透明 Invisible
英語版 CrawlWiki の記事「Invisible」(0.30 向け、2023-10-14 版)の翻訳です。原文の著者は編集履歴をご覧ください。
この記事は 0.30 の時点の内容で、最新の 0.34 とは違うところがあるかもしれません。
透明(Invisible)は、霊視を持つ者以外からは対象が見えなくなる状態だ。プレイヤーにかかるかモンスターにかかるかで、働き方が違う。
目次
プレイヤーの場合
霊視を持たないモンスターに対しては、次のような利点がある。
戦闘
- 攻撃してくる相手の命中(精度)が下がり、まったく違うマスを狙ってしまうこともある。
- 近接攻撃の命中は 35% 下がる。遠距離攻撃の命中は 50% 下がる。
- 下位の急所攻撃ができる(詳しくは急所攻撃の記事を参照)。
- 敵の SH が 3 分の 1 になる。
察知
- 眠っている・うろついているモンスターに気づかれにくくなる。
- モンスターが一部の呪文や能力をこちらに使ってきにくくなる。
- モンスターはこちらの正確な位置がわからない。詳しくは下を参照。
位置の当て推量
ふつう、こちらが見えないモンスターは混乱しているかのように動くが、混乱と違って「正しく」動ける確率はない。ただし、こちらの位置を当て推量で言い当てることがある。
- こちらを探しているモンスターは、プレイヤーが 2 マス以内にいると、近くのマスをランダムに狙う。[1]
- プレイヤーがすぐ隣にいると、モンスターは 33% の確率でプレイヤーのいるマスを言い当てる。[2]
次のときは透明でも効果がない。
透明になる手段
透明になるには次の方法がある。
- 透明化の薬を飲む。
- 透明化のスカーフや一部のアーティファクトで使えるようになる透明化の喚起の能力を使う(成功しても失敗しても、使おうとすると衰弱する)。
- ディスメノスの影の躯で影の姿になると、生まれつきの性質として透明になる。
どの方法でも、プレイヤーの透明は 15 + 1d(呪文の威力) ターン(最大 100 ターン)続く。[4]
戦略
透明になれば、ほとんどどんなキャラクターでも大きな恩恵がある。手ごわい敵の多くは霊視を持っていない。蜘蛛の穴ぐら、沼、浅瀬のモンスターの大半から、ゾットの領域のドラコニアンや殺人トウモロコシ、エクステンデッドのヘリオンや拷問の悪魔までそうだ。自身が透明な幽体蛾は、姿の見えている呪文使いにとってみな見過ごせない脅威だ。いちばん得をするのは隠密に長けた急所攻撃使いで、実質的な隠密も近接攻撃のダメージも大きく伸びる。
利点はあるものの、透明にはいくつか欠点もある。
- 霊視を持つモンスターは残念ながらかなり多く(カテゴリ:霊視を参照)、相手にはこの状態がまったく役に立たない。確実に透明になれる手段を手に入れるころには、透明を気にしないモンスターがどんどん増えている。
- 透明になる方法には、どれもそれぞれ癖がある。
ゲームが進み、SInv を持つモンスターが増えるにつれて、透明は「たいていの相手をそのまま倒せてしまう強化」から「よく出る弱いモンスターへの守り」へと変わっていく。炎の球体には透明はまったく効かないが、近くのドラコニアンの攻撃は当たりにくくなる。
小技
- モンスターはこちらがもといた位置を覚えている点に注意。透明になったら数マス動いておこう。そうすれば、モンスターが正しいマスを狙う確率はぐっと下がる。
- 目くらましの閃光や(見つかっていれば)光のワンドでも、透明と同じ効果が得られる。これらは相手を盲目にする。盲目の相手には、たとえ霊視を持っていても、こちらが透明であるかのように扱われる。ただし、前者は失敗することがあり、後者は使える回数に限りがある。
モンスターの場合
霊視を持たないプレイヤーにとって、透明なモンスターはとても危険だ。霊視がないと、透明なモンスターとの近接戦で次のような不利を受ける。
そのうえ、透明なモンスターは視界の中でもマップ上でも見えない。うまくいるマスを言い当てて攻撃できても、得られる情報はふだんよりずっと少ない(モンスターは本当の名前ではなく「何か」と呼ばれる)。
透明になる手段
常に透明なモンスター
次のモンスターは生まれつき常に透明だ。
透明化を使うモンスター
