シフ・ムーナ Sif Muna
英語版 CrawlWiki の記事「Sif Muna」(0.34 向け、2026-09-24 版)の翻訳です。原文の著者は編集履歴をご覧ください。
| 知識の守護者シフ・ムーナは瞑想的ではあるが強力な神であり、魔法の知識を探求する者たちが仕えている。敵に打ち勝った信徒は、知識の守護者に魔力と、自らの魔法の修練を超えた呪文を唱える力を求めることができる。敬虔な者には、シフ・ムーナの伝説の書庫から直接取り出された魔法書が与えられる。
シフ・ムーナは信徒に、魔力を素早く回復する能力と、新しい呪文を覚えるために好きなときに呪文を忘れる能力を与える。信徒は、知識の守護者に助けを求めて、見つけたどんな呪文でも、たとえ今の魔法の修練をはるかに超えていても唱えることができる。時が経つにつれ、敬虔な信徒は膨大な種類の呪文を記した魔法書を受け取るだろう。 シフ・ムーナは、あなたが生者を殺すこと、あなたが不死者を滅すること、あなたが悪魔を殺すこと、あなたが神聖な存在を殺すこと、あなたが生命を持たぬものを破壊することを好む。 |
知識の守護者『シフ・ムーナ』は瞑想的ではあるが強力な神であり、魔法の知識を探求する者たちが仕えている。
制限
好む行い
- 生物、アンデッド、悪魔、神聖、非生物のクリーチャーを殺すこと。
嫌う行い
- 何もしないこと: 平均して340ターンごとに信仰心が1減る(20ターンごとに1/17の確率)。
- 棄教。
授かる能力
信仰心 -: 『門弟』
- 新しい能力はない。
信仰心 *: 『研究者』
- 魔力回復強化:
3 + 2d(2/3 * Invocations)/2ターンのあいだ(平均3 + Invocations/3ターン)、毎ターン MP が 3-5 回復する。[1](信仰心 2-3)
信仰心 **: 『熟練者』
- 新しい能力はない。
信仰心 ***: 『知識を残す者』
- 呪文の忘却: 忘却の巻物と同じように働く。(信仰心 8-12)
信仰心 ****: 『魔法学者』
- 神聖なる釈義: 呪文ライブラリにあるどの呪文でも唱えられる。このときの呪文威力は、ふだんどおり呪文のスキルや強化品などで決まるが、それに加えて「祈祷がその呪文の唯一の系統だとした場合の呪文威力」の1.5倍のボーナスがつく。(信仰心 12-18)
- 釈義そのものは MP を使わないが、選んだ呪文を唱えるのに足りるだけの MP は必要なので注意。
信仰心 *****: 『賢者』
- 新しい能力はない。
信仰心 ******: 『秘術の支配者』
- 新しい能力はない。
贈り物
- 魔法書。 信仰心が上がるたびに、贈り物のタイムアウトが 0 なら、
75% * (piety - 122) / pietyの確率で魔法書がもらえる。
- 魔法書。 信仰心が上がるたびに、贈り物のタイムアウトが 0 なら、
贈られる魔法書は、通常の魔法書(24%)、テーマ型のランダムアーティファクト魔法書(73%)、レベル型のランダムアーティファクト魔法書(2%)のいずれかだ。
- 通常の魔法書はダンジョンに落ちているのと同じ種類のもので、ほかの魔法書に載っていない呪文を含むものが選ばれやすい。
- テーマ型のランダムアーティファクト魔法書には、ある共通のテーマ(呪文系統とはかぎらない)に沿った呪文がいくつか載っている。
- レベル型のランダムアーティファクト魔法書には、ある一つのレベル(XL が上限)の呪文がいくつか載っている。呪文詠唱スキルが高いほど、良いアーティファクト魔法書がもらえる。
シフ・ムーナのランダムアーティファクト魔法書(テーマ型もレベル型も)は、ダンジョンで見つかるものより大きく、6個前後の呪文が載っている。[2]
魔法書と魔法書のあいだのシフ・ムーナの贈り物のタイムアウトは、その本に載っている呪文の数で決まる。タイムアウトは信仰心にして 9 + (spell_count * 6) + (2d19)/2 で、[3]信仰心が上がるとそのぶん減っていく。シフ・ムーナの贈り物のタイムアウトが残っているあいだは、贈り物以外のあらゆる目的での信仰心の上がり方が鈍ることに注意。
懲罰
| シフ・ムーナは棄教を喜ばず、不忠義な信徒に恐るべき懲罰をもたらす!
