小技と豆知識 Tips and tricks
英語版 CrawlWiki の記事「Tips and tricks」(0.34 向け、2026-06-30 版)の翻訳です。原文の著者は編集履歴をご覧ください。
ダンジョンクロウルを始めたばかりの人に向けて、役に立つ小技や豆知識を思いつくままに集めた。
全般
- ダンジョンクロウルはターン制のゲームだということを忘れないように。モンスターはあなたが行動するまで動かない。状況が厳しくなってきたら手を止めて、あらゆる面をよく考えてから打つ手を決め、行動すればいい。ゲームをセーブしてパソコンから離れ、別のことをしてから戻ってきたって構わない。少し時間を置いて頭を冷やすと、最初は絶望的に見えた状況を立て直せることがよくある。その場の勢いでは出てこなかった名案が浮かぶかもしれない!
- 「思い出す」ことにはゲーム内の時間がかからない。所持品を眺める('i' コマンド)、呪文を確かめる('z' コマンドのあと '?')、能力を確かめる('a' コマンド)、迷宮のマップを見る('X' コマンド)、'ctrl+f' で迷宮内の既知のアイテムを検索する(そこまで移動はしない)、といったことは全部ただでできる。'X' コマンドの中では '[' と ']' で階を切り替えられる。分岐の中に下りて見たいときは、その分岐の入口の階段にカーソルを合わせてから ']' を押す。
- モンスターを今全部倒す必要はない(いつか倒す必要もない)。ダンジョンクロウルのようなローグライクゲームでは、出くわした難関をすべて乗り越えられる保証はどこにもない。モンスターや分岐からひとまず逃げたり、放っておいたりするのは立派な戦略だ。目的は生き延びることだと覚えておこう。
- 序盤は特化して、経験値を2、3個のスキルにつぎ込み、確実に生き延びる手段を作るのがいちばんだ。ただ、ゲームが進んだらスキルの幅を広げて、どんな難関にも対応できるようにしたほうがいい。
- 序盤の薬と巻物の鑑定は、よく出るいくつかのアイテムについては簡単だ。それぞれの種類でいちばんよく出るのは治療の薬と鑑定の巻物だ。ただし、巻物で次によく出るテレポートの巻物は、敵を片付けていない階で読むと面倒なことになりかねない。アイテムの出やすさは \ キーで確認できる(未鑑定のアイテムは - で表示)。
- どの分岐にどの順番で挑めばいいかを知っていれば、ゲームはすんなり進み、攻略も早くなる。詳しくは攻略の流れを参照。
- 機会攻撃があるので、戦いの形勢が悪くなっても離脱できないことがある。逃げ道を前もって考えておくなど、とにかく離脱する手段を持っておけば生存率はぐっと上がる。
- まだ勝ったことがないなら、基本の3ルーンのゲームに専念しよう。腕が上がってきたら、行かなくてもいい終盤の分岐にも手を出してみるといい。
モンスター
- どのモンスターについても、長所と短所、ふるまい、攻撃のパターンをできるだけ覚えるようにしよう。その手の情報はすべてこのwikiに載っている! ほかにも、Crawl のサーバーや IRC にいる知識ボットや、Crawl の公式サイトが情報源になる。
- モンスターに囲まれないように、できるだけ幅1マスの通路で戦おう。手ごろな通路がなければ、掘削のワンドで作ってしまえばいい。遠距離の能力や呪文を使うなら、最初の狙いを外しても、後ろに並んだモンスターに当たることさえある! 出入口も使えるが、知能のあるモンスターはあなたの横をすり抜けて、仲間にもあなたを殴る順番を回そうとする。
- どちらも見当たらないときは、前の階へ続く階段の上で戦うという手もある。隣にいるモンスターは、あなたが階段を上るとついてくる。これを使えば、モンスターの群れをばらして1体ずつ倒せる。
- 群れの中から1体だけを「釣る」には、矢弾(石など)を撃つか、魔法の矢のような単体向けの呪文を当てる。叫ぶ(tt)のは、視界の外にいるものも含めて周りの生き物を全部起こしたいときだけにしよう。モンスターの多くは、攻撃を受けたりあなたを見つけたりすると音を立て、近くのほかのモンスターを起こしてしまうことがあるので注意。
- モンスターの中には、知っている罠を避けるものがいる。そういう相手なら、罠の向こう側に陣取って矢弾や呪文で倒せる。同じように、ダメージを受ける場所を避けるモンスターも多い。瘴気や悪臭の雲がそれで、シゴツヴィの恐るべき腐敗や悪臭の雲といった呪文で作り出せる。一方、心を持たないモンスターやレベルの高いモンスターは、罠や雲があろうとお構いなしに向かってくる。これを逆手に取って、たとえば炎の雲のすぐ隣に立ち、近寄ろうとするゾンビを勝手にこんがり焼かせる、といったこともできる。
- 場所のわかっているテレポートの罠や縦穴は、いざというときの逃げ道になる。敵の大群から逃げるときに自分で踏んでもいいし、手ごわいモンスターをうまく誘って踏ませ、しばらく追い払うこともできる。
アイテム
