階段 Stairs
英語版 CrawlWiki の記事「Stairs」(0.31 向け、2026-02-07 版)の翻訳です。原文の著者は編集履歴をご覧ください。
この記事は 0.31 の時点の内容で、最新の 0.34 とは違うところがあるかもしれません。
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階段は、迷宮とさまざまな分岐の階どうしをつなぐ地形で、迷宮のある場所から次の場所へ移るおもな手段だ。
基本情報
階段を使うと 1 階上か下へ移る。下の階の上り階段はたいてい上の階の下り階段につながっていて、その逆も同じだ。階段を使うには <(上る)か >(下りる)のコマンドを使う。一部の分岐では、階段の働きが違う(くわしくは下を参照)。
階段の移動にかかる時間は、行き先が分かっているかどうかで変わる:
- 行き先が分かっている階段を使うと 2.5 ターンかかる。元の場所で 1.0 ターン、移った先で 1.5 ターンだ。
- 行き先が分かっていない階段(タイル版では黄色の * が付き、コンソール版では白い記号で表示される)は「速い」階段で、1.75 ターンで済む。元の場所で 1.0 ターン、移った先で 0.75 ターンだ。
まだ行ったことのない階へ下りたときは、必ずモンスターより先に行動できる。行ったことのある階なら、行き先の分かっていない階段でも、下りた直後にモンスターが攻撃できるだけのエネルギーを持っていることがある。
階段の移動は、ふつうの移動としては扱われない。移動速度は関係ないので、ナーガもスプリガンと同じ時間で階段を使え、ケイブリアドスを信仰していても階段の移動は遅くならない。また、階段の移動では軽業師の護符の効果も得られない。ただし、移動を妨げる効果(締めつけや投げ網など)は、たいてい階段の移動も妨げる。
ふつう、階段を使うのはプレイヤーのキャラクターだけだ。召喚されたものでないモンスターの大半は、あなたの隣にいるときに限り、階段を通ってついてくる。
迷宮:1 の上り階段を使うと、ゲームが終わる。ゾットのオーブを手に入れていれば勝ちだ。そうでなければ負けで、ゲームを放棄したのと同じ扱いになる。オーブを持っていないときは、出る前に確認を求められる。
配置
分岐の中の各階には、ふつう上り階段と下り階段が 3 つずつある。分岐どうしの行き来は、1 つの階段(「分岐の入口」/「分岐の出口」)に限られる。分岐の入口はふつうの階段と見た目が違うが、それ以外は同じだ。
このほか、階には脱出ハッチがあることもある。一方通行の階段として働き、ふつうの階段とは色が違う。罠の一種の縦穴にも注意したい。踏むと 1〜3 階下へ落とされることがある。
封印された階段
宝物庫の監視者は扉の封印の呪文を唱え、範囲内の階段と扉をすべて封じることがある。封じられた階段は、封印が解けるまで通れない。封印は、十分な時間がたつか、唱えた者が倒されると解ける。
アビス
アビスにはふつうの階段がなく、代わりにアビスの奥へ続く一方通行の深層への門がある。これはランダムに、またはプレイヤーが一定の経験値を得たときに現れる。アビスに上り階段はなく、外へ戻る出口があるだけだ。出口はランダムに現れ、アビスの深い層ほど多くなり、深淵のルーンを手に入れるとずっと多くなる。モンスターを十分に倒したときに出口が現れることもある。
地獄
地獄の分岐(ゲヘナ、コキュートス、タルタロス、鉄の都ディース)では、最下層を除いて、階段は 1 組しかない。また、上り階段の代わりに外へ出るポータルがあり、これを使うとすぐに地獄の入り口へ戻される。このポータルは、1 つ上の階の下り階段の行き先にもなっている。
パンデモニウム
パンデモニウムでは、どの階にも一度しか行けない。各階には「パンデモニウムの別領域への門」が少なくとも 3 つあり、この一方通行の階段を使うと、新しい階のまったくランダムな場所へ送られる。
パンデモニウムから直接出られる出口が見つかることもあるが、これは珍しい。パンデモニウムでルーンを 1 つ手に入れるごとに、出やすくなる。もっとよく見かけるのは「アビスを通じた脱出の門」で、これはアビスへ通じており、アビスの出口を見つければ迷宮へ戻れる。
太古の霊廟
太古の霊廟にはふつうの階段がなく、代わりに呪われた一方通行の階段がある。そのため、前にいた場所へ戻るには、下りてきた階段をそのまま上るのではなく、別の階段を探さなければならない。また、霊廟の各階には、上り階段と下り階段が 3 つずつあるとは限らない。くわしくは太古の霊廟の記事を参照。
戦略