シフ・ムーナの悪意に包まれたものはたちまち魔法の力に牙を剥かれることとなる。対象者は混乱したり知性が鈍ったりし、魔力は吸い取られ、魔法の効果は解かれる。魔法を唱えることに頼れなくなるばかりか、危険でさえある。 |
シフ・ムーナを離れると(自分の意思かどうかにかかわらず)、懺悔のカウンターが 50(かなり高い!)に設定されるが、すぐに悪いことが起きるわけではない。起こりうる懲罰は次のとおり。
- 30%: 知力が一時的に最大20%下がる
- 30%: 5-7ターンのあいだ混乱する
- 20%: MP がすべて吸い取られる
- 10%: 自分にかかっている魔法の効果すべての残り時間が 0 か 10 aut(飛行は 11)まで減る。無力化の薬の効果とまったく同じだ。
また、呪文を唱えるたびに5%の確率で、失敗率がそのときの懺悔の値と同じだけ(パーセントで)上がる。これは通常の懲罰とは別に起こり、懺悔の値も減らない。
戦略
シフ・ムーナは、破壊(ヴェフメット)や死霊術(キクバークッグァ)といった魔法の特定の側面に偏らない、素朴な「魔法の神」だ。贈られる呪文はまだ持っていないものに偏るので、いずれはあらゆる呪文が手に入る。
魔法書のほかにシフ・ムーナを選ぶ一番の理由は、魔力回復強化だ。安いコストで MP を補充できる能力で、祈祷が 9(中盤ならそこそこの投資だ)あれば平均 26 MP、毎ターン 3-5 MP を回復する。退却中も、攻撃中も、ほかの手段(呪術や悪臭の雲など)で敵を足止めしているあいだも回復は続くので、使い道は広い。信仰心のコストが低いので、遠慮なく連発していい。神聖なる釈義も、死のとば口やドラゴンの呼び声のような高レベルの補助呪文を使うのに役立つ。
とはいえ、シフ・ムーナはほかの神との競争ではかなり分が悪い。
- ほかの「魔法の神」(ヴェフメットとキクバークッグァ)と比べると、シフ・ムーナの魔法書の贈り物は信仰心 5* からで、かなり遅い。しかも一冊ずつゆっくり届くうえ、何が来るか読みにくい。対してヴェフメットとキクバークッグァは、1* から予測しやすく、方向性のはっきりした役に立つ呪文をくれる。どちらの神も敵を倒すことをもっと直接的に支えてくれるし、祈祷スキルもいらない。
- 神全般と比べると、シフ・ムーナには発動型の能力が比較的少ない。神聖なる釈義は信仰心を大きく消費するうえ、呪文ライブラリの中身しだいだ。となると「主力」の発動型能力は魔力回復強化になるが、便利ではあっても逃げるための手段としてはあまり頼りにならない。
魔法系の職業がシフ・ムーナと相性が良いのは言うまでもない。呪文の贈り物が始まるのが 5* からなので、なおさらだ。
小技
- 神聖なる釈義を直接ダメージを与える呪文に使うと、とても弱いうえにとても高くつくと感じるだろう。呪文威力が低すぎて、ほとんど意味がないことが多い。しかし、特殊な効果を持つ呪文と組み合わせると釈義は本領を発揮する。
- 高レベルの召喚術や鍛造術の呪文は使い勝手が良い。おぞましきものの召喚やドラゴンの呼び声は、威力が低くても強力な味方を呼び出せる。その強さはトログの戦友の召喚と同じか、それ以上だ。もっと低いレベルの呪文も、ゲームの序盤では大いに助けになる。
- 粉砕を使えば石の壁を壊せる。石の壁を壊せるほかの能力、たとえばフェダスの過剰繁茂も、同じくらい信仰心のコストが高い。
- 死のとば口とボーグンジョルの究極治癒は最後の手段として優秀だ。前者は時間を稼いでくれるし、後者は代償つきで HP を全快させてくれる。
- マクスウェルの容量結合なら、数ターン力を溜めるだけで、最も危険なユニークや単独の強敵でも倒せる。
- それでも釈義はかなり高くつく能力だが、シフ・ムーナには信仰心を使う能力があまりないこと、そして釈義が使えなくなったあとでも魔力回復強化はずっと使えることを思い出そう。必要な呪文がもうそろっているなら、信仰心のコストが高くても実際の損はほとんどない。
- 序盤に信仰の護符を手に入れれば、魔法書がずっと早く届くようになる。どのみち贈り物の 75% のペナルティのせいで、シフ・ムーナの信徒はなかなか信仰心 6* に届かないものだ。一方、守護霊の護符があれば、毎ターン 3-5 MP の回復を活かせるうえ、魔力回復強化のおかげで本来の呪文を唱える分の MP が切れる心配もない。
