ネメレクス・ソベー Nemelex Xobeh
英語版 CrawlWiki の記事「Nemelex Xobeh」(0.34 向け、2026-09-28 版)の翻訳です。原文の著者は編集履歴をご覧ください。
| ネメレクスは奇妙で予想の付かないトリックスターの神であり、その力は悪魔の体液で描かれた魔法のカードの束を通じて発揮される。信徒は迷宮を進むにつれてカードのデッキを授かり、神の助けを得るためにカードを信じることが奨励される。とはいえトリックスターは、幸運が勇者に味方するようにもしてくれる。
トリックスターの信徒は、カードを使うときに運命に干渉するさまざまな方法を得る。カードの効果は、信仰心が高く、祈祷スキルが高いほど強力になる。のちに信徒はカードを操作する強力な能力を得る。引いた3枚のカードから1枚を選んだり、複数のカードの効果を一度に得たり、最終的にはデッキを積み込んでその中身を並べ替えたりすることができる。 ネメレクス・ソベーは、あなたが世界を探索することを好む。 ネメレクス・ソベーの能力とカードの効果の強さは、祈祷スキルに左右される。 |
目次
種族による制限
好む行い
- 世界を探索すること。
嫌う行い
- 何もしないこと: 平均して700ターンごとに信仰心が1減る(20ターンごとに1/35の確率)。
- 棄教。
贈り物
信仰心が 1* になると、ネメレクスは強力な効果を持つカードを頻繁に授けてくれるようになる。カードは信仰心が上がるのに合わせて授かり、破壊のデッキ、脱出のデッキ、召喚のデッキのいずれかに入る。
贈り物として授かるカードの種類ごとの確率は次のとおり。[1]
一度に授かるカードは4〜13枚で、[2]デッキの上限を超えた分は失われる。
ネメレクスの贈り物のタイムアウトは 4 + (2d9)/2 だ。[3]これは、次の贈り物が検討されるまでに稼がなければならない信仰心の量を表す。贈り物のタイムアウトが0になったあとは、信仰心を得るたびに (piety - 29) / 600 の確率でカードを授かる。[4]最初の贈り物だけは12倍速く授かる。
カードの仕組み
プレイヤーが引くカードの威力は、祈祷スキルと信仰心で決まる。計算式は power = (piety × (Invocations + 25) / 27) + (9 × Invocations) + (1.5 × piety) だ。[5]この威力はさらに「威力段階」に換算される。威力段階は0から始まり、最大で2回上がる。威力段階が1上がる判定は2回あり、成功率はそれぞれ power / 900 と power / 2700 だ。[6]
威力はカードの強さを、威力段階は効果のランクを決める。たとえば球体のカードでは、威力が上がると球体1発あたりのダメージが増え、威力段階が上がると球体の数が増える。
授かる能力
ネメレクスの能力はどれも、カードを操ったり制御したりするものだ。信仰心が高まるにつれて、ネメレクスはさらにカードを授けてくれる。
信仰心 -: 『アイテム収拾人』
- さあ、どれでも1枚お引きを(Pick a card, any card): 力のデッキからカードを引ける。効果はデッキの種類に応じてランダムに決まる。1枚引くのに1ターンかかり、そのカードはデッキから取り除かれる。ほかにコストはない。
信仰心 *: 『道化』
- 新しい能力はない。
信仰心 **: 『占い師』
- 新しい能力はない。
信仰心 ***: 『予言者』
- トリプル・ドロー: 好きなデッキから3枚引いて中身を確かめ、どれを使うかを選ぶ。残りの2枚は捨てられる。デッキに2枚しか残っていなければ、その2枚だけが表示される。1枚しか残っていなければ普通に引いたのと同じように使われるが、能力のコストはいつもどおりかかる。(2 MP、信仰心6〜9)
- 見たカードがどれも気に入らなくても、どれか1枚は必ず引かなければならない。一度見てしまったら、取りやめる方法はない。
信仰心 ****: 『カードの魔術師』
- ディール・フォー: デッキを1つ選び、1ターンでそこから4枚を引く。(8 MP、信仰心4〜6)
信仰心 *****: 『イカサマ師』
- スタック・ファイブ: 使えるデッキから好きなように5枚を引き、好きな順番に並べる。この5枚は別のデッキとして取っておかれ、ほかのデッキと同じように引ける。積み札は一度に1つしか持てない。(5 MP、信仰心10〜15)
信仰心 ******: 『運命を手にする者』
- 新しい能力はない。
カード
詳しくは: カード
| デッキ | ネメレクスのカード |
|---|---|
| 破壊のデッキ | 堕落 • 球体 • 苦痛 • 嵐 • 硫酸 • 暴走 |
| 脱出のデッキ | 雲烟 • 霊薬 • 放浪 • 玄室 • 加速 |
| 召喚のデッキ | 舞踏 • 元素 • 幻影 • 群れ • 五芒星 • 野伏 |
| 懲罰のデッキ | 豚 • 拷問 • 亡霊 • 憤怒 |
懲罰
| ネメレクス・ソベーは棄教を喜ばず、不忠義な信徒に恐るべき懲罰をもたらす!
