ノール Gnoll
英語版 CrawlWiki の記事「Gnoll」(0.33 向け、2026-09-22 版)の翻訳です。原文の著者は編集履歴をご覧ください。
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このページはプレイヤーの種族についての記事だ。モンスターについてはノール(モンスター)を、モンスターのノールの一覧はノールの一覧を参照。
| ノールは犬に似た人型の種族で、もとは東方の乾いた砂漠や草原の出身だ。近ごろはなぜか迷宮にひどく惹かれるようになり、その周りや、ついには内部にまで部族の住みかを構えている。あいにく迷宮に長く居すぎたせいで、いささかもろい彼らの精神は、迷宮の魔力をたっぷりと浴びてしまった。
おかげで、奇妙に変わってしまった彼らの脳は、どんなスキルでも驚くほどうまく身につけられるようになった。ところが同じ変化のせいで、ノールは学ぶことを選べなくなってしまった。すべてのスキルを同時に均等に学ぶので、何かひとつを深く極めるのは難しいのだ。 この制約のもとで生き延びるため、ノールはあらゆることに通じた知識を活かして、迷宮で見つけたものは何でも利用する。また、迷宮の匂いに慣れた鋭い鼻を持っていて、財宝の隠れ場所をたやすく嗅ぎつけられる。 |
目次
生来の能力
- 均等な訓練: ノールの得た経験値は、すべてのスキルに均等に振り分けられる。
- ルーにスキルを捧げても、ほかのスキルの取り分が増えるわけではない。そのスキルに入るはずだった経験値は失われる。つまり、何があっても各スキルが受け取るのは経験値の 1/30 だ。
- 牙 1: 補助攻撃の噛みつきができる。
- 鋭い鼻: 近くの床に落ちているアイテムの位置がわかる。
ノールの基本の能力値は、腕力 7、知力 7、器用 7 だ(職業による補正の前)。
おすすめの職業
レベルアップ時の成長
難易度
| 初級 • 中級 • 上級 |
ノールは器用貧乏の見本のような種族だ。人間以上にそうだと言える。人間ならいくつかのスキルに絞って育てられる(し、たいていそうする)が、ノールはどうしても全部のスキルを一度に持つことになる。だから、ゲームが与えてくれるアイテムや呪文をうまく使うことが欠かせない。その代わり、良いアイテムを見つければ必ずそれを使うスキルが育っているので、スキル上げも装備集めも楽になる。また、3系統の呪文はほかのたいていの種族より扱いやすい。3つの系統を同時に鍛えることになるからだ。
注目すべきは、表向きの適性が +8 と +6 なので、ノールは職業が与える初期スキルが水増しされた状態で始まることだ。たとえばノールの妖術師は、妖術のスキルが普通の 4 ではなく 7 で始まる。終盤ではほとんど意味がないが、出だしはずっと楽になる。
スキル適性
値が高いほど適性が高い。
| スキル | 適性 | スキル | 適性 | スキル | 適性 |
|---|---|---|---|---|---|
| 攻撃 | その他 | 魔法 | |||
| 戦闘 | 8 | 甲冑 | 8 | 呪文詠唱 | 8 |
| 躱し身 | 8 | ||||
| 鈍器 | 8 | 盾 | 8 | 妖術 | 6 |
| 斧 | 8 | 隠密 | 8 | 呪術 | 6 |
| 長柄武器 | 8 | 召喚術 | 6 | ||
| 棒術 | 8 | 祈祷 | 9 | 死霊術 | 6 |
| 徒手格闘 | 8 | 発動 | 8 | 鍛造術 | 6 |
| 投擲 | 8 | 変身術 | 7 | 転位術 | 6 |
| 錬金術 | 6 | ||||
| 短剣 | 8 | 炎の魔術 | 6 | ||
| 長剣 | 8 | 氷の魔術 | 6 | ||
| 射撃武器 | 8 | 風の魔術 | 6 | ||
| 経験値 | 0 | 地の魔術 | 6 | ||
戦略
キャラクターレベルが 27 に達しても、ノールのスキルはせいぜい 16 前後だ。そのため高レベルの呪文を狙うのは難しく、重い武器を最小攻撃間隔で振るのも、虎の巻か神の力によるスキルの底上げがなければ無理だ。そうなると、呪術、召喚、遠距離攻撃など、使える手はすべて使ってから近接戦に持ち込むような、何でも屋のキャラクターになる。
何でもかんでも使えるのはノールの強みだが、その裏返しで、ほかのどのキャラクターよりも所持品のやりくりに悩まされることになる。
神の選び方
- オカワルはノールに人気の神だ。おもな理由は英雄化によるスキルの底上げにある。ノールはどの武器も同じくらいうまく使えるので、オカワルの贈り物も使いやすく、とんでもなく強い武器をもらっても鍛え直す必要がまったくない。ただし、従者を失うのはほかのたいていの種族より痛い。
- ケイブリアドスの能力値の底上げがあれば、ゲームで手に入るアイテムや呪文はほぼ何でも楽に使える。代償は移動が遅くなることだ。それでも、ほとんどどんな状況でも危なくなる前に手を打てるのなら、この遅さは払う価値のある代償かもしれない。
