フェリッド Felid
英語版 CrawlWiki の記事「Felid」(0.33 向け、2026-01-21 版)の翻訳です。原文の著者は編集履歴をご覧ください。
この記事は 0.33 の時点の内容で、最新の 0.34 とは違うところがあるかもしれません。
- このページはプレイヤーの種族について説明する。モンスターについてはフェリッド(モンスター)を参照。
| フェリッドは知性を授かった猫の一族だ。もとは魔女の使い魔で、主人の儀式を手伝うために魔法で能力を高められていた。しかし多くはかつての主人を見捨てたり、主人より長生きしたり、少なくとも一度は主人の腹を裂いたりして、広い世界へと出ていった。
言葉を話すこともたいていの魔法を使うこともできるが、防具も武器も使えないのが大きな弱みだ。 身軽さと隠密の巧みさは伝説的で、手の届きにくい場所にもするりと入りこむ。レベルの上がり方はとても遅い。多くの系統の魔法に長けているが、むき出しの元素の魔法はやや苦手だ。 フェリッドは予備の命をひとつ持って始まり、レベルが上がるにつれて命が増えていく。死んでも安全な場所で生き返る。 |
目次
生まれつきの能力
- フェリッドはとても小さい四つ足の生き物だ。体の小ささから回避と躱し身に大きなボーナスを得るが、人型向けのアイテムには苦労する。
- 爪のある前足: 徒手格闘のダメージが 2 増える。さらに、無防備な敵への急所攻撃では、素手が短剣と同じくらいよく効く。
- 牙 3: 近接攻撃のときに補助攻撃の噛みつきをする。
- 霊視: 透明なものが見える。
- 毛皮 1: AC +1。
- 複数の命: 予備の命をひとつ持って始まり、3 レベルごとに(XL 4 から)命が増える。詳しくは下を参照。
フェリッドの基本の能力値は、腕力 4、知力 11、器用 11 だ(職業による補正の前)。基本のMP は +1 される。
予備の命
3 レベルごとに予備の命がひとつ増える。予備の命があるときに死ぬと、命をひとつ使って生き返る。それ以外の不利益はない。生き返るとテレポートで(たいていは安全な場所へ)飛ばされる。HP と MP は全快し、衰弱と能力値の低下が消え、ほとんどの状態異常とすべての魔力汚染も消える。さらに、ゾットの時計の残り時間が 1 階ぶん増える。
- 予備の命は一度に 2 つまでしか持てない。すでに 2 つあって命を得そこねた場合は、命が 2 つ未満の状態で次にレベルが上がったときにその命を得る。1 レベルで得られる命はひとつだけだ。
- XL 27 を過ぎても命は増え続ける。必要な経験値は、レベル 14〜27 と同じ二次関数の増え方に沿う。命の数は 9 つまでという制限もない。
- 予備の命の数とこれまでに死んだ回数は、% の画面の「呪文」のすぐ下で確かめられる。
- 命が 2 つ未満のときは、E を押すと次の命までに必要な経験値がわかる。
おすすめの職業
ほとんどのアイテムを使えないため、フェリッドは闘士、狩人、山賊、呪術射手を選べない(武器も防具もなければ、どれも修行僧とほとんど変わらないので、そちらを選べばいい)。
レベルアップ時のボーナス
- 4 レベルごとに、知力か器用(同じ確率)が +1。
- HP は平均より 30% 少ない。
- 1 レベルごとに意志力 +6。
- レベル 6 で毛皮が厚くなり(AC +2)、レベル 12 でさらに厚くなる(AC +3、rC+)。
- 3 レベルごとに予備の命がひとつ増える(上を参照)。
初期スキルと初期装備
フェリッドは職業ごとに決まったスキルと装備で始まるが、次の点が違う。
難易度
| 初級 • 中級 • 上級 |
ひと言でいえば、フェリッドはオクトポード(それだけで難しい種族だ)の劣化版に、予備の命がついたものだ。命が複数あるぶんゲームは失敗を許してくれるが、HP が 30% 少なく武器も防具もない種族には、それなりの難しさがある。矢投げナメクジやオークの司祭のような序盤の敵まで含め、さまざまな相手に一撃か二撃で倒されかねない。
これほど脆いので、敵の脅威を見きわめることが大切だ。逃げるのは高くつくことがあるので、勝てるかどうかわからない戦いは避けたい。ありがたいことに、高い隠密がそれを助けてくれる。
スキル適性
値が高いほど適性が高い。
| スキル | 適性 | スキル | 適性 | スキル | 適性 |
|---|---|---|---|---|---|
| 攻撃 | その他 | 魔法 | |||
| 戦闘 | 0 | 甲冑 | N/A | 呪文詠唱 | -1 |
| 躱し身 | 3 | ||||
| 鈍器 | N/A | 盾 | N/A | 妖術 | -1 |
| 斧 | N/A | 隠密 | 4 | 呪術 | 4 |
| 長柄武器 | N/A | 召喚術 | 0 | ||
| 棒術 | N/A | 祈祷 | 0 | 死霊術 | 0 |
| 徒手格闘 | 0 | 発動 | 1 | 鍛造術 | -1 |
| 投擲 | N/A | 変身術 | -2 | 転位術 | 4 |
| 錬金術 | -1 | ||||
| 短剣 | N/A | 炎の魔術 | -1 | ||
| 長剣 | N/A | 氷の魔術 | -1 | ||
| 射撃武器 | N/A | 風の魔術 | -1 | ||
| 経験値 | -1 | 地の魔術 | -1 | ||
戦略