ネメレクス・ソベーを見捨てた者は、授かったデッキをただちにすべて取り上げられる。また、定期的に懲罰のデッキからカードを引かされ、生命力の吸収、苦痛、変身など、さまざまな不快な効果を受けるうえ、他の神々も怒りを下すのに手を貸すよう呼び寄せられる。 ネメレクス・ソベーの怒りは比較的長く続く。 |
ネメレクス・ソベーを棄教すると、贖罪のカウンターが50になり、すべてのデッキがただちに使えなくなる。あとで信仰し直しても、デッキはまた空の状態から始まる。
贖罪の途上にある間、ネメレクス・ソベーはときおり懲罰のデッキからカードを引いてあなたを罰する。引かれるのは次のいずれかだ(確率はどれも同じ)。
- 豚: 一時的に豚へと変化させられる。
- 拷問: あなたのいる場所で苦痛の紋章が発動する。
- 亡霊: あなたをひどく衰弱させる。負のエネルギーへの耐性があれば軽くなり、完全な耐性(rN+++)があれば無効になる。
- 憤怒: ネメレクス以外のランダムな神の神罰を受ける。
戦略
ネメレクスは強力な能力を幅広く授けてくれる。ほかの神の能力と比べると、ネメレクスのカードはとにかく数が多い。頻繁に授かるうえ、(52枚まで)貯めておけて、使っても信仰心が減らない。中でも召喚は Crawl ではとても強く、召喚のカードはトログやマクレブなどの似たような能力よりも安上がりだ。
カードを出し惜しみしすぎないこと。各デッキの上限を超えて授かったカードは無駄になってしまう。授かるカードが多いぶん、祈祷を鍛える恩恵はとても大きい。スキル適性が高いに越したことはないが、祈祷が得意でなくてもネメレクスは十分に役立つ。
デッキの運任せなところに尻込みするかもしれないが、配り手はあなた自身であり、デッキを自分に有利なように積み込めることを忘れないでほしい。ネメレクスの能力は、その名もずばりスタック・ファイブ(積み込み5枚)という 5* の能力も含めて、どれも結果を操ることができる。カードを1枚ずつ自分で引くときでも、どのデッキからいつ引くかは自分で決められる。
ネメレクスのカードは使い手を傷つけることもあるので、使う前には用心しよう(特に序盤は、たとえば敵対的な召喚獣が現れたときに打つ手がほとんどない)。そのため、勝率100%を目指すならネメレクスはやや不向きだ。
能力の使い方
- ディール・フォーはいざというときの切り札だ。1ターンで4枚引けて、コストは信仰心だけ(あとは4枚のカードと 8 MP)。召喚を引けばまず味方に囲まれるし、破壊を引けば強敵にも群れにもよく効く。脱出を引けば、必要な何かが手に入る見込みが高い(玄室のカードには気をつけること)。
- トリプル・ドローは、その場の状況にいちばん合ったカードを選ぶのに役立つ。破壊のデッキの堕落のカードを間の悪いときに引くと、そこそこ危険なモンスターの群れを、もっとずっと厄介なものに変えてしまうこともある。この能力を使ったら3枚のうち1枚を必ず選ばなければならず、トリプル・ドローを取り消すことはできない点を覚えておこう。
- ただし、破壊のデッキのカードのような対象を指定する効果なら、その狙いを付ける段階で取り消せる。それでも信仰心とカードは消費される。
- スタック・ファイブは信仰心をそれなりに消費するが、何が起こるかを正確に知ったうえで戦いに臨めるのはとても価値がある。
- デッキがすべて満杯のときに、5枚を「消費」する手段にもなる。積み札は通常の52枚の上限を超えて持てる。