- アイテムの多くは、試しに使ってみれば鑑定できる。この方法での鑑定のコツはこちらで読める。また、所持品や足元のアイテムの一覧を見るときは、アイテムの表示色にも注目しよう。プレイヤーは知らなくてもキャラクターは知っていることが、色からわかることがある。
- 暗い灰色
- 今は使えないアイテム
- 明るい灰色
- 未鑑定のアイテム、または鑑定済みの普通のアイテム
- 青
- 未鑑定で、魔法のかかったアイテム
- 明るい緑
- 装備中のアイテム
- 白
- ランダムアーティファクト
- 明るい赤
- 使うとたいてい害のあるアイテム
- 赤
- 信仰する神が嫌うアイテム
- 紫
- 使うと危険なおそれのあるアイテム(使おうとすると警告が出る)
- 黄
- 役に立つアイテム
- 水色
- とても役に立つアイテム、または固定アーティファクト
- 所持品に入れられるのは52種類までなので、価値のあるアイテムを片っ端から持ち歩くことはできない。どこに置いてきたか思い出せないときは、(ctrl+f) でアイテムを探せることを覚えておこう。決まった場所にアイテムの置き場を作っておくプレイヤーもいる。
- 序盤のキャラクターにとって、瞬間移動の巻物はいちばん確実な逃げ手段だ。うまく使って死を避けよう。
- テレポートの巻物も逃げるのに使えるが、こちらは危険が大きい。探索しきっていない階ではなおさらだ。確実に死ぬよりはましだが、効果が出るまでに少し時間がかかるので、次のターンに死ぬと決まっている状況では読まないこと。
呪文詠唱
- 呪文使いで始めたら、基本的には開始時の魔法書にある最初の呪文が使いものになるまで、その呪文の系統のスキルを上げる。そこまで来たら、戦闘や隠密(スキル)と、次の呪文を使えるようにすることとの間で、優先度の釣り合いを取っていく。隠密はほかの職業よりも呪文使いの助けになる。序盤に3〜4レベル上げるだけで生存率が大きく変わる。同じく、序盤に戦闘を1〜2レベル上げておけば、序盤に出るオークの司祭に耐えられるだけの HP を確保できる。HP の低い種族なら、呪文の訓練より先に戦闘の最初の数レベルを取ってもいい。
- まず気にすべきは、呪文をまともに唱えられるようにする(失敗率を10%未満にする)ことだ。呪文の威力はずっと後回しでいい。
- 開始時の魔法書の呪文を全部覚える必要はない。魔法書によっては、ほかに選択肢が見つからないときに限って覚えるべき呪文が入っていることもある。
- ほかの系統の呪文を覚えることも真剣に考えよう。ひとつのスキルのレベルを高く上げるより、呪文の系統を「広く浅く」取るほうが安くつくことが多い。スキルを訓練するときは「コスト」の欄を見ておくこと。それに、知力と呪文詠唱スキルはすべての系統の失敗率を下げるので、魔法以外のスキルより魔法のスキルに手を広げるほうが当然楽になる。
- ただし、ほかの系統に手を広げるのは、今のプランで次の数階を乗り切れる見込みが立ってからにすること。言い換えれば、今すぐほかに経験値を回す必要がないときに限って、先の階に備えて手を広げることを考えよう。
- 呪文詠唱は最大 MP と呪文の空きレベルを増やすうえ、呪文の威力を上げ、失敗率も下げる。ただし威力と失敗率への効果は、系統ひとつを上げたときの1/4だ。呪文詠唱を上げるか、呪文の系統を上げるかを決めるときは、こうした効果を全部考え合わせよう。
- 呪文詠唱を訓練する目的が呪文を唱えられるようにすることだけで、狙う呪文の系統がひとつなら、呪文詠唱のコストがその系統の4倍以上安いときに呪文詠唱を訓練する。系統が2つの呪文なら、いちばん安い系統より2倍以上、3つの呪文なら1.33倍以上安いときに呪文詠唱を訓練する。
- 盾は盾スキルが27になるまで呪文の成功率を下げるが、呪文使いも盾を敬遠することはない。目安として、平均的な腕力のキャラクターが盾スキル0でバックラーを着けた場合、呪文への不利はすべてのスキルが1レベルずつ下がるのと同じくらいだ。盾スキルを数レベル上げるのは安いので、不利をさらに減らせる。平均的な腕力なら、バックラーで4、カイトシールドで12、タワーシールドで20のスキルがあればいい、というのが大まかな目安だ。
- モンスターや自分を動かせる呪文があると、生存率がぐんと上がる。機会攻撃があるので、どんなキャラクターでも何かしら離脱する手段を持っておくべきだ。
- ほとんどのキャラクターは、何らかの形で仲間がいると助かる。仲間がいれば機会攻撃を受けずに戦いから抜けられるし、代わりに攻撃を受けてもくれる。敵と戦い始める前に呼び出しておけるのでターンの節約になり、しかも召喚の多くは MP の効率もかなりいい。
呪文の小技:
- 悪臭の雲は手持ちの中でも指折りの便利な道具だ。毒に耐性のないモンスターなら、この呪文で混乱させられる。混乱したモンスターはでたらめに動いたり攻撃したりするし、自分や仲間を傷つけることさえある!
