急所攻撃 Stabbing
英語版 CrawlWiki の記事「Stabbing」(0.33 向け、2026-05-26 版)の翻訳です。原文の著者は編集履歴をご覧ください。
この記事は 0.33 の時点の内容で、最新の 0.34 とは違うところがあるかもしれません。
この記事は急所攻撃について説明している。廃止された薬については急所攻撃の薬を参照。
急所攻撃は、気をそらしている敵や眠っている敵など、まともに身を守れない状態の敵に近接攻撃を加えたときに起こる。与えるダメージがぐっと大きくなり、EV と SH も無視する。急所攻撃に特化したキャラクターなら、一撃で戦闘を終わらせてしまうこともある。
目次
急所攻撃の段階
急所攻撃ができる状態は 2 種類に分かれる。
上位の急所攻撃になる状態
下位の急所攻撃になる状態
- 石化中
- 投げ網や蜘蛛の巣に捕まっている
- 盲目(または、プレイヤーが透明で相手に見えていない)
- 逃走中
- 魅了されている、またはそれ以外の理由で友好的
- 混乱
- 目を覚ましているが、まだこちらに気づいていない
- 気をそらしている(プレイヤー以外からダメージを受けた、ディスメノスの祈祷「影抜け」を使った、ゴザーグの金貨のオーラに気を取られた、のいずれでもよい)
急所攻撃の確率
急所攻撃になる確率は、段階によって違う。
- 上位の急所攻撃は、キャラクターが急所攻撃を行える状況でさえあれば必ず成立する。
- 下位の急所攻撃が成立する確率は
1 + dex + (Stealth_skill + Wpn_skill)/2% だ。
スプリガンのナイフで急所攻撃を試みると、その 50% は相手が眠っているものとして扱われる。
次のときは急所攻撃ができない。
さらに、ヴィーの電撃突進で攻撃したときや、七里靴で猛進したときは、眠っている相手に急所攻撃ができない(石化状態や麻痺している相手にはできる)。
モンスターは急所攻撃をしない。急所攻撃に似た効果はいくつかあり、眠っている生き物はモンスターの近接攻撃から追加のダメージを受けるし、シャドウは透明なとき(かつ相手に霊視がないとき)に追加のダメージを与える。ただ、これらは急所攻撃の仕組みとはまったくの別物だ。
急所攻撃のダメージ
急所攻撃で増えるダメージは、相手の状態、攻撃に使う武器、その武器のスキル、隠密スキルで変わる。中でも影響が大きいのは急所攻撃の段階と武器だ。
短剣は急所攻撃にとりわけ向いていて、「急所攻撃向き」のボーナスを得る。ダガーならボーナスはさらに大きい。フェリッドの爪による攻撃、蜘蛛に変身しているときの攻撃、暗殺者の頭巾をかぶっているときのあらゆる近接攻撃も、同等のボーナスを得る。それ以外の武器や近接攻撃はどれも同じ扱いだ。
計算式
ダメージの増える要素は 3 つあり、計算される順に並べると次のとおり。[1]
- 短剣やほかの「急所攻撃向き」のものは、もともと固定値のダメージを得る。ダガーはさらに上乗せされる。
- どの武器もダメージに倍率がかかる。倍率は急所攻撃の段階とスキルで決まり、短剣を使うと大きくなる。この倍率は敵の AC を考慮しないが、殺戮、戦闘スキル、ブランドなどは考慮する。
- どの武器も、さらに固定値のボーナスダメージを得る。こちらは急所攻撃の段階だけで変わる。
1. 「急所攻撃向き」のボーナス
- 短剣かそれと同等のものを使っているなら、基本値を
DEX/10 × (1 + (weapon_skill + stealth_skill)/2)とする。ダガーならこれが 2 倍になる。 - (ダガーのボーナスを含めた)基本値が 10 を超えるなら、
10 * log2(1 + base/10)に置き換える。ただし最終的な値は 30 が上限だ。 - 次に、この値に上位の急所攻撃なら
1 + (weapon_skill + stealth_skill)/20を、下位なら1 + (weapon_skill + stealth_skill)/80を掛ける。こうして出た数がダメージに足される。
基本値は、ダガーなら 35、ほかの短剣なら 70 で頭打ちになる。そこから先もスキルが上がれば倍率は伸びるが、伸び方は小さくなる。
2. 倍率
急所攻撃のボーナスは、AC を適用する前のダメージにかかる倍率だ。スキル、段階、武器の種類ごとのダメージの倍率を下の表にまとめる。
| 隠密と武器スキルの平均 | 短剣 | その他 | ||
|---|---|---|---|---|
| 上位 | 下位 | 上位 | 下位 | |
| 1 | +19.2% | +4.6% | +8.3% | +2.1% |
| 2 | +40.0% | +9.4% | +16.7% | +4.2% |
