プレイヤーの幽霊 Player ghost
英語版 CrawlWiki の記事「Player ghost」(0.34 向け、2026-09-29 版)の翻訳です。原文の著者は編集履歴をご覧ください。
| 不運な冒険者の亡霊。 |
プレイヤーの幽霊は、あなたのキャラクターが死んだときに作られる。ただし、キャラクターがアンデッドの場合と、次の場所で死んだ場合は作られない。迷宮の第1・2階、諸宗派の寺院、アビス、魔術師の研究所、塩の荒野[1]。死者の都というポータルの目玉はこの幽霊たちだ。
幽霊のヴォールト
プレイヤーの幽霊は、死者の都にある幽霊のヴォールト(ghost vault)に閉じ込められた状態で現れる。死者の都ひとつにつき幽霊のヴォールトは3つある。どのヴォールトにも1体以上の幽霊がいて、ほかのモンスターも一緒に入っている。そのモンスターは、負のエネルギーやアンデッドにちなんだものか、死者の都が出現した分岐にちなんだものであることが多い。戦利品とモンスターの手強さは、死者の都が出現した階の深さに応じて変わる。モンスターと戦利品はいつも転送装置かルーンで封印された扉の向こうにあり、透明な壁ごしに見えるので、ヴォールトに挑むかどうかは中身を見てから決められる。
プレイヤーの幽霊は、ジグラットの負のエネルギーの階にも現れる。こちらはヴォールトの中ではなく、フロアをうろついている。
幽霊の選ばれ方
幽霊のヴォールトが生成されると、(ヴォールトによるが)最大5体の幽霊が置かれる。幽霊は次の順で選ばれる。
- その階の幽霊ファイルがあれば、それを使う。同じインストール環境(オフライン)か同じオンラインサーバーで、以前に誰かがその階で死んだときに作られたものだ。プレイヤーがこの幽霊を倒すと、幽霊ファイルは消される。
- それが無ければ、「パーマストア(permastore)」にその分岐の幽霊ファイルがあれば、それを使う。パーマストアには汎用の幽霊がいくつも入っていて、もとは 0.33 のときにいくつかのオンラインサーバーで出た死亡から取られたものだ。パーマストアから作られた幽霊の名前はいつもランダムに付けられる。パーマストアは幽霊を階ごとではなく分岐ごとに保存している。
- その階の幽霊ファイルも、その分岐のパーマストアの幽霊も無いという、ごくまれな場合には、下の「幽霊の性質」の節に書いた性質を持つプレイヤーの複製を使う。このときは、幽霊の説明に「あなたにそっくりだ……不気味だ!」という一文が入る。
幻影
幻影は幻影の召喚の呪文か幻影のカードで作られる。幻影は、下に書いた性質を持つあなたの複製だ。
幽霊の性質
あなたの幽霊が作られるとき、その能力は次のように決まる。[2]
- 最大HP、AC、EV、基本の移動速度は、死んだときのあなたと同じ。
- ヒットダイスの数は、あなたの経験レベルと同じ。
- 冷気・火炎・電撃への耐性は、死んだときのあなたと同じ。
- アンデッドになるので、毒・負のエネルギー・拷問が効かなくなり、そのかわり聖なる攻撃とアンデッドの解呪に弱くなる。
- 実体なしになるので、締め付けと焼夷の炎が効かない。
- あなたが透明なものを見られたなら、幽霊も見える。
- ダメージは、構えていた武器とスキルのレベルで決まる。
- 呪文を覚えていたなら、幽霊は下の手順で選ばれた呪文のいくつかを使える。
- プレイヤーの幽霊の意志力は生前の意志力とは関係がなく、経験レベルをもとに決まる。
幽霊の経験レベルは、説明文の次の形容詞でわかる。
| 幽霊の説明 | 経験レベル |
|---|---|
| ひよっこ | 1〜3 |
| 素人 | 4〜6 |
