DCSS スポイラー

武器の選び方 Weapon choice

英語版 CrawlWiki の記事「Weapon choice」(0.33 向け、2025-12-06 版)の翻訳です。原文の著者は編集履歴をご覧ください。
この記事は 0.33 の時点の内容で、最新の 0.34 とは違うところがあるかもしれません。

この記事には他のプレイヤーによる助言が含まれており、主観的だったり、古かったり、不正確だったり、的外れだったりする可能性がある。 助言は適宜取捨選択し、自己責任で読んでほしい!

Crawl では、プレイヤーとキャラクターの前に、戸惑うほど多くの武器の選択肢が並ぶ。とはいえ、土煙が晴れて、ショートソードや悪魔の鞭や棍棒の行列が通り過ぎてしまえば、武器の主な性質はいくつかしかない:

このほかに、「実際に手に入る武器はどれか」「どのスキルを持っているか」、それに見つけたアーティファクトなど、ゲーム中のさまざまな事情も考えに入れなければならない。たとえば、使いたい武器が手に入らなければ、予定を変えるしかないこともある。

性質

ターンあたりのダメージ

ターンあたりのダメージは、単純に average damage / weapon delay(平均ダメージ ÷ 武器のディレイ)に等しい。

ダメージ: 武器のダメージの評価値(おおよその最大ダメージを切り上げたもの)は、i キーの所持品画面で見られる。武器を調べる(? / i)ことでも確認できる。計算方法について詳しくは武器のダメージを参照。ダメージの式は乱数を使い、端数を切り捨てるので、攻撃の弱い武器は評価値から思うより少し弱いことに注意。

武器のディレイ: 武器のディレイとは、武器を振るのにかかる時間のことだ。ディレイが大きいほど振るのが遅い。次の式で求められる:

   Delay = base delay − weapon skill/2
   IF Unarmed Combat: Delay = base delay - skill/5.4

武器には「最小ディレイ」があり、そこから先はスキルを上げても攻撃速度は変わらない(ダメージと命中はスキルで上がり続ける)。これも所持品画面で確認できる。たいていは次の値になる:

    smaller of: 0.7 OR base delay / 2

ただし例外もいくつかある。レイピアとクイックブレードは 0.5 に設定されており、一部の射撃武器は 1.0 で固定されている。

ディレイはターン単位(0.8、1.1 など)で表示される。盾を装備していると、そこからさらに遅くなる。射撃武器に限っては、胴鎧でも攻撃が遅くなる。

命中とスキル

「スキル」には、互いに関係はあるが別々の要素が三つ含まれている。スキルはダメージのほかに、命中と武器を振る速さも上げる。さらに、種族によって覚えやすいスキルとそうでないスキルがある。

命中: 武器がどれだけ当たりやすいか。武器にはそれぞれ基本の命中があり、そこにスキル、器用、強化値による分が加わる。計算方法は命中を参照。

基本ディレイ: 基本ディレイの小さい武器ほど育てやすい。(たいていは)少ないスキルで最小ディレイに届くからだ。

種族の適性: あなたの種族がその武器のスキルをどれだけ早く覚えられるか。適性が高いほど、スキルのレベルを上げるのに必要な経験値が少なくて済む。

まとめると、基本ディレイが大きく命中の低い武器は、スキルが低いうちは使いにくい。適性が低いほど、スキルのレベルは上げにくくなる。

相互訓練

武器のスキルの中には、互いに相互訓練されるものがある。ある武器のスキルを鍛えると、相互訓練の相手のスキルにも、その経験値の40%がタダで入る。

(斧と棒術は互いには相互訓練されない。鈍器と長柄武器も同様だ。)

相互訓練だけを当てにするのは現実的ではないが、武器の種類を乗り換えやすくはなる。たとえば斧を鍛えていて、すばらしいアーティファクトのトライデントを見つけたなら、持ち替えるのが楽になる。ヒドラへの逃げ道にもなる。

持ち手

武器は片手持ちか両手持ちのどちらかだ。片手武器は盾と一緒に使えるが、両手武器は使えない。

盾はかなりの防御をもたらすが、ペナルティもある(攻撃速度が落ち、呪文の失敗率が上がる)。このペナルティは腕力と盾のスキルで軽くなる。一方、両手武器は、ほぼ必ず同系統の片手武器より強い。結局のところ、腕力と種族の適性を踏まえて決めることになる。

