鑑定 Identification
英語版 CrawlWiki の記事「Identification」(0.34 向け、2026-07-11 版)の翻訳です。原文の著者は編集履歴をご覧ください。
アイテムの中には性質の分からないものがあり、鑑定すると明らかになる。たとえば濁った青い薬にどんな効果があるのか、輝くショートソードが何なのかは、鑑定するまで分からない。消耗品を鑑定するなら鑑定の巻物を使うのがいちばん手軽だが、ほかにもいくつか方法がある。
\ を押すと鑑定済みのアイテムの一覧が出る。一覧を見ているあいだに - を押すと、まだ鑑定していないアイテムの表示に切り替わる。
薬と巻物
薬と巻物は、未鑑定か鑑定済みかのどちらかだ。未鑑定の薬や巻物は青い文字で表示され、『README』と書かれた巻物や緑色の薬のように、正体の分からない名前が付いている。鑑定済みのものは青い文字にならず、テレポートの巻物や治療の薬のように、名前を見れば効果が分かる。
薬や巻物を一度鑑定すると、その種類の正体はゲームが終わるまで分かったままになる。緑色の薬が治療の薬だと分かれば、以後に見つかる緑色の薬はすべて治療の薬として表示される。
薬と巻物を鑑定するおもな方法は次のとおり。
- 薬や巻物に鑑定の巻物を使う。
- 薬と巻物は、何も起きなかったとしても、使えば必ず鑑定される。
未鑑定の消耗品を「試しに」使えば早く鑑定できるが、たいていはそのアイテムを1つ無駄にする。ただ、悪いことばかりではない。鑑定済みのアイテムがあれば、本来なら死んでいた場面を切り抜けられることもあるからだ。いずれにせよ、ある程度の試し使いは避けて通れない。鑑定の巻物も最初は未鑑定なので、まずは試し読みで鑑定の巻物を探し当てる必要がある。
読んで鑑定
巻物の中には悪い効果を持つものもあるので、未鑑定の巻物を読むのには危険がつきまとう。一方で、読んだ巻物の良い効果はできるだけ活かしたい。試し読みを効率よく行うなら、次の条件をそろえるとよい。
- 未探索の階で、敵を片付けた階へ続く階段の真上に立つ。
- 味方か敵かにかかわらず、視界にモンスターが1体もいないことを確かめる。こうしておけば、焼き討ちの巻物で自分まで吹き飛ばすことはない。
- 強化できる武器を少なくとも1本持っておく。ブランドを付けたい、あるいは付け替えたい武器ならなおよい。そうすれば武器強化や魔力の武器の巻物を無駄にせずに済む。
また、未鑑定の巻物は手元にいちばん多くあるものから試すべきだ。そういう巻物は、鑑定やテレポートのようなよく出る巻物である可能性が高い。* そのうえ、正体が分かったあとに使える枚数も多く残る。(5枚ある巻物を読めば、役に立つかもしれない巻物が読んだあとも4枚残る。1枚しかない巻物を読むと、鑑定はできても手元には1枚も残らない。これではあまりありがたくない!)
こうした条件は、知識が増えるにつれて変えていけばよい。啓示の巻物がすでに分かっているなら、わざわざ未探索の階で読む必要はない。巻物の大半を鑑定し終えたら、試し読みはやめたほうがいいかもしれない。珍しい巻物を「無駄にする」可能性が高くなるからだ。
危機に陥ってほかに打つ手がないなら、助けになることを願って未鑑定の巻物を読むのもありだ。何を鑑定済みかによっては、未鑑定の薬を飲むほうがよい場合もある。
(*これは巻物をどう見つけたかによる。ある場所で巻物を1枚見つけ、別の場所で同じ巻物をもう1枚見つけたなら、よく出る巻物である可能性は高い。しかし同じマスで2-3枚まとめて見つけた場合は、よく出る巻物である可能性がふだんより高いわけではない。これは薬にも当てはまる。)
飲んで鑑定
薬の中にも危険な効果を持つものがある。とはいえ、安全に試し飲みするための条件はそこまで厳しくない。安全に試し飲みするには、
- 視界にモンスターがいない(近くにもいない)ときに未鑑定の薬を飲む。
巻物と同じく、試し飲みでは数の多い薬から試すとよい。もっともよく出る2種類の薬、治療の薬と怪我の治療の薬は、正体が分かっているとかなり便利だ。
注意したいのは、薬の試し使いは巻物よりいくらか危ないことだ。突然変異の薬があるからである。突然変異の薬を飲むと、不随意瞬間移動や薬での回復不可のようなひどい変異が付くことがある。そのため、突然変異の薬を鑑定するまで試し飲みを一切しないプレイヤーもいる。ただし危機に陥ったときは、悪い変異が付くほうが死ぬよりはましだ。ほかに手がなければ、恐れずに試し飲みすればいい。
