殺戮 Slaying
英語版 CrawlWiki の記事「Slaying」(0.31 向け、2024-05-04 版)の翻訳です。原文の著者は編集履歴をご覧ください。
この記事は 0.31 の時点の内容で、最新の 0.34 とは違うところがあるかもしれません。
殺戮(Slay)は、近接戦闘と遠隔戦闘での命中とダメージを上げる特性だ。呪文やワンドなど、それ以外のものには効かない。はたらきは武器の強化値とまったく同じだが、素手の攻撃や補助攻撃にも効く点が違う。
仕組み
ひと言でいえば、殺戮 +1 で命中の判定とダメージの判定の両方に +1 される。殺戮は武器の強化値と同じものだが、補助攻撃にも効くところだけが違う。
命中
殺戮のボーナスは、プレイヤーの命中の値に加わる。
攻撃が当たるかどうかは、プレイヤーの命中の合計値を EV と比べて決まる。そのため、殺戮で命中率が一定の % だけ上がるわけではなく、平均して当たりやすくなる、ということになる。
ダメージ
殺戮のボーナスは、武器・素手の攻撃・補助攻撃のダメージの判定に加わる。プレイヤーは uniform(enchant + slaying)(つまり 0 から <enchant + slaying> までの乱数)のダメージボーナスを得る。殺戮はスキルや腕力の影響を受けないが、冷気や火炎のようなブランドの影響は受ける。
入手元
殺戮のボーナスを得る手段はいくつかある。[1]
- 殺戮の指輪。
- アーティファクト。ボーナスのことも低下のこともあり、{Slay ±X} と表示される。
- 斃れし者の遁走曲の呪文。殺戮の量は変動し、モンスターを 1 体倒すごとに 1 ずつ増える。
- ウー・ジアン評議会の天の嵐。殺戮と EV のボーナスは変動し、5 から始まって、武術の攻撃を 1 回行うごとに 1 ずつ増える。
- 投擲のエゴの付いた手袋。投擲武器に殺戮 +4 のボーナスがつく。
殺戮を下げるものもある。
- 勇敢の犠牲による「恐怖に怯えている」状態。
殺戮に似た効果もいくつかある。
- 腕力強化の状態では、近接攻撃のダメージに一律で +1d10 のボーナスがつく。これは殺戮や強化値とは別の効果として加わる。たとえば、腕力強化と殺戮 +10(1d10 + 1d11 - 1)の組み合わせは、平均のダメージの増え方がほぼ同じでも、殺戮 +20(1d21 - 1)よりダメージのばらつきが小さい。命中は上がらない。
- 魔力の装填のエゴの付いた手袋は、1 回の攻撃ごとに MP を 1 消費して、近接攻撃(補助攻撃や遠隔攻撃は除く)のダメージボーナスにだけ +4 を加える。命中は上がらない。
- 腐食は、腐食 1 段階につきダメージボーナスと AC を 4 ずつ下げる。命中は下がらない。
- ルの片目の犠牲は命中 -5 の低下のようにはたらくが、魔法にも影響するうえ、ダメージは下がらない。
戦略
近接や遠隔で戦うキャラクターは、手に入るかぎり殺戮をできるだけ多く欲しがるだろう。殺戮によるダメージは武器の基本ダメージと関係ないので、攻撃の速い武器ほど相対的に得をする。ただし冷静に考えること。殺戮 +2 がついていても、-1 のランダムアーティファクトのレザーアーマーは、MiBe にとって検討する価値のある品ではない。
腕力は武器の(基本ダメージ × スキルによる倍率)に対して 2.5% ずつダメージを加える。ダメージだけで見れば、スキルを考慮したあと・腕力を考慮する前のダメージが 40 のとき、腕力 1 が殺戮 1 と等しくなる。腕力を考慮する前のダメージが高いほど、腕力のほうが有利になる。ただし殺戮は命中も上げるが、腕力は上げない。また、補助攻撃を持っているなら殺戮の価値は上がる。補助攻撃は基本ダメージが低いので、殺戮のボーナスのほうが腕力よりも割合として大きく効く。
殺戮は、武器で攻撃する呪文を除いて呪文には効かないので、たいていの呪文使いにとっては重要ではない。
変更履歴
- 0.15 より前は、殺戮のボーナスは命中とダメージで別々だった。ボーナスは +x, +y の形で表示され、x が命中のボーナス、y がダメージのボーナスだった。
- 0.10 より前は、ダメージに対する殺戮のボーナスは武器の基本ダメージに加算されていたので、武器や戦闘のスキルが高いほど大きくなった。これが変更されたとき、埋め合わせとして殺戮のボーナスは全体的に引き上げられた。
出典
- ↑ player.cc:3494 (0.30.1)