キルホール Kill hole
英語版 CrawlWiki の記事「Kill hole」(0.30 向け、2023-09-13 版)の翻訳です。原文の著者は編集履歴をご覧ください。
この記事は 0.30 の時点の内容で、最新の 0.34 とは違うところがあるかもしれません。
キルホール(kill hole、殺人孔とも)は、視界に一度にモンスターが 1 体しか入らないような壁の形のことだ。たいていのモンスターは視界の外にいるあいだ何もできないので、キルホールはふつうの通路よりも有利に戦える。通路だとオークの司祭がほかのオークの後ろから打擲の一撃を撃ってくるかもしれないが、キルホールならこちらが見えないので攻撃もできない。
キルホールは自然にできていることもたまにあるが、たいていはフォーミシッドの掘る能力や掘削のワンドで人工的に作るもののことを指す。
しくみ
ひとことで言えば、キルホールは 2 本の斜めの線が交わるところ('V'、'^'、'<'、'>' の形)だ。上下左右の方向ではうまくいかない。下の図を参照。
X は今の視界の範囲を示す。
左: キルホールではない。司祭は 2 マス離れたところから攻撃できる
右: キルホール。司祭は近接戦闘を強いられる。
自然にできたものの例
######### ####.#### ###.#.### ##.###@## <--@ の位置に ..#####g# 立つ ##.###g## ###.#g### ####g#### ####.####
これは迷宮やエルフの大広間で見かけるような、自然にできたキルホールの例だ。この形だと背後からモンスターが来られることに注意。このノールたちがもう一方の入口を見つけることはまずないが、ほかのモンスターが騒音を聞きつけて西からやって来るかもしれない。
.###### ..YY#.. .YY+@.# <--@ の位置に ..##### 立つ #######
もう一つの例は、獣の棲み処のわりとよくある地形で見かけるものだ。この例では扉(ヤクとプレイヤーのあいだの +)が敵の通り抜けを防いでいる。敵が扉を開けられるなら、このキルホールはうまく働かない。また前の例と同じく、東からモンスターが現れて背後から攻撃してくることもある。
キルホールの作り方
自分でキルホールを作るには、岩の壁がある程度の広さで続いている場所と、それを掘削する手段(掘削のワンドやフォーミシッドの能力)が要る。壁の向こうには空間が無いほうがいい。あると新たな面倒の種を抱えかねない。床の端のあたりならたいてい安全だが、マップの端に近すぎると、壊せない外周の壁に突き当たることがある。
粉砕は壁を(石や金属の壁でさえ)壊せることは壊せるが、狙いが定まらない。運よくキルホールができることもあれば、壁が丸ごと崩れるだけのこともある。どちらにしても、とんでもない騒音を立てることになる。
完璧なキルホール(敵が常に 1 体しか視界に入らないもの)はこんな形だ。
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フォーミシッドは壁を 1 マスずつ掘れるので、この形を作るのは簡単だ。いっぽう掘削のワンドは、ある方向に何マスもまとめて掘ってしまう。それでも十分に使えるキルホールは作れるが、背後に空間が残る。
まず、手ごろな岩の壁を見つける。
############# .############ ..########### ...########## ..@########## ...*######### <-- アスタリスクに ...########## 向けて掘る ...########## ..########### .############ #############
次に、掘ったトンネルに 2 歩ほど入り、反対の方向に斜めに掘る。
############# .############ ..########### ...########## ...########## ....#*####### <-- アスタリスクに ...#@######## 向けて掘る ...##.####### ..####.###### .######.##### ########.####
2 本目のトンネルの入口のすぐ内側に立てば、おめでとう、キルホールの完成だ!
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余分な空間があると、ちょっとした欠点がいくつかある。瞬間移動を使う敵に背後へ回られることがある。敵の召喚術師はその空間にモンスターを呼び出せるし、踏みつけなどで後ろへ押しやられることもある。それ以外は、上で書いた「完璧な」キルホールと同じように働く。
戦略
キルホールがいちばん役に立つのは、モンスターの群れがいるとわかっていて、そのうち少なくとも何体かが射線を無視する能力を持っているときだ。打擲の一撃、天罰、拷問がその代表例だ。探索中にこうした能力を持つモンスターを何体も起こしてしまったら、キルホールを作るのも手だ。
そうしたモンスターがいるヴォールトがあるとわかっているなら、前もってキルホールを掘っておくのもいい。向いている場所としてはオークの坑道:2、エルフの大広間:3(ただし闇エルフの精霊使いには気をつけること)、ゾットの領域:5 などがある。あとは穴の中にとどまり、叫んでモンスターをおびき寄せればいい。
キルホールも万能ではない。次のような場合は効き目が薄れる。
- 向かってくる相手と戦えるか、キルホールから逃げる手段(たとえば近くの階段まで前もって掘っておいた道)が必要だ。
- 背後に空間があると、モンスターが瞬間移動で後ろに回り込んだり、踏みつけや吹き飛ばしで押し戻してきたり、背後に何かを召喚してきたりする。ドラコニアンの移相者は他者の瞬間移動も使ってくる。
- 掘削と大地の喚起の呪文は、モンスターがこちらの視界の外から使える数少ないものだ。闇エルフの精霊使い、洞窟トロルの地術師、混沌の悪鬼、それに掘削のワンドを持っているモンスターなら、壁を破って入ってこられる。
また、敵が遠隔攻撃を持っていないならキルホールは要らない。近接攻撃しかしない敵の群れと戦うときは、ふつうの通路を掘れば十分で、掘削のワンドのチャージを 1 回ぶん節約できる。
小技
- キルホールはモンスターからこちらを見えなくするが、こちらからもモンスターが見えなくなる。戦っている相手の後ろから物音がするというメッセージには気を配ろう。退いたときには知らなかったモンスターがいる知らせかもしれない。フォーミシッドならここでも有利で、触角でモンスターを感知できる。
- 逃げる手立ては必ず用意しておこう。敵と 1 体ずつ向き合えるといっても、運が悪ければ押し込まれて追い詰められることもある。また、戦っていた相手よりはるかに危険なものが騒音に引き寄せられ、ほとんど前触れもなく突然現れることもある。逃げるにはテレポートの巻物がうってつけだ。ただし効き始めるまでの時間は見込んでおくこと。