- 神聖なる釈義はゲームでも屈指の非常ボタンを使わせてくれるので、重装の近接戦士にもシフ・ムーナはそれなりに役立つ。ただし理想的な選択からはほど遠い。守護霊がないかぎり、シフ・ムーナの恩恵を受けられるのは 4* になってからだ。それも、もし祈祷にある程度投資していて、なおかつ使える呪文がたまたま手に入っていれば、の話だ。
諸宗派の寺院にシフ・ムーナの祭壇がないときは、青い床タイルの広い通路を探してみよう。寺院以外にあるシフ・ムーナの祭壇は、手前にそういう通路があることが多い。いずれにせよ、ほかの祭壇と同じく、メインダンジョンの 2-10 階のどこかに少なくとも一度は必ず現れる。
変更履歴
- 0.35 で、シフ・ムーナの能力は祈祷ではなく呪文詠唱に依存するようになる予定だ[4]。また、贈られる呪文はこれまでよりランダム寄りになる(プレイヤーの今のスキルにあまり左右されなくなる)[5]
- 0.31 より前は、魔法書の贈り物は 6* では今より少なく、5* では今より多かった。[6]
- 0.27 で、シフ・ムーナが贈り物をくれるペースが全体的に遅くなった。以前の贈り物のタイムアウトは
39 + (2d19)/2だったが、今は贈られた呪文の数で決まる。さらに、タイムアウトが 0 になったあとに贈り物を受け取る確率も下がった。シフ・ムーナの信徒の信仰心を上がりやすくするための変更だ(贈り物があると信仰心の上がり方が鈍るため)。魔法書そのものも調整され、シフ・ムーナのランダムアーティファクト魔法書の大きさは変わらなかったが、通常の魔法書は小さくなった。 - 0.27 より前は、シフ・ムーナは殲滅の魔法書、グラン・グリモア、ネクロノミコンを贈らなかった。
- 0.24 より前は、魔力回復(Channel Energy)は 3* の能力だった。神聖なる魔力(Divine Energy)という 1* の能力があり、一時的に「魔法×」状態になる代わりに、MP が足りなくても呪文を唱えられた。シフ・ムーナは呪文失敗の効果から守ってくれる代わりに、殺害で得られる信仰心は少なめで、魔法スキルを鍛えることでも信仰心が上がった。
- 0.20 より前は、シフ・ムーナの怒りに占術の呪文失敗の効果がそのまま使われていた。その中身は、すでにある怒りの効果と同じものだった。
- 0.19 より前は、神聖なる魔力は存在しなかった。魔力回復は 1* の能力で、
0 - piety/20 - floor(2 * Invocations)の失敗率で即座に1d(2+[Invocations/4])の MP を得られ、100-200 の満腹度を消費した。魔法書の贈り物は 6* からだった。信徒は魔法スキルを鍛えることでしか信仰心を得られず、シフ・ムーナは魔法書を破壊されるのを嫌った。シフ・ムーナの懺悔を受ける方法は、これしかなかった。 - 0.15 より前は、シフ・ムーナの怒りによって呪文を強制的に忘れさせられることがあった。
出典
- ↑ ability.cc:2934 (0.30.0)
- ↑ randbook.cc:537 (0.29.1)
- ↑ religion.cc:1539 (0.29.1)
- ↑ Make Sif abilities care about Spellcasting instead of Invocations (0.35-g50cffbf)
- ↑ Weight Sif books to the player's skill a little less (0.35-gbb628fd)
- ↑ 贈り物の式は、
1d(piety) ≥ 102なら 50% で贈る、から、1d(piety) ≥ 122なら 75% で贈る、に変わった。なので厳密には、信仰心 164 以下では以前のほうが贈り物が多かった。
| 神 | |
|---|---|
| 善 | エリヴィロン • ジン • 輝けるもの |
| 中立 | アシェンザリ • ケイブリアドス • ディスメノス • フェダス・マダシュ • ゴザーグ・イム・サゴーズ • ヘプリアクルカナ • イグニス • オカワル • クァズラル • ルー • シフ・ムーナ • トログ • ウスカヤー • ヴェフメット • ウー・ジアン |
| 混沌 | ジーヴァ • ネメレクス・ソベー • ゾム |
| 邪悪 | ベオ • キクバークッグァ • ルゴヌ * • マクレブ * • イレデレンヌル * 混沌かつ邪悪 |