宝の埋蔵庫 Treasure trove
英語版 CrawlWiki の記事「Treasure trove」(0.34 向け、2026-09-26 版)の翻訳です。原文の著者は編集履歴をご覧ください。
| 昔々、ある商魂たくましい盗賊にして魔術師が、金持ちの秘密の宝の埋蔵庫や部屋へと通じる門の仕組みを作った。自分で略奪するのは怖かったので、代わりにそこを漁りたい者から法外な入場料を取ることにしたのだ。
こうした埋蔵庫の中の品は役に立つものであることが多いが、用心せよ。その魔術師はとうの昔に死んでおり、生きていたころでさえ、返金保証など一度もしたことがないのだ。 「見れば大きな洞窟で、丸天井は大人の背丈ほどの高さがあり、生きた岩を穿って造られていた。天井をなす岩の上面には通気の穴や明かり取りの丸窓があって、そこから差し込む光が中を照らしていた。この盗賊の巣窟には外の闇のほか何もあるまいと思っていたアリババは、部屋じゅうにあらゆる品物の梱が詰まり、床から天井まで、絹や錦や刺繍の布が駱駝の荷にして幾つも積み上げられ、色とりどりの絨毯が山また山と重なっているのを見て驚いた。そのうえ金貨や銀貨が数えきれぬほどあり、あるものは地面に積まれ、あるものは革の袋や大袋に詰めて縛ってあった。これほどおびただしい品と金を見て、アリババは心のうちで、ここに盗賊どもが獲物や分捕り品を蓄えてきたのは、わずか数年のことではなく、幾世代にもわたってのことに違いないと思い定めた。」 |
宝の埋蔵庫は、テーマに沿った財宝が詰まった小さなポータルで、入るには代価を払わなければならない。埋蔵庫に時間制限はないが、多くのポータルと同じく、一度入ると永遠に閉ざされてしまう。埋蔵庫は迷宮の12〜15階と、獣の棲み処から行く入れ替わり制のルーンの分岐(沼、浅瀬、蛇穴、蜘蛛の穴ぐら)に現れることがある。1回のゲームで見つかる埋蔵庫は1つだけだ。
基本情報
代価
宝の埋蔵庫を開けるには、その要求のどれか1つに応えなければならない。
| 代価 | 確率 | 注 |
|---|---|---|
| ランダムな災厄 | 50% | 受ける可能性のある災厄は、逆説、死すべき定め、増殖、閉所恐怖、よろめき、生半可、倦怠の災厄。 |
| 300% の追放 | 12.5% | 神の能力がすべて使えなくなる。十分な経験値を得ると、能力は少しずつ使えるようになっていく。ゾムやゴザーグを信仰しているときや、無信仰のときは選ばれない。 |
| 深淵のルーン、ぬめりのルーン、ゲリュオンの角笛のどれか | 12.5% | 入るときに取り上げられるのはゲリュオンの角笛だけ |
| HP の50%分の衰弱 | 6.2% | |
| 強化値つきの竜の鱗 | 6% | 候補は +2〜3 のゴールドドラゴンの鱗一式(9%)、+2〜4 のストームドラゴンかシャドウドラゴンの鱗一式(36%)、+2〜6 のファイアドラゴンかアイスドラゴンの鱗一式(55%)。 |
| 強化値つきの悪魔の武器 | 4% | 種類は問わない。 |
| 獲得の巻物2枚 | 4% |
強化値つきのアイテムの場合、埋蔵庫が求めるのは最低限の値だ。+4 の悪魔の武器を求める埋蔵庫には、+6 の悪魔の鞭で応えられる。アイテムのエゴは問われず、アーティファクトでもかまわない。ほかの種類のアイテムは、たとえ「同等」でも受け付けない。たとえば +6 の悪魔祓いの刃は +6 の悪魔の刃の代わりにならない。うっかり差し出してしまわないように、渡すアイテムは装備から外しておかないと受け付けてもらえない。
埋蔵庫の代価は、中で見つかるアイテムの質や種類とは関係がない。
中身