コボルドとスプリガンは小柄な種族なので、扱いにくい武器がある。片手武器の一部が両手持ちになり、両手武器の一部は使えない。フォーミシッドは、巨大棍棒以外のすべての武器を片手で持てる。

特殊な性質

ほとんどの種類の武器には、ほかと区別される特徴がある:

器用でダメージが上がるもの:

腕力でダメージが上がるもの:

また、一部の武器はヒドラの首を切り落とす。長剣、斧、両手持ちの長柄武器、ラジャタンがそうだ。ヒドラの首を切り落とすと2本生えてくるので、武器に火炎のブランドが付いていない限り、首を切るのはよくない。

武器の種類

短剣

適性が最も高い種族: +3(コボルド)、+2(水棲の民)

短剣が最も活きるのは急所攻撃を狙うキャラクターだ。呪術、隠密、神(ウスカヤーなど)のどれを使って急所を突くにしても、それは変わらない。

急所攻撃でないときの短剣は、速いが弱い。そのため、「固定量」のダメージ源の恩恵をいちばん受ける。たとえば補助攻撃は、一撃の強さに関係なく当たるたびに出る可能性がある。短剣は振るのが速いので、補助攻撃も多く出る。逆に、固定量でダメージを減らすACの影響はいちばん大きく受ける。全体として、短剣のダメージは平均を下回る。

序盤に毒液や電撃の短剣が手に入ると、序盤がぐっと楽になることがある。毒液も電撃も固定量のダメージを足すブランドで、ダガーとショートソードはどちらも最初からこのブランドが付いて生成されやすい。スキルが0でも、毒液のダガーなら獣の棲み処より前のモンスターを切り裂ける。(ただし、だからといって短剣のスキルを鍛えるべきというわけではない。仕事のほとんどをしているのは武器ではなくブランドなので、それ以上鍛える必要はない。)

最強の武器

長所

短所

長剣

適性が最も高い種族: +2(バラチ、ミノタウロス)、+1(水棲の民、天狗)

長剣は数値のよい素直な武器だ。器用でダメージが伸びるので、躱し身に頼るキャラクターにいちばん向いている。短剣とも相互訓練される。とはいえ、「重装備のキャラクターだから」というだけで、すばらしいアーティファクトの長剣を無視するべきではない。

最強の武器

長所

短所

鈍器

適性が最も高い種族: +2(ミノタウロス、山ドワーフ)、+1(バラチ、天狗)

鈍器には特別な仕掛けがないが、その分だけ数値がよい(長剣とほぼ同じくらい)。長剣と違って、鈍器は腕力でダメージが伸びる。

最強の武器

長所

短所

斧

適性が最も高い種族: +2(ミノタウロス、山ドワーフ)、+1(バラチ、天狗)

斧には薙ぎ払いがある。モンスターを攻撃すると、隣にいるほかのモンスター全員にも70%のダメージで当たる(もともとの対象には100%のダメージで当たる)。

斧を使っていても、1対1か通路で戦うのが定石だ。そうすれば複数のモンスターからダメージを受けずに済む。それでも、周りを囲む複数のモンスターと同時に戦わざるを得ないこともある。たとえば足の速いモンスターに群がられたり、近くに通路のない場所で群れに出くわしたりした場合だ。そういうときに薙ぎ払いが役に立つ。

最強の武器

長所

短所

長柄武器

適性が最も高い種族: +4(水棲の民)、+2(ミノタウロス)

長柄武器には間合いがある。1マスではなく2マス離れたところから攻撃できる。自分の仲間の後ろからも攻撃できるが、50%の確率で失敗する。ほとんどの敵に対して、これで「おまけ」の一撃を入れられる。

スピアは(適性を考えに入れなければ)「素直な」初期武器の中で最もよい。ターンあたりの素のダメージはやや劣るが、間合いがそれを補って余りある。しかもスピアは初期スキルだけでディレイ 1.0 以下で攻撃でき、命中の高さも頼りになる。

最強の武器

長所

短所

魔法でない杖

適性が最も高い種族: +2(ミノタウロス)

魔法でない杖は六尺棒とラジャタンの2種類だ。どちらも「スキルに優しい」武器で、ダメージの割に基本ディレイが小さい。ただし、どちらもあまり見つからない。

長所

短所

魔法の杖

魔法の杖の主な役目は、特定の呪文の威力を高めることだ。とはいえ、近接武器としてもそれなりに使える。魔法の杖で近接攻撃すると、特別なダメージのボーナスが付く。このボーナスは、杖の系統の魔術のスキルと発動のスキルで伸びる。魔法の杖は強化もブランドの付与もできない。