- 緊急時には、血の昇華の呪文で MP を回復できる。ただし死霊術のスキルが高く、HP に余裕があればの話だ。
- 瞬間移動の呪文は、窮地に陥って逃げ出したいときの命綱になる。足の遅い種族ならなおさらだ。ただし、瞬間移動の巻物と違って行き先は選べないので、危険のほうへ跳んでしまうこともある。
- 階段ダンス、つまり上り階段の上に立って攻撃し、退くときや敵を分断したいときに階段を上る戦法は、どんな型の呪文使いにも強力な手だ。上の階に退けば、安全な場所で MP を回復できる。さらに、プラズマ光線や永久凍土の噴出のように狙いのつけ方に制約のある呪文は多い。そういう呪文が当たらない敵がいても、階段があれば簡単に退ける。
その他
- 普通の階には、ハッチ以外の下り階段が3つと上り階段が3つある。例外は分岐の最上階と最下階だ(こうした階にはほかの分岐への入口があることもある)。見つけた階段がそれより少なければ、その階はまだ探索しきっていないとわかる。逆は成り立たないこともある。階段を6つ見つけたからといって、その階を探索しきったとは限らない。見つかっていない階段には、隣の階を経由しないと行けないこともある。いくつかの区画に分かれた階もあって、区画どうしがつながっているとは限らないからだ。
- HP の回復を待つときや状態異常が切れるのを待つときなど、ひとつの場所にものすごく長くとどまるなら、階段の上にいよう。危険なものが近づいてきても逃げられる。
- 脱出ハッチは、ひとつ上かひとつ下の階へ通じる一方通行の特殊な階段だ。行き先はいつも同じ場所だが、ハッチの着地点の近くに戻りの階段がある保証はない。上へ向かう脱出ハッチを使う危険はまずないし、今すぐ、あるいはゾットのオーブを手に入れたあとの近道にもなる。だが下へ向かう脱出ハッチを使うのは危険なことがあり、分岐の最下階に通じている場合はとくに危ない。
戦い方
近接戦闘のキャラクターでも呪文使いでも、以下の戦術が使える。
視界にモンスターがいるとき
- そのモンスターが動けない(彫像やオクロブ草など)なら、放っておいて、階の敵を片付けてから倒しに戻ればいい。倒せる手段があればの話だ。戦える装備がないなら、そのまま立ち去ろう。
- ヒドラが相手なら、火炎の武器か射撃武器、刃のない武器に持ち替えてから、いつもどおりに戦う(アンデッドのヒドラは例外で、刃のある武器を使っても問題ない)。ヒドラに化けた変身能力者なら、姿が変わるのを待つか、変化のワンドで無理やり姿を変えさせるといい。
- 今は耐性がないが、手持ちのランダムアーティファクトの武器や指輪で耐性を得られる属性で攻撃されているなら、その武器を構えるか指輪をはめよう。ほかの装備(とくに鎧)は着け替えないこと。何ターンもかかり、その間モンスターに好き放題攻撃されてしまう!
- とても危険なモンスターが視界にいるなら、大きな群れの一員であっても、できるだけ早く倒したほうがいいことがある。それが危なすぎるなら、走るかテレポートするか瞬間移動して逃げよう。危険なモンスターには次のようなものがいる。
- モンスターが何体もいるなら、狭い場所まで退こう。
- 召喚されたモンスターに押し寄せられたら、階段を上る。それができないなら、まず召喚した本人を倒すことを考えよう。そうすれば呼び出されたものもすべて消える。
- 遠距離攻撃をしてくる相手なら、駆け寄って近接戦に持ち込むか、曲がり角の陰に走り込むか、早くできるほうを選ぶ。
- キャラクターの命が危ないときは、危機からの脱出(と回避)を読もう。
- モンスターを全部倒したら、落とした装備を確認しよう。ctrl+F で種類ごとにアイテムを一覧でき、'.' を入力すると床にあるアイテムがすべて表示される。
視界にモンスターがいないとき
- 傷を負っているなら、Shift を押しながらテンキーの '5' を押して、HP か MP が満タンになるまで休憩する。消耗品は基本的に緊急時のためにとっておこう。
- 特殊な階にいないなら、'o' を押して自動探索する。
- 特殊な階にいるなら、上り階段から円を描くように手動で慎重に探索し、敵を片付けて隅々まで調べる。どこかに危険な区画があるとわかっているとき(分岐の最下階など)は、魔法の地図の巻物を使うことも考えよう。
- 今いる階の探索が終わったら、次にすることは攻略の流れに従う(たいていはそのまま下りていけばいいが、分岐の最下階に早く入りすぎないよう気をつけること)。
| 攻略ガイド | |
|---|---|
| 全般 | 攻略の流れ • 危機への対処 • 小技と豆知識 • 鑑定 • よくある質問 宝物庫:5 • ゾットの領域:5 • メガジグ(Mega-Zig) |
| キャラクター育成 | 序盤 • 中盤 • 終盤
初心者向けキャラクター • 神の選び方 • 武器の選び方 • 特化 |
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