ベオ Beogh
英語版 CrawlWiki の記事「Beogh」(0.32 向け、2026-01-19 版)の翻訳です。原文の著者は編集履歴をご覧ください。
この記事は 0.32 の時点の内容で、最新の 0.34 とは違うところがあるかもしれません。
| のけ者、追放された者、虐げられた者たちの神であるベオの祭壇が他の宗派の祭壇と並んでいることはめったにないが、居場所を求める者はいつでもベオの宣教師を探し求めることができる。信徒は迷宮の中で多くの友を見いだし、ベオに力を証明した者は、どんな冒険者にも引けを取らない生涯の仲間を得られるかもしれない。ベオを崇拝することは、種族や血筋を超えた力があると信じることである。ベオを崇拝することは、オークになることである。
信徒は迫害者にベオの怒りを下す力を得て、他のオークたちは信徒を自分たちの一員とみなすようになる。特に将来有望な信徒は、ベオの寵愛を争う好敵手たちに襲われることになるが、逃げずにこの試練を乗り越えれば、忠実な仲間を得られる。信徒がベオの名において戦い、復讐を続ける限り、ベオはその仲間を何度でも蘇らせる。真に選ばれし者は、不当な死に報いるため、オークの全軍を奮い立たせることさえできるかもしれない。 ベオは、あなたが生者を殺すこと、あなたが不死者を滅すること、あなたが悪魔を殺すこと、あなたが神聖な存在を殺すこと、あなたが生命を持たぬものを破壊することを好む。ベオは他宗教の司祭を殺すことを特に好む。 ベオはあなたが味方のオークを攻撃することを特に嫌う。 |
のけ者ベオ(Beogh the Outcast)はオークの神で、邪悪な神とされている。
種族による制限
神々の末裔はベオを信仰できない(ほかのどの神も同じだ)。また、ルーのもとで親愛を犠牲にしたキャラクターも、ベオには入信できない。
好む行い
- あなたやあなたの味方が、生者、神聖な存在、アンデッド、悪魔、生命を持たぬものを殺すこと。
- あなたが敵対的な司祭を殺すこと。
嫌う行い
- 何もしないこと: 平均して 340 ターンごとに信仰心が 1 減る(20 ターンごとに 1/17 の確率)。
- 次の行いでも信仰心を失う(または懺悔を課される):
- 味方のオークを攻撃すること。(混乱しているときは気をつけよう!)
- 敵の使徒がいる間に、今いる階を離れること(下を参照)。
祭壇
ベオの祭壇はたいていオークの坑道にあり、迷宮そのものに出ることはまれだ。だが、ベオを信仰するおもな方法は、意識のあるオークの司祭(またはオークの大司祭や聖者ロカ)を見つけることだ。十分に傷ついていて、ほかの神を信仰していなければ、改宗するための能力が('a' で使う能力として)授けられることがある。これまでにベオを棄教したことがなければ、改宗したときに視界にいるオークはすべて中立になる。
ほとんどの神と同じく、ベオのヴォールトはアビスでも見つかるし、寂れた祭壇から信仰することもできる。
授かる能力
信仰心 -: 『改宗者』
- 新しい能力はない。
信仰心 *: 『布教者』
- オークを中立にする - 迷宮で出会ったオークが、姿を見せたときや十分なダメージを与えたときに中立になることがある。確率は信仰心が高いほど上がる。中立になったオークはいちばん近い階段へ向かって迷宮から出ていき、装備を置いていくので、好きなように使える。
- 使徒の招集 - オークの使徒を一瞬で自分のそばに呼び戻せる。この能力が使えるのは使徒を勧誘してからで、勧誘は★3にならないとできないが、一度使えるようになれば★1より上にいるかぎり使える。(2 MP)
信仰心 **: 『司祭』
- 打擲の一撃 - 見えているモンスターなら、どれにでも打擲の一撃を与えられる。ダメージは祈祷スキル 0 で 9〜12 (平均 10) で、祈祷スキル 27 で 9〜72 (平均 40) まで直線的に増える。避けられず、AC を無視し、どんな手段でも抵抗できないが、敵の使徒には効かない。(3 MP、信仰心 2〜3)
信仰心 ***: 『宣教師』
- 使徒の挑戦 - 経験を積むにつれて、ベオが使徒を送り込んで戦いを挑ませてくる。使徒は戦士・魔術師・司祭のいずれかで、HP・装備・呪文はそれまでの挑戦の回数に応じて強くなるが、あなたの XL が上限になる。倒した使徒は、ずっと従う味方として勧誘できる。
- 一度に勧誘しておける使徒は3人までだ。使徒はいつでも解任できる。