緊急時に使って鑑定
危険な状況でほかに打つ手がないなら、たいていは未鑑定の巻物より薬を使うほうがよい。次の一覧を見てみよう。
- 戦いに勝つ、あるいは逃げるのに役立つことが多い巻物: テレポート、瞬間移動、恐慌、召喚/蝶。
- 隣接する敵がおらず、遠隔攻撃の手段があるなら: 焼き討ち、毒。
- 戦いに勝つ、あるいは逃げるのに役立つことが多い薬: 治療、怪我の治療、怪力、スピード、樹木化、透明化、狂戦士。
たいていのキャラクターにとって、危機を切り抜ける助けになるものは巻物より薬のほうが多い。ただ、これは何を鑑定済みかによって変わる。緊急用の薬をすでに何種類も鑑定しているなら、巻物のほうが有望になる。
その他の鑑定方法
あまり一般的ではないが、薬や巻物は次の方法でも鑑定できる。
- 職業の初期所持品は、最初から鑑定されている。
- 骨董品店以外の店でアイテムを買うと、そのアイテムは鑑定される。
- アシェンザリの信仰心が1*に達すると、目にしたアイテムがすべて鑑定されるようになる。
- あらかじめ形の決まったヴォールト(vault)の中には、最初から鑑定済みのアイテムが置かれているものがある。たとえば、寂れた祭壇の上に焼き討ちの巻物が置かれたヴォールトがある。このヴォールトに出くわすと、目にした時点で焼き討ちの巻物がそのゲームのあいだずっと鑑定済みになる。
- ある種類で未鑑定のものが1つしか残っていないとき(つまり、最後の未鑑定の薬や巻物を見つけたとき)は、目にした時点で自動的に鑑定される。
その他のアイテム
装備品(防具、武器、装身具)は、そのマスに乗った時点で(あるいは買った時点で)すぐに完全に鑑定される。装備品は1つずつ鑑定しなければならない。アーティファクトの鞭を1本鑑定しても、ほかのアーティファクトの鞭まで自動で鑑定されるわけではない。
ワンドも、そのマスに乗ると鑑定される。ワンドを1本鑑定すると、同じ種類のワンドはすべて目にしただけで鑑定される。
モンスターの装備は、ワンドも含めてすべて目にしただけで完全に鑑定される。
変更履歴
- 0.27より前は、武器・防具・装身具はマスに乗ったときではなく、装備したときに鑑定されていた。呪いや、テレポートの指輪・不正確の護符のような有害なアイテムがあったため、解呪の巻物なしで未鑑定の装備品を試しに身に着けるのは危険だった。これらはすべて削除された。今も残っている歪曲のブランド付きの武器や信仰の護符などは、きちんと鑑定していないとプレイヤーに不利益をもたらすことがあった。
- 解呪の巻物があれば、たいていの装備品は装備して安全に鑑定できた。アーティファクトでない防具と指輪は、解呪の巻物さえあれば常に安全に身に着けられた。信仰の護符でも構わないなら、護符も安全だった。武器には歪曲のブランドが付いているわずかな危険が常にあったが、それ以外は安全だった。
- 0.23より前は、モンスターの装備はどれも、目にしただけでは鑑定されなかった。
- 0.16より前は、ワンドは拾っても自動では鑑定されず、モンスターが構えている武器のブランドも目にしただけでは鑑定されなかった。
- 0.15より前は、装身具の多くは身に着けても完全には鑑定されず、鑑定の巻物がまれに複数のアイテムに効くことがあった。
- 0.14より前は、武器・防具・装身具の呪いの巻物が見つかることがあり、装備中のその種類のアイテムをランダムに1つ呪った。今ではこれらの巻物はアシェンザリからしか手に入らないので、常に鑑定済みである。また、武器・ワンド・巻物は使うと完全に鑑定され、一部の職業は持っていないアイテムの知識を最初から持っていた。血の薬と粥の薬も、最初から鑑定済みではなかった。
- 0.10より前は、武器強化・恐慌・聖なる御言葉・拷問・武器鋭化の巻物は、読んで何かに効果があったときにしか鑑定されなかった。
- 0.8より前は、魔法の杖を構えて鑑定するには、武器の強化値と同じく、術者のスキルが一定の値を超えている必要があった。
- 0.6で魔法の系統の占術が削除されるまでは、鑑定の呪文でもアイテムを鑑定できた。
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