徒手格闘 Unarmed Combat
英語版 CrawlWiki の記事「Unarmed Combat」(0.32 向け、2026-01-21 版)の翻訳です。原文の著者は編集履歴をご覧ください。
この記事は 0.32 の時点の内容で、最新の 0.34 とは違うところがあるかもしれません。
徒手格闘(UC)スキルは、キャラクターの拳、爪、触手など、前肢で繰り出す攻撃すべての効き目を左右する。素手の攻撃のダメージ、命中、速さが上がる。補助攻撃は強くならないが、盾を持っていないときに出る副手のパンチだけは例外だ。
拳にはふつう武器のブランドが乗らないし、アーティファクトの特性も当然ない。そのかわり、徒手格闘を鍛えると基本ダメージに特別なボーナスが付き、タリスマンによる変身の恩恵も受けられる。
スキル適性
| At | Ba | Co | DE | Dg | Ds | Dj | Dr | Fe | Fo | GC | Gr | Gn | Hu | Ko | Mf | Mi | MD | Mu | Na | Op | On | Po | Re | Sp | Te | Tr | VS |
| -1 | 1 | -1 | -2 | -1 | -1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 8 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | -2 | 0 | 0 | -1 | -3 | 1 | -2 | 1 | 0 | 0 |
基本情報
基本性能
何もなければ、徒手格闘の基本ダメージは 3、命中は +6、基本ディレイは 1.0ターン(1.0 decaAut)、最小ディレイは 0.5ターン(スキル 27 で到達)だ。徒手格闘そのものはほかの近接武器と同じように働くが、拳はふつうのやり方では強化もできないしブランドも付けられない。
徒手格闘で戦っているときは、多重攻撃で攻撃できる相手の数が半分になり、爆発の触媒のダメージの式も変わる。
スキルによるボーナス
徒手格闘のスキルレベルが上がったときの効果は、ほかの武器スキルとは違う。
- ダメージ: ふつうの武器スキルはレベルごとに +2% だが、徒手格闘はレベルごとに基本ダメージが +1 され、それに腕力と戦闘スキルの倍率がかかる。
- 攻撃速度: 素手のディレイは 1.0 から始まり、スキル 27 で最小ディレイの 0.5 に届く。つまり徒手格闘が 5.4 レベル上がるごとに攻撃のディレイが 0.1ターン縮み、1 レベルあたりでは約 0.0185ターン縮む計算だ。これはふつうの武器より効きが悪い。ほかの武器と同じく、この値は重み付きのやり方で小数第 1 位に丸められる。
- 副手のパンチのダメージと、それが出る確率が上がる。
- 命中の上がり方はほかの武器スキルと同じ(1 レベルにつき命中 +0.5)。
副手のパンチ
副手のパンチは補助攻撃の一種だ。ほとんどの種族は副手が空いていないとこのパンチを出せない。つまり盾を持たず、両手武器も構えていない状態でなければならない。また、流転や大蛇に変身しているあいだもパンチは出ない。オクトポードは副手のパンチのかわりに触手の一撃を繰り出し、こちらは副手がふさがっていても出ることがある。
副手のパンチ(または触手の一撃)が使えるなら、徒手格闘スキルを上げるほど出やすくなる。スキル 0 では攻撃ごとに 5% の確率でパンチが出て、スキル 27 では 50% になる。上がり方は直線的で、スキルが 1 レベル上がるごとにパンチの出る確率が 1.67% ずつ増える。
副手のパンチのダメージは次のとおり。[1]
5 + (UC / 2) + 1d3 × 爪の段階 + 6(刃の手に変身中)
ダメージの補正
徒手格闘の基本ダメージは、ほとんどの変身と、爪の変異で変わる。さらに、多くの変身にはそれ以外の特殊な効果もある。
一般的な補正
| 条件 | ダメージ | 特殊効果 |
|---|---|---|
| 基本ダメージ | 3 | なし |
| 爪 | +2 × 段階 | 手袋を着けていると無効 レヴナント: 爪 1、トロル: 爪 3 |
| フェリッド | 5 | 急所攻撃に向く |
タリスマンによる変身:
| 変身 | ダメージ | スキルの範囲 | 特殊効果 |
