ディスメノス Dithmenos
英語版 CrawlWiki の記事「Dithmenos」(0.34 向け、2026-08-12 版)の翻訳です。原文の著者は編集履歴をご覧ください。
| ディスメノスは夜と、揺らめく松明の明かりの中でおぼろげに見えるものの神である。盗賊と同じくらい役者にも崇拝されており、ディスメノスの信徒は自らの影をまるで体の一部であるかのように操ることを学ぶ。見る者を惑わし、闇に潜むと想像されたどんなものにも劣らぬ確かな力で世界に働きかけるのだ。
ディスメノスの信徒は不自然な静けさに包まれており、立てた音に気づかれにくくなる。信仰が高まるにつれて、信徒は自らの影がその行動の一部をまねし始めることに気づくだろう。信徒が攻撃すると影も攻撃し、さらには信徒が使ってきた魔法の系統を、中身はともかく形の上ではまねた影の魔法まで唱えるのである。 より敬虔な信徒はさらに、敵を惑わすために自らの影と位置を入れ替える能力、他の存在の影をつかんでその魔法を信徒の代わりに解き放たせる能力、そして最後には、迷宮のすべての住人を互いから覆い隠すほど暗い夜を呼び下ろす能力を得る。 ディスメノスは、あなたが世界を探索することを好む。 |
種族の制限
神々の末裔はディスメノスを信仰できない(ほかのどの神も同じだ)。
好む行い
- 探索すること。
嫌う行い
- 何もしないこと: 平均して700ターンごとに信仰心が1減る。
- 棄教(贖罪を負う)。
授かる能力
信仰心 (-): 『夜行性の者』
- 能力はない。
信仰心 (*): 『夜の物音』
信仰心 (**): 『役者』
- 影の模倣 - モンスターを攻撃したり呪文を唱えたりするたびに、一定の確率であなたの影が現れる。影はその場から動かないモンスターで、あなたが攻撃すると一緒に攻撃する。影の現れる位置と能力値は攻撃の種類で変わる。特に呪文の場合は、系統によって影の使える呪文が違う(下記を参照)。
- 現れる確率は信仰心 2* で10%、6* で20%と上がっていき、呪文を唱えたときはさらに5%高い。
- 影はあなたの武器と同じ種類の、+0 でブランドのない武器を持って現れ、あなたの XL に応じたダメージのボーナスを得る。影の呪文の威力は XL と呪文のレベルに応じて上がる。
信仰心 (***): 『暗冥なる者』
- 影抜け - ただちに自分の影と位置を入れ替え、視界内の敵すべてを惑わして、あなたの代わりに影を攻撃させる(効果のあいだは気をそらした敵への急所攻撃が必ずできる)。また、影の HP も一時的に増える。増える量は祈祷スキルで決まる。(4 MP、HP の6%、信仰心 2-3、即時)
- あなたを狙っていなかったモンスターは惑わされないので注意。どのモンスターが影響を受けるかは、狙いをつける画面に表示される。
信仰心 (****): 『人形遣い』
- 暗黒の操り人形 - 狙ったモンスターに、自分の呪文を3〜6回(祈祷スキルが高いほど多い)まとめて、あなたの味方であるかのように別の敵へ向けて唱えさせる。これらの攻撃があなたを傷つけることはない。たいていの場合、使うには2体目のモンスターがその場にいる必要がある。(5 MP、信仰心 3-5)
信仰心 (*****): 『歩く真夜中』
- 視界がゼロのあいだは、狙いをつける呪文や能力も、遠隔攻撃も使えない。近接攻撃はできる。モンスターのいるマスへ移動しようとすれば、そのモンスターを攻撃するからだ。ただし視界がゼロのあいだは、プレイヤーとモンスターのどちらが攻撃する場合も、透明な相手を攻撃するときと同じ不利がつく。
信仰心 (******): 『星を隠す者』
- 新しい能力はない。
影の呪文
呪文を唱えたときに影が現れると、影の唱える呪文はあなたが唱えた呪文の系統で決まる。系統を2つ以上持つ呪文なら、そのうち1つがランダムに選ばれ、それに対応した影の呪文になる。
- 炎の魔術: 影の球(ファイアボールに似ているが、耐性で防げない)
- 氷の魔術: 這い寄る影(這い寄る霜に似ているが、耐性で防げず、射程は短い)
- 地の魔術: 影の欠片(単体を狙う、ダメージの大きい飛び道具)
- 風の魔術: 影の嵐(見えている敵の30〜50%+1体を直接狙うダメージ。回避はできる)
- 錬金術: 影の晶柱(爆発性の晶柱に似ているが、壊されにくく、味方を傷つけない)
- 妖術: 影の光線(貫通する光線)
- 死霊術: 影の吸収(影を中心とした3x3の爆発。AC を無視する)
- 召喚術: 影の人形(急降下・回り込み・締めつけの攻撃を持つ味方を召喚する。ダメージは呪文威力に応じて上がる。同時に召喚できるのは3体まで)
- 呪術: 影の無気力(耐性で防げない減速をかける貫通する光線。持続時間は呪文威力が高いほど長く、敵の HD が高いほど短い)
- 転位術: 影の束縛(視界内のランダムな数の敵を束縛し、短いあいだ動けなくする)
- 鍛造術: 味方越しに撃てる影の砲塔(同時に召喚できるのは2基まで)
懲罰
| ディスメノスは棄教を喜ばず、不忠義な信徒に恐るべき懲罰をもたらす!
