キクバークッグァ Kikubaaqudgha
英語版 CrawlWiki の記事「Kikubaaqudgha」(0.34 向け、2026-10-08 版)の翻訳です。原文の著者は編集履歴をご覧ください。
| キクバークッグァは恐るべき悪魔の神であり、死の力に耽溺しようとする者たちが仕えている。悪神キクバークッグァは、できる限り多くの生き物に死と破壊をもたらすことを信徒に要求する。それと引き換えに、キクバークッグァは死人使いを志す者に大いなる助力をもたらす。役に立つ死体の供給、暗黒の魔術の知識、そして死霊術の反動からの防護である。
キクバークッグァは死霊術の呪文を授けることで、しもべの死霊術の腕前を高める。キクバークッグァは信徒を死霊術の詠唱失敗や死の呪いの影響から守り、不浄なる苦痛からさえ守ってくれることがある。信徒は死霊術の材料として死にかけの亡者を掘り起こすことができ、破滅の印を発動して敵を害することができる。最終的にキクバークッグァは、最も禁じられた死霊術の魔法の知識を授かるか、武器に苦痛の力を吹き込んでもらうかのどちらかを信徒に選ばせてくれる。 キクバークッグァは、あなたが生者を殺すこと、あなたが不死者を滅すること、あなたが悪魔を殺すこと、あなたが神聖な存在を殺すこと、あなたが生命を持たぬものを破壊することを好む。 キクバークッグァの与える能力は祈祷スキルではなく死霊術スキルに左右される。 |
制限
好む行い
- あなたか、あなたのアンデッドのしもべが、生物・非生物・神聖・アンデッド・悪魔のクリーチャーを殺すこと。(一定の確率で信仰心が1上がる。確率は倒した相手の HD が高いほど上がり、あなたのレベルが高いほど下がる。)
嫌う行い
- 何もしないこと: 平均して340ターンごとに信仰心が1減る(20ターンごとに1/17の確率)。
- 棄教。(懺悔)
授かる能力
信仰心 -: 『痛みを与える者』
- 能力はない。
信仰心 *: 『悲嘆の門弟』
- 亡者の掘り起こし: 死霊術スキルと分岐に応じたランダムなモンスター、つまり亡者を
1d(2 + Necromancy * 5/27)体(1~7体)呼び出す。亡者は敵対モンスター扱いだが行動できず、HP は1、意志力は0で、倒しても経験値は入らない。2~3ターンで死ぬ。死体を蘇らせる材料に使える。(3 MP、信仰心およそ6)
信仰心 **: 『苦痛の商人』
- 死霊術の呪文失敗の効果を
piety/160の確率で防ぐ。この守りの対象になる呪文の説明には「キクバークッグァはこの呪文の使用を支持している。」と書かれる。 - ミイラの死の呪いを、キクバークッグァが完全に防ぐか、強さを50%減らしてくれる。完全に防ぐか50%減らすかは五分五分だ。
信仰心 ***: 『魂の学者』
- 新しい能力はない。
信仰心 ****: 『死の芸術家』
- 拷問からの守り: 拷問と苦悶で受けるダメージがときどき減る。piety/480 の確率でダメージを受けずに済み、それに外れても piety/200 の確率でダメージがランダムな量(最低1)だけ減る。平均のダメージは下の表のとおり。
| 信仰心 | 守りなし | キクの守り | キクの守り + rN+++ |
|---|---|---|---|
| 80 | 50% | 35% | 24.5% |
| 100 | 32.3% | 22.6% | |
| 160 | 20% | 16% |
信仰心 *****: 『絶望の扇動者』
- 破滅の印 - 5x5 の範囲のモンスターに破滅の印を付ける。この印を帯びたものは近接攻撃でダメージを受けるたびに強い衰弱を受け、さらに減速、虚弱、盲目のどれかになることがある。(5 MP、信仰心およそ5)
信仰心 ******: 『暗黒の領主』
- ゲーム中に一度だけ、次のどちらかを選べる。
贈り物
キクバークッグァは信仰心が 1* と 3* に達したときに、半ばランダムに選んだ呪文をまとめて授ける。あなたの種族が唱えられない呪文は決して授けない。最初の贈り物には、亡者の掘り起こしと組み合わせて使える呪文が少なくとも一つは必ず入っている。[1]
信仰心 1* では、死霊の蘇生か斃れし者の遁走曲のどちらか一つに加えて、次の低レベルの死霊術の呪文からランダムに三つを授ける。
信仰心 3* では、次の中レベルの死霊術の呪文からランダムに四つを授ける。
懲罰
| キクバークッグァは棄教を喜ばず、不忠義な信徒に恐るべき懲罰をもたらす!