長所

短所

変わり種の武器

徒手格闘

適性が最も高い種族: +1(バラチ、ミノタウロス、レヴナント)

もちろん、敵を倒すのに武器を持つ必要はない。拳で殴り殺すのも十分に現実的だ。それに見合うかどうかは、キャラクターの構成しだいだ。

徒手格闘にはいくつか癖がある。拳は武器ではないので、ふつうの手段では強化もブランドの付与もできない。また、徒手格闘はスキル1ポイントあたりのダメージの伸びが大きい。それ以外は、ほかの近接攻撃とほとんど同じように働く。

徒手格闘を特に好むキャラクターは2種類ある:

長所

短所

射撃武器

詳しくは: 射撃武器#戦略

適性が最も高い種族: +3(闇エルフ、コボルド)

射撃武器はほかの武器とはだいぶ勝手が違う。言うまでもなく、近接攻撃に限られず、画面の端から端まで撃てる。防具の重さで遅くなるので、重装備のキャラクターは(腕力が高くても)不利になる。

射撃武器はどれも、腕力ではなく器用でダメージが伸びる。

最強の武器

長所

短所

ゲーム中での考え方

武器の種類ごとの知識は役に立つが、ここまでの内容はほとんどが理屈だ。理屈の上ではダブルソードが最適だとしても、持っていないものは持っていない。すばらしいランダムアーティファクトのメイスを見つけたなら、「器用型のキャラクターだから」というだけで無視するべきではない。

序盤

この段階で武器について最も大きな要素は、強化値とブランド、そして攻撃のディレイだ。

中盤・終盤

武器使いとして獣の棲み処を踏破したなら、たぶん「主力」の武器の種類が決まっているはずだ。特によいものが見つからない限り、それを使い続けよう。

アーティファクトの見極め

アーティファクトは見た目が洒落ていて、名前も格好よく、おまけ効果もたくさん付いているかもしれない。でも、本当によいのはどんなときだろう?

盾か両手持ちか

両手武器のほうがダメージは高いが、盾は貴重な防御をもたらす。どちらを選ぶべきだろうか?

ぱっと見では、受ける攻撃が30%減るのと与えるダメージが30%増えるのとでは釣り合っているように思えるかもしれない。しかし Crawl では、たいてい素の防御のほうが価値が高い。防御は攻撃していないときにも働くし、窮地を生き延びる助けにもなる。だから、盾のスキルにつぎこむ経験値や、EV と攻撃速度へのペナルティを考えに入れても、盾は強い。とはいえ、両手持ちもそれなりに通用する。よいアーティファクトを見つけた場合や、盾の適性が低い場合は特にそうだ。

ほかに知っておくとよいこと:

変更履歴

攻略ガイド
全般 攻略の流れ • 危機への対処 • 小技と豆知識 • 鑑定 • よくある質問
宝物庫:5 • ゾットの領域:5 • メガジグ(Mega-Zig)
キャラクター育成 序盤 • 中盤 • 終盤

初心者向けキャラクター • 神の選び方 • 武器の選び方 • 特化

コミュニティのガイド キャラクター別ガイド
武器
斧 バトルアックス • ブロードアックス • 処刑人の斧 • ハンドアックス • ウォーアックス
鈍器 棍棒 • 悪魔の鞭 • 大型フレイル • イブニングスター • フレイル • 巨大棍棒 • 釘つき巨大棍棒 • 大型メイス • メイス(ハンマー) • モーニングスター • 聖なる鞭 • 鞭
長剣 悪魔の刃 • ダブルソード • 悪魔祓いの刃 • ファルシオン • グレートソード • ロングソード • シミター • トリプルソード
長柄武器 バルディッシュ • 悪魔の三叉戟 • グレイブ • ハルバード(大鎌) • パルチザン • スピア • トライデント • トリシューラ
射撃武器 アーバレスト • ハンドキャノン • ロングボウ • オークの弓 • ショートボウ • スリング • トリプルクロスボウ
短剣 ダガー • クイックブレード • レイピア • ショートソード
棒術 ラジャタン • 魔法の杖 • 六尺棒
投擲 ブーメラン • ダーツ • ジャベリン • 大岩 • 石 • 投げ網