- 使徒が死ぬと、あなたが信仰心を得るにつれてベオが生き返らせてくれる。使徒を殺したモンスターを倒せば、生き返るまでの時間が短くなる。これは復讐の状態で示される。復讐を誓った相手のモンスターは、倒れた使徒の死体のそばをうろつくことが多い。使徒は全員がひとまとまりで同時に生き返る。最初の使徒が生き返る前にほかの使徒が死ぬと、両方が生き返るまでの時間が延びる。
- 使徒の回復 - モンスターにダメージを与えるたびに、見えている使徒の1人をベオが回復させてくれることがある。
信仰心 ****: 『福音伝道者』
- 新しい能力はない。
信仰心 *****: 『統一者』
- 水の上を歩く - 深い水脈を普通の床のように渡れる。水上歩行は陸地に着くまで途切れないので、信仰心が下がりすぎても溺れることはない。
- 血には血を: ベオが数ターンかけてオークの味方を呼び出し、あなたを取り囲ませる。視界に敵がいなくなると、呼び出したオークはすぐに消える。この能力は、すぐに
3 + 3 * Invocations / 4体の高レベルのオークをあなたの周りに呼び出す。オークの最大数も祈祷スキルに応じて増え、7 + 3 * Invocations / 4体になる。この能力は、使徒の死体の上に立っているときにしか使えない。(8 MP、信仰心 20〜30)
信仰心 ******: 『救世主』
- 新しい能力はない。
使徒
挑戦が始まると、挑戦者とその従者たちが、あなたの視界の外の近くに置かれる。挑戦者は標的状態のときと同じようにあなたを追跡でき、ベオの御手で力を与えられており(HP、ダメージ、呪文の威力が上がる)、あなた自身の打擲の一撃が効かない。
今いる階を離れると挑戦者は去るが、あなたはそこそこの懺悔を課される。
迷宮:6 に着く前、ポータルのヴォールトの中、ゾットの領域:5、オーブを持っての脱出の最中、懺悔を課されている間は、挑戦が始まらない。
使徒には3つの種類がある:
-
戦士はいちばん頑丈で、肉弾戦にいちばん強い使徒だ。質の高い装備を持っていることがいちばん多い。 -
司祭は耐久力も力もほどほどで、支援や召喚の呪文を持つ。 -
魔術師はいちばん打たれ弱い使徒だが、そのぶん回避が高く、強力な攻撃呪文をいくつも持つ。生まれつき慎重で、後ろに下がって遠くから敵を吹き飛ばそうとする。
種類にかかわらず、どの使徒も水の上を歩け、変化させられることがない。
使徒の呪文
オークの味方は、種類によって違う呪文を持つ。
戦士は呪文を持たないことがいちばん多い。呪文を持つ場合は、闘争の喊声と、肉弾戦に役立つ呪文をもう1つ覚えていることがある:
魔術師は呪文を3つまで覚えている。主な呪文が2つまでと、副次的な呪文が1つだ。主な呪文は(妖術以外の)同じ系統のものになることが多い:
- 主な呪文:
- 副次的な呪文:
司祭は必ず打擲の一撃を覚えていて、ほかに呪文を1つか2つ覚えていることがある。そのうち召喚の呪文は1つまでだ:
- 主な呪文:
- 召喚の呪文:
懲罰
| ベオは棄教を喜ばず、不忠義な信徒に恐るべき懲罰をもたらす!
ベオの御言葉を冒涜する者にはオークの戦士の軍勢や電気を帯びた宙を舞う武器によって襲われる。ベオはさらに冒涜者に対し打擲の一撃を振るう。真に罪の重い罪人の場合、ベオの打撃は強烈なものとなるだろう!彼らがまだベオを信仰している場合、その従者たちは彼らを見捨てる。 |
懺悔の間や棄教したあとは、ときどき次のどれかの神罰を受ける[1]:
- 25%: ベオがあなたに打擲の一撃を与える。ダメージは XL に応じて増える。この一撃はとても危険で、すでに深手を負っていれば死ぬこともある。
- 12.5%: 敵対的な宙を舞う武器を1〜2本、永続召喚で呼び出す。この武器は +2 までの強化値と、電撃のブランドを持つ。送られてくる武器は弱いもの(せいぜいハルバードかグレートソード)だが、低レベルのキャラクターには大きな痛手になりうる。
- 62.5%: 永続召喚のオークの軍勢を送り込んでくる。率いるのはより強い、ときには名前のあるオークで、その種類はあなたの経験レベルで決まる。
さらに、まだベオを信仰している者は、懺悔の間、使徒が去ってしまう。
戦略
少なくとも、ベオを信仰すれば、殺されてもおかしくなかったオークの司祭との遭遇を生き延びる手段にはなる。ただ、そのゲームに勝ちたいなら、わざと戦いを挑むのは賢くない。
打擲の一撃は「確定ダメージ」の源として優秀だ。射線も敵のあらゆる防御も無視するので、遠距離攻撃として使いつつ、弱った敵にとどめを刺せる。信仰心をつぎ込み、祈祷に十分な経験値を回す気があるなら、厄介な敵をこれだけで片づけることもできる。
使徒の戦略