キクバークッグァの怒りは、死霊術の恐るべき力のすべてをもたらす。犠牲者は、自らの身に恐るべき破滅の印が形作られるのを目にしたり、負のエネルギーへの耐性を無視して破滅をもたらされ、生命力を吸い取られたりする。さらに、キクバークッグァの贈り物は汚れたものとなる。死者は敵として再び起き上がり、怒りを退けようと死霊術の魔法を使う者は、思いもよらないときにその反動を受けることになる。 キクバークッグァの怒りは比較的短い間で収まる。 |
キクバークッグァを棄教すると、あなたが倒した生物・悪魔・神聖の敵が、ときどき敵対するゾンビや幽体や幻像として蘇る。これで懺悔のカウンターは進まない。そのうえ、次のことがときどき起こる。
- あなたに破滅の印がかけられ、近接攻撃を受けるたびに弱体化を受けるようになる。
- 最大 HP の16.7~26.7%ぶん衰弱し、35~50%の破滅を受ける。この衰弱は負のエネルギーへの耐性をまったく無視する。
- すでに最大 HP の50%を超えて衰弱しているときは、衰弱は起こらない。
死霊術の呪文を唱えたときに、キクから罰を受けることもある(確率5%)。呪文は成功するが、呪文失敗の効果もしっかり起こる。これで懺悔のカウンターは進まない。
戦略
キクバークッグァの売りは大きく三つある。アンデッドの味方を大量に用意できること、拷問とミイラの死の呪いから守ってくれること、そして死霊術の知識だ。呪文の贈り物が早く届くので、死人使いにも、死霊術を一から覚えるキャラクターにも役に立つ。拷問からの守りがあり、死のとば口も手に入るかもしれないので、エクステンデッドでも頼りになる。
死霊術を使うにはスキルレベルが要るし、キクは呪文を安定して使えるようになる前に授けてくることが多い。そのため、キクの祭壇がどこにあるかはあまり問題にならない。迷宮:1の寂れた祭壇を運よく引いてもそれほど得ではないし、深い階のオーバーフロー祭壇を待っていても損は小さい。裏を返せば、キクはほかの神ほどすぐには役に立たない。死人使いで始めていなければなおさらだ。
最後の贈り物
6* になると、苦痛のブランドの武器か、死霊術の締めくくりとなる呪文かを選ぶことになる。たいてい中盤のことで、迷いやすい選択だ。苦痛は AC を無視する固定ダメージを強烈に叩き込む。クイックブレードや悪魔の鞭のような攻撃の速い武器ほど恩恵が大きい。呪文のほうは、負のエネルギーが効かない敵を倒す手段と、強力な逃げの手段になる。
どちらの贈り物にするか決めるとき、まず考えるべきは「その贈り物は本当に自分の役に立つのか」だ。
- すでに良い苦痛の武器や強いアーティファクトの武器を持っているなら、苦痛のブランドは無駄になる。それに、苦痛の武器を使うには武器で戦う必要がある。近接戦はそれだけ危険だし、射撃戦はスキルが多く要る(しかも射撃武器の多くは盾と一緒に使えない)。
- 呪文をほとんど、あるいは全部覚えているなら、呪文の贈り物は無駄になる。
どちらも十分に役立つなら、次に考えるべきは「ずっと先で役に立つものと、今を生き延びるのに役立つもの、どちらが欲しいか」だ。
- 苦痛のブランドはすぐに役に立つ。ただし rN+ を持たない相手にしか効かないので、ゾットの領域では心もとなく、悪魔とアンデッドだらけのエクステンデッドでは役に立たない。
- 呪文は唱えられなければまったく役に立たないが、唱えられるようになれば非常に強い。招霊とスカラベの寄生は rN も分類も無視し、ゲーム中のどんな敵にも効く。究極治癒と死のとば口はとても強力な緊急用の呪文だが、ルーン3個のゲームではスキルを上げきるのが少し大変かもしれない。
キャラクターによっては、ほかにも考えることがある。たとえば近接戦や地の魔術を主力にしているキャラクターなら、非生物の敵はそちらで片付けられるので、呪文は要らないかもしれない。
小技
- 亡者の掘り起こしはとんでもなく強力で、数ターンで味方の群れを作り出せる。MP 以外に制限はないので、一度の戦闘で何度も使ってかまわない。信仰心もあまり減らないので、早めに、どんどん使おう。ただ、MP をかなり使ううえに準備に最低でも2ターンかかるので、緊急時の手段としてはいまひとつだ。
- 死の霊媒術の幽体はほかのどの呪文とも併用できる。ただし死霊の蘇生とスカラベの寄生は重ならない。
- 亡者はあなたを中心とした 5x5 の範囲に現れ、最低2ターンは残り、死ぬとあなたの死霊術の効果をどれでも発動させる。
- 死霊の蘇生を使うなら、呪文は亡者を呼ぶ前に唱えても後に唱えてもいい。