- アシェンザリのスキルの底上げがあれば、強力なアイテムや呪文を使えるところまでスキルを押し上げられる。呪いのせいで武器の持ち替えはできなくなるが、良い武器が1本あればゲームには勝てる。近接武器を呪った場合は、投擲物やワンド、呪文を遠距離の手段にすればよい。それに、たいていの装備欄は選択肢を狭めずに呪える。
武器の選び方
ノールには特有の悩みがある。結局、何を使えばいいのか? 近接武器についていくつか要点を挙げておく。
- 何よりも気にしておくべきなのは攻撃間隔だ。おおむね 1.0 以下に保ちたい。それを超えると、普通の速度の敵に2回殴られる危険がある。@ を押せば、いま持っている武器の攻撃間隔がわかる。
- ダガーやクイックブレードは、急所攻撃をしたいときの持ち替え用に便利だ。敵に忍び寄るときにも、呪術やワンドで隙を作るときにも使える。
- アーティファクトが普通のブランド付きの武器より良いとは限らないが、良いブランドや気の利いた特性が付いていることもある。
- ノールはたいてい何かしらの盾を持ちたがる。盾のスキルはどうせ鍛えているし、両手武器はノールが届かないほど高いスキルを要求するからだ。バックラーとオーブはどんなキャラクターにも役立つ。カイトシールドは、持ったままでも必要な呪文を確実に唱えられるなら良い選択だ。
迷宮の序盤
- 迷宮の序盤を通して、武器の差を分けるのはおもにブランドと強化値だ。人間なら毒液のダガーだけでも獣の棲み処までの敵を倒すには十分強いし、+9 の冷気のランダムアーティファクトのフレイルなら、おそらくもっと長く使える。
- 敵のノールが嬉々として実演してくれるとおり、序盤には長柄武器がとても使いやすい。一撃を余分に入れられることと、スピアやトライデントが要求するスキルの低さは、序盤では大きな利点だ。
- 適性 +8 のおかげで、ノールは最初に持っている武器の系統のスキルが高い状態で始まる。これを活かそう。
その後の選択肢
- 速くて要求スキルの低い武器への乗り換えを狙おう。悪魔の鞭、悪魔の三叉戟、悪魔の刃は、威力、速さ、要求スキルのどれをとっても優秀だ。悪魔の武器以外なら、モーニングスター、イブニングスター、シミターが良い。斧も薙払いがあるので、いつでも役に立つ。
- 刃や花崗岩のような強いタリスマンがあるなら、徒手格闘を考えてもよい。徒手格闘のスキルだけを集中して鍛えられないのは痛いが、それでも十分やっていける。
- 武器強化の巻物を使うのは、その武器と心中する覚悟の表れだ。しっかり強化されてブランドの付いた良い武器(+6 の霊体化のブロードアックス、イブニングスター、悪魔の武器など)なら、ルーン3つのゲームの最後まで通用する。どの武器にするかは、それほど気に病まなくていい。
- 強いアーティファクト(特に一部の固定アーティファクト)を見つけたら、たぶん使う価値がある。
呪文の選び方
- 「全般に強い呪文は、ノールでも強い」。
- 経験値が分散して入るので、ノールは悪臭の雲、凍気の雲、業火の迫撃砲のような3系統の呪文が得意だ。プラズマ光線のように系統の組み合わせが扱いにくい呪文も、ほかの種族ほど犠牲を払わずに済む。
- 召喚、鍛造術の構築物など、従者を出す呪文はたいてい強い選択だ。攻撃を受け止めてくれるし、MP の効率もターンの効率もおおむね良い。
- 系統どうしの相乗効果も、ほかの種族より手軽に得られる。
注
スキルの訓練について言えば、ノールが適性 +8 のスキルを鍛える速さは、人間がひとつのスキルを 13.33% の割合で鍛えるのと同じだ。適性 +6 のスキルなら、人間がひとつのスキルを 9.43% の割合で鍛えるのと同じになる。
言い換えると、ノールの適性 +8 は、適性 -11.64 でひとつのスキルを鍛えるのと同じで、ふたつなら適性 -7.64、4つなら適性 -3.64……と続く。適性 +6 は、ひとつなら適性 -13.63、ふたつなら適性 -9.63……に相当する。
変更履歴
- 0.35 で、ノールは呪文詠唱を含め、呪文に関わる適性がすべて 1 下がる予定だ。ノールの魔法系の職業は魔法だけで強すぎたので、これで序盤が平均並みになり、魔法以外の手段も使うようになるはずだという。[1]
- 0.27 より前は、ノールの基本の能力値は腕力 10、知力 10、器用 10 だった。
- ノールは 0.21 で追加された。
- ノールは開発中に何度か作り直されている。最初はブルトゥンギン(Bultungin)という名で、東方の犬の種族だった。スキルの訓練に制限がなく、適性は +4 で始まるが、スキルが実際に上がるにつれて急速に -6 まで下がっていった。2番目の版では適性は +3 だったが、基本の能力値はどうやっても変えられなかった(職業でさえ変わらなかった)。
出典
| 種族 | |
|---|---|
| 初級 | 山ドワーフ • ミノタウロス • 水棲の民 • ガーゴイル • ドラコニアン • トロル • 闇エルフ • アルマタウル • ノール |
| 中級 | 人間 • コボルド • 悪魔の血族 • ジンニー • スプリガン • レヴナント • 天狗 • 鬼 • バラチ |
| 上級 | コグリン • 歩き蔓 • ポルターガイスト • 神々の末裔 • フォーミシッド • ナーガ • オクトポード • フェリッド • ミイラ |