デッキにはいくらか危険もあるが、それほど多くはない。脱出のデッキには玄室のカードがあり、自分の周りのマスを塞ぐが、モンスターのいるマスだけは塞がない。破壊のデッキには堕落のカードがあり、たいていは弱いモンスターに変えるものの、その際に HP を回復させてしまう。浮遊する巨大眼球のような、HD は低いのに厄介なモンスターを生み出すこともある。召喚のデッキには五芒星のカードがあり、わずかな確率で敵対的な悪魔を召喚する。ほかのカードはほぼ完全に安全だ。
小技
- トリプル・ドローやスタック・ファイブを使っている最中に ? を押すと、候補のカードそれぞれの効果をすぐに確かめられる。
- 召喚のデッキで呼び出されるもののうち、一部は敵対した状態で現れることがある(ほとんどは味方だ)。この確率は祈祷スキルが上がるほど下がる。敵対したものが出ても、たいていは味方の召喚獣だけで十分に片づけられる。
- 破壊のカードは召喚より先に使うようにしよう。範囲攻撃のカードを引くと自分の召喚獣まで傷つき、消えてしまう。
関連項目
変更履歴
- 0.32より前は、ネメレクスは混沌の神とはみなされていなかった。
- 0.26より前は、デッキの贈り物がもっと低い信仰心から始まっていた。0.26 からは縦穴のカードが削除され、放浪のカードで自分が追放されることもなくなった。
- 0.25より前は、静寂状態でもネメレクスのカードの能力を使えた。
- 0.23より前は、デッキは神の専用能力ではなく、発動して使うアイテムだった。
- 0.19より前は、デッキとカードの種類がずっと多かった。ネメレクスの力には発動スキルが使われ、祈祷スキルは関係なかった。鑑定の巻物でデッキを鑑定することもできた。
- 0.16より前は、ネメレクスはドロー・ワン(Draw One)とピーク・アット・ツー(Peek at Two)という2つの能力も授けていた。
- 0.15より前は、いろいろな種類のアイテムを生贄に捧げて信仰心を得ていた。ネメレクスが授けるデッキの種類は、種類ごとに捧げたアイテムの数で決まった。
- 0.14より前は、授かるデッキの種類は生贄に捧げているアイテムの種類で決まっていた。また、迷宮のデッキ(deck of dungeons)も贈り物の候補に入っていた。
- 0.11より前は、ディール・フォーはマーク・フォー(Mark Four)という名前で、デッキの中の何枚かのカードを覗いて鑑定する能力だった。
- 0.10より前は、時間が経つだけで贈り物のタイムアウトが減っていった。
- 0.3より前は、ネメレクスの信徒はアイテムを生贄に捧げるための持ち運べる祭壇を使えた。この祭壇は最初の贈り物として授けられた。
出典
- ↑ decks.cc:300 (0.30.1)
- ↑ decks.h:22 (0.30.1)
- ↑ religion.cc:1222 (0.30.1)
- ↑ religion.cc:1209 (0.30.1)
- ↑ decks.cc:1608 (0.30.1)
- ↑ decks.cc:1006 (0.30.1)
| 神 | |
|---|---|
| 善 | エリヴィロン • ジン • 輝けるもの |
| 中立 | アシェンザリ • ケイブリアドス • ディスメノス • フェダス・マダシュ • ゴザーグ・イム・サゴーズ • ヘプリアクルカナ • イグニス • オカワル • クァズラル • ルー • シフ・ムーナ • トログ • ウスカヤー • ヴェフメット • ウー・ジアン |
| 混沌 | ジーヴァ • ネメレクス・ソベー • ゾム |
| 邪悪 | ベオ • キクバークッグァ • ルゴヌ * • マクレブ * • イレデレンヌル * 混沌かつ邪悪 |