- スカラベの寄生を使うなら、次の手順が使える。死の霊媒術をかけておき、亡者の掘り起こしを2回使い、自分のマスを対象にスカラベの寄生を唱える(5x5 の範囲を覆える)。必要ならこれを繰り返す。掘り起こしを3回以上続けて使うと、寄生させる前に1回目の亡者が死んでしまうことがあるので避けたほうがいい。
- 亡者の死は斃れし者の遁走曲の殺害ボーナスにも数えられる。
- 亡者は敵対モンスターとして扱われるので、ほかの敵対モンスターはたいてい亡者を傷つけないようにする。(長くはもたないが)壁役として使える。ただ、思わぬ相互作用には気をつけること。たとえば死人使いは魂の呪縛の呪文で、あなたの亡者をあなたにけしかけてくる。
- キクは神罰の武器を嫌がらない。
- アンデッドのしもべは、あなたが攻撃したり焼き討ちしたりしても敵対しない。
分岐ごとの戦略
信徒は、いくつかの分岐の攻略に特に向いた手段を持っている。キクバークッグァを信仰しているからといって、必要な耐性や XL が足りないままこうした場所に踏み込む理由にはならないが、助けになるのは確かだ。
- スライムの穴ぐら: ボーグンジョルの忌まわしき掌握はここのぬるぬるした化け物には効かないが、スライムがとにかく多いのでアンデッドは作りやすい。幽体以外の味方の物量とロイヤルジェリーの取り巻きをまとめて焼き討ちの巻物で焼くと(拷問の巻物を読んだ後ならなおよい)、驚くほどよく効く。
- 地下墓地と太古の霊廟: キクバークッグァの信徒には、拷問と死の呪いからの守りがこのうえなく心強い。招霊とスカラベの寄生はアンデッドの敵にも効くし、地下墓地ではアンデッドの解呪が単体のアンデッドによく効く。
変更履歴
- 0.34 より前は、キクの怒りには破滅の印ではなく拷問が含まれていた。また、衰弱の効果は今より弱かったが、rN で軽減できた。
- 0.33 より前は、キクの怒りで能力値が減ることがあった。また、拷問からの守りの確率は信仰心160ではなく200で最大になり、上がり方もゆるやかだった。
- 0.32 より前は、5* で授かるのは破滅の印ではなく拷問で、効果は拷問の巻物と同じだった。
- 0.31 より前は、キクの怒りはプレイヤーを衰弱させるのではなく、死の呪いをかけてきた。また、贈り物の呪文の一覧も違っていた。
- 0.30 より前は、キクの亡者の掘り起こしは今より強く(亡者の数は
2 + (Necro * 6/27)体)、信仰心の消費も少なかった。逆に拷問は信仰心の消費が多かった。また、呪文の贈り物も違っていて、特に2回目の贈り物は5つの呪文だった。 - 0.29 で、死霊術の見直しと、役に立つ死体の廃止に合わせてキクも変更された。それまでは次のようになっていた。
- 0.28 より前は、1* と 3* の呪文の贈り物では、スケルトンの造成と死霊の蘇生の代わりに、死体を使う呪文が必ず授けられた。魔法書の選び方も違っていた。
- 0.27 より前は、キクは呪文を直接授けるのではなく、ランダムアーティファクトの魔法書やネクロノミコンを贈っていた。
- 0.25 より前は、キクの怒りには死の呪いではなく死霊術の呪文失敗の効果が含まれていた。
- 0.20 より前は、1* の魔法書の贈り物には苦痛ではなく死体の腐食が必ず入っていた。
- 0.19 より前は、死のとば口を唱えたとき、効果が切れた後の HP に信仰心に応じたボーナスが付いた。また、アンデッドを倒しても信仰心は上がらず、拷問からの守りは苦悶のダメージを減らさなかった。さらに、拷問の能力を使うには死体の上で祈る必要があった。
- 0.17 より前は、信仰心 **** で、招霊が術者に与える病気への抵抗をキクが助けてくれた(抵抗率は信仰心とともに上がった)。また、ネクロノミコンや苦痛のブランドの贈り物を受け取るには祭壇で祈る必要があった。
- 0.8 より前は、キクの能力は死霊術ではなく祈祷スキルに左右された。祈祷を鍛えるには勝利の舞いが必要だった。
出典
- ↑ religion.cc:1509 (0.33.0)
| 神 | |
|---|---|
| 善 | エリヴィロン • ジン • 輝けるもの |
| 中立 | アシェンザリ • ケイブリアドス • ディスメノス • フェダス・マダシュ • ゴザーグ・イム・サゴーズ • ヘプリアクルカナ • イグニス • オカワル • クァズラル • ルー • シフ・ムーナ • トログ • ウスカヤー • ヴェフメット • ウー・ジアン |
| 混沌 | ジーヴァ • ネメレクス・ソベー • ゾム |
| 邪悪 | ベオ • キクバークッグァ • ルゴヌ * • マクレブ * • イレデレンヌル * 混沌かつ邪悪 |