エリヴィロン Elyvilon
英語版 CrawlWiki の記事「Elyvilon」(0.32 向け、2026-10-08 版)の翻訳です。原文の著者は編集履歴をご覧ください。
この記事は 0.32 の時点の内容で、最新の 0.34 とは違うところがあるかもしれません。
| 癒し手エリヴィロンは他者を助けようとするすべての良き魂を喜んで迎える。それぞれの信徒は、流血沙汰を避けるための強力な癒しの力の授与を期待できる。エリヴィロンはダンジョンの探索を喜ぶ。エリヴィロンの信徒は信心深さをいくらか保ったまま輝けるものやジンに改宗することができる。
癒し手は信徒に、自身の傷やその他の悪い効果を癒すいくつかの手段を授ける。また信徒は、敵対するモンスターをなだめて中立にしようと試みることもできる。エリヴィロンは信徒の生命を救うために直接介入することがあり、最近そのような介入がなかった場合、特に敬虔な信徒への致命の一撃を確実に防ぐ。またエリヴィロンは、ときおり信徒の味方を死から守ることもある。 エリヴィロンは、あなたが世界を探索することを好む。 エリヴィロンは、邪悪な魔法やアイテムを使うこと、敵対的でない聖なる存在を攻撃すること、中立なるものを攻撃すること、従者を攻撃すること、敵対的でない聖なる存在を殺すことを特に嫌う。 |
種族による制限
好む行い
- 世界を探索すること。
嫌う行い
- 何もしないこと: 平均して700ターンごとに信仰心が1減る(20ターンごとに1/35の確率)。
- 死霊術や不浄の呪文を唱えること。(懺悔)
- 邪悪なアイテムだと知っていて使うこと。(懺悔)
- 仲間や中立の存在を攻撃すること。(懺悔)
- 敵対的でない聖なる存在を攻撃したり殺したりすること。(懺悔)
- 死のタリスマンを使うこと。(破門)
授かる能力
信仰心 -: 『開業医』
- 危害からの守り - 本来なら死ぬはずの攻撃を、エリヴィロンが打ち消してくれることがある。懺悔中でも起こりうる。確率は信仰心で決まり、ほかの善神よりかなり高い。信仰心0で10%から始まり、信仰心 6* で確実になる。これが起きるとたいてい、信仰心によって長さが決まるタイムアウトが始まり、そのあいだは命を救われる確率が大きく下がる。詳しくは下を参照。(常時効果、コストなし)
信仰心 *: 『慰める者』
信仰心 **: 『癒す者』
- 他者の治癒 - 対象のモンスターの HP が
2d(10 + Invocations/3) + (Invocations/3) + 8回復する。(2 MP、信仰心 2〜4)
- 敵対するモンスターにこの能力を使うと、なだめられることがある。そうなれば、倒したときと同じだけの経験値が手に入る。試みるたびに、あなたの「回復係数」とその生き物の最大 HP が比べられる。この判定に勝てばその生き物はなだめられ、いちばん近い上り階段から去っていく。なお、なだめられないモンスターもいる。
- 回復係数は 0 から
(Invocations + 1)×(HP_healed)/3までの乱数だ。HP_healed は、モンスターの HP が満タンであっても、回復したはずの量で計算される。つまり、HP が満タンのモンスターも HP が1%しかないモンスターも、なだめられる確率は同じだ。さらに、回復係数にはモンスターの種類に応じた倍率がかかる。
モンスター 係数の倍率 動物 ×3 聖なる存在 ×1.5 その他の人型 ×1 アンデッド ×0.75 悪魔 ×0.6 心を持たない ×0 (不可能)
- 次の表は、祈祷スキルごとに、なだめられる見込みのあるモンスターの最大 HP を示したものだ。
祈祷 最大 HP: 人間並みの知性 最大 HP: 動物並みの知性 0 3 9 6 27 81 12 58 175 18 98 294 27 173 518
信仰心 ***: 『修繕者』
- 自己治癒 - HP が
2d(10 + Invocations/3) + (Invocations/3) + 8回復する。(2 MP、信仰心 3〜5)
- 次の表は、祈祷スキルごとの回復量を示したものだ。
祈祷 回復量 0 2d10 + 8 10-28 6 2d12 + 10 12-34 12 2d14 + 12 14-40 18 2d16 + 14 16-46 27 2d19 + 17 19-55