階段は Crawl でもっとも大事な逃げ道のひとつだ……実際に階段を上れて、しかも行き先が安全である限りは。上り階段を使えば、1 ターンで下の階の(隣にいない)モンスターから逃げ、休んで状態異常から立ち直れる。危険な敵を置いてきたなら、別の下り階段から入り直せばよく、たいていは階の別の場所に出られる。縦穴やテレポートの罠がとても危険なのは、階段にたどり着けなくなることも理由のひとつだ。
階段ダンスもできる。ついてくるのは隣にいるモンスターだけなので、階段を使ってモンスターの群れを分断できる。「オーク 2 体と戦い、休んでから 3 体と戦う」のと「5 体まとめて戦う」のとでは大違いだ。また、敵を一掃した階へ上れば、戦いの最中に新しいモンスターに出くわすことはまずない。一部のモンスター(召喚物、派生アンデッド、ゲリュオン、ロイヤルジェリーなど)は階段を上ってついてこない。これは良くも悪くも働く。
とはいえ、階段も万能ではない:
- 階段を使うと、隣にいる敵には 2.5 ターン、隣にいない敵には 1 ターン、攻撃する時間を与えてしまう。HP が少ないと、階段を通るあいだに死ぬこともある。また、どのモンスターでも安全に階段ダンスできるわけではない。たとえばオーガやヒドラに 2.5 ターンぶん攻撃させたら、それだけで殺されかねない。
- 階段の上から動かされて、移動を邪魔される効果もある。たとえば象やドラゴンは攻撃のときに踏みつけで押しのけてくることがある。転送の罠は敵が作動させることがあり、そうなるとこちらは瞬間移動で飛ばされてしまう。
- 移動を妨げる状態の大半は、階段の使用も妨げる。睡眠、麻痺、移動×などにかかると行動がすべて中断され、もう一度上り直すはめになる。混乱していると、50% の確率で階段を上るのに失敗する。樹化も移動できなくなる。
まとめると、階段はきわめて強力な手段だが、頼れない場面や、階段以外の手を使ったほうがよい場面もある。
小技
- 大まかに言えば、最適な探索とは、上り階段にいちばん近いマスへ進んでいくことだ。上り階段から 7 マスか 8 マスかで、迷宮:2 のマムシから逃げ切れるかどうかが変わることもある(勝つためにこういう探索が必須なわけではない。迷宮の構造や罠なども考えに入れる必要がある)。
- たいていの階には、ふつうの階段が 3 組ある。階を探索しきれていないと思ったら、ミニマップを見て(または X を押してから > か < で下り階段/上り階段を順に表示して)、見つけたふつうの上り階段と下り階段の数を数えるとよい。分岐の入口、ポータル、脱出ハッチは、3 つの階段の数に入らない。
- どちらかが 3 つに満たなければ、今いる場所から壁で隔てられた、見えていない区域がその階にある。そこへ行くには、いったん階を出て、上か下の階のまだ使っていない階段から入り直すのがいちばんだ。
- 「3 か所めぐり」は、下り階段を 3 つとも訪れて場所を知っておく戦法だ。知らない場所へテレポートさせられても安全になりやすく、危ない場面で使える階段を複数知っておくと役に立つ。ただし、これには常に危険が伴う。階段を使うたびに、ごくわずかとはいえ命取りになる可能性がある。たとえばシグムンドやグラインダーのすぐそばに出る階段なら、ほとんど打つ手もなく殺されかねない。
- 下り階段も上り階段と大して変わらず、同じように使える。下の階はまだ探索しておらず、たいていはより危険でもあるので、下り階段にはもともと危険がある。それでも、下りるのが比較的安全な場面もある。たとえば縦穴に落とされたあとで上ったなら、下の階段のそばでモンスターが待ち構えているかどうかが分かっている。下の階が未探索なら、新しいモンスターを呼び寄せかねない騒音に気をつけること。
変更履歴
- 0.29より前は、階段が「速い」のは新しい階に入るときだけで、行き先の分かっていない階段がすべて速いわけではなかった。
- 0.28より前は、地獄の各階にもふつうどおり階段が 3 組あった。
- 0.22より前は、プレイヤーの幽霊は階段を使えなかった。
- 0.21より前は、迷宮の本筋の階では、階が作られたときだけでなく、時間がたつにつれてもモンスターが現れた。こうしたモンスターが階段から出てくることもあり、その階段が別の分岐へ通じていると、ほかの分岐のモンスターが今いる分岐に現れることがあった(獣の棲み処で紺碧ジェリーに出くわすなど、なかなか恐ろしい遭遇が起こりえた)。
- 0.20より前は、太古の霊廟の階段は一方通行ではなく、ふつうの階段だった。
- 0.16より前は、階段に化けたミミックがいて、正体を見破られるとプレイヤーに襲いかかってきた。
- 0.13より前は、迷宮や獣の棲み処につながる分岐には、入口は 1 つしかないのに、出口の階段が 3 つあった。