呪文を使うモンスターの中には、自分を透明にできるものがいる。
この効果には持続時間があるが、切れたらモンスターはいつでもかけ直せる。
薬を使うモンスター
薬の使い方を知っているモンスターは、透明化の薬を使って透明になることがある。この効果には持続時間があるが、(持っていれば)もう 1 本飲んでかけ直せることもある。
透明なモンスターを見つける
霊視
霊視という固有の性質を持っていれば、透明なモンスターは何の利点も得られない。霊視は次の方法で手に入る。
- 霊視の変異を持つ。スプリガン、吸血鬼、ナーガ、フェリッド、パレントンガは、みな生まれつきこの変異を持っている。
- 触角の変異が 3 段階目になる。フォーミシッドは最初からこれを持ち、悪魔の血族は成長につれて身につけることがある。
- 霊視のエゴがついた指輪、兜、アーティファクトを身につける。
- ジーヴァの眼球の変異が 3 段階目になる。
照らし出し
状況によっては、対象が照らし出された状態(発光とも呼ぶ)になることがある。こうなると透明は意味をなさず、それどころかふだんより攻撃が当たりやすくなる。照らし出しが起こるのは次のときだ。
- 透明な対象が照明の状態になったとき(意志力を破る必要がある)。
- 実体のある(つまり実体なしでない)透明な対象が焼夷の炎に包まれたとき。ただし、水の中に立っていると炎はすぐ消えるので、この限りでない。
- 透明な生き物が光輪の中に入ったとき。
- プレイヤーがかなりの魔力汚染(黄色以上)を受けているとき。
「何かの気配」として現れる透明なモンスター
透明なモンスターはどれも、透明なあいだにときどき「何かの気配」を残す。タイル版では白い人型の輪郭で、コンソール版では { の記号で表示される。あるマスを攻撃して、モンスターがそのマスから動かなければ、動くまでのあいだ何かの気配として姿が表示される(こちらが先に動かなくても位置を変えそうな透明なモンスターは見えざる恐怖だけだ)。
実体のある透明なモンスターは、霧や蒸気のような見通せない雲を通り抜けると何かの気配を生じ、位置がわかる(それ以上の情報はわからない)。これはモンスターだけの話で、透明なプレイヤーは雲の中でも姿が現れない点に注意。透明な生き物が近くにいるときに雲を作れるなら、どんな手段でもその居場所を突き止める助けになる。
- 煙幕の巻物を読むか、煙をにじみ出させる(ディスメノスの信者や、盗賊の外套を着たキャラクターができる)。
- 水の中や水の上で炎の魔術を使い、蒸気の雲を作る。
- 溶岩の中や溶岩の上で氷の魔術を使い、蒸気の雲を作る。
- ウー・ジアンの天の嵐の能力を使う。
さらに、プレイヤーも含めて、透明な生き物が液体(浅い水脈、深い水脈、溶岩)の中に立っていたり泳いでいたり(つまり飛行していない)すると、常に何かの気配として見える。
変更履歴
- 0.30 より前は、混沌の攻撃で透明になることがあった。
- 0.28 より前は、透明化はプレイヤーも使える呪文で、この状態になる主な手段のひとつだった。また、透明の状態でいると時間とともに魔力汚染がたまり、ゲーム後半のモンスターもずっと多くが SInv を持っていた。
- 0.27 より前は、でたらめのワンドで自分やモンスターが透明になることがあった。このワンドはモンスターだけを対象にするゾムのチェス盤の駒に置き換えられた。
- 0.26 より前は、透明化のエゴを使っても衰弱しなかった。
- 0.22 より前は、潜行の仕組みがあった。一部のモンスターは、深い水脈や溶岩、さらには床下に潜んで、事実上透明になることができた。
- 0.20 より前は、透明になるとプレイヤーの空腹の進みが 5 増えた。
- 0.18 より前は、霊視を持たないプレイヤーやモンスターは、透明な相手に対して戦闘の命中が 5 下がった。
- 0.16 より前は、霊視の上位版である透明感知という固有の性質があった。
- 0.13 より前は、透明なモンスターにはオルグレブの毒気の光輪が効かなかった。
出典
- ↑ mon-behv.cc:38 (0.30.1)
- ↑ mon-behv.cc:217 (0.30.1)
- ↑ player.cc:7174 (0.30.1)
- ↑ potion.cc:500 (0.30.1)