使徒は強くならない。あなたが強くなって、より手ごわい挑戦者を倒すようになったら、強い使徒を迎え入れるために前の使徒を解任する必要が出てくるかもしれない。
味方を中心とするほかの神の中には信者の攻撃から味方を守ってくれるものもいるが、ベオは自分の攻撃から使徒を守ってはくれない。使徒の近くで範囲魔法や遠距離攻撃を使うときは気をつけよう。
こぼれ話
- ごく古い版の Crawl では、オークの司祭の打擲の一撃にかかわるコードのコメントに、彼らは B.O.G.(Brian's Orc God、ブライアンのオークの神)の怒りを伝えている、と書かれていた。これがやがて「ベオ(Beogh)」という名前になった。
- ごくまれに、従者のオークに「ユダ」という名前がつくことがある。
変更履歴
- 0.32 でベオは全面的に作り直された。それまでは丘オークしか信仰できず、使徒の挑戦でずっと従う味方を得るのではなく、迷宮で出会ったオークを、姿を見たときか瀕死に追い込んだときに一定の確率でずっと従う味方にできた。★4より上ではベオがこのオークたちの装備を少しずつ良くしてくれ、★5からは名前のあるオークに自分の装備を1つずつ贈れた。血には血をは存在せず、代わりにベオの★6の能力で、死体を残したオークを大量の信仰心と引き換えに生き返らせることができた。
- 0.28 より前は、瀕死のオークが改宗したときに得る HP が少なかった。
- 0.27 より前は、オークが視界に入った次のターンに改宗が起きた。
- また、モンスターはほとんどどの武器でも
(1.0 + base delay) / 2の遅さで攻撃していたが、オークの基本ダメージは高かった。オークの族長にとっては、悪魔の三叉戟どころかスピアでさえ、(ターンあたりで)バルディッシュより強かったということだ。たとえば族長の数値は、+0 のスピアなら (ダメージ 32 + 6、所要時間 1.05、ターンあたり 36.2 ダメージ)、+0 のバルディッシュなら (ダメージ 32 + 18、所要時間 1.5、ターンあたり 33.3 ダメージ) だった。
- 0.19 より前は、ベオが防具と盾の恩恵を大きくしていた。また、信仰心が 120 を下回ると水上歩行がすぐに終わり、そのとき深い水脈や溶岩の上にいればキャラクターは死んだ。オークの像を壊すとベオが怒ることがあった。
- 0.18 より前は、ベオにオークを生き返らせる能力はなかった。代わりに、倒れたオークの死体を「祝福」する(つまり生贄にする)と、ベオがプレイヤーに報いてくれた。また、オークの坑道は4階あって易しく、低レベルのオークが多い代わりに、オークの騎士やオークの戦士のような強いオークは少なかった。
- さらにベオは、プレイヤーが死ぬはずの一撃を
10 + (Piety/10)% の確率で防いでくれた。この守りは信仰心を20 + 1d20減らし、懺悔の間は働かなかった。この版ではバグのせいでこの守りが働かなくなっていたが、ゲーム内のベオの力の説明には、0.31 になってもこの受動的な効果が書かれたままだった。
- 0.17 より前は、打擲の一撃のダメージは祈祷 27 で最大およそ 40 だった。おおよその式は 6 + 1d(5 + Invocation Skill) だった。
- 0.15 より前は、従者に装備を贈ることはできず、ベオも装備の枠が空いている従者にランダムな装備を贈らなかった。
- 0.14 より前はオーク製の装備があり、ベオはオーク製の防具を着ている(とオーク製の近接武器を構えている)ときにだけボーナスを与えていた。
- 0.13 より前は、丘オークの司祭はこの宗教を信仰して始まった。
- 0.12 より前は、オークの従者の招集に時間がかからなかったが、ほかの階からオークの従者を呼び戻すことはできなかった。経験値の分配は 0.12 で加わった。
出典
- ↑ god-wrath.cc:827 (0.32.0)
| 神 | |
|---|---|
| 善 | エリヴィロン • ジン • 輝けるもの |
| 中立 | アシェンザリ • ケイブリアドス • ディスメノス • フェダス・マダシュ • ゴザーグ・イム・サゴーズ • ヘプリアクルカナ • イグニス • オカワル • クァズラル • ルー • シフ・ムーナ • トログ • ウスカヤー • ヴェフメット • ウー・ジアン |
| 混沌 | ジーヴァ • ネメレクス・ソベー • ゾム |
| 邪悪 | ベオ • キクバークッグァ • ルゴヌ * • マクレブ * • イレデレンヌル * 混沌かつ邪悪 |