|---|---|---|---|
| 基本(変身なし) | 3 | ||
| 大口 | 5 | 噛みつきの補助攻撃 | |
| ヤク | 7 | 壁の近くで攻撃すると冷気のダメージを与える | |
| 刃の手 | 15-23 | 12-20 | 副手のパンチが強くなる |
| 蟹 | 8-13 | 12-20 | |
| 蜘蛛 | 3 | 急所攻撃に向く | |
| 大蛇 | 10 | 締めつけ | |
| 竜化 | 17-27 | 17-25 | 表のダメージは爪の分を含む。腕力 +5。補助攻撃あり |
| 石像 | 8 | 近接攻撃のダメージがすべて +50%、速さは 50% 遅くなる。腕力 +7 | |
| 嵐化 | 24-30 | 23-27 | 電撃、薙ぎ払い |
| 死霊化 | 9 | 近接攻撃のすべてで状態異常を与えうる |
スキルで強さが変わる変身では、表のダメージの範囲はそれぞれスキルの下限と上限のときの値だ。スキルが下限に届いていなければ、そのぶんダメージが下がる。
| 変身 | ダメージ | 特殊効果 |
|---|---|---|
| コウモリ | 1 | なし |
| 茸化 | 12 | 混乱 |
| 豚化 | 1 | ダメージに対するスキルの効き目が 1/5 |
| 樹化 | 12 | なし |
| 霧化 | 5 | ダメージの計算に徒手格闘スキルのかわりに (XL/2) を使う |
戦略
徒手格闘には主な長所が三つある。武器を探さなくていいので、ダンジョンの乱数に泣かされることがない。スキルを上げたときの伸びがよく、スキル 27 の素手はゲームでも指折りの強さになる。そして、さまざまなタリスマンによる変身でさらに強くできる。短所は、すでに触れたように拳を強化したりブランドを付けたりできないことと、スキルが低いうちは性能が貧弱なことだ。
スキルによる伸びがどれほどのものかは、比べてみるとよくわかる。スキル 16 の時点では、
- 徒手格闘の基本ダメージは 19 で、攻撃のディレイは 0.7 より少し遅い。
- ブランドなしの +0 のモーニングスターは(鈍器スキルを込みで)ダメージ 17、ディレイ 0.7 で攻撃できる。そのうえモーニングスターは強化できるしブランドも付く。このスキルレベルなら、+0 のモーニングスターにどんなブランドでもひとつ付いていれば徒手格闘を上回る。
スキルが十分に高ければ、徒手格闘は(変身を考えなくても)最強クラスの両手武器と肩を並べる。だがゲームのかなり長いあいだ、武器を持った相手より弱いか、同じくらいか、せいぜい少し強い程度にとどまる。
基本ダメージの高い変身が多いので、変身をうまく使うだけなら徒手格闘スキルをそこまで鍛えなくてもいい。たとえば竜化は、スキルが下限でも基本ダメージ 17 から始まる。敵を叩きつぶすのに、徒手格闘スキルそのものはさほど要らないわけだ。もちろん、攻撃の命中と速さを上げるために、多少はスキルを鍛えておくべきだ。
変更履歴
- 0.31より前は、徒手格闘の基本の命中は +2 しかなかった。ただし爪を持っているときや、ほとんどの変身中には、隠れた命中のボーナスが付いていた。
- 0.20より前は、一部の変身(刃の手、石像、竜化)では素手のダメージが腕力によって変わった。
- 0.17より前は、胴鎧を着ていると徒手格闘の攻撃のディレイにペナルティがあった。また、トロルの爪は、今はなくなった出血の状態を引き起こすことがあった。
- 0.11より前は、蹄や角を持っていなくても、徒手格闘によって蹴りや頭突きの補助攻撃が出ることがあった。副手のパンチは少し弱かった(
5 + UC/3)。 - 0.7より前は、徒手格闘でパンチ以外の補助攻撃も強くなったので、近接戦闘をするキャラクターなら誰でも鍛える理由があった。
出典
- ↑ melee-attack.cc:1019 (0.30.0)
| スキル | |
|---|---|
| 武器 | 短剣 • 長剣 • 射撃武器 |
| 身体 | 戦闘 • 甲冑 • 躱し身 • 隠密 • 盾 |
| 魔法 | 呪文詠唱 • 祈祷 • 発動 • 変身術 |
| 呪文の系統 | 風の魔術 • 錬金術 • 妖術 • 地の魔術 • 炎の魔術 • 鍛造術 • 呪術 • 氷の魔術 • 死霊術 • 召喚術 • 転位術 |