埋蔵庫のヴォールトには、自分のキャラクターが確実に使える(そして信仰する神が嫌わない)アイテムがいくつか置かれている。アイテムはいくつかの決まったテーマの中から選ばれる。
戦略
まず、ほかのポータルと同じく、宝の埋蔵庫には*一度しか*入れないことを覚えておくこと。所持品がいっぱいか、いっぱいに近い状態で入ると、中に物を置いてこなければならなくなる。
獲得の巻物と同じように、宝の埋蔵庫の収穫はほとんど価値のないものから度肝を抜かれるほどすごいものまでさまざまだ。とはいえ、たいていは見つけたら開ける価値がある。欲しいものが何か入っている見込みは高い。
装身具については、埋蔵庫に何が出るかをある程度コントロールできる。プログラムはまだ鑑定していない護符や指輪を優先して出すので、未鑑定のものがまだいくつも残っているなら、行ける装身具の店に寄って、未鑑定のがらくたを買っておくといいかもしれない。未鑑定の飛行の指輪に少しお金を使えば、欲しかった意志力の指輪が出る見込みが上がるかもしれない。
埋蔵庫を開けるのに必要な消耗品が足りないときは、パンデモニウムを探索したりジグラットを十分な回数踏破したりすれば、いずれ足りないものが見つかる。ただ、そのどちらかで稼げるようになるころには、埋蔵庫の中身はもう必要なくなっていることがほとんどだ。
小技
- 悪魔の武器や竜の鱗など「珍しい」アイテムは、氷の洞穴のようなポータルの階から忘れずに持ち帰ること。そうした場所では普段よりずっと早い段階で出やすい。
- Ctrl+F を押せば、これまでに見かけた特定のアイテムを検索できることを忘れずに。来た道を引き返す手間をうんと省ける。
- 特に必要でなければ、武器強化の巻物や防具強化の巻物を何枚か取っておくと、求められたアイテムを用意できる見込みを最大限に高められる。
変更履歴
- 0.34 で宝の埋蔵庫は大幅に作り直された。それまではテーマがなく、ありふれた財宝が出ていた。入るための代価もこのバージョンで変わった。
- 0.31 より前は、まれに敵対的なモンスターがいる種類の埋蔵庫があった。輝く眼球がうろついている埋蔵庫や、鉄格子の向こうにヱノクシヌルが閉じ込められている埋蔵庫(ヱノクシヌルは格子の外にモンスターを召喚できた)があった。
- 0.25 で、煙幕の巻物と恐慌の巻物が埋蔵庫の代価に加わった。
- 0.24 より前は、埋蔵庫が鑑定の巻物を 12+3d4 枚求めることがあった。
- 信仰心をすべて取り上げる埋蔵庫は 0.16 で追加された。また、それ以前はゲリュオンの角笛を求める埋蔵庫でも、角笛を取り上げはしなかった。
- 0.8 より前は、埋蔵庫の仕組みが違った。必ずアイテムを求めて時間制限もない今とは違い、最初はとても長い制限時間(およそ10000ターン)があった。入ろうとすると、2通りの金額のどちらかを払うよう求められた。すぐに入るための高い額(たいてい2000〜4000金貨ほど)か、ポータルを「安定」させるための安い額(200程度)だ。後者を選ぶと埋蔵庫の時間制限はなくなるが、今の埋蔵庫と同じく、入るのに特定のアイテムが必要になった。必要なアイテムは、ポータルを安定させると決めたあとでないとわからなかった。払えるなら払って入るのが常に最善だったので、この選択は削除された。
- 埋蔵庫は 0.6 で導入された。
出典
| 一時的なポータル | |
|---|---|
| 序盤 | 納骨堂 • 下水道 |
| 中盤 | 濠城 • 試練場 • 氷の洞穴 • 火山 |
| 終盤 | 塩の荒野 • 魔術研究所 • ジグラット (メガジグ) |
| ゲーム全体 | 死者の都 |
| 戦いのない場所 | バザール • 宝の埋蔵庫 |