信仰心 ****: 『平和主義者』
- 新しい能力はない。
信仰心 *****: 『[種族]の浄罪者』
- 神秘の活力 - 最大 HP と最大 MP を
5×(1 + (Invocations/3))パーセント増やす。効果は40 + (2.5×Invocations)ターン続く。現在の HP と MP も同じ割合だけ増える。混乱していても使える。(信仰心 6〜9)
信仰心 ******: 『生命を司る者』
- タイムアウト中でなければ、命が必ず救われるようになる。
懲罰
| エリヴィロンは自らの元を去る者を赦す。ただし、後に邪悪な神へと改宗した者には懲罰が加えられる。(キクバークッグァ、イレデレンヌル、マクレブ、ルゴヌ、ベオ、ディスメノスは邪悪な神々である)
エリヴィロンは怒りで知られる神ではない。とはいえ、エリヴィロンの憤りを買った者は、癒し手がときおり敵を死から守ってしまうことに気づくだろう。 エリヴィロンの怒りは比較的長く続く。 |
エリヴィロンがあなたに懲罰を加えるのは、邪悪な神(ベオ、ディスメノス、イレデレンヌル、ルゴヌ、キクバークッグァ、マクレブ)に改宗したときだけだ。ほかの神に乗り換えても、エリヴィロンの戒律を破っても怒りは買わない。ジンか輝けるものに改宗すれば、信仰心の半分が引き継がれる。
懲罰として、エリヴィロンは、あなたやあなたの仲間がとどめを刺そうとしている敵対モンスターをときどき回復させてしまう。ただし、触手や、あなたより弱い敵はたいてい回復されない。
戦略
エリヴィロンは比較的単純な神だ。他者の治癒も自己治癒も頼れる「非常ボタン」で、たいていの窮地から助け出してくれる。エリヴィロンの能力は地味に見えるかもしれない(ルーの黙示録やルゴヌの階層の崩壊のような能力はない)が、それでも十分に強力だ。
エリヴィロンは、邪悪な神に乗り換えない限り神罰を下さない。だから、信仰したい神がまだ見つかっていないなら、それまでのつなぎにエリヴィロンを信仰しておくのも手だ。
能力の使い方
- 聖杯の清めは、さまざまな状態異常から救ってくれる。たとえばバジリスクにはこの能力で対抗できる。また、すべての能力値を最大値まで戻すので、堕落の薬の効果を打ち消したり、能力値ゼロから救い出したりもできる。
- 他者の治癒は、実のところ一撃必殺の攻撃だ。敵のモンスターに効けば、そのモンスターはもう攻撃してこない(あなたが行く手をふさいでいなければ)。気づかれる前に脅威をなだめてしまうこともできる。回復係数の仕組みから、他者の治癒はヒドラ、ドラゴン、棘の狩人のような動物にいちばんよく効く。
- 自己治癒は、何度でも使える怪我の治療の薬だ。とても便利で、次のターンに死ぬところを救ってくれることもある。
- 神秘の活力はステータスを強化する能力だ。危険なモンスターと戦う前に先手を打って使おう。いざというときに HP と MP を少し回復するのにも使える。
命を救う仕組み
エリヴィロンの危害からの守りには命を救う仕組みが2つあり、それぞれ働き方が違う。HP が0になりそうになるたびに、エリヴィロンは次のようにして命を救おうとする。[1]
- まず、善神に共通の、命を救う確率の判定がある。この確率はほかの善神と同じで、信仰心0での10%から 6* での26%まで直線的に増える。これに成功すれば命が救われ、タイムアウトは起きない。
- 失敗したときは、まだタイムアウト中でなければ、エリヴィロンが
piety/160の確率で命を救い、タイムアウトが始まる。タイムアウトは、探索で信仰心を20〜30得るまで続く。
どちらで救われたのかは、プレイヤーには一切知らされない。1つ目の、善神に共通の確率は、タイムアウト中でも働く。命が救われても防がれるのは最後の致命的な一撃だけで、同じターンのほかのダメージで死ぬことはある。そのため、1ターンに何度もダメージを受ける状況では当てにできない。
まとめると、エリヴィロンが最近介入するたびに、命を救ってもらえる確率は大きく下がっていく。下の表は、信仰心の区切りごとに、最近の介入の回数に応じた確率をいくつか示したものだ。最後の行は確率の絶対的な下限で、ほかの善神が命を救う確率と同じだ。