フェリッドにとって、タリスマンによる変身はかなり有力な選択肢だ。後半の変身の多くは、のどから手が出るほど欲しい守りをくれる。もともと防具も武器も使えないので、変身の不利益もほとんどない。そのかわり変身術の適性は平均より 1 低く、経験値は多めに要る。
予備の命は、宝物庫以降より、序盤の迷宮や獣の棲み処のほうがずっと取り戻しやすい。つまり序盤の死は、終盤の死ほど痛くない。経験の薬で上がったレベルも、予備の命を取り戻すのに数えられる(XL 27 に達していなければ)。
職業の選び方
フェリッドの伝説的な脆さは致命的になりかねないが、序盤の死を防ぎやすい職業もある。
- 召喚術師: 召喚したものは自前の HP を持つので、自分の体力の乏しさがあまり問題にならない。ふだんなら命取りの近接戦も飛び道具も、召喚したものが受け止めてくれる。戦いを仕切り直す手段にもなる。しかも後半の召喚術の呪文(ドライアドの召喚、マナバイパーの召喚、邪悪なる通り道、スフィンクスの姉妹)の多くは、フェリッドの得意な呪術か転位術を併せ持つ。
- 氷の精霊使い: 氷結は射程が 1 マスなので危なっかしいが、氷結も凍てつく城壁も、外れることのない強力な呪文だ。オゾクブの鎧は、ひどく低い AC をしっかり補ってくれる。氷の獣の召喚から召喚術へ手を広げることもできる。
- 探索者: フェリッドは隠密と急所攻撃にきわめて優れ、予備の命もあるので、上へ登っていく道のりがいつもより危なくない。危ない橋を渡りたいなら、途中で危険なモンスターに急所攻撃をいくつか決めれば、迷宮:1に着くころには経験値で先行できる。
神の選び方
信仰する神は、装備のなさや最大 HP の低さと相性のいい神を選ぶといい。
- ゴザーグ: 中盤以降はたいてい最強の神のひとつだ。水薬の陳情をたっぷり使えるうえ、危険な階も買収してしまえば笑い話になる。最大 HP が低いほど、水薬の陳情で得る回復の効き目は大きく感じられる。商人の誘致は防具屋や武器屋を出さないので、呪文や消耗品や装身具をすばやくそろえられる。それに、ふつうなら貴重なドラゴンの皮や宙を舞う武器が金貨に変わっても、フェリッドは少しも惜しくない。
- ヘプリアクルカナ: ずっと一緒にいる仲間をくれる。ほかの召喚と同じく頼りになる存在だ。祖霊は、ふだんなら大けがをさせられる危険な敵を相手に手を貸してくれるし、一人で倒してしまうこともある。そのあいだにフェリッドは、中盤と終盤に向けて予備の命とスキルを積み上げていける。
- ジーヴァ: 消耗品はそれなりに失うが、ジーヴァに食われる大量の装備品はフェリッドにはどうでもいい。最大 HP が低いと再生の効果はとりわけ目立つ。ジェリーを生み出す受動的な能力は、最大 HP の大きな割合のダメージを受けたときに働くので、緊急時の助けとして強力なジェリーがたくさん現れる。
- キクバークッグァ: アンデッドの仲間はフェリッドの戦い方とよく合い、命取りの射撃も近接攻撃も自分に届きにくくしてくれる。亡者の掘り起こしでいつでも呼び出せる。呪術の適性が高く死霊術もそこそこ得意なので、仲間と組んで苦悩の呪文をどんどん使え、ほとんど危険を冒さずに敵を倒せる。終盤には、レベル 9 の呪文死のとば口がフェリッドの低い最大 HP や予備の命の仕組みとかなりよく噛み合い、しばらくのあいだ打たれ弱さを気にせずにすむ。うまくいかなくても生き返れるので、死のとば口の使いどころを誤ってもゲームが終わることはない。
こぼれ話
- 死んだあとで死んだ場所へ行ってみると、「(プレイヤー名)のフェリッドの死体」という死体が見つかる。蜘蛛などに変身したまま死んだ場合は、死体にもそれが反映される。
- 使えないので、フェリッドはオカワルやトログから贈り物をもらうことはない。輝けるもの、キクバークッグァ、ルゴヌから武器にブランドを付けるよう持ちかけられることも、ゴザーグに武器屋や防具屋を勧められることもない。同じように、宝の埋蔵庫が代価に武器や防具を求めることもない。
変更履歴
- 0.31 でフェリッドが作り直された。それ以前は次のとおりだった。
- 0.27 より前は、隠密に生まれつき +20 のボーナスがあった。そのかわり、刃の手を使うと隠密が 50 下がった。
- 0.26 で空腹のシステムが削除されるまで、フェリッドは肉食で、代謝が遅かった。
- フェリッドの跳躍攻撃は 0.16 で削除された。
- 0.14 より前は、跳躍もワンドの発動もできなかった。
- 0.11 より前は、飛びかかり攻撃は急所攻撃で 2 番目の等級の武器として扱われなかった。
- 0.10 より前は、命が増えるのは 3 レベルごと、という制限がなかった。
- 0.9 より前は、死んでもレベルが下がらず、命を 9 つより多く得られた。また、適性がやや低かった。
- フェリッドは 0.8 で追加された。
| 種族 | |
|---|---|
| 初級 | 山ドワーフ • ミノタウロス • 水棲の民 • ガーゴイル • ドラコニアン • トロル • 闇エルフ • アルマタウル • ノール |
| 中級 | 人間 • コボルド • 悪魔の血族 • ジンニー • スプリガン • レヴナント • 天狗 • 鬼 • バラチ |
| 上級 | コグリン • 歩き蔓 • ポルターガイスト • 神々の末裔 • フォーミシッド • ナーガ • オクトポード • フェリッド • ミイラ |