| 新米 | 7〜10 |
| 一人前 | 11〜15 |
| 熟練 | 16〜21 |
| 古参 | 22〜25 |
| 達人 | 26 |
| 伝説的 | 27 |
呪文の選ばれ方
プレイヤーの幽霊がプレイヤーの呪文を写し取るのは、その呪文にモンスター版があり、幽霊に引き継がれない呪文という印が付いていない場合だ。幽霊がその呪文を持つ確率は、プレイヤーの呪文の成功率から ([50-failure]/50)^2 で決まる。たとえば失敗率20%の呪文なら ([50 - 20]/50)^2、つまり 900/2500 で、36%の確率で幽霊に加わる。失敗率0%の呪文は必ず加わり、失敗率が50%を超える呪文は加わらない。この方法で幽霊が覚える呪文の数に上限はない。
また、プレイヤーの幽霊が覚えると少し変わる呪文がある。ドラゴンの呼び声はドラゴンの召喚に、俊足は疾走(Sprint)に変わる。
小技
幽霊のヴォールトと中のプレイヤーの幽霊は非常に危険なことがあり、その深さで出るユニークのうち最も危ないものに並ぶことも多い。対処のしかたはいくつかある。
- ヴォールトに入る前に、x で幽霊を調べれば、種族・職業・HP・防御・耐性・ダメージ・武器のブランド・呪文がわかる。これで幽霊との戦いがどれほど厳しいかを判断し、いつなら安全に入れるかを見極められる。
- アンデッドの解呪を持っていれば、幽霊の防御をまるごと無視して手早く片付けられる。後半の幽霊はたいていのモンスターよりずっと防御が高いことが多いので、特に役に立つ。アンデッドをテーマにした幽霊のヴォールトもあり、そこではほかの敵もこの呪文でかなり楽になる。
- ヴォールトの戦利品を見て、消耗品を一つ二つ使ってまで挑む価値があるか考えよう。獲得の巻物や、どうしても欲しいアーティファクトの武器・防具が入っているなら、消耗品をいくつか使ってでも挑む価値はある。逆に、石ころと役に立たないアイテムがいくつかあるだけなら、開ける価値があることはずっと少ない。
変更履歴
- 0.33 より前は、いま死者の都に生成される幽霊のヴォールトが通常の階のあちこちに生成されていたので、プレイヤーはいつヴォールトに挑むかを選べた。プレイヤーの幽霊は種族にかかわらず移動速度が常に100%で、混沌のブランドを持つことは禁じられていた。また、パーマストアが更新された。
- 0.25 より前は、ジグラットにプレイヤーの幽霊がテーマの階は無かった。
- 0.23 より前は、エリヴィロンの信者がプレイヤーの幽霊を鎮められた。
- 0.22 で幽霊のしくみが大きく作り直された。それまでの版には幽霊のヴォールトが無く、プレイヤーの幽霊は囲いの無い状態で階に現れた。使える幽霊ファイルがある有効な階なら、どこでも33%の確率で幽霊が出た。そのため、幽霊は迷宮の序盤と獣の棲み処でほかのどこよりもずっとよく出た。ほとんどのプレイヤーはそのあたりで死ぬので、幽霊ファイルの大半がゲームの序盤で作られるからだ。また、幽霊は階段を使えなかった。ランダムな名前の幽霊を集めた「パーマストア」も無かったので、幽霊ファイルが無ければ幽霊は出なかった(オフライン版を新しくインストールした直後はたいていそうだった)。
- 0.21 より前は、プレイヤーの幽霊の速度はプレイヤーの種族に左右され、幽霊は混沌の武器を構えることができた。
- 0.20 より前は、成体のドラコニアンの幽霊は衰弱のブレスを吐いた。
- 0.17 より前は、闇ドワーフのプレイヤーの幽霊は HP が自然回復しなかった。
出典
- ↑ ghost.cc:1215 (0.33.0)
- ↑ ghost.cc:426 (0.34.1)