怒ったディスメノスは、影を犠牲者に差し向ける。闇の中からモンスターが現れ、影から織りなされた幻影と影そのものの両方が罪人に牙をむく。ディスメノスのひそやかな懲罰は、むしろそれ以上に危険である。犠牲者は自らの影を剥ぎ取られ、隠れ場所もないまま狩り立てられたり、影に包まれて眠りに落ち、ひょっとすると二度と目覚めなかったりする。 |
贖罪のあいだ、ディスメノスはときどき次のような神罰を下す。
- 25%の確率: あなたの周りにシャドウを召喚する。さらに50%の確率で、あなたを10〜20ターン減速させる。
- 25%の確率: あなたの影の模倣の敵対版を作り出し、あなたと戦わせる。
- 25%の確率: 6ターンのあいだ眠りに落とされる。
- 25%の確率: およそ50ターンのあいだ番兵の標的をつけられる。これはいつもどおり無力化の薬で消せる。
戦略
ディスメノスはトリックスターの神で、モンスターをうまく操る巧妙な立ち回りができるように作られている。
影の持つ武器は、あなたの武器と同じ種類だが、強化値もブランドもない。そのため、たとえばあなたが火炎のブランドの武器を持っていても、影がヒドラの首を切り落とせば首は2本生えてくる。これは裏を返せば、いつもより早めに重い武器へ持ち替えると得をしやすいということでもある。
影は短剣(影のおかげで、気をそらした敵に急所攻撃ができる)や射撃武器(影は動けないが、射撃武器なら動かずに攻撃できる)と特に相性がいい。
暗黒の操り人形は敵の強化の呪文を奪えるので、侮れない。たとえば加速の呪文を持つ敵は多く、これはとても役に立つ効果だ。
原初の夜の帳は強力な逃走手段だ。一時的に遠くからのダメージを一切受けなくなり、近接攻撃でも敵の攻撃が当たりにくくなる。
こぼれ話
この神は最初「Dithmengos」という名前だった。これは新しい神の仮の名前だった「Dsomething」のアナグラムだ。
変更履歴
- 0.32 より前は、ディスメノスは邪悪な神とされていた。騒音の抑制の代わりに、信仰心に応じて半径の広がる影の領域を授けた。今の能力の代わりに、2* で影歩き(影の領域内のモンスターの隣へ瞬時に移動する)、3* でダメージを受けると煙を噴き出す力、5* で影の躯を授けていた。影の模倣は 4* で授かり、本物の影のモンスターを召喚するのではなく、単にあなたの攻撃をまねようとするだけだった。また、ディスメノスの怒りでは、影の人形やあなた自身の影ではなく、シャドウ、シャドウレイス、ツィツィミトルが召喚されることがあった。
- 0.22 より前は、ディスメノスは邪悪な神ではなかったが、火を嫌い、火に関わるものを倒すことを好んでいた。また、影歩きは HP を消費しなかったが、動けないモンスターにしか使えなかった。
- 0.16 より前は、ディスメノスは照明の呪文と固定アーティファクトの輝きのメイスを使うことを嫌っていた。
- ディスメノスは 0.14 で追加された。
| 神 | |
|---|---|
| 善 | エリヴィロン • ジン • 輝けるもの |
| 中立 | アシェンザリ • ケイブリアドス • ディスメノス • フェダス・マダシュ • ゴザーグ・イム・サゴーズ • ヘプリアクルカナ • イグニス • オカワル • クァズラル • ルー • シフ・ムーナ • トログ • ウスカヤー • ヴェフメット • ウー・ジアン |
| 混沌 | ジーヴァ • ネメレクス・ソベー • ゾム |
| 邪悪 | ベオ • キクバークッグァ • ルゴヌ * • マクレブ * • イレデレンヌル * 混沌かつ邪悪 |