| 最近の介入の回数 \ 信仰心 | 15 (信仰) | 30 (*.....) | 50 (**....) | 75 (***...) | 100 (****..) | 120 (*****.) | 160 (******) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 0 | 19.8% | 29.3% | 41.6% | 56.2% | 70% | 80.5% | 100% |
| 1 | 16.3% | 20.2% | 24.6% | 29.5% | 34.3% | 38.0% | 45.2% |
| 2 | 14.3% | 16.2% | 18.5% | 21.3% | 24.1% | 26.4% | 31.0% |
| 3 | 13.1% | 14.4% | 16.2% | 18.7% | 21.2% | 23.2% | 27.3% |
| ∞ | 11.5% | 13% | 15% | 17.5% | 20% | 22% | 26% |
変更履歴
- 0.35では、エリヴィロンの信徒は新しい能力、神の施し(Divine Alms)を授かるようになる。回復と浄化を行い、召喚したしもべの持続時間を少し延ばす能力で、信仰心を消費しない。他者の治癒は鎮静(Pacify)に名前が変わり、敵対するモンスターにしか使えなくなる。神秘の活力は活力のオーラ(Aura of Vigour)に置き換わり、すべての仲間の HP を2倍にする効果が加わる。
- 0.32で、命を救う確率の式が調整された。以前の式はこの版を参照。
- 0.28より前は:
- エリヴィロンの自己治癒は大いなる治癒(Greater Healing)という名前で 4* で使えるようになり、対になる 1* の能力として小さな治癒(Lesser Healing)があった。
- 他者の治癒で生き物をなだめたときの経験値は、倒したときの50%だった。
- 聖杯の清めは 3* の能力で、コストも少し高かった。
- 命を救われる確率を高めるには、信徒が自分から神の守り(Divine Protection)を願う必要があった。この能力を使うと攻撃ができなくなり、命を救われる確率が100%のとき(信仰心 5*)には信仰心が 20+1d20 減った。
- 狂乱したモンスターは「中立」とみなされ、傷つけると懺悔になった。
- 0.26より前は、3柱の善神は共食いを禁じていた。
- 0.25より前は、神の守りが確実に働くのは信仰心120(5*)ではなく130のときだった。
- 0.23より前は、エリヴィロンの信徒はパンデモニウムの君主やプレイヤーの幽霊もなだめられた。
- 0.20より前は、エリヴィロンの怒りでプレイヤーが混乱したり、ランダムな毒の魔術の呪文の失敗が起きたり、所持品のアーティファクトでない武器の強化値が下がったりした。
- 0.19より前は、エリヴィロンの信徒は仲間を死なせると信仰心を失った。
- 0.18より前は、エリヴィロンは昆虫をなだめられなかった。また、プレイヤーと同じ系統の生き物はなだめやすかった。
- 0.16より前は、治癒師の職業を選ぶとエリヴィロンを信仰した状態でゲームを始められた。また、エリヴィロンはなだめる能力を2つ授けていて、信仰心は敵をなだめたり武器を破壊したりして得るものだった。
- 0.13より前は、エリヴィロンは昆虫もなだめられた。
- 0.10より前は、腐敗のダメージだけを治す回復(Restoration)という能力があった。これは聖杯の清めに統合された。
- 0.9より前は、時間とともに信仰心が増え(240ターンごとに+1、150まで)、ジンや輝けるものに乗り換えても怒りを買わなかった。
出典
- ↑ religion.cc:4137 (0.31.0)
| 神 | |
|---|---|
| 善 | エリヴィロン • ジン • 輝けるもの |
| 中立 | アシェンザリ • ケイブリアドス • ディスメノス • フェダス・マダシュ • ゴザーグ・イム・サゴーズ • ヘプリアクルカナ • イグニス • オカワル • クァズラル • ルー • シフ・ムーナ • トログ • ウスカヤー • ヴェフメット • ウー・ジアン |
| 混沌 | ジーヴァ • ネメレクス・ソベー • ゾム |
| 邪悪 | ベオ • キクバークッグァ • ルゴヌ * • マクレブ * • イレデレンヌル * 混沌かつ邪悪 |