| 3 | +62.5% | +14.2% | +25.0% | +6.2% |
| 4 | +86.7% | +19.2% | +33.3% | +8.3% |
| 5 | +112.5% | +24.2% | +41.7% | +10.4% |
| 6 | +140.0% | +29.4% | +50.0% | +12.5% |
| 7 | +169.2% | +34.6% | +58.3% | +14.6% |
| 8 | +200.0% | +40.0% | +66.7% | +16.7% |
| 9 | +232.5% | +45.5% | +75.0% | +18.8% |
| 10 | +266.7% | +51.0% | +83.3% | +20.8% |
| 11 | +302.5% | +56.7% | +91.7% | +22.9% |
| 12 | +340.0% | +62.5% | +100.0% | +25.0% |
| 13 | +379.2% | +68.4% | +108.3% | +27.1% |
| 14 | +420.0% | +74.4% | +116.7% | +29.2% |
| 15 | +462.5% | +80.5% | +125.0% | +31.2% |
| 16 | +506.7% | +86.7% | +133.3% | +33.3% |
| 17 | +552.5% | +93.0% | +141.7% | +35.4% |
| 18 | +600.0% | +99.4% | +150.0% | +37.5% |
| 19 | +649.2% | +105.9% | +158.3% | +39.6% |
| 20 | +700.0% | +112.5% | +166.7% | +41.7% |
| 21 | +752.5% | +119.2% | +175.0% | +43.8% |
| 22 | +806.7% | +126.0% | +183.3% | +45.8% |
| 23 | +862.5% | +133.0% | +191.7% | +47.9% |
| 24 | +920.0% | +140.0% | +200.0% | +50.0% |
| 25 | +979.2% | +147.1% | +208.3% | +52.1% |
| 26 | +1040.0% | +154.4% | +216.7% | +54.2% |
| 27 | +1102.5% | +161.7% | +225.0% | +56.2% |
3. 追加の固定ダメージ
どの武器も、上位の急所攻撃なら 1d<(weapon_skill + stealth_skill)/2>、下位なら 1d<(weapon_skill + stealth_skill)/8> の追加ダメージを得る。
戦略
「純粋な」隠密頼みの戦い方は、ほかの攻撃スキルほど実用的ではない。敵はいつでも目を覚ます可能性があるし……短剣と隠密しか鍛えていないと、起きてしまった敵に何も手が打てない。そのうえ敵は群れで湧くことが多く、1 体に見つかれば全員が起きてしまう。
そのため、典型的な急所攻撃の使い手は、魔法で敵を無力化することが多い。呪術の呪文(魔法の眠り、混乱の一撃など)や、ほかの系統の一部の呪文(悪臭の雲、石化など)を使えば、急所攻撃の機会が作れる。ウスカヤーのように、同じような働きをしてくれる神もいる。金縛りのワンドは回数に限りがあるものの、敵を無力化する強力な手段だ。また、味方を連れる手段があれば何であれ、気をそらした敵への急所攻撃をちょくちょく狙える。
ギャラリー
変更履歴
- 0.33 より前は、器用が 0 以下だと急所攻撃ができなかった。
- 0.27 より前は、急所攻撃は隠密と武器のスキルに応じて相手の AC の一部を無視していた。これは急所攻撃のダメージへの固定値のボーナスに置き換えられた。
- 0.20 より前は、悪魔でもアンデッドでもない知性のある敵に急所攻撃をすると、輝けるものから懺悔を課された。
- 0.19 で、4 段階あった急所攻撃が 2 段階になった。気をそらした相手と石化状態の相手への急所攻撃は強化され、それぞれダメージが +50%、+100% になった。石化中の相手と網に捕まった相手への急所攻撃はダメージが -50% になり、透明による急所攻撃は発生率が下がった。
- 0.16 より前は、長剣はほかのたいていの武器よりわずかに急所攻撃に向いていた。また、棍棒とロッドは急所攻撃で特別な効果を起こせた。
- 0.13 より前は、急所攻撃は隠密と武器のスキルの平均ではなく、独立したスキルだった。
出典
- ↑ attack.cc:1476 (0.32.1)
