絶望的に迷ってしまうだろう。危ない橋は渡らないほうがいい。
荒れ狂う潮風と高波があなたの行く手を妨げている。
ふつうの意味での壁ではないが、通り抜けられないマスで、浅瀬や一部の下水道の外周を区切っている。
終わりなき溶岩沼
見渡す限りの炎と硫黄の海。もっとも、煙が濃いのでたいして遠くまでは見渡せない。
小さな溶岩だまりなら飛行や浮遊で少しは渡れるかもしれないが、この業火の上を漂おうものなら、とめどない対流熱でたちまち焼き上がってしまう。
溶岩の海はあなたにとってよい場所ではない。
広大な海の、火の版。溶岩だまりの向こうで階の外周を区切っている。
終わりなき塩の平原
目もくらむような塩の嵐が吹き荒れる、果てしなく続くかに見える平原。ここを渡ろうとする者は、たちまち絶望的に迷ってしまうだろう。
広大な海や終わりなき溶岩沼と同じように、塩の荒野の外周を区切っている。
次元の果て
この小さく孤立した次元の果て。ここでは空間そのものが忘却の中へと溶けている。この漆黒の虚空に入ったり、影響を及ぼしたりすることはできない。
これも越えられない階の境界で、こちらはゴルブリアのルーレットの外周にある。
変更履歴
- 0.33で悲嘆の木が追加される予定。新しいポータルの死者の都に現れる。
- 0.32で、装飾用の新しい壁が追加された。
- 0.30より前は、スライムに覆われた壁はプレイヤーとモンスターに酸のダメージを与えていた。
- 0.27で、悪魔の樹と石化した樹木が追加された。当初は、悪魔の樹を燃やすと混沌の雲に加えて、持続的に召喚された悪魔も出てきたが、これはリリース前に取り除かれた。
- 0.22より前は、リーの瞬間解体術で壁、扉、鉄格子、彫像を壊せた。
- 0.20より前は、分解のワンドで岩の壁や、迷宮のほかのいくつかの障害物(扉、鉄格子、樹木、オークの像、たいていの種類の彫像)を壊せた。また、破滅の眼球はエネルギーの矢の呪文で岩の壁を分解できた。
- 0.17より前は、岩の壁を掘り進める節足動物、穴掘りの甲虫がいた。
- 0.11より前は、固い蝋の壁があった:
蜂が築いた壁。ダンジョンの設計者が、美的な理由から蜂を操って蝋の壁を作らせることがときどきある(設計者の美意識であって、蜂のではない)。火に弱く、十分な熱を受けると溶けて燃える。